Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kabayaki Kappou Negishi Miyagawa
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Categories | Unagi (Freshwater eel)、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3842-4141 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都台東区根岸1-1-35 |
Transportation |
JR鶯谷駅 南口より徒歩3分 316 meters from Uguisudani. |
Opening hours |
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Budget |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Table money/charge |
サービス料5%いただきます。 |
Number of seats |
100 Seats ( テーブル席50名 お座敷50名) |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people テーブル席、お座敷、共に個室がございます。お座敷はご予約以外は用意しかねますのでご注意ください。 |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 2017年5月3日リニューアルオープンから完全禁煙になりました。 |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
(Surprise) Party accommodations,Take-out |
With children |
Kids are welcome |
東京国立博物館に、相当久し振りに出掛けた。この際は6月下旬で今の様に暑い盛りではないが、それでも往来を縦横に歩き回るということも結構厳しい初夏の折。それなりに歩いて暑い思いをしないで済むのは建物の中ということになるが、そうなると、一番打って付けなのは美術館・博物館である。東京は私設も含め、数多くのそうした施設があるので有難い。
特段、美術に詳しい訳ではないが単純に観るのが好きであるということだが、そうしたものは長く年月を経ても、一級或いは名物と呼ばれる様な人間の創作というもの不朽、不世出であることに間違いない。それを妄信するということでなく、単純に観て好きか嫌いかだけがその基準だが、そうした物に振れる。つまり眼福に与るだけで不浄の身が綺麗になる様な感じがするだけだが・・・ それで良いのである。
その前にこの店で鰻を食べた。当初、入谷の駅に近いもう一軒の店を目当てに行ったのだが、その日は、生憎、予約の客だけでいっぱいとの由。日暮里駅を経由して東京国立博物館へ向かう途中に見つけたこの店に入店。静かな一軒ビルの店である。一階の客はそれ程多くもないのだが、どうもエレベーターが入口右脇にあるところからかなり大掛かりな店で、宴会等にも耐える大きな場所もある様子である。近くに谷中の墓地等もあるし法事や墓参の後等の利用や、催事、接待でも使われるのであろう。
鰻重で4,000円のものを頼んだ。それが供される前にビールの中瓶を頼む。その付き出しに昆布の茎が一緒に出された。ちょっと気が利いている。肝吸いには珍しくゴーヤが入っていた。こうしたクセの強いものをすまし汁にどうかと危ぶんだが、全然、風変りでもなく美味しく啜った。
鰻重の鰻は、表面がタレでぬらぬらと濡れて光っている様なものでなく、品良くその身がご飯の上に並べてある。量もまずまず。4,000円のやつは上から3番目だったか・・・ ご飯の中に、もう一つ鰻を配する二重ものもある様だ。
ふむ、この店、下町にあるし場所も日暮里駅から伸びるJRの線路に程近い場所で、動線からすると人が頻繁に通る場所でもない。が、店内は静謐で品がある。そのミスマッチが良い。程近い場所には同じ様に洋食の「香味屋」があるが、この街ではあの雰囲気にも似たりである。うむ、店員さんの感じもとても上品で感じが良く、至極、満足した。この店は築地の宮川本廛からの暖簾分けの様である。
この後、東京国立博物館に向かい、3時間近く色々観賞してへとへとになった。でも充実した気持ちである。とてもその程度の時間では観ることが出来ない。あれもこれもでなく自分の好きな時代のもの、或いは美術品に集中して観るのが良いかも知れぬ。又は、頻繁に何度も訪れるかだ。