Restaurant name |
Asakusa Manosu(Asakusa Manosu)
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Categories | Russian |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3843-8286 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都台東区雷門2-17-4 |
Transportation |
東京メトロ銀座線【浅草駅】徒歩3分 174 meters from Asakusa. |
Opening hours | |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
30 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店の前に、コインパークあり 約10台 |
Space/facilities |
Comfortable space |
Drink |
Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Take-out |
The opening day |
1969.3.21 |
浅草ではもんじゃや蕎麦ではなく、ロシア料理、それもキャベツロールを食べるのがツウらしい。
そのロシア四天王と呼ばれるのが、
浅草マノスと、その弟子のボナフェスタ、
そしてボナフェスタの弟子のストロバヤ、ラルースだが、
前回、私はマノスにボナフェスタの口コミを投稿してしまったので、
今回は間違えられない。
で、そのキャベツロール...
ロールキャベツと区別する為に、
キャベツロールと名前を変えているかと思ったら
cabbage rollが本来の名前らしい。
実はroll cabbage は英語として間違っており、すなわち和製英語である。
まず、rollが名詞 か動詞 なのかが不明確、
名詞だと「キャベツを巻いたもの」になり、
巻いたり包んだりする対象が 「肉・野菜」 でなく、「キャベツ」 になってしまう。
動詞だと「キャベツを巻いたもの」と意味になり、もはや料理ではなくなる。
マノスは、創業当初(昭和44年)から変わらぬレシピで作っているから、
本来の名前であるroll cabbageであることと、関係があるかもしれない。
↑読むの面倒臭い、と思うだろうか。
それが、正しい。
因みに、
見た目は草食系、性格は肉食系である
キャベツロール男子を英語で表現すると、
cabbage roll boyじゃなくて
a wolf in sheep's clothingらしい。
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マノスコース 5800円
・魚介のサラダor鴨のテリーヌ
・壺焼きのクリームスープorボルシチ
・牡蠣のグラタンorオマール海老の殻焼き
・cabbage roll
・デザート
・ピロシキ(+300円)←二人でシェア
・ロシアンティーorロシアンコーヒー
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ボナフェスタを思い出しながら書いてみた。
パンはソフト系一種。
ボナフェスタは3種ついてきた。
今回は、ローズマリーか、ハーブの香る小型の食パンで、生地がもっちもち。
これだけでも旨いが、ピンク色のソーセージのペーストを付けると、旨さが格段とアップする。
思わずお代わりしたくなるが、
マイレビ様に「お代わりすると後でお腹入んなくて後悔する」と、何度も言われた。
何度言われたことか、
そこまで言わなくてm...
(そういう方を何度も見てきているんだろう)
止めておいた...
ボナフェスタの前菜は、
中央にちょこんと盛られ、
繊細に、クリスマスのリースのように、
飾り付けされていた。
私は、貧しい少女だから、
こういうものが、恐れ多くて
緊張しながら、フォークを突いていた。
ところが、
マノスは、ガツンと、たっぷりとして
「何も考えなくていいんだよ、
腹が満たすまでに、食べていいんだよ」
と私に訴えかけるような...
貧女に捧げるような、慈しみのブーケだった。
テリーヌも、
ガッツリとしている...
内蔵、身体、心臓、
豚の全身を粗微塵にし、
繋ぎ止め、大きな肉塊となる。
口の中で、断片がポロポロと墜ちてゆく。
スープは、ボナフェスタと同じく、フタにリボンがついている。
その、彼女の、
可愛い髪飾りをとらぬよう
彼女の生身に近づきたいと、ぱいを脱ぐ。
すると、それはぱいではなく、
むっちりと、弾力あるパン生地...
中々切れないから、
生身=スープは爆発し、
リボンは、穢れてしまった...
それでも、ちゃんと生身に辿りつけたから
がっかりしていない。
こってりと濃厚なクリームに、ホタテ、マッシュルーム。
ボナよりは、ややあっさりだ。
ボルシチに、リボンはない。
ボナにはあった。
「ぱい」もない(あたりまえだ)
ビーツをふんだんに使い、
燃え上がるheart color...
かき混ぜると、暖かな、オレンジ色と化す。
ビーツの甘みが強く、
ポテトゴロゴロしているところは、
ボナにないところ。
ボナは、もっとブイヨンが効いており
濃い色で、肉肉しく、
マッチョ系男子のようだった、
これは、リボンはないが、
「ぱい」もないが、
可憐な女子のよう...
マノスの5800円コースには前菜が2種あるが、
ボナの5800円コースにはなかった。
その、海老と牡蠣は、
大きな身体を私に晒し、
「何も考えなくていいんだよ、
腹が満たすまでに、食べていいんだよ」
と呼びかけてくれる...
マヨは、あまり得意でない。
マヨご飯なんて信じられない。
それでも、
海老と牡蠣に乗ったマヨは、
サラッとして、爽やかな風味を残し、
ああマヨってこんなに美味しかったんだと、
そう思った...
そして、cabbage roll...
ナイフで切ろうとしたが、
要らないって言われた。
でも綺麗な断片を撮りたいから、
ナイフで切った...
なんも、力も入れず、スッと切れてしまうから
確かに、ナイフは要らない...
口にすると、とろろんとして
あの、パリパリとしたcabbageが、
こんなにも柔らかく、融けてしまうことに
驚いてしまう...
そして、こんなに柔らかいのに
煮崩れせず、真ん丸としていることにも
驚いてしまう...
ブイヨンがしっかりと効いていて、
ほんのりとしたサワークリームの酸味が心地よい。
ボナは、もう少し酸味が強く
たっぷりとクリームがかかっていた...
ひき肉は、ポロポロとして、
ピロシキに入っている肉と似ている。
ボナは、ステーキを細かく細かく刻み、
ホロホロとしたような形状だった。
デザートは、
ラズベリーとブラックベリーのジェラートに、グレープフルーツとベリーを乗せたものと、クリームブリュレ。
ロシアンティーは、ボナと同じく、
これでもかってぐらいの苺ジャムを入れる。
しかし、これが甘過ぎない、
スッキリとした甘味と、
たっぷりとした果肉、
まるでスイーツを食べているような感覚だ。
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料理を待っている間、
綺麗な、マダムがやってきて、
俺を、可愛いと言ってくれた。
優しい、マダムだなあと思ったら、
なんと、ここの、オーナーだった。
そんな偉大な方に、
こんな惨めな俺の姿を晒したことが、
恥ずかしくて、ならなかった。
20代の女性スタッフに、
俺よりもピカチュウの方が好きと、
言われたことがあったのに。
マノスとボナどっちが好きかといったら
そんな、優劣つけるもんじゃないと思う。
どちらとも、それぞれの良さがあって、
どちらとも、違う意味で好きだ...
好きだ...♡
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☆浅草のロシア四天王まとめ☆
マノス:
浅草ロシア料理の本家。
値段は標準でありながら、パンサービス有、ワインの知識有。
ボナフェスタ:
高級志向のフレンチ寄り。
パンサービス有、ワインの知識有。
ストロバヤ:
大衆ロシア料理。
パンサービス無、ワインの知識無。
ラルース:
高級ロシア料理。
パンサービス無、ワインの知識無。
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ご馳走さまでした。