Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
「つけ麺」ではなくて、「中華もり」の商品名での販売に拘っているのは「大勝軒の味と心を守る会」の店だからと思います♫
令和5年11月10日(金)・再訪3回目(千代田区神保町)
もう10年位前になるのかな・・元々有った「のれん会」と
某氏が新しく立ち上げた「大勝軒の味と心を守る会」に別れ
独自の方向性をそれぞれ出し初めました。これらに付いては
ネットに色々な情報が流れてますので深くは書きません・・
そんな騒動も落ち着いた感があるので久々に神保町と九段下
の間にある大勝軒BRANCHINGに行って見る事にしました。
ところで大勝軒はつけ麺の元祖なのは周知の事実ですが当時
「商標登録」をしてしまったのが「つけ麺大王」の運営会社
でしたので何方も登録せずに自由に「つけ麺」を使っていた
のにある日から使えなくなってしまったのです。
この件は生前の山岸氏がラジオインタビューで語っていたの
で間違い無いです。悔しかったと言ってました、うちが元祖
なのにとね~(つけ麺の・・)。
時代は昭和40年代後半だったか、店内に有る昔のメニュー
には「元祖もりそば」と書いてあって推定で、つけ麺が使え
なくなった頃だと思います。台頭したのは「つけ麵大王」!
それと中華もりばかり取り上げられますが本来は今で言う所
の町中華なのがメニューから見て取れます。元祖を付けての
チャーハン、硬い焼きそば、焼きそば等色々で此等はいづれ
食べたいと思いまして今日の所は元祖の中華もりを頂く事に
しました、チャーシューをプラスして¥1300ですね♪
茹で時間は長いでして10分位で着丼です。麺は中太で白が
が強いのは変ってなくて推定250㌘はあるかな?
つけ汁は醤油味で相変わらず、動物系、魚系、酸味、甘味と
僅かな辛味をぶつけるような味で、これが自分自身は初めて
食べたつけ麺の汁の味です♪ 具材はチャーシューが4枚と
デフォルトようの細かいやつ、メンマ、海苔、葱、鳴門巻の
内容です。
量は多いけれど、するする軽く食べ終わってしまいました。
そして丼底に残った液体は水切りを甘めにした為の残り水と
言っていて敢えて「スープ割り」を出さずに残った丼の底に
ある水でスープを割る・・と、聞いた事がありますが、今日
見た所は普通の水で無くて何らかの出汁が出てる気がした!
写真6にあるように意図的に水切りを悪くしても、あんなに
多くは残らないと思いました。今ではポットに割りスープが
置いてありますので普及のスープ割りも出来ますが、残りの
出汁か水(?)で割らなくとも割っても良いと思ってます。
もし残った水分が昆布出汁なら今、流行っている昆布水つけ
麺を当時から取り入れていたの仮説が出来ますがすべて推測
の域ですね~
いずれにせよ信州出身の山岸氏が日本蕎麦の「もり」に影響
を受けて広まった「つけ麺」或いは、「中華もり」ですので
中華麺を日本蕎麦みたいに賄で食べたのを商品化した山岸氏
には先見の目が有ったと思います。
東池袋大勝軒は「カレーライス」も名物だった!!
平成31年4月16日(火)
数年前にちょっとした騒動があって暖簾会と大勝軒の味を
守る会に分裂をしました。その内容に触れると長くなるので
触れませんが、そのお茶の水大勝軒の何店舗目かの店です。
※「暖簾会」,「大勝軒の味を守る会」は、それそれが山岸氏
の味を後世に伝えようとしているのは紛れもない事実です。
店のある場所は神田神保町3丁目なので俗に言う神田神保町
エリアから少し離れた九段下に近い場所にあります。専修大
も近いですね!
