Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
ステーキよりステーキかもしれないステーキハンバーグ
水道橋で仕事をしてたとき。手軽においしい肉を食べたいときに重宝していたお店。本郷三丁目の交差点の角にあって、場所そのものは目立つ場所はずなのに他のテナントの看板が派手でちょっと埋もれた感じ。隠れ家っぽさがこの店らしい。
螺旋状の外階段をタンタン上がると、お店はニギヤカ。近所に東大があるということもあって学生グループにサラリーマンが食事をしてる。ランチタイムがまもなく終わるタイミングにて、手軽なランチがまだ注文できる。
ランチセットにはもれなくスープがついてくる。具材たっぷりのミネストローネで味がしっかりしていておいしい。良心的にニッコリします。
ココの名物料理をもらう。
ステーキハンバーグという、ボクが30代の頃からずっとココの名物料理として売れ続けているユニークな料理。
ステーキ肉を包丁で細切りにして熟成させる。
塩とスパイスを揉み込んで、つなぎを使わず肉と肉を圧縮しながらパテ状にする。
それをこんがり焼き上げる。
表面ガリッと焦がして仕上げ、熱々に焼いた鉄板の上にモヤシ。上にステーキハンバーグをのっけてコーンとポテトフライをのっけて仕上げる。
4種類ほどソースが用意されてるんだけど、昔からこのステーキハンバーグにはせんごくバターという調味料が一番おいしい。
アンチョビを混ぜたバターにパセリをまぜて絞り出したモノで、このバターだけでもご飯が一杯食べられそうな味わい深さ。
ジュウジュウモヤシが焼ける音。おいしい香りが鼻をくすぐり、ナイフでスパッと切り目を入れると、中からジュワリと肉汁が出ておいしい香りの蒸気が沸き立つ。ちなみにここでは「ステハン」と呼ぶ。グラム数が選べて300gをたのむ。二度目のランチはステハン300!。絶好調。
ひき肉じゃなく細切りの肉。牛肉らしい風味と味わい、そして食感。なにしろ噛むと歯ごたえがあり、顎とガツンと叩く食感がなんともたのしい。
昔に比べてちょっと肉のボロボロ感が強まったかなぁ…、脂が焦げたところも固くて、肉の種類が若干変わったのかもしれない。でもそれも進化と考えればいいのかも…、って思うほどに、ご飯との相性がよくってパクリ。ご飯の上にのっけてそこにふりかけかけて味変えをした。お店オリジナルの青海苔、雑魚に鰹節をすりつぶして胡麻を混ぜて作ったモノで、昔はこれでご飯をお替わりしたんだよね…、と思ったりした。懐かしい。
20代からお世話になってるステハン
本郷通りと春日通りの交差点にある洋食レストラン。
ひさしぶりにきてちょっとビックリ…、それというのも前回までは「せんごくおじさん」っていう丸々太ったシェフのイラストが看板のメインでニコニコ笑ってた。
ところが今は、文字だけでしかも極めて単刀直入。
創業昭和45年。ステーキハンバーグ専門店と、この店の特徴がズバッと書かれてる。子供っぽさが払拭されて、大人のお店って感じがします。いい感じ。
イメージチェンジをするのは大変。
しかもお店の顔になる看板部分をこう大胆に変えるコトって、勇気がいるに違いないって感心しました。スゴいコト。
で、その看板に誇らしげに書かれていたのがこの料理…、ここの名物、ステーキハンバーグでございます。
ボクが学校を卒業してから、ずっと職場は水道橋で、おいしい肉が食べたくなると坂道あがってこの店によく来ていました…、だからとってもなつかしい。
牛肉を細切りにしてそれをギシギシ、手でかためてく。肉の脂やタンパク質でつなぎを使っていないのに肉同士がくっつきかたまり、ステーキみたいになっていく。
こんがりやいて、鉄板の上でじゅうじゅうしながらやってくる。
切ると肉と肉がくっつきあってできているのが見て取れるけど、口に入れるとがっしりとした歯ごたえがたしかにステーキ。
アンチョビの旨味を加えたメンテルバターの風味を借りてワシワシ食べる。
肉の重さを選べるところがありがたく、今日はモリモリ300g。あっという間にお腹の中に収まっていく。
ステーキハンバーグの下にはもやし。シャキシャキとした歯ごたえたのしい。
スイートコーンにフライドポテト。フキをブイヨンで煮込んだところに干海老加えたサイド料理がみずみずしくて、ご飯がすすむ。オゴチソウ。
テーブルの上にはふりかけ。パラリとかけてご飯をたっぷり食べてって…、って心遣いがまたありがたかったりしたりする。
