Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
ワインのペアリングも良かったです。
食前にシャンパン
アミューズブーシュ
蕎麦がきに合わせた日本酒。香り高くフルーティでワインに近い。
スペシャリティの蕎麦がき。
「広島県かなわ水産牡蠣のコンフィ。純米酒と塩のジュレ、ガリと酢橘をあしらい葱とのアンサンブル。カリフラワーの素揚げとクスクス、キヌアを添え」
ヴィンテージシャンパン。これ最高!
「パプリカ香るグラサージュで焼き上げた塩ダラ、雲子のア・ラ・プランチャのデュオ。ブイヨン・ド・コシュケラをパセリオイルでアクセント。黒豆を潜ませたブランダートと春菊をあしらって」
「鳥取県大山どりモモ肉 フランス産栗を詰めて 64℃でしっとり真空調理 蕪のファルシ、プチヴェールでエスコート、フランス産黒トリュフを添え ソース・アルビュフェラ スプラウトを添えて」
スプラウト。
「愛媛県 塩みかんのコンフィチュール みかんの果肉を合わせ 生姜を一雫香らせて」
デザートワイン。これめっちゃ美味かった。
「パイ生地を苺のあまおうと共に香ばしく焼き上げ苺のボンボンフレを添え、ヴェルレーヌのグラスでエスコート」
手前は茶菓子。マカロンは胡麻の香りと抹茶のクリームの味や相性は良かったがマカロン生地の歯触りは今ひとつ。 手前は七味唐辛子のショコラ。じわじわ来る辛味が好み。
店内からの眺め
何度も通いたくなるのも納得。
浅草にあるフレンチレストラン。食べログアワードブロンズに選ばれています。マイレビ様に予約を取ってもらい一緒に訪問。
頂いたのは、15000円のコース。
⚫︎amuse-bouche
・山形県産ラ・フランスのガスパチョ
ガスパチョの上にはカシス風味の泡、ガスパチョの中にはカシス風味もタピオカも。泡からほんのりスパイシー。
・セグロイワシの酢漬けとラディオブールのピンチョス
元々香りの強い鰯ですが鰯の香りは強過ぎず間に刺さっているガリも楽しめる良い塩梅
・浅草みやげで定番の「雷おこし」の上にクリームチーズ・ケッパー・アンチョビ等
・最中にちっちゃい椎茸・サンマルスランのクリーム・秋王のマリネ等を重ねて
・千葉県出身落花生
ボイルされた落花生にフランスの唐辛子であるピマンデスペレットが掛かっています。
・グリーンオリーヴのマリネ
⚫︎La Farine de sarrasin
底には蕎麦粉とバターで乳化させる事で出来たそばがき。その上には昆布ジュレの層。この二つだけでも上品で美味しいのにそこにキャビアがたっぷりと、サワークリーム・魚醤でマリネされた甘エビ・ウォッカ風味のサワークリーム・天城山葵と足していきます。
フランスの料理ではガレットに蕎麦粉が使われるし実はそんな変わった事はしていなくて。昆布が淡いけど魚醤が強すぎず昆布がぼやけず、リッチな食材の足し算もあって素晴らしいハーモニー。
⚫︎Le Saumon
ニュージーランド産サーモン「オーラキング」は脂身多くトロけるような味わい、そこに純米酒でマリネしているからなのかホッと安心するような感じもします。サーモンの上にはいくらとビーツのタルタル。
ソースにはライム・生姜・蜂蜜が使われライムのさっぱりさ蜂蜜の丸みが見事に両立。
小麦とミルク等でフォンダンされたセーグルからスモーキーな香りが心地良く。
ビーツのマリネと熟成コンテチーズをあわせて。
⚫︎Le Calmar Aori
アオリイカには表には飾り包丁を入れ裏には鉄板で焼かれています。
貝の出汁をベースにしたコリアンダーのソースはフレッシュでパクチーの香りは強く目が覚めるよう。ミルキーな根セロリのピュレやアオリイカの甘味等が混ぜ合わせると落ち着いてさっぱりとしたハーモニーが美味。
イカ墨のパスタはコンキリエ、小ささが可愛い。
銀杏と舞茸も合わせて。
さっぱりさ・パンチ・塩味と甘味のバランスの良さが共存し素晴らしい。僕が持っているフレンチのイメージを変えてくれたくらい僕にとっては斬新で、僕の今年の食べログ活動トップ5に入るくらい美味しかった。
⚫︎La Volaille
大山鶏モモ肉に鶏のベーコンと鶏のレバーを詰めて真空調理したもの。ソースはジュドヴォライユという鶏で出汁を取ったもの。ベーコンの雑味やレバーのクセをソースの上品さで軽くしてくれます。鶏肉とソースは味わいには似ていますがそこに赤ワインのソースがアクセントに。
広島県産梶谷農園のスプラウトのサラダと共に。
⚫︎Dessert①
赤ワイン等で漬けたイチジクのコンポートに胡麻のアイス、シナモン香るムースが敷かれレモンの皮で香り付け。
イチジクの濃厚な甘味が主体。イチジクは酸味が無い分、赤ワインに漬けるとその甘酸っぱさやコクが際立ち余韻に残りやすい。
⚫︎Dessert②
パイ生地の上に林檎の果肉のスライスが丁寧に重ねられています。ハーブが華やかに香る。
パイ生地に乗っている塩キャラメルのアイスはほろ苦さが美味しく塩加減も良い。
林檎の果汁をパイ生地が吸ってなのかビチャってるのが気になってうーん。。
林檎の形をしたものはサワークリームのムース、林檎のお酒であるカルバドスの香りが良いです。ただムース自体は凡庸。
フランボワーズのソースが添えてあります。
茶菓子の前にサービスでオリーブの葉で作った焙じ茶のアイスを頂きました。割とミルクが強めですがそれでもオリーブの青々とした味わいがよく感じられサービスで出すには勿体無いくらいのレベル。
⚫︎茶菓子
黒糖のカヌレ、黒胡麻マカロンチョコレートと栗のテリーヌ等。
ロブション出身のシェフですが同じように味がくっきりして味の彩りさは素晴らしく、でもロブションほど重くはなく日本的、そこに何度も訪問される方がいらっしゃるのも納得。
途中までは4.7を付けようかと思っていたほど気持ちは舞い上がっていたのですが、スイーツでトーンが下がり着地は4.4。もうちょっとで崇めるレベルの飲食店だったので是非再訪したい。
ご馳走様でしたm(_ _)m
