Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
巷のイタリアンよ、かしづくが良い、の巻
お店への小径
今夜のメニュー
食前酒のスプマンテ。アルタディージェ(南チロル)の作り手です
テーブルの生花。手前は抜栓したペルカルロのコルクです
和食で言う付きだしに相当。野菜のブロードとオリーブのフライです
スロベニア国境沿いのフリウリベネチアジューリア州の土着品種
前菜の盛り合わせ。左上から時計回りにクリのシャブシャブ、太刀魚、メガネのリエット、桜海老のフリッタータ、王様椎茸のフリット
自家製パン。小麦の香りがもの凄い
自家製パン。薬味はオリーブオイルとマルドンの塩
自家製パン用のオリーブオイルとマルドンの塩です
自家製パンの説明書き
南イタリアはカンパニア州のフィアーノ
東京湾の太刀魚のとウンブリア州のワイナリーのパオロベアのひよこ豆、ほうれん草のスープです。完璧な火入れですヾ(≧▽≦)ノ
スロベニア国境沿いのフリウリベネチアジューリア州の白。セパージュはリボッラジャッラ
果皮ごと浸潤しているのでオレンジ色がかった色合いです
但馬牛のメガネ部位のボイル
アブルッツォ州のロゼ。セパージュはモンテプルチアーノです
由比産の桜海老と球磨川のアオサ海苔のリゾット
パスタとメインに合わせてペルカルロの登場
自家製パンの追加です
函館産の王様椎茸のリングイネ。京中の熟成豚ハムの塩味で全体をまとめます
熟成但馬牛のクリ
クリは塊で炭火焼きしてから切り分けました
クリをひっくり返したところ。端っこが好き
なんだかハンバーグに見えてきましたヾ(≧▽≦)ノ
甘夏のババレーゼ
ダブルエスプレッソ
今夜のワインの勢揃い
巷のイタリアンよ、跪くが良い、の巻
日曜日の夜です。
自由が丘です。
今夜はイタリアンの食事会。
以前、恵比寿の焼き鳥屋さんで同席した方にお誘いいただきました、
イタリアワイン好きのラッコが、このチャンスをスルーするわけも有りません。
まさに隠れ家と呼ぶにふさわしいリストランテ。何度か他の会でご一緒した方をふくめ、九名の男女が閑静な住宅街の一角に馳せ参じます。
シェフはアクアパッツァにいらした方。
詳細は後述しますが、火入れのセンスが抜群。並み居る巷のお店をはるかに凌駕するその技量。
加えてソムリエの方のサーブも完璧。
最初はお任せで泡と白を呑み進めますが、時間の経過とともに、イタリアワインにこうるさいザビエルハゲオヤジが居ると察した手練れのソムリエ。
黒毛和牛の炭火焼きの際には、『赤はいかが致しましょうか?』と問われます。
初めてのお店なので、手頃なものが良いかと思い『そいではサンジョベで』と低姿勢のラッコ。
セラーに鎮座するレ・ペルゴール・トルテが脳裏を掠めたものの、そこは還暦の落ち着き。
はやる心を押さえ込み、『アマは有りまっか?』とキャンティでお茶を濁そうとしますが、ソムリエもさるもの、『アマはお取り扱いしておりませんが、サンジュスト・ア・レンテンナーノは御座います』とのお応え。
良い作り手です。
それにコスパも良い。
『そいではレンテンナーノのクラシコで、あっ、レゼルバじゃなくて良いっすよ』と釘を刺すラッコ。
軽くスルーしたソムリエ。
『ペルカルロもございますが』と、同じ作り手のスーパータスカンをそれとなく進めます。
ああっ、抜きたいんだよなぁ!
開けて欲しいんだろうなぁ・・・!
分かっている人に飲んで欲しいよね、そりゃぁ!
