Restaurant name |
J's Bakery(J's Bakery)
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Categories | Bread、Sandwich |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5844-6142 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都文京区西片1-2-2 NKビル 1F |
Transportation |
都営地下鉄三田線 春日駅 A6出口から徒歩3分くらい 298 meters from Kasuga. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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Website | |
Remarks |
パンの取り置き可能 ただし店頭のみ(電話不可) |
この日は某大学で行われたイベントに参加するため、都営三田線の春日駅まで出向きました。
ランチは、春日駅至近の「レストラン せんごく 春日本店」でとりましたが、この日はランチ後に店を変えてコーヒーを飲んでいる時間的余裕が無かったので、レストランせんごくでアフターランチコーヒーも頼み、同店を出た後は、すぐに菊坂下にあるこちらのベーカリーで翌日の朝食用パンを調達することにしました。
当店は、菊坂下の交差点のすぐそばで営業しているお店ですが、こちらの場所では、以前「アトリエ・ド・マヌビッシュ」というベーカリーが営業していました。
20年間営業してきたとても人気のあるベーカリーで、私も利用、レビューしたことがあるのですが、惜しまれながら2019年4月7日で閉店となりました。
そしてほぼ居抜きの形で経営者が変更となり、2019年6月に当店がオープンしました。
と言っても、まったく無関係の経営者変更ではなさそうで、一部のパンにはアトリエ・ド・マヌビッシュのレシピを使用していたりするようです。
新オーナーシェフは、坂井純さんとおっしゃいますが、ジェイズベーカリーのJ'sは、純さんのお名前から来ているものと推測されます。
坂井シェフ、ググっても経歴等の有効な情報にほとんど行き当たらないのですが、レシピ承継などから、アトリエ・ド・マヌビッシュの山本和弘さんと何かしらご縁のある方ではないかと推測されます。
また、お店のHPを設けており、営業日情報のほか、曜日ごとのパンの焼きあがり時間の目安を発信するなど、なかなか意欲的な姿勢も見受けられます。
この日は、ランチを終えた12時過ぎの訪店となりました。
菊坂下交差点際にあるお店は、庇の色がアトリエ・ド・マヌビッシュ時代のグリーンから赤に変わったくらいで以前のお店の面影を漂わせています。
自動扉を開けて入店します。
店内はかなり人が入っています。
入って正面と右手の棚にパンが並べられており、正面のパン棚の向こうには店員さんが2人いて客を捌いています。
パンは、ハード系、食事系、菓子パン系と結構バラエティーに富んでおり、そして値段はかなり抑えめに設定されています。
例えば、クロワッサンは@200円(税込み。以下、同じ。)、塩パン@140円、クリームパン@180円、メロンパン@160円、ベーコンエピ@240円、焼きカレーパン@240円などです。
いわゆる街のベーカリーにちょっと毛が生えたレベルの価格と思われます。
セルフスタイルなので、吟味の上トレイにパンを乗せてレジの列に並びます。
今回は、以下2点を購入しました。
・マスタードウインナー@240円
・あんぱん@180円
合計420円
まずまず安く済んだかなという印象です。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
マスタードウインナーは、レンジで20秒チンした後、600Wのオーブンで4分間加熱していただきました。
いわゆるソーセージフランスにしては、とても大型のパンです。
縦に切れ目が入っており、そこからウインナーソーセーシがのぞいていますが、ウインナーは、端から端まで詰まっています。
ジューシーな粗びきソーセージはなかなか美味しく、粒マスタードの風味づけもフランスパン生地との相性がいいです。
そのフランスパン生地もクラムに適度な気泡があって、引きの強さもあってなかなか秀逸。
これが240円なら満足度は高いです。
あんぱんは、ソフトなパン生地で北海道産小豆のこしあんを包み、表面にはポピーシードがちりばめられています。
パン生地は、ほんのり甘味があってまずまずだったのですが、私はこのこしあんはまだ工夫の余地があるのではと思いました。
やや水っぽい感じで、和菓子には合うのかもしれませんが、あんぱんの具としては甘さが強過ぎる点も含めてピタリはまっているとは言えないように思いました。
小豆の風味の引き出し方も弱いように思いました。
まだまだ発展途上のベーカリーと思われ、今後いろいろと試行錯誤していくと思われますが、その中で検討いただければと思いました。
それでも、全体的には、よくまとまっているベーカリーで、このレベルのお店が来てくれたら、旧アトリエ・ド・マヌビッシュ山本和弘さんも安心して見ていられるのではないでしょうか。
この日私の周りでパンを購入していたお客さんは、ほとんどの方がスタンプカードを持ったリピーターさんのようで、早くもこの地域に根付きつつあるのかなと感じました。
春日における新興ベーカリーとして、日々レベルアップを目指しながら末永く頑張ってもらいたいですね。