Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Chachahui(Chachahui)
|
---|---|
Categories | Nepal cuisine、Curry、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6426-2695 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザ・モール 1F |
Transportation |
東急目黒線 武蔵小山駅より徒歩1分 76 meters from Musashi Koyama. |
Opening hours |
|
Budget |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
15 Seats ( テーブル4卓15席) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,With power supply |
Drink |
Wine,Particular about wine |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
The opening day |
2020.2.10 |
“スパイシー”は夏の季語だ。盆真っ只中の晩はスパイス料理を楽しもうと武蔵小山ザ・モールで妻と待ち合わせ、今年2月オープンのネパール料理店「タンドール&スパイス酒場 chachafui」に行く。予約の17時より2分ほど早く着いたが店頭にはすでに“OPEN”の表示がある。入店すると先客はなく、一番奥の4人用テーブル席に導かれる。
まずはドリンクを。私は生ビール605円、妻はグラス白ワイン、シャルドネ715円を選ぶ。今日はあっちこっち歩いて足がつりそうになるほど汗をかいたからビールが美味い。お通しはスパイスで煎ったムング豆だ。
フードメニューを見る。あらら、羊肉の品が多いなぁ。スクティやモモはともかく、おつまみのマスやチョエラも羊肉の選択肢しかない。我々夫婦はともに羊があまり得意でない。
「うーん、今日はオーセンティックにいくのはやめよう」
エスニック料理を食べに来るととかく本場風のものを本場式に食べたくなるものだが、今日はネパール人店員に白眼視されるくらいに居酒屋式に楽しもうと決めたのだ。
料理一品目はパニプリS500円が出る。南インド料理としてもポピュラーな屋台スナックだ。球形のスナックに穴をあけ、じゃがいもと玉ねぎ、青菜を炒めた具を入れ、ラッサムを更に酸っぱくしたようなカレースープを入れて食べる。楽しいね。
二品目はベジモモ(4個)528円。Sサイズが3個なんだけれど4個もできると言われてそうしてもらった。フェイクミートなのかな。なんかしっかり肉の味がするんだよね。ソースが南インドのマイソールチャトニーみたいでコリアンダー全開で美味かった。
私はここでグラス赤ワイン(マルベック)660円に移る。
ホールスパイスが入った金メッキの器が出される。クミンシード、フェンネルシード、コリアンダーシード、ブラックペッパー、フェヌグリーク、チリペッパーが認められる。店員に指示されるままに妻がゴリゴリとすりこぎ棒ですって砕く。そして登場は石窯タンドール料理、豚肩ロースかたまり肉1,298円である。この肉に砕いたスパイスをぶっかけるのだ。ポテトのロースト、グリーンチリやコリアンダーのグリーンチャトニーがつく。豚肩ロースは脂身が少なく、窯焼きだからか結構パサッとした仕上がりだ。焼き目のついた部分は香ばしく、スパイスはかければかけるほどソウルフルになる。
〆のカレーは店員おすすめの水牛とマッシュルームのカレー1,155円を選ぶ。ネパール人で一番多いヒンドゥ教徒は牛は食べないが水牛は食べるのだそう。オーセンティックに行きたくないから、バスマティライスは選ばない。合わせるのはなんとバゲットのタンドール焼き418円だ。ガーリックとジンジャーとギーで焼いたという南アジア的ガーリックトースト。いいじゃん、C調バルっぽくて。
カレーをひと口食べてみると、これがまた絶妙のスパイス感だ。コリアンダー、タマリンドの酸味にクローヴやカルダモンのスカッと爽やかな苦み、辛さもほどよく、あー、こりゃバスマティだったんじゃないか・・・いやいや、いいのよいいのよバゲットで。フレームなしで楽しんじゃおうぜ。つけ合わせにはきゅうり、ニンジン、ニガウリなどのサデコが出された。
約一時間半の滞在、会計は6,588円。店は狭いけれど店員たちの接客姿勢がよくとても居心地がよかった。オーセンティックをやりたいなら新大久保あたりの鶏料理が豊富な店に行けばいい。ちょっと気軽にスパイス料理を楽しもうってときには利用できる店だと思う。料理が本格的な店だからハズす楽しみ方ができるんだけれどね。