中華ねえさん「PayPay♪」 : Gyouza Tarou

冷やし中華探訪記その7
江東区ランチ徘徊物語その200

記念すべき200回目の江東区ランチ録。本来であれば町中華の正統？なソレを欲するところだが、今回はやんごとなき理由のもとに大陸中華にて名残りの冷や中を。（単純に近くに未訪の町中華がなかった）

江東区は千田、扇南商店街の餃子太郎氏。若干間の抜けたネーミング（失礼）からも伝わってくる、良い意味での確固たるおこだわりのない営業スタイル。豚骨ラーメン、台湾麺、刀削麺どころか、韓国冷麺まで。正式名称「秘製韓国冷麺」に逆に興味を惹かれる。

さらに安定のお品書きがペタペタ。一方給仕の中華ねえさんはとてもお元気で感じがよろしい。気分良く初志貫徹の冷や中の醤油＝780円を。+100円で半炒飯が付けられるのも頼もしい。前評判によると餃子はあまり評判が…らしいので回避。（餃子太郎なのにry

マイターンがやって来るまでまわりのお客のご注文をカンニング。
ふむむ、定食ライスのおかわり制度はないみたい。反面なかなか盛りが立派。おかずもボリューミーだなあ。お残しされている方もいらっしゃる程だったり。

したらばおおよそ13分での着麺＆着チャー。

勿論冷や中から。定番のキュウリ、トマト、錦糸卵（だいぶ幅広）に加え、カニカマ、クラゲ、エビまで盛り込まれた豪華版。
反面ハム（もしくは焼豚）の代わりに蒸し鶏が採用されている。後述の半炒飯がハム仕様だったため、ある意味ちょーどよい。

オーソドックスな中細麺。冷水でしっかり〆られており、コシも感じられ。麺量は至って平凡だったかしら。
そして酸味強めの醤油ダレに好感。やはり冷や中はエヘンエヘン言うぐらいの酸味が理想なのだ。勝手に持論を展開。
しかし冷や中に絶対に欠かせぬ存在、辛子の姿がどこにも見当たらず。幸い中華ねえさんにお願いして小袋×2をゲット。デフォで付属しないのはけしからないが、快く提供してくださったのは◯

半炒飯。上で触れたようにハムスタイル。その他、玉子にネギのシンプルイズベスト。
パラとシトの中間は、ザッツ焼き飯寄りの味わい。カチョーやや強めなものの、塩味はそこまでキツくない。カチョーの主張がかえってお外で食べる焼き飯感を増している。正直真っ当にうまひ。

他の方のご投稿からそもそもの期待値が高くなかったとはいえ、存の外にふつーに美味しくてアレレ？的な。
少なくとも今回のチョイスは当たりだった気がす。良い意味で大陸中華の大味っぷりが薄いというか、むしろ町中華のエッセンスに近いような。（大陸中華と町中華に明確な味の違いがあるわけでもないけど）

おすすめセット＝大陸中華お馴染みのアルコール＋料理のセットが瓶ビールを選択可能なのも大いに加点要素。飲み利用もありにあり得る。

すいません、PayPay払いでお願いします。

え？今もしかして「PayPay♪」の電子音に合わせて、中華ねえさんも小声で「PayPay♪」とおっしゃった⁉︎

もしも実際に発言されていたとしたら、確実に胸きゅん加点要素。
次回、必ずや確かめねば。