故・山岸氏の東池袋大勝軒はつけ麺(盛りそば)で有名に
晩年はなりましたが元々は中華食堂的な要素があって色々な
中華物を出していたのです。独自のカレーライスもうちの
一つです。ベースの推定ですが中華スープを使っているよう
感じまして蕎麦屋のカレーとも、インドカレーとも、カフェ
のカレーとも違う不思議なまったり感があって辛くはない
けれど何となく郷愁を誘う味のカレーです。勿論、家庭の
カレーとも違います。
店外の券売機で食券を買う方式で、デフォルトのカレーは
¥780、揚げ焼売付きが¥880、カツカレー¥1000
なので価格的には普通です・・らっきょうが無料なのですが
ココイチの幹部に爪の垢でも飲ましたいです。基本的には
らっきょう&福神漬は無料であって欲しいですね!!
注文は揚げ焼売付きのカレーライスにしました(¥880)。
調理は厨房の奥の方で調理しているので、どんなスタイルの
調理かは解らないですが、結構な時間がかかっての配膳で
あります。揚げ焼売も揚げたてでした。
カレーそのものは野菜&肉の形がしっかりと残っている物
ですが一見は家庭風ですが食べると独自の中華スープ感が
何とも言えなく郷愁をそそります。何故、郷愁をそそるか
ですが自分の幼い頃の家カレーは、家庭環境から中華出汁
を使っていたのです。だから、誠に個人的ではありますが
懐かしい味なのです。
大好きならっきょうを10粒位頂いて満足しましたです。
らっきょうは広義のアチャールですね♬ 一味違った意趣
の大勝軒のカレーライスを一度は食べてみませんか?
のれん会から分派した「大勝軒の味を守る会」が、神保町に2店舗目をオープン!
最初に・・・お茶の水 大勝軒が2年3ヶ月前に開店
した時のレビューを抜粋します。
先ずは最初に・・平成27年4月に80才で逝去された
つけめん(もりそば)生みの親山岸一雄氏に「合掌」!!
今更、説明する必要が無いくらいの伝説の店となった
東池袋大勝軒。その店は近隣の再開発で2007年3月
閉店して、山岸氏は体調が思わしくなくて、閉店以前の
2005年には店に立たなくなっていました。時折の味
のチェックのみ・・
それからしばらくした2008年1月、近隣の高速道路
高架下にリニューアルオープン、この東池袋大勝軒が情報
によると1961年開店となっているので、正式には
東池袋大勝軒を継承したのは、こちらと言う事になって
南池袋 大勝軒、滝野川 大勝軒は直轄だそうです。
つけ汁は辛酢甘+塩気は4種類とも際立てていて、同時に
ぶつけるような味は変らないです。まずは麺を1口・・
かなり柔らかく感じますね~・・
個人的には冷たい麺でも腰が強いのが好きなはずなのに
何故か柔らかなこの麺は、かなり美味しく感じます。
でも、旧大勝軒の麺かと聞かれれば開店当初の1961年
から通っている訳ではないので解りませんが少なくとも
平成3年位に食べた東池袋の麺とは違う味でした。
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上記のレビューから2年と3ヶ月経ちました。そして
神保町の交差点の靖国通りを九段下方向に進んで大きな
専修大学前の交差点を水道橋方向に右折して、西神田の
交差点手前の左側に新しく「お茶の水大勝軒」2店舗目
が今年の4月オープンしました。
店外の券売機で食券を買うシステムなので特製中華そば
¥750と、トッピングのワンタン¥200「ポチリ」
ました。店内は直線1本のカウンターのみで、綺麗に
磨きあげられていました。
スタッフに少し質問をしたら、本店の方は絶対に昔の
山岸氏の味を徹底して守る・・・が、店の方針ですが
こちらは、ほんの少し変えているそうです。
外の券売機で¥750の特製もりそばと、トッピング
ワンタン5個(¥200)の食券を購入しました。
昨年暮れも押し詰まった日の夕方に行ったのですが
先客も後客もいませんでした。そして思い出したのは
以前はこの場所に「富山料理」の店が有り氷見うどん
が美味しかった記憶があります。
ほどなくして着丼した、特製もりそば、ワンタン入り
です。まずは特製もりそばの麵ですが、他の大勝軒
よりは白いですが、こちらの本店お茶の水 大勝軒
よりは黄色が強い感じがしました。それと昔の大勝軒
は水切りを意図的に甘くして残った水をスープ割に
使用すると、言っていましたが此方のBRANCHINGは
しっかりと水を切っていました。が、スープ割には
対応するかは確認しませんでした。
つけ汁は相変わらず酸味、塩味、辛さ、甘さを挌闘
させるようなタイプで、案外と辛さと酸味が目立つ
