昼営業時間はたった45分しかない訪問難易度激高の激うま中華 : Banrai En

エビチャーハン 1000円
五目焼そば 800円

今回は、昼は1時間も営業しない上に、水曜日と日曜日の定休日以外にも臨休がかなり多く店まで行かないと分からない訪問難易度激高のお店である萬来園さんにお邪魔しました！
この訪問難易度には一度苦しめられていて、並ぶことを見越して一度1時間半前に伺ったところ営業していないという苦汁を飲まされました。シャッターが開いているか開いていないかで営業するかどうか判断できるらしく今回は開いており、11:45分到着でまさかの5人目でした。暑いのがあるのでしょうがラッキーでした。開店は食べログでは12:15となっているみたいですが、実際は12:10~12:20の間でランダムで開くらしく、今回は12:20分頃に開店しました。
今回はエビチャーハンと五目焼きそばを頼んだのですが、お客さんのほとんどはエビチャーハンだけを頼んでいて、今回五目焼きそばを頼んだ自分ともう1人のお客さんは、店員の方に「チャーハン作った後に作るから時間かかりますけど、大丈夫ですか？」って念押しされました。それ覚悟で今回は頼みました。まぁ、その言った通りでチャーハンを一通り作ってから五目焼きそばを作り始めたので、確かに来るまでには時間かかりました。

では、味の感想に移ります。
まずエビチャーハンからですね。エビチャーハンにはスープが付いてきます。このスープは超絶シンプルな鶏ガラと醤油と水で作りました！という味のものでした。シンプルではあるものの雑味や飲みずらさのようなものは一切感じられないので、ある意味ここから職人の技の一部を堪能できます。
次にチャーハンですね、これすんごい美味いです。パラパラ系のチャーハンなんですが、米一つ一つに醤油なり塩なりの味が染み込んでいてビックリしました。確かに量はそこまで無いものの、ここまでしっかりとした味だと満足感でお腹を満たせます。調味料の味がしっかり染み込んではいるものの、味が濃過ぎて塩っぱ！とはならないのもこのチャーハンの素晴らしいところですね。今回はエビチャーハンのため、エビが5,6個入ってきていました。エビは先に揚げておいたものをチャーハンを作るタイミングで一緒に調理します。エビ自体はエビらしい風味がビンビンに味わえるのに淡白で、身が非常に詰まっておりブリンブリンなものでした。このエビの満足感も半端ないですね。

次に、注文に覚悟のいる五目焼きそばですね。
これは正直待った甲斐がありました。めちゃめちゃ美味いです。中華鍋という調理器具はほんとに素晴らしいですね。中華鍋で細い縮れ麺を炒めると、それの時に付く焦げの風味と言いますか、きつね色の部分ができるんですけど、これがめちゃめちゃ美味いんですよね。この焦げ？の部分のパリパリ感と風味が自分にバッチし刺さるので美味かったですね。トッピングは五目ということで様々入っており、白菜、青菜、ニンジン、キクラゲ、ゲソ、エビ、鶏が入っていて、個人的にはキクラゲと鶏が美味しかったですね。キクラゲは本来味がしないものだと思うんですが、店員さんが調理の直前に水気を絞り出していたり五目の餡の風味が重なったりしているからかキクラゲだけでも食えてしまうくらいにしっかり味がして美味しかったですね。鶏に関しては調理の段階で一度揚げているため、揚げたことで味がついて美味しかったですね。

想像以上に美味しくてビックリしました。
エビチャーハンだけでなく、勇気を振り絞って五目焼きそばも頼んで良かったです。
店員のおばちゃんは注文の時は態度が大きいと言いますか、少し雑な接客なんですが帰るタイミングが近づくにつれだんだん優しくなっていくのがなんというか中華料理屋に来たんだなぁと思ってしまいます。
また来たいですが、次行く時も開いてればいいですね。