Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Hoshino ma
|
---|---|
Categories | Soba |
Phone number (for reservation and inquiry) |
070-5519-7397 |
Reservation Availability |
Reservations available
土日祝日の昼営業のご予約は12時からのみ承ります |
Address |
東京都台東区根岸4-2-4 |
Transportation |
JR鶯谷駅から徒歩5分 433 meters from Iriya. |
Opening hours |
|
Budget |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥3,000~¥3,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT8810524100566 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Number of seats |
11 Seats ( カウンター7席 小上がり4~6席) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングが複数あります |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats,Free Wi-Fi available,Wheelchair accessible |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
Service |
BYOB |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome)
小さいお子様のお食事はお持ち込みいただけます。 |
The opening day |
2021.1.22 |
まとめ
◯そばも天ぷらもクオリティが高い
◯浅草の並木藪蕎麦のご出身
◯銀座の茂竹で短期間ご修行
◯まだ若い大将はあまり愛想のあるタイプではないが、礼儀正しくて真面目に仕事をされる方
◯接客をされるお母様がとてもお優しくてホッコリとする
◯ランチの予約は正午きっかりのみ
◯丁寧に仕事をされる分だけ提供に少し時間が掛かるので余裕を持って訪問されたし
さて、祝日のランチタイムに伺った。実は予約しようと思って当日の朝に電話をしたのだが、予約は正午きっかりスタートの一回転目だけとのこと。すぐに出発しても12時20分くらいになってしまいそうだったので予約せずに伺う旨をお伝えすると、男性の方が「予約という形にならず恐縮ですがぜひお越しください」との丁寧なお返事。
お店に到着したのは12時15分、先客は奥の個室に入っていたグループ1組だけで、カウンターにはお客さんがいなかった。カウンターの一番端(天ぷらの揚げ場の正面)に座るように案内された。その後に続々とお客さんが入ってきて、12時45分頃には満席となり、店内に待ち客が2名。
手書きのメニューを眺め、まずはビール中瓶をオーダー。キリンラガー一択のようで、並木藪蕎麦と同じだなと思い出す。お通しが出てきたのだが、これが柔らかく煮込まれた牛すじと大根で、手がこんだもの。期待が一気に高まる。
銀座の老舗天ぷら店である茂竹でお会いしたことを告げ(もちろんご店主は自分のことなど記憶にはなかったが)、茂竹の大将やご家族のお話などを少し。
オーダーしたものは以下のとおり。
◯たぬき豆腐(蕎麦つゆのなかに温かい豆腐となめこが入っていて、上に天かすを乗せたもの。予想どおりの味わいだが普通に美味しい)
◯穴子の天ぷら
◯白子の天ぷら
◯野菜の天ぷら
◯鴨南蛮
天ぷらはひとつずつゆっくりと揚げてくださる。野菜は蓮根、茄子、舞茸、菜の花。白子も穴子も大振りで、穴子に至っては(1本丸々なのだと思うが)ここ数年で一番大きな穴子だったと思う。茂竹でのご経験が活かされているのか、比較的軽やかに揚げられた天ぷらで、とても美味しい。オーダーが入ってから野菜を切り始めるので、時間は掛かるが。
並木藪蕎麦といえば冬の鴨南蛮が有名なのは皆さまご承知のとおり。ということで最後に迷わず鴨南蛮をオーダー。鴨を切り出し、バーナーで炙る。蕎麦を茹でつつ、他のお客さんの天ぷらを揚げ、その間にザクッと大きく切った鴨南蛮用のネギを茹でる。ワンオペだが次々と調理をこなしていく。見ていて心地良い。
さて、鴨南蛮が着丼。麺相は並木藪蕎麦のそれと似ている感じだ。いや、大きめの鴨肉が6枚もあって、むしろ並木藪のものよりも迫力がある。ネギがたっぷり、そして鴨つくね。並木藪蕎麦では鴨肉を炙っていなかったような気がするのだが、記憶違いかもしれない。蕎麦の良し悪しを判別するだけの経験値が自分にはないので、蕎麦については「蕎麦は細めで柔らかめの仕上がり」とだけコメントしておく。ツユは自分の好み。藪蕎麦と比べてはいけないのかもしれないが、どちらかというと優しめのお味で、少しだけ甘みがある。キレというよりは鷹揚なイメージ。柔らかめに茹でられたネギとの絡みが良い感じ。
総じてクオリティの高いお料理を楽しませてくれるお店であった。上野方面は自分の行動範囲のなかにないので、伺う機会はあまりないかもしれないが、近くに来る機会があればまた訪問するだろうと思う。