Restaurant name |
Meguroku Yakusho Resutoran
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Categories | Company cafeteria |
03-3715-1111 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都目黒区上目黒2-19-15 目黒区総合庁舎 本館1F |
Transportation |
中目黒駅から徒歩5分 394 meters from Naka Meguro. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)) QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
114 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 区役所に駐車場あり(有料) |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome,Baby strollers accepted |
Website | |
Remarks |
一般利用可 |
中目黒駅から徒歩5分、目黒銀座商店街を祐天寺方面に暫く進んだ所、目黒区総合庁舎本館1階にある目黒区役所レストラン。
昼食で利用。
区役所の本館1階には中庭があり、この中庭を囲むように庁舎がある。商店街側の正面から入ると最も右手奥にあるのがこのレストランだが、そこに至る廊下からは中庭が見える。レストランの手前には売店や区民相談室がある。
レストランの入口手前左手に食券の自動券売機が2台置かれており、ここで食券を購入してから店内に入る仕組み。入口右手にはショーケースが置かれており、その周りにはメニュー紹介の貼り紙が多数あった。カロリーはメタボ防止などの貼り紙が多いのはいかにも公共施設らしいし、耳が痛い。
店内はけっこう広く、正面の奥左手に配膳口があり、購入した食券をそこで渡し料理を受け取るセルフサービス方式。配膳口は麺類、定食、カレーの3列に分かれている。正面奥には下膳口と給茶コーナーがある。
席はテーブル席のみだが、広いスペースを利用して多数のテーブルが並べられており全部で120席くらい。さすがにテーブルや椅子はありふれたタイプのものだが、椅子同士の間隔はまあまああり窮屈さも感じない。当然ながらレストラン内は禁煙で、卓上には醤油や一味唐辛子といった調味料類が置かれていた。
11時半頃の訪問で、客の入りは7割ほど。訪問した時間帯のせいか、客は職員よりも一般区民のほうが多く、客の男女比は6:4くらい。乳幼児連れの女性が多いのは区役所のレストランならでは。
メニューは、「Aランチ」660円・「Bランチ」620円・「Cランチ」560円といった日替りメニューがメインとなるが、他にも「カレーライス」390円(ミニカレーは230円)、「カツカレー」500円、「たぬきそば」「たぬきうどん」「ラーメン」各330円など。ちなみに、そばとうどんはつゆの味を関東風か関西風かを選べるという芸の細かさも見せる。
この日は、メガカツカレーを選択。890円という値段はこのレストランでは最も設定価格の高い商品ではないだろうか。価格第2位も780円の「メガカレー」だし。厨房右側のカレーコーナーに食券を渡す。
食券を渡してから2分ほどで、メガカツカレーが提供される。福神漬けはこの配膳口に置かれており、個人個人が自由にとることができる。
プレートは長方形、しかもサイズはB4用紙並み。トレイにのせるとあまりのスペースはほとんどなくなり、否が応でも周りの客の視線を浴びる。
B4サイズのプレートの約半分にご飯、もう半分にカレーソースの海が広がっている。区が制定した「健康づくり協力店」らしからぬ内容だが、辛うじてご飯の脇には千切りキャベツが罪滅ぼし的に添えられている。
カレーの味は極々オーソドックスなもので、スパイスの複雑さはおよそ感じない一方で適度なとろみがあり、家庭のカレーに近い。辛さについては中辛で万人向けといったところだが、タマネギの甘みがじんわりと口の中に広がり意外に複雑な味わい
入っている具は、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、豚肉。
具は全体的に少なめ。特に肉は数切れのみと少々寂しい。しっかりと煮込まれているためか、具はどれも柔らかい。
カツは標準的なロースカツで、厨房を覗いてみると予め揚げておいたトンカツをカットし手際よくカレーの上にのせていた。
カツの肉は薄めだが貧相には感じない。ジューシーさはないものの肉の味はまあまあ感じられた。衣も薄めで、サクサク度合いは今一つ。このカツ、サイズは小さいはずではないのだがプレートの大きさが錯覚を呼び小ぶりに思えてしまう。
それにしても、さすがにカレーのみだと単調で飽きが来る。
そこで、卓上の一味唐辛子を投入。味のまとまりは残念な結果に終わったが、味変の戦力としては十分で一気に完食。
ご飯の量は2合はあっただろう。区役所の食堂としては十分すぎる量で満足。
食べ終わった食器を片付け、脇でお茶をもう一杯飲んで退出。
退出したのは正午頃だったが、券売機の前には職員の長い行列ができていた。
味については凡庸の域を出ないが、ごくごく普通でクセがなく最大公約数的、公共施設のレストランとしてはこれで良いと思える味。価格も手ごろで、スピーディーかつお手頃に食事ができる点はポイントが高い。
セルフサービスの店ということもあり接点は多くないが、店員の応対はまあまあといったところ。装飾には全くと言っていいほど力が入っていないが、区役所内という立地を考えればこれで十分。さらに、区役所内食堂からイメージする古臭さはまるで感じない。
味を期待するものではないが、スピーディーかつお手頃に食事ができるという区役所の食堂が担うべき最大の役割をしっかり果たしてくれている。この安心感が魅力かな。