Restaurant name |
Nabeno Ism(Nabeno Ism)
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Categories | French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5246-4056 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
東京都台東区駒形2-1-17 |
Transportation |
・3-minute walk from A2-b exit of Asakusa Station on the Toei Asakusa Line ・5-minute walk from A7 exit of Kuramae Station on the Toei Oedo Line 456 meters from Asakusa. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥30,000~¥39,999¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (Diners、VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
10% |
Number of seats |
24 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Comfortable space,Outdoor/terrace seating |
Drink |
Wine |
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Occasion |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
Sommelier |
Dress code |
Smart elegance |
Website | |
The opening day |
2016.7.7 |
浅草にあるフレンチレストラン。食べログアワードブロンズに選ばれています。去年の11月に利用したばかりですが、非常に美味しかったので早速再訪。
頂いたのは、15000円のランチのコースとワインのペアリング。
⚫︎アミューズ・ブーシュ
・左上は根セロリのミルキーなスープ。黒トリュフの辛味やブルーチーズのクセと刺激してきます。
・最中のタルトの上には鴨砂肝、小さいしいたけは炙ってあり中まで香ばしく。
・中央奥のピンチョスはグリーンオリーブ・オレンジのコンフィ・ハーブ・サフラン・クミンシード等も合わせスパイシーさも。
・左奥のチーズを練り込ませたシュー生地の間にはイベリコチョリソ・チーズ・あんぽ柿・カマルグの塩等を挟み、甘味・辛味・塩味・旨味・コク等複雑に絡み合う。
・浅草の代表的なお菓子である雷おこしの上にはバター・アンチョビ・ケッパー・唐辛子・酢橘と、一口に甘味・酸味・辛味・苦味・塩味・旨味を潜ませています。
・カラスミとラディオブールのピンチョス
⚫︎La Farine de sarrasin
底には蕎麦粉とバターで乳化させる事で出来たそばがき。その上には昆布ジュレの層。この二つだけでも上品で美味しいのにそこにキャビアがたっぷりと、サワークリーム・魚醤でマリネされた甘エビ・ウォッカ風味のサワークリーム・天城山葵と足していきます。
蕎麦粉のさっぱりさと海老が濃厚な甘味が相性良く。リッチな食材の足し算もあって素晴らしいハーモニー。これ、絶品です!!
⚫︎Les Huitres KANAWA
「広島県かなわ水産牡蠣のコンフィ。純米酒と塩のジュレ、ガリと酢橘をあしらい葱とのアンサンブル。カリフラワーの素揚げとクスクス、キヌアを添え」
牡蠣に酢橘を掛けて頂くことがありますが、ペアリングの白ワインが酢橘のような香りでこれが素晴らしい相性。
⚫︎La Morue declination
「パプリカ香るグラサージュで焼き上げた塩ダラ、雲子のア・ラ・プランチャのデュオ。ブイヨン・ド・コシュケラをパセリオイルでアクセント。黒豆を潜ませたブランダートと春菊をあしらって」
しっとりとした塩ダラにパプリカのシートの苦味が引き立て。鱈とじゃがいものブランダードはガーリックが強くパンチを効かせ香り豊かな春菊が乗っています。同行者曰くこれが地味にかなり美味しいと(笑)白子を片面だけを焼き上げ香ばしく反対側はスルーリとろ〜りと。鱈という海産物でこう作り上げてくれるとは感激。
ソースはクリーミーで調和された鱈を煮込んだソース。
ペアリングはポメリーの2008ヴィンテージシャンパン。これ最高!!
⚫︎La Volaille
「鳥取県大山どりモモ肉 フランス産栗を詰めて 64℃でしっとり真空調理 蕪のファルシ、プチヴェールでエスコート、フランス産黒トリュフを添え ソース・アルビュフェラ スプラウトを添えて」
蕪の中には鶏の挽き肉が入り蕪しゅうまいの様な。
バターは控えめでフレンチにしては軽やかな料理。クラシカルな調理がベースにあるとの事ですが古典的には思わせないセンスの良さがあります。
⚫︎1er Dessert
「愛媛県 塩みかんのコンフィチュール みかんの果肉を合わせ 生姜を一雫香らせて」
普通に美味しいです。
ペアリングのデザートワインがとても美味しくて。甘く柑橘の風味もあってスパイシーさがじわじわと来る。デザートとの相性も良く非常に美味しかった。
⚫︎2me Dessert
「パイ生地を苺のあまおうと共に香ばしく焼き上げ苺のボンボンフレを添え、ヴェルレーヌのグラスでエスコート」
前回のパイ生地のデザートは今ひとつだったのですが今回のは苺の果汁がパイ生地に水気が移らず、バターの香りも良く美味しく頂けました。