Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
洋食=メシのオカズという事実をかみ締める店
浅草橋開拓、夜編。
これまた、お店の存在自体はかねてより存じ上げていたものの、いつ行こうかと機を窺ってきたお店。
在宅勤務を終えて夜、繰り出す。
浅草橋は、人形町よりも心理的に遠かったり、行くと必ずと言っていいほど某中華屋へ行ったりとで、中々開拓を進められてこなかったのだが、今月はちょっと浅草橋に意識を向けようという気分。
大賑わいなのかなと思いながら辿り着いてみると、カウンター席ががら空き。そうか。夜はねらい目なんだな。
と言いつつ、黒板メニューをにらんでこれがスペシャルなんじゃないの、と目を付けた〈豚バラ角煮トンテキ〉は売り切れ。なるほど、こういうことがあるんだな。
ということでセカンドベストで〈和牛大判焼肉〉にライス。ライスと言うと定食って注文が通される。
そんで。
悩殺物の匂いを振りまいて完成した〈和牛大判焼肉〉の定食。セットされた味噌汁、漬物の姿もシブい。そして、ちょっとだけスパイシーな辛味をまといながら、醤油ベース、ショウガ、ニンニク的味わいもコミのスタミナ付きそうな濃い口のタレ。これが米を煽る。
そうだ、洋食って、ごはんのオカズなんだよな。
そんなことを改めて思い知る逸品。とはいえ取り逃した〈角煮トンテキ〉、いつか今日のカタキを取りに、昼に参ろう。
Restaurant name |
Gurashia(Gurashia)
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Categories | Yoshoku (Japanese style western cuisine)、Dining bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3865-8966 |
Reservation availability |
Reservations available
ディナーのご予約はお受けしております。 |
Address |
東京都台東区浅草橋2-27-5 |
Transportation |
JR浅草橋から徒歩5分 274 meters from Asakusabashi. |
Opening hours |
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Average price |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay、d Barai) |
Number of seats |
10 Seats ( カウンター6席 4人テーブル×1 ) |
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Maximum party size | 4people(Seating) |
Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available For up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Unavailable 隣にコインパーキング有り |
Space/facilities |
Relaxing space,Counter seating |
Drink |
Wine |
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Occasion |
Family friendly |Solo dining friendly |Friends This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Hideout |
Family friendly |
Children welcome(Babies welcome,Preschoolers welcome,School-age children welcome) |
Website | |
The opening day |
2011.7.6 |
年度末アンコールで、在宅勤務をアガった後、一路、浅草橋へ。
ここ〈グラシア〉は、前回訪れた時に〈豚バラ角煮トンテキ〉を食べ損ねていて、通常のトンテキならば食べる機会はあっても、これはここにしか無さそうだから、どんなもんかを知りたいという気持ちもあって、訪ねておくことにした。
今回、訪れたところ、前回は宴会中のお客さんがいたけれど、静か。
厨房を預かるご主人も、前回来た時は黙々と料理をしていた記憶があるが、すごく愛想よく話してくれる。余裕があるときは、中々面白くて愛想のいい関西のおっちゃんって感じ。
お目当ての〈角煮トンテキ〉、今回はあった。
ご主人いわく、「本当は大きなものを2つドンと乗せるんですが、小ぶりなんで3つ乗せておきます」。はいと答えたはいいが、出て来た〈角煮トンテキ〉は、中々の大きさ。通常サイズの角煮はどれだけ大きいのよ、と言いたくなる。
さて。〈角煮トンテキ〉。どんなものかと思いきや、トンテキの味付けをした豚角煮ということのようだ。
敢えて角煮をトンテキの味で仕上げることに意味があるのか、という気持ちは無いでもないけど、結論は、「やはりここのお店のメニューは、ハイレベルなごはんのオカズだよな」を再確認したというもの。最後、冷めた後はちょっと脂が重たく感じはしたけれど、柔らかく煮込まれた角煮、シャープな味わいでごはんを煽る味付け、ボリュームも味も伴う、中々にガッツを得ることのできる一皿。
そして、前回は神経質だったご主人の、関西弁でいい加減なことを言い続ける感じが、また面白い。心なしか、おかみさんもリラックスして接客してくれた気がする。それによって、前回は丁寧ではあるけれど冷たい感じがしたのに、なんだ、一皮むいてみたらいかにもな下町の洋食屋(言葉は江戸下町の言葉ではなく、関西弁だけど)じゃないかと。今回、来て思ったけど、お店って、一期一会の要素は大いにあるけれど、訪れた時のお店側のコンディションによっても、大いに印象が変わるってことがあるんだな。