自分で点てたお抹茶と頂く120年愛され続けるお団子@羽田 : Mosuke dango Haneda Eapotogadenten

初羽田エアポートガーデン散策③

羽田エアポートガーデン2Fにある『茂助だんご羽田エアポートガーデン』さんへ伺いました。
こちらは空港到着ロビー及び京浜急行・東京モノレールの「羽田空港第3ターミナル」駅から連絡通路で直結しています。有料駐車場完備。

2023年1月オープンの羽田エアポートガーデンは、国際線が発着する羽田空港第3ターミナルに直結する複合施設で、2つのホテル、天然温泉、ホール、バスターミナルなどの施設があり、商業エリアには日本全国の逸品や銘産品を集めた専門店約80店が集結している。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～HPより抜粋~

唯一事前にリサーチし絶対行くと決めていた茂助だんごさん。
大満足のランチ後、並びにある店舗へ一直線。

お腹一杯なのでテイクアウトにするか迷うも、デザート（別腹）だしせっかくなので店内で頂くことに。

平日10:50。先客、後客無し。テイクアウト数組。
売店奥の隅に数席のイートインスペースがある。

日本橋〜築地〜豊洲と魚河岸と共に場所を移しながら現在創業120年の老舗だんご店。
しかしこちらの店舗は暖簾こそ老舗感が漂うものの、店内はカジュアルな佇まい。
フェイクグリーンが至る所に飾られていてまるでお洒落カフェのよう。

【おだんごセット（こし餡、醤油）（抹茶体験）】¥880
【ホットコーヒー】¥360

【おだんごセット（こし餡、醤油）（抹茶体験）】
おだんごは、「こし餡」「つぶ餡」「醤油」の中から好みの2本を選べる。
迷うことなくこし餡と醤油に決定。

きちんとメニューを見ずに抹茶セットでとオーダーすると、
「ご自分で抹茶を点てることもできますが如何致しますか」
と聞かれ、抹茶体験でオーダー。
なる程これは外国人観光客受けが良さそうなサービスだなあ。

こちらのセットを夫とシェアするつもりだったのだが、1人ワンオーダー制とのこと急遽でホットコーヒーを追加。

待ち2分で提供。

・抹茶
抹茶茶碗には既に適量のお抹茶が入っている。
「器に入っているお湯は全て入れて茶筅で混ぜてください」
との説明があったので、全てのお湯を入れ茶筌でシャカシャカ。
所作を調べる間も無かったので、無作法なお点前ながら完成。
素人が故中々泡立たなかった。

点てたばかりのお抹茶で喉を潤す。
苦味は思ったより優しく爽やか、後味の甘味がなんとも飲みやすく心地良い。
かなり好みの美味しいお抹茶だった。

・だんご（こし餡）
小さめのだんごが３つ串に刺さっている。
福島県産の特上コシヒカリを自家製粉した上新粉で作られただんごは、モチモチしながらも歯切れ良くコシがある。

1番人気のこし餡は、北海道十勝産の小豆使用。
たっぷりとだんごを包み込み、滑らかな舌触りと上品な甘さが後を引く。

・だんご（醤油）
生醤油だけで焼き上げられただんごが4つ串に刺さっている。
こちらはレンチンされたのかほんのり温かく、餡だんごより柔らかい。

ほんのり付いた焦げ目部分が香ばしく、生醤油だけとは思えないほのかな甘味も感じる。


こし餡だんごとお抹茶の素敵なペアリングを堪能できて幸せなデザートタイムとなった。
テイクアウトにしないで大正解。

偶然にもランチで伺った生アジフライの「金粂（キンクメ）」さんの母体は仲卸業。
日本橋〜築地〜豊洲と魚河岸と共に場所を移している。

魚河岸の人たちに愛されてきた茂助だんご。
羽田でも繋がっていて、偶然にも同日に両方頂けたのは何とも感慨深い。