Restaurant name |
掲載保留Seizan Hanare
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Categories | Japanese Cuisine |
Address |
東京都港区三田5-5-5 |
Transportation |
661 meters from Mita. |
Opening hours | |
Budget |
¥40,000~¥49,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥40,000~¥49,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
8 Seats ( カウンター8席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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いつのまにかハナレのアカウントができていたのですね。最近はいつもハナレで食べていながら本店のアカウントに投稿していました。
さて、この日もハナレでの食事。友人5人(計6人)で貸切り。この日はどちらかというと晴山らしさに溢れたお料理が多く、愉しむことができた。
◯淡路の鯛、鳴門のワカメ、その上になんと生のナマコ。晴山らしい一品でスタート。
◯お椀は釧路から届いたキンキ。お出汁はカブラ。キンキは少し塩が強めのお味。
◯てっさ。フグの白子と「てっぴ」が入ったポン酢にたっぷりと潜らせていただくというこれまた晴山らしい仕立て。
◯冷たい稲庭(だと思うのだが)うどんがハマグリ出汁と和えられていて、そこにたっぷりとカラスミ。またまた晴山らしいお料理。器はバカラのミケランジェロ・シリーズのもの。
◯スペシャリテの肉巻き、この日はタケノコが中に。
◯敦賀のメジマグロのお造り。チリ酢と山葵醤油。
◯スッポンの唐揚げ。付け合わせにそら豆を揚げたもの。
◯〆の一つめはラーメン。この日は熊肉。とても柔らかい熊肉で、臭みもほとんどない(それなりに香辛料を使ってはいたけど)
◯〆の一つ目はもちろんローストビーフのサンドイッチ
◯〆の三つ目は鴨のひき肉のキーマカレー
◯そしてデザートはマスカルポーネを使ったソース(というかゼリーというか)の中に、マルカルポーネのシャーベットとオレンジ。この器もバカラのミケランジェロ・シリーズのものであった。
下記はベース投稿
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ここも予約の困難さでは都内トップ級ではなかろうか。特に本店の(奥のテーブル席はまだしも)カウンター席を確保するのはほぼほぼ無理という感じだ。
本店に初めて訪れたときは、扱われている素材のレベルの高さに驚かされた。特にあのトリガイの肉厚さは強烈で、初訪問から数年経った今でもあれを超えるトリガイに出会えたことはない。
最近はこのお店のご常連の方に連れて行っていただくことで数か月に一度の割合でお邪魔している。本店であれば、カウンターではなく、奥のテーブル席に向かう途中の半個室・・・落ち着かない場所かと思いきや、むしろ逆で、ここの居心地がなかなか良い。
とはいえ、実は最近は「ハナレ」で食事することがほとんどである。二番手の方が取り仕切る「ハナレ」はカウンターだけであるが、総じて広々としていて快適なセッティング。お料理ももちろん晴山クオリティ。ちなみに、本店との差別化ということもあるのであろうが、「ハナレ」では〆に炊き込みご飯などのお米ものが出てこず、代わりにローストビーフサンド、カレーライス、ラーメンの三択となる(自分は大抵は三つともいただくが)。ラーメンの麺は今は亡き佐野稔の「支那そばや麺工房」に作らせているとのこと。なお、事前に依頼すればお米物も出していただける。
お料理の方向性はというと、「ハッキリとした」元気なお料理といえばいいのだろうか。全体的に味付けは強めで、いい意味で分かりやすい。こちらの夏のスペシャリテである雲丹と鮑の稲庭うどんは、鮑の肝ソースで和えたうどんの上にぶつ切り鮑と雲丹という組み合わせで、過度にならないギリギリの線ではあるが、美味である。
前述の通りとてもいい素材、かつメジャーな素材を使っていて、その割にはお値段は控えめ(2022年2月時点で30,000円)なので、とても得した感じがする。人気があるのも頷ける。