Restaurant name |
TOKYO LIGHT BLUE HONGO-3(TOKYO LIGHT BLUE HONGO-3)
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Categories | Udon (Wheat noodles)、Tempura |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都文京区本郷2-39-7 |
Transportation |
本郷三丁目駅2番出口徒歩2分 113 meters from Hongo Sanchome. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
9 Seats ( 立ち席のみ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Food |
Breakfast |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome
テイクアウトあり |
妙ちくりんな店名をつけたがるのは、なにもラーメン店ばかりじゃない。
旧店名は「こくわがた」。
五反田発、首都圏に展開する讃岐うどん「おにやんま」から出たチルドレン。なので店名も昆虫系だったわけで、ここから出たのが野方「つくつくぼうし」。
孫にはしっかりトンボのDNAが受け継がれているのに、途中で突然変異が起きちゃった。こうして亜種や新種が誕生していくのね。。。
「ホンゴウスリー」と気取っているだけあって本郷三丁目にある。
東大生のお膝元、きっとここのお世話になって赤門をくぐった人も多いはず。現にそういう記事を見つけたし。
「おにやんま」五反田の本店は清潔感もアレだし、肝心のうどんにコシがなくて、ここが本当に東京における讃岐うどんの聖地なのかと、自分の舌を疑ったくらい。
たまたま?他の店舗はどう?もしかしたら他の「おにやんま」は違うかも。と思いつつ今に至る。
平日の16時近い微妙な時間帯なのに、店内は先客でひしめき合う。
もちろんカウンターのみのオールスタンディングで、うなぎの寝床ならぬうどんの寝床のような狭いつくり。
券売機より限定の文字に惹かれて横を見ると、壁に限定の内容が貼ってあるので確認のうえポチり。
満席ではないものの、人ひとりが立てるくらいのスペースがちょこんちょこんと空いている。
そこに体を滑り込ませ店主の動きを目で追っていたら、生姜と天かすを入れるかとのコールに即答でイエス。よく見たら食券にきまなみなんて書いてある。きまなみ?はあ?
以前は限定をきまぐれと称していたときの名残らしく、きまぐれ並=きまなみ、というわけね。もう完全にラーメン屋じゃん。
それはいいとして、ライトブルーって何よ。ブルーライトなのはヨコハマだと昔から相場が決まってるんだ。
モヤモヤしながらも、着丼した姿に目が釘付け。
ラーメンでまぜそばはよく見かけるが、うどんで汁なしをやっちゃうか。てか、それがむしろ本場讃岐っぽい。
あちらの人はうどんに生醤油だけぶっかけて、ビニール袋にうどんを入れて歩きながらちゅるちゅる。仕舞いには自分でうどんを湯がいて食べて丼を下げて帰るという究極のセルフスタイルがあるとも聞いた。
エッジの立ったうどんは顎が疲れるくらいにゴリゴリにコシが強く、小麦の風味もばっちり。もうこの段階で「おにやんま」で味わった違和感は払拭された。そうか、これは脱皮だ。進化だ。
湯気が立つ揚げたての野菜天をかじってびっくり、カリカリサクサクな芋。鰯天は有りそうで関東圏ではあまり馴染みがないのでこれも新鮮。いやいや。。。こりゃ本物だぞ。
卓上の醤油をまわしかけ、生卵を割り、天地返し。
頭の中で生姜マシマシ、天かすマシマシ、ネギだく、つゆだく、あと何だっけ。
戦後日本人がGHQの秘密兵器コーラによって骨抜きにされてしまったように、いつから在来種はメリケンに染まっちゃったんだよ。。。と、どうしても店名の横文字に違和感があったわけだが、食べてなんとなく納得。
店主は「おにやんま」の系譜から脱皮して、ネオトウキョウ讃岐うどんを構築したかったんじゃ。
とはいえ、立ち食い上等だし余計なお世話かもしれないけども「こくわがた」のほうが店の雰囲気に合ってるんじゃないかとあらためて思った。
なので★4つあげたいところ、やっぱり腑に落ちないので。