Restaurant name |
Ginza Tenichi(Ginza Tenichi)
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Categories | Tempura、Ten-don (Tempura bowl)、Bento (Lunch box) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3718-0123 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都目黒区自由が丘1-12-7 |
Transportation |
東急東横線/大井町線自由が丘駅北口スグ 82 meters from Jiyugaoka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
42 Seats ( カウンター16席、テーブル28席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
Website |
この日は友人と仕事の打ち合わせを兼ねて天ぷらでも食おうと、自由が丘で18時に待ち合わせです。
環七沿いの駒沢の事務所から、初夏の様な爽やかな気候の中をマスクを外し、自由通りを40分ほど歩いて自由が丘駅に辿り着きましたが、気持ち良かったですねぇ。
10分ほど前に着きましたが、友人はもう来て待っていました。
そのまま北口の小さな改札 目の前のガード下のお目当ての天ぷら屋を覗くと、何故かシャッターが下りていて臨時休業の貼り紙があります。
うーん、何だよ臨時休業って、定休日以外で勝手に休んでんじゃね~よ!などと悪態をついても仕方ありませんねぇ。
もう今日は天ぷらのつもりだったので天ぷら以外の選択肢が思い浮かばず、直ぐ右手の目の前にあるこちらの老舗の天ぷら屋さんに そのままの流れで入店です。
入口を入ると、右手に揚げ場を囲うカウンターがあって、すぐに店員さんに気付いてもらえます。
天ぷらですからカウンターが良いに決まってますが、カウンター席は予約でいっぱいとのことで2階に通されました。
2階はテーブル席が多数るホールになっていて、一番奥のテーブル席に案内されましたが、先客は1人もいませんでした。
早速メニューを見て、瓶ビールを頼みます。
天ぷら膳は松・竹・梅・桃とありますが、海老が才巻になるのが梅からのようなので5,500円くらいだったと思いますが梅コースでお願いしました。
梅コースは才巻海老2尾、魚2種、野菜3種、それに小海老の掻き揚げで、更に小鉢とミニサラダ、ご飯、味噌汁、漬物が付きます。
先ずは瓶ビールで乾杯し喉の渇きを潤すと、直ぐに小鉢とミニサラダ、漬物、それに天汁、大根おろし、レモン、塩がセットされたお盆が出されます。
直ぐに天汁に大根おろしを入れ、小皿にレモンを搾り そこに塩を混ぜてレモン塩を作って準備は万端です。
早速、浦霞の1合瓶を頼み、小鉢の昆布のおぼろ和えみたいなのをつまみに、チビチビ飲みながら天ぷらを待ちます。
暫し待っていると、掻き揚げ以外の天ぷら才巻海老2尾、メゴチ、鱚、茄子、アスパラガス、椎茸が全て一皿に盛り付けられて出されます。
うーん、これはこれで美味そうではありますが、天ぷらですから少しでも揚げたて熱々で食べたいので、カウンター席の様に1品づつとは言いませんが、せめて2,3回に分けて出して欲しいですねぇ。
才巻海老は小振りの車海老で、天ぷらにするには車海老のこのくらいのサイズが一番美味いですね。
車海老独自の甘味があって、表面を包む薄いコロモが薄狐色に揚がってサクッとした食感と香ばしさが堪りませんねぇ。
尻尾までパリパリに揚がっていて、塩を付けて尻尾まで残さず頂きます。
海老の足はコロモを僅かに付けて、足の部分はほぼ素揚げの状態ですが、パリッパリの食感と海老の風味が身よりも強く美味いです。
鱚はカリッとしたコロモとふわふわの身の対比が良くて、鱚 特有の風味が塩で引き立ちますねぇ。
メゴチは小型のコチの仲間で、東京湾で獲れる江戸前の人気の天種です。
釣人にとっては鱚釣りの下魚とされますが、天ぷらにすると鱚に勝るとも劣らない旨味の有る白身が堪りませんねぇ。
アスバラガスは1本丸ごと揚げて、半分に切ってあります。
揚げることで素材から僅かに抜けた水分がコロモに封印されていて、食べると特有の香りと甘みが濃厚で一気に口中に広がります。
茄子や椎茸は、油との相性は良いのですが、その反面 油を吸い込みやすい素材で下手に揚げるとヘビーになり過ぎるのですが、コロモで確りコートされコロモの油分だけで油との相性の良さを充分に感じさせてくれます。
追加で蓮根2つと友人が小柱の海苔巻きを頼みました。
蓮根は厚めに切って更に半分に切って揚げていますが、多少厚みがあった方がざくっとした独自の食感を活かせて美味いです。
蓮根は色んな料理に使われますが、私は天ぷらが一番美味いと思います。
最後に小海老の掻き揚げとご飯ですが、天丼か天茶のどちらかを選べるとのことで友人がミニ天丼、自分は白飯と掻き揚げを別々に出してもらいました。
白飯に残った天汁をぶっ掛けて、その上に掻き揚げを乗せて自分で天丼風にして食べるのですが、この方が天丼のタレの様な味が濃すぎることが無く、しかも掻き揚げ自体も濃い味のタレにジャブ漬けしないのでサクサクのまま食べられ美味いと思います。
ゆっくりと1時間45分ほど掛けて頂きましたが、その間 友人が生ビールを1杯お替りし、自分が浦霞を3本飲み、一人9,000円くらいでした。
その間、この2階のホールは我々の貸し切り状態でしたが、これもコロナの影響でしょうかね。
まあ折角の老舗の天ぷら屋ですから出来ればカウンターで頂きたいってのは分かりますけどねぇ。
次回はちゃんとカウンター席を予約して来ることにしましょう。
その後、久し振りに自由が丘デパートのカラオケスナックに寄ってみましたが、お客さんも結構入っていて、もうすっかり元通りですねぇ、安心しました!