ハイボールとレモンサワーが50円ですよ！奥さんっ : Kushikatsu Tanaka

先日500円でgetした酒飲みパスを有効活用せんとやって来た。
17時終業し、お店への到着は17時半。

なんと18時まではハッピータイムでハイボールとレモンサワーが50円！
これは半額より安い、ずっと安いではないか。

と言うことで、ジムビームハイボールをお願いする。

あてにお約束の紅生姜、チーズ、しそつくね、帆立、牡蠣。
すぐ出るあては、茹で落花生を。

この茹で落花生は冷凍ものをレンジで解凍したもののようで、水っぽくて美味しくない。
これは失敗だった。

串は安定のお味。
チーズがとても美味しかった。

ジムハイ2杯、18時を回って角ハイを1杯。

40分の寄り道に満足、満足。

田中史上最強キャンペーンとのことで伺ってきました。

7/22～8/9まで串カツ全品100円です。

且つ呑兵衛に嬉しい、ドリンク１か月定期券「田中で飲みPASS」500円が7/16より販売開始。
これは購入日から1か月399円までのドリンクが何杯でも半額で飲めます。

まず生ビールでぷふぁ～
お通しはキャベツ。

すぐでるあてにマカロニサラダを。
ほんのりカレー味で美味しいです。

串は紅ショウガ、鱧、アスパラ、帆立、牡蠣をお願いします。
200円串を中心にしてしまうあたり、ケチな証拠ですね。

鱧には梅肉のせ、牡蠣には袋入りのタルタルソースをつけてくれます。
アスパラは上の方はほくほくで美味ですが、繊維っぽくて下の方は食べられませんでした。
アツアツの串はどれも美味しく、鱧がこの時季らしくてよかったです。

お替りは角ハイ2杯いただきました。

さて、むこう1か月、どれくらい通えるでしょう⁉

地方で働いている息子が、9月丸々1か月出張で滞在することになった。
お盆に10日ほど帰省していて、帰った矢先のことである。

もちろん私は嬉しいのだが、実際には洗濯物は増えるし、食事の支度も増えてなんだかんだ忙しい。
彼が独立して2年半の間に私も年をとったのか、以前は出来ていたことが少々しんどくなりつつある。
男子2名も、おばあちゃまも家の中のことは全くしないからというのも理由の一つかもしれない。

家族の記念日が多い9月、週末全員で外食しましょうとなった。
てっきりいつものお寿司屋かと思ったら、息子はお寿司はお盆に行ったばかりだし、違うものがいいと言う。

そこで、彼の希望で串カツ田中に決定。
お値段的に非常に我が家向けであり、贅沢を言わない、親孝行な子供と言っていいだろう(笑)

ちりとり鍋のコース（税抜2980円）
飲み放題であるが、元をとれるのは夫と私だけに違いない。

ビールとラムネ、オレンジジュースで乾杯。

・枝豆
・キャベツ

・ポテトサラダ
すり鉢にポテト、味玉、マヨネーズが入っており、自分ですりこぎでつぶすのも面白い。
これはやわらかいもの好きのおばあちゃまも喜んだ。

・チューリップから揚げ

＜串＞
・レンコン
・豚串
・たまねぎ
・紅しょうが
紅しょうがは安定の味だ。
紅しょうが嫌いの息子から私がもらい、おばあちゃまの歯が立たないレンコンや豚が彼にまわる。

・ちりとり鍋
富士山のように積まれたもやしなどの上をばら肉が覆う。
崩しながら煮ていただくが、濃いめの味付けがハイボールによくあった。
〆は雑炊になる。

・クッキークリーム
クッキーの串なのだが、ソースをつけても美味しいというので試してみる。
甘じょっぱい味になるわけだ。

あばあちゃま用に追加したのが、茄子揚げ浸し、串のさつまいも、はんぺん。

男子チームは牛すじ土手、鶏はらみ炭火焼を追加。

私はビールの後はメガハイボールをぐいぐい。

いい具合におなかもいっぱい。
おばあちゃまが何度も楽しいねと繰り返して、私たちは何度もそうだねと頷き、笑った。

また来月からは息子の部屋には灯りがともらなくなるのだ、とは思わないでいたい夜だった。

週末、身も心もへとへとだ。
家族の見舞い帰りにひとりで立ち寄る。

串カツ田中限定店舗、キャンペーンで24日までドリンク190円。

何も考えず、何もいとわず、そんなひとりの時間は久しぶり。
とりあえずの生ビール。

お通しのキャベツをバリバリと。

二度付けダメよのおまかせ串を。
玉ねぎはほっくり。
蓮根はシャキシャキと。
豚は甘くて牛はしっとり。
追加の紅しょうががたまらなくうまい。

店内がどんどん混んでくる。

串の揚げ加減も、はっきり言って素晴らしいわけではない。
飲み物もいたって普通。

しかし、串カツ田中のかもしだす空気感、元気そうな雰囲気、チープな内装、そしてお手頃な値段、
そのすべてが今、このお客たちに添っている。

花も終わった新緑の夜。
カウンターの席をあたためることなく、ほろほろとひとり歩いて帰ろう。

おばあちゃまは揚げ物がけっこう好きだった。

久しぶりに全員で外で食べようとなり、おばあちゃまに何が食べたい？と聞いてみると、なんでもいい、と答える。
彼女は生ものは食べられないし、じゃ手頃な串カツにでも行こうかということになった。

おばあちゃまと腕を組んでゆっくりと歩く。
まだ早い休日の夕暮れ。

クーポン提示で2,780円（税別）のコース。
4人で12000円ほどである。
しかも呑み放題。
なんて安いんだろう。
電話で、おばあちゃまが寒くないように奥のほうの席をお願いしてあった。

家族のひとりは1時間半かけて帰って来て、その足でお店にまっすぐやってきた。
彼は食べたらまた戻らねばならないといい、カルピスソーダを。
ビール、おばあちゃまはサイダーで乾杯。
突き出しには枝豆。

二度漬けダメよのソースをキャベツですくって皿に取る。

もうめったに4人で食事することはないから、おばあちゃまはひどく嬉しそうだった。
にこにこしながら串カツのはんぺんとうずら玉子を美味しそうに食べた。
私は紅しょうがの串が旨い。

うどんすきのお鍋がまんなかにセットされる。
エビなども入り思いのほか具だくさんだ。
お鍋はモツ鍋かうどんすきから選択が出来て、鍋以外だとセルフで焼くたこ焼きも選べる。

たこ焼きは大阪の一家に一台あるように、我が家にも電器式ではない鉄の型が今もある。
もう使うことはほとんどないけれど…
たこ焼きがアルコールのあてにはよいけれど、おばあちゃまは歯が悪くて蛸は無理だから、やはりうどんすきが良かった。

お漬物がわりのきゅうりの梅和えがさっぱりしている。

私は次からはバイスサワーをもらった。
そこはかとなく安っぽい味のする紫蘇のサワーで、それが油物などには悪くない飲み物なのだ。


追加で河内名物「さいぼし」をたのむ。
馬の燻製で、ビーフジャーキーに似ている。


おばあちゃまは傷のついたレコードみたいに、もうすぐ家からいなくなるはずの家族のことを繰り返した。
聞きたくないが、いつもみんな我慢した。
誰が一番寂しい気持ちでいるのか、もう彼女には想像することもできないのだった。

後何度一緒に食事ができるのか誰にもわからなかった。
鍋の湯気はふわふわと4人のまんなかに漂っている…