蔓延防止等明けの食事は、、、 : Nanakusa

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Nanakusa

(七草)
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4.2

¥8,000~¥9,999per head
  • Cuisine/Taste4.6
  • Service3.5
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks4.0
2022/03Visitation9th

4.2

  • Cuisine/Taste4.6
  • Service3.5
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 8,000~JPY 9,999per head

蔓延防止等明けの食事は、、、

コロナ禍がもう2年も続いている。まん防は明けたが、やはり、まだまだ、陽性者は多い。従って、母と二人で七草へ。二人とも3回目のワクチンは終わっているので予約をしたのだが、、、

春野菜が楽しめると期待して訪問。天気が大荒れだが、自宅からタクシーで10分なので、行くのには便利である。

今宵の献立は、、、
*新玉ねぎのすりながし、サクラの塩漬け
玉ねぎが甘い。香りもいい。サクラの塩味がさらに甘さを感じる。サクラの香りも、まさしく春の香り。 
 
*取り合わせ
文旦の白和え、豆ごはん、卵焼き、わさび菜、巻き湯葉の含め煮、じゃがいもの蕗の薹味噌あえ、そら豆の蜜煮、ホタルイカ
どれも、香り高く、優しい味わい。いつも思うのだが、こちらの卵焼きは本当に好きだ。蕗の薹味噌の風味が素晴らしい。あと、文旦と白和えの豆腐が意外と合う。白和えはこちらの定番なのだが、いつも思っているのは、どのようにして裏漉しすると、白和えの豆腐があんなになめらかになるのか、、、

*百合根まんじゅう
中は甘く味つけしたひき肉、わらひ、菜の花、わさびが上に添えており、醤油ベースのあん。
あんは出汁の香りが素晴らしい。薄味にしているが、まんじゅうの中のひき肉の味がしっかりとしているので、あんの味わいはちょうどいい。わさびのアクセントはよく合う。わらびや菜の花の春の香りもいい。

*タラの芽、よもぎ、たけのこの揚げ物
よもぎの香りが凄い。清々しい香りが食欲をわかす。タラの芽のほろ苦さと香り、たけのこの歯応えと甘さ、やっぱり春の味である。

*鴨、ビーツ、ごぼう、めじそ
鴨は柔らかく焼いており、ソースの甘さが鴨によく合う。ごぼうを揚げたものが歯応えを楽しくする。ビーツが意外と鴨に合う。ビーツはクセのない野菜なので鴨と一緒に食べると風味が異なり美味しい。

*野菜のパフェ
カリフラワーのムース、帆立、帆立の出汁のジュレ、上にはプチベールやスナップエンドウなどの野菜。
カリフラワーの甘さと帆立の甘さに、出汁のジュレの塩味がよく合う。ジュレの出汁の美味しさが、カリフラワーのムースの甘さを引き立てる。上に乗っている野菜と一緒に食べると、野菜の歯応えや香りがムースやジュレとよく合って美味しい。

*鯛とあさり、白味噌仕立て
まず、柚子の香りが凄い。白味噌はあさりの出汁が混ざり、美味しい出汁になる。淡白な鯛の身によく合う。出汁の香りも素晴らしい。

*あんかけごはん
あんは、アスパラ、たけのこ、エビがたっぷり。控えめの味つけが、飽きずに食べられてしまう。ボリュームあったけど、なんだかんだ食べてしまった。漬け物も色々あって、このご飯に合うからたまらない。

*甘味 蕗の薹もち
柔らかい餅の中は蕗の薹の白あん。蕗の薹の香りとほろ苦さも存在感があるのが楽しい。

野菜を美味しく食べるための料理、お惣菜とも違う、だからと言って、懐石料理のように煌びやかな料理でもない。しかし、通いたくなる、そんなお店である。
野菜を売りにしているレストランはあるが、サラダのような生野菜が多かったりする。野菜を熟知しているご主人が、しっかりと野菜の美味しさを引き出した調理、優しい味わいだが、それでいて印象にしっかりと残る料理、、私好みである。最近、このようなレストランが少なくなっているように思える。6500円というCPが優れている、こちらのお店は月1日くらいは行きたいのが本音なのである。

2021/11Visitation8th

4.0

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance3.8
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

晩秋の季節

緊急事態宣言が解除され、外食がだいぶ自由にできるようになった。
とはいえ、優しい料理が食べたくなる。こんな時に七草さんを訪問。
コロナ禍の影響から、現在、七草さんは店主お一人で、料理、清掃、サービス、会計までやっている。そのため、6人くらいのお客様で限界との事。