お腹を満たして本郷三丁目から地下鉄にのり、四谷三丁目まで乗り換えなしにガタゴト帰る。丸ノ内線にはなぜだか「三丁目」の駅がたくさんあるよね…、と改め思う、オモシロイ。
Restaurant name |
Youshokuya Sengoku(Youshokuya Sengoku)
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Categories | Yoshoku (Japanese style western cuisine)、Hamburger steak、Steak |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3816-5466 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都文京区本郷4-2-1 芙蓉堂ビル 2F |
Transportation |
【大江戸線】・【丸の内線】本郷三丁目駅徒歩2分 22 meters from Hongo Sanchome. |
Opening hours |
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Budget |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
28 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter,Sofa seats |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out,Delivery |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Children menu available,Baby strollers accepted |
Website |
本郷三丁目にきた理由が実はとある料理を無性に食べたくなったから。
「せんごく」っていう洋食屋さんが三丁目交差点にあってそこの「ステーキハンバーグ」が目当ての逸品。
牛肉を粗く叩き切ってつなぎを使わずパテに仕上げる。ステーキみたいなハンバーグという、最近ではファミレスチェーンでも扱っているこの料理が、産まれた場所はおそらくこの店。
水道橋にオフィスがあった頃、肉が足りないって思うと坂道上ってここまでやってきていた。「今日はステハン食べに行こうか」って思った途端にお腹がグーッと反応するのがたのしくて、気合をいれて来ていたものです。
ステーキハンバーグ200gのセットをたのみ、サラダをつけてまずサラダ。
ドレッシングが3種類。
和風、洋風と揃う中、コーンドレッシングっていうのがあって、薄めのコーンポタージュみたいなぽってりタイプ。
とうもろこしの香りと甘味。
スッキリとした酸味がおいしくシャキシャキ野菜をお腹におさめる。
オニオンスープでお腹をほどよくあっためた、その頃合いでメインが登場。
鉄板の上にもやしにコーン、フライドポテトに主役のステーキハンバーグ。上には「せんごくバター」ってソース代わりのバターがのってて、これがおいしい。
アンチョビの旨味や風味、しっかりとした塩味がバターのコクと一緒になってステーキハンバーグをおいしくさせる。これをご飯にのっけて食べるとかなり優秀な飯泥棒になりもする。
ナイフで切るときの感触は上等なステーキを切ってるような感覚。ざっくり切れて口に運ぶと脂の香り。噛むとガツンと奥歯を叩いて壊れつつジュワッと肉汁を吐き出していく。
おいしいなぁ…、やっぱりおいしい。なつかしい。
ステーキって切るところによって脂の乗り方や肉の状態が変化するからどれも同じとは限らない。いつも同じを約束できない料理でもあり、それでハンバーグが大衆料理の王様になったんだけど、ステーキハンバーグはステーキの食感、味わいとハンバーグの便利な特徴をあわせもった最終兵器じゃないかしら…、っていつも思って感心をする。
ご飯の上にオリジナルのふりかけのっけてパクリパクリと。こういうものがおいしい店ってちょっとステキでありがたい。昔はもっともやしがたくさんあったのになぁ…、肉の脂をまとったもやしがおいしかったのに。ただもやしが焼けるとみずっぽくなる。せっかく焼けたステハンが濡れてしまうと台無しだから、今の分量になったんでしょう。ちょっとさみしい…、しょうがない。