Restaurant name |
Teuchi Soba Wataru
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Categories | Soba、Nihonshu (Japanese sake)、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6272-6377 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区神田神保町2-28 |
Transportation |
292 meters from Jimbocho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
16 Seats ( カウンター4席テーブル3席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 店外に喫煙スペースあり |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2014.7.7 |
マイフォロワーさんとの蕎麦屋飲み。
今回は信頼のおけるマイフォロワーさんも高評価のこの店。
神保町交差点から白山通りを水道橋方面にしばらく歩き、キッチンマミーのある通りへ曲がり、さかいやスポーツの入るビルの横に店があります。
カウンター席の後ろにテーブル席が並ぶ、ちょっと細長い店内。
予約して行きましたが、金曜日でもないのに19時には満席状態となりました。
お客さんの層は、近隣のサラリーマン風の方が中心の様子。
我々は18時開店の口開けの客なので、混んでこないうちにトットと飲んでしまいます。
サッポロ赤星で乾杯し、早く出せるものを聞くと、柿の白和え(400円)を勧めてくれました。
サクッとした歯ごたえの柿のさっぱりした甘味と、豆腐とゴマの風味の衣の相性がいい一品。
店を切り盛りするのは、まだ若いご兄弟。
弟さんが調理担当、お兄さんが酒の仕入れと接客を主に担当し、時として調理の補助にも回ります。
続いて出していただいたのが揚げ物シリーズ3種。
先頭は、生のり入り揚げたてがんもどき(850円)。
揚げボールのような外観。
表面はカリッと揚がっています。
中は、生海苔の入った豆腐の和え物の様相。
生海苔の香りが昇ってきます。
普通のがんもどきのように、中まで完全に揚げてしまうのではなく、かなり熱い白和え状態。
こういうがんもどきは初めてでした。
2番目の揚げ物は舞茸の天麩羅(1,000円)。
かなり大きな舞茸で、旨味がしっかり閉じ込められてます。
3番目の揚げ物は、銀杏百合根かき揚げ(1,100円)。
銀杏はねっとり、百合根はほっくり、そして全体はカラリと揚がっています。
揚げ物はいずれも塩でいただくのですが、どれも素材の味がよく出ている作りでした。
さて、この揚げ物で勢いをもらった我々は、定番メニューの中から、出汁巻き玉子(700円)と鴨ロース焼き(1,500円)を追加。
出汁巻き玉子は、出汁の味がしっかり効いたサッパリ系。
ふんわりした仕上がりでした。
鴨は甘い脂が酒を進ませます。
塩で食べると脂の旨さそのものが味わえますが、バルサミコ酢の入ったタレにつけるとより鴨味が濃厚になるような気がしました。
店のHPによれば、「こだわりの手打ち蕎麦と、厳選した日本酒と、やさしい肴の店」がコンセプト。
確かに旬の素材を活かした気の利いた肴が揃っていました。
で、こうした肴に日本酒が合わないわけがありません。
この日いただいた日本酒は、酉与右衛門山廃純米をスタートに、佐久の花純米無ろ過原酒、磐城寿山廃純米、丹沢山純米、東光純米、神亀純米ひやおろしといったことろ。
これを飲んでみると、お兄さんの酒の仕入れの軸が見えてきます。
それは、旨味がしっかりしたガツンと飲みごたえのある存在感のある酒だということ。
こういうガツンとした酒なので、肴がやさしいのはバランスがとれているのでしょうね(^^♪
しこたま蕎麦前を楽しんだ後は〆の蕎麦。
せいろは、田舎と細打ちの2種があるので、合盛にしてもらいました。
他のお客さんの注文をさばきながら蕎麦を準備してくれます。
まず蕎麦つゆと薬味が運ばれてきました。
山葵がすりおろした本山葵ですね。
舐めると最初はちょっと甘みがあります。
その後に、2種類の蕎麦が乗ったせいろがやってきました。
細打ちは端正で瑞々しく。蕎麦の風味がふわんと広がってのど越しも良し。
田舎は、細打ちよりも蕎麦の風味が強いですが、もそもそしたところはなく滑らか。
どちらも甘みが口の中に広がってくる蕎麦でした。
そのそばを受け止めるつゆは、落ち着いた旨味で丁寧な仕事ぶりを感じるもの。
ちょっと蕎麦粉が足された蕎麦湯で伸ばすと、その旨味がさらに良く味わえます。
蕎麦前も蕎麦も上々の出来。
ご兄弟の息の合った仕事の成果を味合わせていただきました。