晩秋のお料理は
*カブのすりながし
寒い日だったので、この温かいすりながしはありがたい。カブの風味がしっかりとあり、のっている百合根の甘さが心地よい。
*盆盛
柿とほうれん草、大徳寺麩の胡桃和え
サーモンと紫蘇の寿司
牡蠣、舞茸、春菊のあえもの
どれも優しい味わい。大きな牡蠣には柚子胡椒がのっており、風味がよく合う。
*蓮根餅のあんかけ 青梗菜添え
蓮根餅はまわりは香ばしく、中はふわっとした柔らかさ。蓮根の甘味もしっかりしている。あんかけは薄味で熱々。個人的にはもう少しだけ、醤油をきかせてもいいかな、と思った。青梗菜が入っているので、バランスを考えてだが。
*オレンジカリフラワーのムース
ムースの上に帆立、帆立のジュレ、生ハム、花びらたけ。ムースはカリフラワーの風味と甘さ、生ハムの塩気が合う。帆立の旨味と花びらたけの歯応えがいい。
*ごぼう、蓮根、稲穂の揚げ物とビーツの胡麻和え
ビーツはこのような食べ方だと甘味が凄く感じる。
ごぼう、蓮根も揚げ物にすると甘く、稲穂は香ばしい。
*ブリと大根の炊き合わせ アスパラ菜、からし菜添え
大根はサイコロ状にカットしており柔らかく仕上がっている。王道だが、やっぱりこの食べ方が好きである。
煮汁に微かな酸味を感じたのだが、バルサミコ酢を少量入れている。これが後味がさっぱりとなり、コクも出る。
*銀杏とむかごのおかゆ
香り豊かなご飯である。銀杏、むかご以外にも松の実、あられが入っており、上から菊の花を散らしている。自家製の海苔の佃煮とカブの漬物がいいお供である。
*木の実もち
中には干しいちじく、栗、胡桃が入っており、柚子の香りをつけている。いちじく、栗、胡桃は細かくして入れているので、どこを切って食べても3種類が味わえる。
恐らく、私のように男性としては少食なタイプはボリュームはぴったりなのだが、一般の男性には、やはり、ボリュームが不足していると感じる。ご飯を大盛りにでも対応すればいいのかもしれないが、いかんせん、店主お一人でやっている以上、なかなか難しいのではないかと思う。

コロナ禍で休業などもあり、人を雇用できなくなり、明けてからも今度は採用がなかなか難しくなり、と飲食店も大変な時期になってしまった。こういうほっと寛げるお店は貴重なので、是非頑張ってほしい。

2021/09Visitation7th

4.0

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.8
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

緊急事態宣言の中で、、、

緊急事態宣言の中、親子でワクチン接種も終了したので、久しぶりの七草さんへ。
実は、店主お一人で、調理、提供、会計、掃除などをやっているとの事。飲食店はどこも苦労している。
晩夏にもかかわらず、やたらと涼しい日に訪問となった。

この日の献立は

・冬瓜の呉汁
季節外れの涼しさに温かい呉汁はありがたい。優しい味わいに冬瓜の歯応えがいい。
・籠盛り
なしときゅうりの和え物
あじの押し寿司
レンコンきんぴら
なすの煮浸し
卵焼き
つるなのお浸し
鴨ロース
生落花生の塩茹で
かぼちゃ

どれも、野菜を美味しく食べられる控えめの味付け。なしときゅうりは意外によく合う。実は、ここの卵焼きは私好みの味。

・いちじくとあけびの揚げ物
 お米の穂先の素揚げ
 きゅうりのはりはり漬け
いちじくとあけびの揚げ物には味噌が少量ついている。いちじく、あけびの甘さがよく出ている。味噌がこの揚げ物によく合う。はりはり漬けはちょっとした箸休めで、味わいが変わってなかなかにいい。

・焼き枝豆
枝豆は焼いた方が美味しい。ただ、さやをちゃんと割らないとならないので面倒か、、笑
落花生と同じで食べだすと無言になる、、笑

・野菜のパフェ仕立て
下からパプリカのムース、ホタテ、ホタテの出汁のジュレ、トマトのマリネ
トマトが甘い。パプリカのムースの甘さと、ホタテの甘さ、ジュレの塩味と旨みがバランスいい。

・いさき、丸瓜、オクラ、あさりの炊き合わせ
まず、出汁の味わいがいい。野菜もいさきも旨みがしっかりあり、出汁も薄味なので飲み干せる。ブダバラの味噌だきが定番なのだが、魚も美味しい。特に肌寒い日にはとてもありがたい献立

・ごまだれうどん
うどんは稲庭うどん。ごまだれもコクがあり、甘さが控えめで具材のトレヴィス、空心菜にも合う。焼きとうもろこしは甘く、このごまだれにあう。
(写真撮り忘れました)

