Restaurant name |
Tanuki sushi(Tanuki sushi)
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3432-3794 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都港区芝大門2-9-15 |
Transportation |
都営浅草線 大門駅A3出口から約400m、JR浜松町駅 金杉橋口から約500m 271 meters from Shibakoen. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
15 Seats ( カウンター6席、テーブル4席、座敷5席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 夜 全席喫煙可 |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
The opening day |
2012.6.7 |
数日前、「たぬきすし」の前を通った際に暖簾の隙間から店内を覗いたら、
12時台だというのにカウンター席に客が2人いるのみ。
界隈屈指の人気ランチ店がこのありさまだから、事態は深刻だと思わさせられた。
と同時に、長い間念願だった海鮮丼を体験する絶好のチャンスだと考え、
緊急事態宣言発令が予定される今日、オフィスから都営バスで店を目指す。
開店時間の午前11時より10分ほど早く店に着くとすでに“営業中”と表示され、
女性店員が出てきて入店を促される。
先客はなく、6席並ぶカウンターの一番奥の席につく。
メニューは丼が6種、にぎりが貫数によって4種あり、
後悔したくないので、それらの中で最も高額な特選海鮮丼1,500円を注文する。
主人は腰が低く威勢のいい声で細かく声をかけてくる。
飲食店にとってつらい環境下だから心なしかカラ元気に見えるのが悲しい。
平時には開店直後から行列ができると聞いている。
きっと主人の態度、姿勢は平時も変わらないのだろうと思うけれど。
注文から2分ほどで出来上がってくる。
出される際に主人から「今日のネタは・・・」と説明されるので、
ネタの種類は日替りなのだろう。
それにしても花が咲いているようにネタが並べられた様は壮観というほかない。
内容は大トロ、カマトロ、ハマチ、いか、サーモン、えんがわ、コハダ、
ボタン海老、蒸し海老、まぐろ中おち、あん肝、とびこ、玉子。
食べる。
正直、値段が値段だけにネタのクォリティはそれなりだ。
大トロだって、舌の上で魔法のようにとろけて旨味たっぷり、であるはずがない。
そういうことが売りの店ではないのだと思う。
見た目に豪華なボリューム満点の海鮮丼を食べたいという欲求を満たす品であり、
ウワモノに比して酢飯の量が多すぎることがこの丼のB級的性格を示している。
もちろん何も文句はない。
そういう丼をカウンターのすし屋で食べられることが人気の源なのだろう。
ご飯を食べ切れなかったことを女性店員に詫び、会計をして店を後にした。
私の滞在中の後客は男性一人客が2名だけだった。
次週より昼のテイクアウトのみの営業となるよう。
巷間でしばらくは、行ってみたら店がやっていない、ということが増えそうだ。
ウイルスは簡単に人間を許してくれない。