Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Yori Michi
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Categories | Japanese Cuisine、Unagi (Freshwater eel) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3844-8634 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都台東区浅草1-15-8 |
Transportation |
東武浅草駅、銀座線浅草駅から徒歩10分、 280 meters from Asakusa. |
Opening hours |
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Budget |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
25 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
今日の昼飯は浅草の 初小川 で久しぶりに鰻を食べる予定にしていた。
開店時間の二十分程前に店前に着いたのだが既に【本日は予約で満席でございます】の
例の立て札が店先に出されていた…。
しかし中に人が居る様子も全く感じられない…。
入口の戸の上部には外鍵が付けられていたから少なくとも未だ店内には人は居ない筈。
ひょっとして今日は休みかな? 不定休の店だから…。
とりあえず時間潰しに、ちょいとその辺を散策してみることにするか…。
オレンジ通りから一本、裏手の通り、"とんかつ U" のある道を歩いていくとその先に
【鰻】の幟がパタパタとはためいている店を発見…。店名は日本料理 より道。
店頭では水車がくるくる廻り涼感があり、なかなか良さそうな雰囲気の店であった。
店先に置かれた品書きにちょいと目を通してみると【鰻の新子】と云う文字が目に留まった。
この時期、【天然 鰻】入荷しました。と云う張り紙の文字は時折、見かけることがあるが…
【鰻の新子】ねぇ~。
鮨で喰らう小鰭の大きさになる前の稚魚の【新子】は夏の味覚であり好きだけど…。
初小川の鰻重を喰らう前に瓶ビールと鰻の【新子】の白焼で軽く一杯やるか?
時間潰しと物は試しと思いで暖簾を潜ってみた。
店内に足を一歩踏み入れてみると随分と小体の店造りで少々驚く…。
先客は誰も居ないし店の方も居られない。人の気配が全く感じられない店だった。
センサーでも反応したのだろうか、ガチャガチャ…と何処からともなく音がしたと思ったら
"どうぞ、お好きなところにお座りください…" とインターフォンごしの声に、またまた驚いた…。
左右に堀炬燵式の小上がり席があり、なかなか立派な天然木の座卓が三卓置かれていた。
出入口に最も近い場所に靴を脱いで上がり腰を下ろすと二階から品書き片手に作務衣姿の
妙齢の女性が階段を下りきた。
先ずは【鰻の新子】があるか否かを確認…。
あることを確認後に瓶ビールとともに、その鰻の新子の【白焼】と【肝焼き】を頼んだ。
栓が抜かれた瓶ビールとともに【鰻の頭を揚げた】ようなものが、つきだしとして運ばれてきた。
骨が口に当たらぬように丹念に骨を叩いてから揚げているんですよ…と、か-の女性は話して
いったが箸をつけてみると冷蔵庫から出したての温度…。
ん? これって一体いつ揚げたものなんだろう…少なくとも今揚げたものではないことは確かだ。
口に放り込んだ、ひとつを噛んでみた。 なんか酸化しているような味がするね…。
思わず吐き出そうかと思ったが口に入れた一つはビールで無理矢理、胃袋に流し込んだ。
こりゃ、肝焼きや白焼も期待薄かな…。
その後、十分後に【肝焼き】が、二十分後に【白焼】が席に運ばれてきた。
【肝焼き】は二串ついてきた。
タレの味はさらりとした感じの味で【肝】はプリプリしており、こんなもんでしょう…。
【白焼】は添えられている山葵は何とか"本山葵" のようである。先ず、これは合格(笑)。
白焼はちっちゃいけど 【新子】 だからデカイ訳もないしね…。
箸を入れてみると随分と身は柔らかく、すっーと箸はとおっていく。
ひと口、食べてみると、とても柔らかく噛まずとも口の中でとろけていく感じがする。
煮穴子の口の中であのとろける柔らかさの感じと通じるものがあった。
脂分もきつくなく、程ほどで白焼としてはまずまずの出来と云ったところだろう…。
食べ終えて勘定の際に 【鰻の新子】について、か-の女性に尋ねてみた。
生後一年未満の鰻のことを【鰻の新子】と呼んでいるそうで身は、とても柔らかで臭みが
全く無いのが特徴とのこと。
生後一年を過ぎた鰻は身も大きくなるが身も硬くなり臭みも出てくるから鰻は【新子】に
かぎると話されていた。
でも、果たして、そうだろうか?
きちんと蒸しを入れて余分な脂を落とて焼き上げた小振りの鰻と余り大差がなさそうな…。
しかし、先に口に入れた "鰻の頭" を揚げたもののヘンテコな味が口の中に残っている…。
そして勘定…。 瓶ビール+肝焼き+白焼 = ん?何か計算が合わないなぁ~
三つを単純に足し算してみたが会計ちょいと高くないかい…
えっ。 あの酸化したような鰻の頭を揚げた、つきだしが五百二十五円也。
ひぇ~。高っ。 あのヘンテコなものが五百二十五円とはねぇ~…。
味の評価 = ★★(2.0)の内訳は、肝焼き = ★★★(3.0)、鰻白焼 = ★★★(3.0)、
鰻の頭 揚げ (つきだし) = マイナス評価で大幅減点評価の結果。
あの、つきだしの 【鰻の頭】 がなかったら★★★(3.0)でもいいんだけど、お金を取って
あんなのを客に平気で出す神経と姿勢が腹立たしい…サービスの評価も★★(2.0)。
【鰻重】は食べなかったが、【肝焼き】の【タレ】と【蒲焼】の【タレ】はきっと同じタレだろう…
となると食べなくとも容易に想像できる。
今回の時間潰しの寄り道は無駄な より道 だったような気がする(笑)
気を取り直し口直しの鰻重を食べに本命の 初小川 に再度、向かう… To be continued …