・甘酒のブランマンジェ
白キクラゲ、ぶどう、上に豆乳クリームと小豆餡が添えてある。甘酒のほんのりした香り、豆乳クリームのコク、また、白キクラゲの歯応えがいい。

七草さんはいつ行っても、ホッと落ち着けるお店である。料理は優しい味わいで、野菜の美味しさを新たに発見できる、また、身体にも優しい料理である。
こういうお店は近くにはなかなかないので、私には貴重な店である。
コロナ禍で、お一人で頑張っていくには大変なご苦労と思う。でも、続けてほしい、、、そうあらためて感じる、私のお気に入りのお店である。

2020/10Visitation6th

4.0

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

秋の七草

肌寒い季節になりはじめ、また、高山でボリュームあるフレンチを食べたあとからか、身体に優しい料理が食べたい、、とすぐ出たお店が七草だった。
この店がお気に入りの母と訪問。
休みの日は我が家は夕食の時間が5時過ぎ、、いつも5時30分で予約しているので、まず、誰もいない。そしていつも通り、席は奥の左側のガラス窓から小庭が見えるお気に入りの席である。

今宵の献立は、、

・バターナッツかぼちゃの摺流し
バターナッツの甘さがよく味わえる。夜は冷えるので温かいものが最初だと、とてもありがたい。

・八寸 柿の白あえ、カマスと山椒の炊き込みご飯のちまき、卵焼き、鴨肉、きぬかつぎ、茹で落花生、ナスの煮浸し、、など
どれも優しい味わい。柿の白あえは柿の甘さと豆腐の風味がよく合う。こちらの卵焼きは私の好きなものだが、最近、関西風の塩味のだし巻きである。江戸っ子の私としては甘い方が好きなのだが、、、

・焼き胡麻豆腐
熱々で提供される。胡麻豆腐そのものが美味しいが、控えめの味の銀餡の風味がいい。

・揚げ物 栗、稲穂、いちじく
栗は揚げると甘さがしっかり出る。稲穂は添えてある塩で頂く。香ばしさのみだが、やっぱり秋かな、、
いちじくは添えてある味噌をつけて頂く。いちじくを揚げるといちじくが柔らかくジューシーになり、とても甘くなる。味噌がこの揚げ物に意外と合う。

・野菜のゼリー寄せ
カリフラワー、カブ、マッシュルーム、花びらだけ、百合根、レンコンがコンソメベースのゼリーの中にたっぷり入っている。色々な野菜の味、歯応えが楽しい。

・鯛のミョウガあんかけ
本日の主菜は魚。鯛の上にはミョウガと紫玉ねぎがたっぷりとのっている。あんにはアクセントで黒胡椒。香りが主役の料理である。鯛が淡白な味なので、あんはしっかりと出汁や調味料をきかせている。

・銀杏、松の実、紫蘇の実のおかゆ
まさしく"秋"である。木の実の甘さ、歯応え、香りがおかゆに溶け込んでいる。あつあつも美味しさのうちか。

・甘味 栗もち
あんの中に栗を細かくしたものが入っている。甘さ控えめのあんと栗がよく合う。

秋を感じる野菜や木の実、優しい味わいは女性主人らしい料理の数々。とても美味しく楽しめました。
次回の訪問は年末か年始か、、、

  • Nanakusa - 摺流し

    摺流し

  • Nanakusa - 八寸

    八寸

  • Nanakusa - 柿の白あえ

    柿の白あえ

  • Nanakusa - ちまきの中

    ちまきの中

  • Nanakusa - 焼き胡麻豆腐

    焼き胡麻豆腐

  • Nanakusa - 野菜のゼリー寄せ

    野菜のゼリー寄せ

  • Nanakusa - 鯛のミョウガあんかけ

    鯛のミョウガあんかけ

  • Nanakusa - おかゆ

    おかゆ

  • Nanakusa - おかゆの漬物

    おかゆの漬物

  • Nanakusa - 栗もち

    栗もち

2020/06Visitation5th

4.0

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

久しぶりの外食

東京の自粛期間解除後、初めての外食は七草となった。
梅雨入りし、蒸し暑さが日に日に増すなか、野菜中心の優しい和食がやっぱりいい。

なお、七草さんも6月初旬に営業開始されたようで、それまでは、やはりテイクアウトだったようである。

初夏のおまかせは山椒の香りが多くなった。

・レタスの摺流し
 レタスの香りとフレッシュな風味が爽やか。胡椒のアクセントがいい。

・八寸
 ビワの白あえ、卵焼き、アジの押し寿司、新生姜の甘酢漬け、インゲンの胡麻あえ、なすの揚げ浸し、湯葉巻き揚げ、青梅の蜜煮
 どれも優しい味わい。ビワの白あえは、意外にも合う。ビワの甘味と香りが白あえの豆腐がなかなか美味しい。湯葉巻きの中はエビのすり身、小松菜、バジル。バジルの香りが爽やか。