ひとりだったらその提案に乗っちゃうけど、軽く諭吉ニ枚は超えるし、車でいらした方もお出でだし、まだまだ酔っていないし、アハッ\(//∇//)\
なんて会話をやりとりしながら、なんだかソムリエの方も嬉しそう。
だって、ワインの話がしたいんだよぉ〜、絶対。
さてさて前置きが長くなりました。
いただいたコース内容は以下の通りです。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただけれは幸いです。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
参りました。
イタリアンは三十代の頃、さんざん現地で食い尽くしたはずですが、やはり日本人シェフの繊細な仕立てには敵いません。
還暦オヤジの舌と胃を優しく程よくマッサージ。
甘鯛の松笠仕上げの火入れはパーフェクト。
イカ墨のショートパスタの、なんだよぉ〜、赤ちゃんの頬っぺたのようなムニユムニュ食感。
加えて、沼津の食肉屋さんから仕入れたイチボの肉質と炭焼き加減。肉は火入れが良ければ塩と胡椒で十分。
ああっ、ウンマかった。
〆にはグラッパとブックラム、シチリアはパンテレリア島のビンサントをいただき、久方ぶりのドルチェビータに酔い知れたラッコでした。
<コース内容>
●ストゥッツィキーノ:
・今日の歯ぎれ野菜と塩と水だけの野菜スープ
・豚肉のサルシッチャを詰めたオリーブのフリット
●アンティパストミスト:
・甘鯛:昆布〆
・スジアラ:サラミ仕立て
・太刀魚:炙り、走水産
・白いか:ソテー、トマト
・炭焼き:シャブシャブ仕立て
●グリリアータ:
・甘鯛:クロッカンテ、松笠仕上げ
・揚げ茄子:冷製マリネ
●ズッパ:
・スジアラ:ヴァポーレ
・ドライキノコ
●冷製パスタ:
・フェデリーニ:ジェノベーゼソース
・太刀魚:炙り、走水産
●ショートパスタ:
・トロフィエ:イカ墨
・白いか
・焼き茄子
・バジル
●ブラチョーラ:
・イチボ
・インサラータミスタ
●デザート:
・桃のコンポート
・ヨーグルト
<お酒他>
・Franciacorta:DOCG
Antica Fratta, Cuvee Real, Brut, NV
Cha90%/PN10%
・Vallee d'Aoste:DOP
Blanc de Morgex et de La Salle, 2019,
Maison Vevey Albert
・Chardonnay Colline Pescaresi:IGT
Abruzzo, 2017
・Vino Rosato:
Anphora:Rose Maria, 2020
・Chianti Classico:DOCG
San Giusto a Rentennano, 2016
・Grappa:
Nebbiolo di Valtellina, Invitti, 2015
・Passito di Pantelleria:DOC
Bukkuram, Marco de Bartoli, 2014
・ダブルエスプレッソ
最初はフランチャコルタで乾杯です
突き出しです。野菜のブロード。今日使用された野菜の歯ぎれと塩と水だけの野菜スープ。脇は豚肉のサルシッチャを詰めたオリーブのフリットです。
今夜のメインの登場。イチボです。この塊を炭火でじっくり炙ります
前菜、色々。全て手抜きなし
上が炭焼きの黒毛和牛のシャブシャブ仕立て。下が白いかのソテー、トマト風味です
上がスジアラのサラミ仕立て。下が走水産の太刀魚の炙りです。スジアラ、抜群にウンマイ!
甘鯛の昆布〆です。塩とオリーブオイルもごくごく少量、全くしつこく有りません。
アオスタの白ワイン
パンにつけるオリーブオイルです。青臭い香りが強くて好き。
自家製のパン達です
パンがウンマイ
パーネカラザウです
大人気のグリッシーニ
プーリアのタラーリです
黒パンです
Restaurant name |
Mondo(Mondo)
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Categories | Italian |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3725-6292 |
Reservation Availability |
Reservations Only
アラカルトはなく、おまかせコースの用意。ご予約の際お苦手な食材をお申し付けくださいませ。 |
Address |
東京都目黒区自由が丘3-13-11 |
Transportation |
8-minute walk from the front exit of Jiyugaoka Station on the Tokyu Toyoko Line and Oimachi Line. Exit the front exit of Jiyugaoka Station and turn right at the corner to the right of the bus terminal, where you will find ``Hachi no Ie'' and ``Mizuho Bank.'' Proceed for about 300 meters along the road (Cattleya Avenue) between ``Coffee-Chakan Shu'' and ``Mizuho Bank,'' and turn left at the corner of ``LA VITA,'' a brick Venetian-style commercial facility at the top of the hill. That is Midori Kodori. Continue straight along the road for about 500m. The whole way is a residential area and there are no shops. Mondo is at the end of Midori Kodori. There is a transparent glass ball at your feet near the entrance. If you look closely, it's a billboard. Passing by the glass ball, walk along the path with stepping stones surrounded by a wooden wall. Go down the stairs on the right-hand side in the back and the store entrance will be on your left. From Jiyugaoka Station on the Tokyu Toyoko Line, follow the directions above for 900m or 11 minutes on foot. 631 meters from Jiyugaoka. |
Opening hours |
|
Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Diners、Master) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
10% |
Number of seats |
