自分がマフィアだったんだと気付けるお店 : Grande Fine

私は、タバコは吸わない。正確にいうと昔吸っていたのだが、卒業したのである。
しかし、そんな私も時たまそういう時間が欲しくなるのである。

そこで最近覚えたのが、葉巻である。
覚えたといっても、ドラクエでいえばまだホイミくらいのレベルである。
アリアハンでたあたりでうろちょりしてるに過ぎない。
まだまだ先は長い。バラモス倒して早く裏の世界にいかなくてはならないのである。

話はそれたが、葉巻が楽しめるお店を私は今まで3つ知っていた。
ここは4つ目。
中目黒駅から徒歩2分程度のビルにあるこのお店。
会食も終わり、二軒目にいくこともなく解散。
今日は金曜日。かなりあわただしい一週間だったので
そういう一週間を振り返りながら携帯電話をオフにしたいと思い、
携帯電話でお店を調べた。

自分のいる場所から3～4分。
食べログではなくホームページのほうが検索で上に来ていた（と思う）。
それを見ながらお店に入る。

階段をトントンのぼってドアの前につくと、
ダンディーというあだ名だろうって思うくらいダンディーな男性がドアをあけてくれる。
暗くてあまりわからなかったが
カウンターがおそらく8～10席。
ボックス席が2つ。4人掛けかな。

それと奥に後2～4人分の椅子があったが、
区切られていてよくわからない。

一番奥のカウンターに通されると暖かいおしぼりがでてくる。
ウイスキーのロックとおすすめの葉巻を注文。
まあこのへんは安定だろう。

葉巻を燻らせながら思う。
ああ、俺はマフィンだったんだと。
マフィアだったんだと。

よかったのはバーテンさんの絶妙な距離感。
話しかけすぎず、邪魔しない程度のコミュニケーション。

ぼーっとするには大変いいお店だった。
騒ぐような店ではないと思う。

わりと年配の男性が若い女性（といっても夜の人ではない）を
連れてきていた。必殺コースの中の一つなのかもしれない。

ここは仕事の会食後、取引先のキーマンとタイマンで来るにはいい場所だと思う。
ただしひそひそ話はしにくい。

人気があるのだろう、9割席が埋まるからである。
中目黒にいるときは、また行こうと思える店だった。

今回はフードを一切頼まなかったので、また次回。

ごちそうさまでした！