あたたかい下町のとんかつ屋さん
今日は合羽橋のユニオンコーヒーで豆を仕入れてから西浅草の梅源できんつばを買うと、時間は12時前、昼飯どきを迎えた。結構空腹なので、久しぶりに十八番で炒飯でも食べようかと思ったものの、既に店外待ち1名。あそこは昼飲み衆も多くあまり回転がよろしくないので、断念して浅草の繁華街方面へ向かう。
しかしさすがは休日の浅草、とにかく人が多い。土曜に浅草で昼飯は厳しいかなぁなどと思案しながら歩いているうちに、だんきさんの前に行き着いた。あ、腹も減っているし、とんかつとか揚げ物もいいな。店内を覗いてみると、まだ空席ありだ。ホッとして入店し、小さなテーブル席に案内される。
メニューが豊富で迷うが、ここはお得にいろいろ食べられるミックスA定食だ。注文を取りに来たお姉さんが、サービスでご飯を大盛に出来ますよ、と言ってくれたので、ついお願いした。
待っている間に次々とテーブルが埋まっていく。観光客よりは常連さんが多い模様。いいタイミングで入れたなぁ。
さて、やってきました。相変わらず嬉しいボリューム感だ。こんもりキャベツに、メンチカツ、ひと口ヒレカツ、チキンカツにキスフライ。芥子もたっぷり。盛り付けも綺麗だ。これはご飯を大盛にしてもらって大正解だったな。
先ずはヒレカツを塩で。柔らかくて豚肉の甘みを感じる。じんわりと口中に肉汁が滲み出て旨い。
メンチカツはなかなか立派な大きさ。こちらのメンチ、ふわっとしたソフトな食感なのに肉汁はしっかり溢れてくる。口当たりは軽く旨みはしっかりという傑作メンチだ。
チキンカツも柔らかい。キスはサクッとした揚げ具合。どれもみな、丁寧に揚げられていて、このボリュームなのに胃がもたれない。脇役のなめこの入った味噌汁も、ほっとする優しい味でありがたい。
いやあ、満腹満腹大満足であった。
こちらのお店は、リーズナブルに美味しい揚げ物をたっぷり頂けることはもちろんだが、お店の皆さんの気持ちの良い接客のおかげで、いつも心地よく食事を楽しめるところが素晴らしい。
次はカキフライとお酒を目当てにお邪魔したいと思います。
Restaurant name |
Danki
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Categories | Tonkatsu (Pork cutlet) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3843-8477 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都台東区浅草1-14-4 |
Transportation |
地下鉄銀座線・都営浅草線・東武伊勢崎線 浅草駅 徒歩5分/地下鉄銀座線 田原町駅 徒歩5分/つくばEX浅草駅 徒歩3分 239 meters from Asakusa. |
Opening hours | |
Budget |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
22 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Drink |
Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Remarks |
チャージ料&サービス料:なし |
いよいよ本年も最終日。天気も良いので簡単に掃除を済ませ、年越し蕎麦を食べに行こう。蕎麦屋が多いのは浅草かな、とぶらぶら向かってみる。
しかし浅草に着いてみると、ひら山はいつも以上の大行列、いや、おざわの行列の長さも負けていない。老舗の蕎麦屋数軒もやはり待ち人多数で、人の列がないと思えば持ち帰り蕎麦のみの営業という具合だ。
やはり大晦日だし仕方ないか…まあ、昨日も神楽坂で蕎麦屋飲みをしたし、蕎麦は諦めよう。とは言っても、開いている店は蕎麦屋以外でもどこも混み合っているようだ。どうしたものかと思案しながら路地を彷徨っていると、だんきさんの前に流れ着いた。ダメ元で店を覗いてみると、空席があるではないか。蕎麦とは真逆の方向性だが、腹も減ったことだし本年最後の外食はだんきの揚げ物としよう。
先ずは瓶ビールをお願いする。いつものつまみ系の黒板が出ていないので今日は揚げ物のみなのだろうか。では、単品でエビフライにメンチカツといこう。
普段あまりエビフライは頼まないのだが、今日はなぜか無性に食べたい気分である。やってきたエビフライは、大ぶりのエビが2尾。たっぷりキャベツも嬉しい。レモンを絞ってソースをかけて、熱々のところにかぶりつく。サクッとした衣に包まれたプリップリのエビが美味い。ビールとの相性も抜群だ。いやあ、エビフライってこんなに美味かったんだなぁ。思えば、天ざるを食べたかったので、エビフライに反応したのかもしれない。
続いてメンチカツがやってきた。ここのメンチは名品だ。今日も肉汁ジュワッとジューシーで美味い。肉汁がたっぷりのメンチを塩でいただくというのもいいものだ。
ご飯は食べなかったが、ビールを飲んだこともあってすっかり満腹になった。
会計を終えると、今回も店の方が丁寧に外まで見送ってくれた。相変わらず温かいお店だ。今年最後の外食は当初の想定からはだいぶ外れてしまったが、結果的にお腹も心も大満足であった。
来年も素敵なお店、美味いものに、たくさん出会えますように。それでは皆様、よいお年を!