目黒：人の良さそうな喫茶店で久々にランチ : Kito Don

しばらく
緊急事態宣言下で休業されていたようだ。

年季の入った木造一軒家1階の向かって右、
左はエビヤ呉服店、もしや同じ経営か。

実に7年ぶりに訪れる。

店内は当時と雰囲気は変わらず、
違うのは感染症対策がきちんと。

奥でおとうさん、
カウンターでおかあさん。
二人とも人の良さを絵にかいたような人たち。

全面喫煙可だが、
以前より喫煙者が減ったか。

後ろで常連のじいさんが
食後に一本吸ったが臭いはほぼ流れず。

前は、
豚のオイル焼き、焼鮭定食などをいただいたので
今回はスタンダードなものを。

「ハンバーグランチ」（980円）
をお願い。

以前と同様、
目の前で大きな薬缶に火がかけられ、
おかあさんが時折、
同じく火をかけてるコーヒーポットにお湯を足す。

BGMは著作権のかからないインストゥルメンタル。

カウンター越しに、
白ゴマのかかったご飯、
スパゲッティサラダ、
ワカメの味噌汁、
メインのプレートが
順に置かれる。

プレートには
デミソースの上にハンバーグ、目玉焼き、
そしてパセリが付け合わせ。

ハンバーグはつなぎの多い、
家庭のハンバーグ。

味噌汁はやや濃いめ、
ハンバーグをデミソースに浸して、
量の多いご飯にバウンドさせていただく。

今日はコーヒーは頼まず、
食後に水のお代わりをもらって
ご馳走様。

お二人がありがとうございました、
と口を揃えて送り出してくれた。

14年8月：
最近ランチは魚を心がけてるので
置いてるここに久々に訪れる。
「焼鮭定食」（950円）

増税でも値段は据え置きでがんばっている。
ほぼ満席の賑わい。

喫煙可なので、スモーカー客が多いのもあるが、
ＯＬさんがタバコを吸いながら
箸を動かしてるのには少しビックリ。

思ったほど待たずに出てくる。
冷奴と糠漬けがつく。

ほんの少し塩が強いが、
焼かれた鮭はふわふわで旨い。
今日は空調がよく効いていたが、
食べる先から熱に変わって、後半は汗をかく。

950円払ってご馳走様！

13年7月：
目黒川にかかる目黒新橋の北側を歩き、
アーケードの下をずんずん歩き、
大鳥神社交差点のほど近く。
外観は随分年季の入った喫茶店。

中に入ると右手がカウンターとキッチン。
左手と手前右手がテーブル席。
4人席ｘ3、2人席ｘ2。

5席あるカウンター席の奥に座ろうとするが、
目の前でお湯を沸かしてるので暑い。
で、入り口近くの席に座りなおす。

気の優しそうなおとうさんとおかあさん夫婦二人で営業。
店内全面喫煙可。

テーブル席にはOLが3人と1人。
若いサラリーマンが終えて出て行ったところ。

「豚のオイル焼き」（880円）を注文。

ランチメニューは
鶏唐揚げ、ハンバーグ、生姜焼き、
カレー、ハヤシ、ピラフ、焼鮭、マグロ丼
など18種と豊富。

値段は830円からで
コーヒー紅茶を150円～200円で
食事にプラスできる。

店内も結構年季が入っている。
BGMはコブクロなどJPOPのインストゥルメンタル。

店内は換気が悪いか、
段々暑くなってきた。

窓際のテーブルに座っていたOLが帰ったので、
扇風機のあたるそっちの席にまた移動させてもらう。

豚と野菜を炒めたお皿、
和風パスタサラダ、
ワカメとネギの味噌汁、
ご飯が届く。

おかあさんが、
つけ汁を入れた小皿を渡してくれる。
レモン醤油に唐辛子をいれたもの。

豚と野菜をつけながら食べなさいとのこと。
おかずにまわしかけると辛過ぎるから
気をつけてねとアドバイス。

何もつけないでいただくと確かに味は薄い。
ほんの少しの塩コショウ、
遠くに顆粒中華だしの味わい。

豚肉、ピーマン、キャベツ、
ニンジン、タマネギ、マッシュルーム
をサラダ油で炒めたもの。

確かにレモン醤油につけるといい味わいである。

このおかずもそうだが、
パスタサラダ、
ご飯も随分量が多い。

食べてるうちにまた身体が熱くなってきた。

汗をかきながらモリモリ食べる。
きれいに食べておなかいっぱい。

水をゴクゴク飲んでご馳走様。
夜は
マグロ、オムレツなどで
ダイニングバーに変身するようである。