10 Seats ( The number of seats has been reduced from 16 to 10, resulting in more personalized service.) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed There is a coin P nearby, but there is no bicycle parking lot. Please refrain from visiting the store by bicycle or motorbike. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,Sommelier |
With children |
Reservations for families with children can be made by phone. |
Dress code |
Please refrain from wearing shorts and sandals that are too casual. Please Refrain from wearing shorts and sandals that are too casual |
Website | |
The opening day |
2008.7.8 |
Remarks |
From August 2018, large tables will be shared by customers. The dishes also feature more of the producers. Even dishes that you may have seen at first glance have a deeper flavor. Courses are: Lunch time: 6,600 yen (tax included) Dinner time: 13,200 yen (tax included) When making a reservation, please be sure to let us know if you have any allergies or dislikes of any ingredients. We cannot accommodate requests made on the same day. Thank you. |
PR for restaurants |
Enjoy the local flavors of northern and southern Italy at a hidden gem in Jiyugaoka
Mondo will close at the end of July 2024. Reservations for July will only be accepted by phone. Mondo is a hidden Italian Cuisine located in a residential area of Jiyugaoka. The menu is a single selec |
日曜日の夜です。
自由が丘です。
今夜は凡そ一年半ぶりのこちら、【mondo】さんにお伺いしました。
お店と懇意にしている方が主催された食事会です。
目玉は京中(熟成牛の嚆矢、中勢以さんが京都に移転され、京都 中勢以の屋号に)の熟成牛。
その中勢以さんですが、十数年前に線路の反対側に小売りの路面店を出されていた頃、ノテノテとお伺いして熟成牛のウチモモを購入。ラッコの巣のフライパンでステーキにしましたが、舌の鋭敏な亡きカミさんも納得の旨味。
当時はまだ馴染みのなかったドライエージングの技術に、やはり、違うなぁ、と感動したものの、なかなか再訪に及ばず、いつのまにか京都に移転。
そのお肉をいただけるなんて、こんなチャンスを逃す訳も有りません。
集合時間は18時。
再開発中の駅前を抜け、お店の前に到着。細い小径を抜けて階段を降りるとお店の玄関。隠れ家感、満載ですね。
さてさてそれでは本題です。
いただいたコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。
そしてご馳走様でした。
<まとめ>
店内に入りソムリエの方にご挨拶。
一言二言会話を交わしていると、『ああっ、二年前、サン・ジュスト・ア・レンテンナーノのキャンティをご注文された方だ、思い出しました、アハッ』と、笑顔の田村氏。
『ええっ、良くぞ覚えていらっしゃいました』
『勿論です。今夜も基本はペアリングをご用意しておりますが、何かお好みのワインが有ればボトルで空けちゃいましょう』
『中勢以さんですからね、やはりサンジョべかネッビオーロかな?』
『ネッビオーロはね、熟成肉にフィットした経験が無いんですよぉ』
『アイヤァ、そいではやはりサンジョべのスーパータスカンで決まりかな?』
『ハハッ、そいではペルカルロですかね。2014と2015が今は飲み頃ですが』
・・・と会話を楽しみ、2014と2015の特徴をご説明いただいた上で、華開きが早い2014を選択。
アアッ、ワインの会話は楽しい。
『カーゼバッセのリゼルバ1999を空けていただく方が居らっしゃらないかなぁ』なんて次のジャブを放つソムリエ田村氏。
『ううっ、さ、誘われてしまいました、グフッ』と幹事に秋波を送るラッコ。
『上限を決めてからにしましょう、エヘッ』と幹事さま。
ああっ、楽しかった、グフッヾ(≧▽≦)ノ
<コース内容>
京中(京都 中勢以)さんの熟成肉は常備されているわけでは有りません。ご興味のある方は、お店とご相談されるのがよろしいかと思います。
ワインは基本のペアリングに加え、メインにペルカルロを選択しました。
⚫︎Aperitivo:食前酒
・Spumante:Alto Adige, Metodo Classico,
2023, Haderburg, Cha90/PN10
⚫︎Stuzzichino:突き出し
・野菜のスープ
・オリーブ:フライ
⚫︎Antipasto Misto:
・シャブシャブ:クリ(腕)、玉葱ソース
・太刀魚の炙り:レモン
・フリッタータ:由比産桜海老、チーズ
・フリット:王様椎茸、函館
・リエット:メガネ(骨盤横の肉)
⚪︎Collio:DOC, Edi Keber, 2020, RG/Mal
⚫︎Zuppa:
・太刀魚:江戸前
・生ハム:京中
・ホウレン草
・ひよこ豆:ウンブリア州
・出汁:太刀魚の骨
⚪︎Campania:IGP, Particella928, Fiano100%,
2018, Cantina del Barone
⚫︎Primo Piatto:
・熟成但馬牛
・レッサート(茹で料理):低温調理
・めがね(骨盤周辺部位):二か月熟成
・白アスパラガス
・薬味:蕗の薹他の春の山菜
⚪︎Venezia Giulia:IGT, Ribolla100%, 2010,
Josko Gravner
⚫︎Risotto:
・桜海老:由比
・アオサ海苔:球磨川
・柚子胡椒
⚪︎Cerasuolo d’Abruzzo:DOC, 2020, Amorotti
⚫︎Pasta:
・リングイネ
・王様椎茸:函館
・熟成豚ハム:京中
・レフォール(山ワサビ):福田農園@北海道
⚫︎Secondo Piatto:
・熟成但馬牛:クリ、京中
・インサラータミスタ
⚪︎Toscna:IGT, Percarlo, 2014,
Sangiovese. San Giusto A Rentennano
⚫︎Dolce:
・甘夏ババレーゼ:裏庭で収穫
⚪︎Double Espresso