Restaurant name |
Kicchin Ariake
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Categories | Cafeteria |
03-3529-3074 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都江東区有明4-4-24 有明サービスセンター |
Transportation |
ゆりかもめ 国際展示場正門駅 徒歩10分 794 meters from Aomi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
77 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Remarks |
食券購入式 |
東京湾フェリーターミナルがあり、海の森トンネルへの道が貫く「10号地その2埠頭」は、物流関係の荷捌き場と事務所が立ち並んでいますが、その一画の公園の隣に建つ東京港有明サービスセンターの1階に入っているのが、こちらの有明食堂。食べログではキッチン有明と書かれていますが、建物の外には「有明食堂」と表示されています。100%港湾労働者のための施設ですから、営業は平日のみ、朝7時から14時まで。野暮用で埠頭を訪れた際に、9時前にこちらの立ち寄りました。
入口に券売機があり、日替わりの定食の内容が1週間分表示されています。券売機上段はおそば、うどんが並び、その下にごはんものやいなりずし、ランチ類、カレー類、小鉢類、ドリンクと続きます。ランチはA~Cランチ620円とかなり良心的。かけそば260円~というのもリーズナブルで、天ぷらそば340円をぽちっとしようとしましたが、左端にそばセット520円があります。ん?と思ったら、朝定食520円もありますね。ただし何がセットになっているかの説明は皆無。少々悩みながらも、そばセット520円をポチッと。
店内は社員食堂風に、大テーブルが整然と並びます。時間帯ゆえそれほどお客さんはいらしゃいませんが、みなさんテレビを見ながらくつろいでいる様子。右側の厨房に沿ってカフェテリアのような導線になっていて、真ん中あたりで食券を提出します。店員さんが食券を確認し、お皿にご飯を盛りはじめ、カレーを注ぎます。なるほど、セットというのは要はカレーセットですね。同じ店員さんが少し奥に移動し、ゆで麺を茹でてかけ汁をはったところで、私のほうに視線を移します。どうやら、待機している3種類の天ぷらのうち、どれにする?ということらしい。一番手前に待機していたかき揚げを指差し、トレイに乗せて箸やスプーンを確保、着席していただきます。
まずはお蕎麦。ライトブラウンで透明な汁は、一口目は昆布系の甘さ、次にカツオ系の香りが口と鼻に届きます。蕎麦は自己主張をしない、するするとすすれるタイプ。そう、化調感はありますが、朝にささっとすするにはちょうどいいテイストじゃないですか。かき揚げはほとんどが玉ねぎですが、揚げられてはいるもののザクザクとかサクッとした食感は無く、やわらかい口当たりでやさしい口あたり。こういう天ぷら、きらいじゃないです。
あらかたお蕎麦をいただいたところで、カレーへスイッチ。少し色黒ですが、少々辛さは感じるもののコクのあるジャパニーズカレー。これも重すぎず、ご飯となじんでぱくぱくといただけちゃいますね。途中で、残っているそばの汁をお吸い物代わりにすすり、あっというまに食べきってしまいました。
松任谷由実の「埠頭を渡る風」は隣の晴海埠頭が舞台だそうですが、実際の埠頭は即物的で殺風景な世界に風が吹きすさみます。このお店は、そんな埠頭の中のオアシス。朝定食も気になるし、お昼の定食もリーズナブルで良さそうです。またこの界隈に野暮用があったときには、こちらに立ち寄りましょう。ごちそうさまでした。