品川港南口の粋な小料理屋 : Takara tei

＜2012年4月再訪＞

平日の夜、あの卵焼きを求めて再々訪。酷い荒天だったためか客の出足は遅く、再び女将さんと色々と話が出来た。今回も美味しい高清水をいただいたが、コップ酒は800円じゃないわよ、と女将の弁。定価はよく分からなかったが、いずれにせよもっと安い。旬のタケノコの煮付けが美味しかった。またお伺いします。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜2012年1月再訪＞

平日の夜、あの卵焼きを求めて再訪。変わらぬ美味しさ。日本酒（大800円、コップ500円!?）は、高清水を本醸造で提供。この日は極寒のせいか、客は私一人だけ。女将さんと色々と話が出来た。帰り際に御年賀で靴下をいただく。また来ます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜2011年12月＞

品川港南口を降り立ち、立ち並ぶ高層ビルの狭間にある低層飲み屋街の一角、迷路のように張り巡らされた路地の中でもひときわ分かりづらい場所にこの店はある。平日の夜20時過ぎ、少しだけ飲んで帰ろうと一人立ち寄ってみた。

Ｌ字型のカウンターには席が10席程、女将さんお一人で切り盛りしている。瓶ビール（スーパードライ中瓶／500円）をお願いすると、お通しのイカの塩辛と一緒に出してくれた。

料理はホワイトボードに記されているが、カウンターに並べられた大皿から選んだ方が分かりやすい。和の煮物類中心に５種類程並び、中からブリ大根とイカの煮付けを注文。作り置きしてあるので冷めているが、私は冷めた煮物も好き。味付けが最高だった。

続いて日本酒常温（上撰高清水／800円）。シンプルにコップ酒で提供される。つまみは、女将お薦めの卵焼きをお願いした。トロトロの卵焼きに刻んだ長ネギが散りばめられた逸品。程よく味付けが施されていて、酒のつまみとして最高の品。

ここは店を開いてから39年、この辺りでも古株の一つとのこと。女将さんはお年を召された方ではあるが、元気一杯で何より美人。今回はトータル3800円。常連さんが多い店のようだが、早い時間はそんなに混んでいない。お一人様も少しの勇気を出して入ってみることをお薦めする。