感じではありました。つけ汁に入っている具材は
チャーシュー、めんま、茹で玉子半分(全熟)、葱
海苔でした。勿論、有料のワンタンも入ってます。
残り半分位になったら卓上の豆板醤や、刻み大蒜を
入れて味変を楽しみました。まあ、無難に美味しい
と思いましたが先入観があるのかお茶の水 大勝軒の
方が美味しく感じました。本店の点数が「3.54」で
支店の方が「3.52」の点数を平成30年1月4日の
現在で獲得していますが、両店とも頑張って欲しいと
思います。
Restaurant name |
Ochanomizu, Taishouken
|
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Categories | Tsukemen、Ramen、Curry |
03-5357-1064 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都千代田区神田神保町3-10 |
Transportation |
The closest station is Jimbocho Station. From Exit A2, cross the traffic light in front of Mizuho Bank towards Tenya, turn right, and walk for about a minute. Right next to Senshu University 335 meters from Kudanshita. |
Opening hours |
|
Budget |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
28 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome |
The opening day |
2017.7.13 |
令和5年12月27日(水)・再訪4回目
大勝軒の復刻版商品が気になってしょうが無いよん。復刻版の
かつ丼、硬い焼きそば等はこの日は売り切れだったので可能な
チャーハン、カレーライス、シューマイカレー、カツカレーが
有ったので熟考の末に「大勝軒のシューマイカレー」に決定!
カウンターには鉄製のスープ割りのスープが入った物と冷水が
入ったプラスチックのボトルが並んでいて不覚にプラスチック
のグラスに水で無くて割スープを注いでしまいました(^_^;)
私の次に入店した人は復刻版大勝軒のチャーハンを頼みました。
が、それの調理も始まって五徳と北京鍋のこすれる「ガコガコ」
の音が聞こえて来て、やっぱり元は大勝軒は中華食堂なんだな
なんて思ってましたら、私の復刻版大勝軒のシューマイカレー
が出来上がりました。
瞬間に立ち上る香りはSBの赤缶カレー粉を開けた時の香りがし
鼻腔を刺激するし、いかにもジャパニーズカレーのイメージ♪
ベースはラーメンのスープなので独特の風味になってますね!
思い出せば実家の中華調理屋でも赤缶のカレー粉をベースに
色々と入れてルーを焙煎する父親の姿を思い出しました・・
具材は豚肉、人参、じゃが芋がダイスカットで入ってますね。
ライスは200グラムと少な目で辛さは中辛位ですが赤缶独自
のスパイス感が堪らなく良い香りですよ♫
そして、シューマイですが肉肉しい詰まったシューマイを揚げ
カレーにトッピングしてありまして大変に相性が良いですね♪
そのシューマイですが蒸したまま、それを素揚げは有りますが
衣を付けた「カツスタイルシューマイ」は他店では、見当たり
ませんです。カレーライスで¥980、カツカレー¥1300
シューマイカレー¥1150なので、ライスの量を標準的量の
250㌘にして欲しかったです。小腹減りが早くきたなぁ・・・
さて、大勝軒ですが生前の山岸氏は来る人拒まずで弟子を取り
修行がきつくて3日でケツを割って逃げ出した人も自身で山岸
マスターの弟子だったと、2ショットの写真を店に飾ってある
少し眉をひそめたくなるような店があるのも事実ですが、逆に
ひばりが丘のサニーや駒込の麺屋 ごとうなどは山岸の味を忠実
に受け継いでいますが大勝軒の名前は出してはいないです。
そして「のれん会」から袂を分け「大勝軒の味と心を守る会」
を立ち上げた田内川氏は町中華だった頃の(つけ麺が主流では
無い頃・・)の大勝軒の味を復刻させようと頑張ってます・・
町中華が閉店していくなかで、昭和30~40年代の庶民の味
だった色々な日式中華料理を絶やさないように頑張ってるのに
エールを送りたいですね♬