空いてる日を狙って行ったけど空き過ぎ : Fuku sen

今年初めての豊洲水曜日訪問。この日に来ているのは、「市場関係者」、「意図的に空いているこの日を狙って来る人混み嫌い（＝私）」、「通常は水曜が休場日であることも知らない観光客」の3グループに分けられますが、武漢ウイルス騒動真っ最中で3番目の観光客、特に大陸系観光客がほとんどいないので、フロアがとても落ち着いています。しかし落ち着き過ぎというか、あまりにもガラガラで人気寿司店もカウンター越しに寿司職人とお見合い状態になりそうなので、壁向きカウンター席があるこの店に避難。一人だけカウンターに座っている先客がいると思ったら、その先客と思っていた人が私が入店するや否やこちらを向いて「いらっしゃいませ」と。ご主人さんだったようで。
こちらのお店は鰻と焼き鳥が売り。両方を味わえるハーフセットに串焼きと野菜系を写真の通り注文。待っている間に来店客が増え始めましたが、聞こえて来る会話からほとんどは市場関係者の常連のよう。場外食堂の本来の客構成ですね。そしてほどなく配膳。
全体的に小ぶりのボリュームなので、やや割高感を感じますが、メインのハーフセットの鰻と焼き鳥の焼き加減、たれのお味はさすがの老舗。たれの量は選べるので、少なめにしてもらいましたが、くどくならずちょうど良かったです。串焼きの鴨は鴨ねぎまなので鴨の迫力は控えめ。なめこおろしのなめこは少な過ぎ。新香は上新香とメニューにありましたが、並があるわけでもなく、なぜ上なのかちょっと不思議。
全体的には満足の味ですが、それでもやはりこれで4千円台はちょっと高いという印象は拭えませんでした。