・焼き胡麻豆腐
 胡麻豆腐は熱々で美味しい。銀餡は柚子の香り。胡麻豆腐の上には蓮芋の葉柄がのっている。この葉柄、柑橘系の香りがする。

・揚げ物
 新ゴボウ、実山椒、ホタルイカ、お茶の葉。別に姫竹の子の酢味噌和えがある。
 実山椒の揚げ物は、香りが先に立ち、後から山椒のしびれがくる。新ゴボウは甘く美味しい。

・野菜のパフェ
 新タマネギとカリフラワーのムースの中にほたて、上にポン酢ジュレ、さらにジュンサイ、オクラ、わさびがのる。
 ムースは新タマネギの甘さがたち、ほたての旨さ、ポン酢ジュレがムースに合う。ジュンサイやオクラはやはり、季節のもの。食感や風味はやはり初夏。

・定番 豚バラの味噌だき
 相変わらず美味しい。上には葉野菜がのり、さっぱりと食べられる。下にはレンズ豆がひいている。このレンズ豆が豚バラの味噌の味を吸って、とても美味しい。

・ご飯 ベビーコーンとアスパラのおかゆ
 おかゆも定番。おかゆと言ってもリゾットよりもやや堅めに仕上げている。熱々を食べる。きゅうりのぬか漬けときゃらぶきがいいお供である。

・甘味 山椒もち
 こしあんの中に山椒の実が入っている。こしあんの甘さのあと、スーと爽やかなしびれ。

この日は終日、雨模様で肌寒かった。だからかメニューは温かいものが割と多い。コロナ対策で窓を開けているため、入店時は、肌寒さを感じたが、食べ終わった後は身体も温まり、ゆっくりと余韻を楽しめた。
お店も一日の来客数を制限して、客間を空けていた。
飲食店も、解除されたとは言え、やはり対策をしていかないとならない。また、お客の側も自分で守っていくのだから、消毒、マスク、会話も気をつけていかないと他のお客様に迷惑をかけてはいけない。
当分はこのような形になるだろう。お店だけでなく、お客の側も、十分注意して外食を楽しんで欲しい。無論、僅かでも体調がすぐれない場合は、キャンセルをして欲しい。

久しぶりの外食はやっぱりいい!

2020/02Visitation4th

4.0

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

初春の香り

七草はこれで4回目の訪問になる。季節毎に伺いたく、ちょうど、春の趣のメニューと思い再訪した。

メニューもやはり春の味わいが、、、

・里芋と菜の花の摺流し
 美しい緑色の摺流しは、菜の花の香り、里芋の優しい甘さがいい。マイクロカブと黒胡椒がアクセント。最初に温かいものはありがたい。

・八寸(画像撮り忘れ)
 蕗の薹の白あえ、卵焼き、こごみ、牡蠣オイル漬け、そら豆、大根の漬物の中に柚子の皮、芥子菜のお浸し

蕗の薹の白あえは香りが凄い。まさしく春の味わい。こごみのほろ苦さも早春を感じさせる。ちなみにここの卵焼きは私好みの味である。どれも少しずつだが、とても楽しい。

・百合根饅頭
中には穴子が入っている。醤油ベースの餡も控え目な味わい。百合根饅頭の甘さもいい。菜の花のゼンマイが上にのり、わさびが添えてある。優しい味わいながらも、百合根の甘さや餡の出汁の風味、わさびのアクセントがいい。

・揚げ物等
レンコンチップス、海老芋、ゴボウの天ぷら、ビーツのきんぴら
ビーツのきんぴらはなかなか面白い。唐辛子の辛みはないが、ゴマの風味とビーツの風味が意外に合うかも、、
海老芋は中は熱々で提供。ゴボウの天ぷらの歯応え、レンコンチップスの香ばしさもなかなか楽しい。

・野菜のパフェ
定番となっている。下からカリフラワーのムース、帆立、帆立の出汁のジュレ、上にはロマネスコ、プチベール、芽キャベツ。野菜の美味しさをしっかり味わえるもの。その中に帆立の美味しさがあるので、味わいのバランスもいい。

・豚バラの味噌だき
定番のメイン。添えてあるのはリンゴの薄切りとトレビス。これは私の好物なのだが、やっぱりこれが一番か。

・ご飯 セリとあずきのおかゆ
上にゴボウの素揚げがアクセントにのっている。こちらのおかゆはおかゆというより柔らかめに炊いたご飯。セリの香りが爽やかでいい。あずきの風味とゴボウの香ばしさがこのおかゆによく合う。

・甘味 つばきもち
道明寺(関西方面は桜もち)を椿の葉で挟んでいる。葉の香りが道明寺に移り、香りのいい甘味である。

初春という事で、様々な香りの野菜を楽しめた。味付けが優しいので、そこは好みかもしれないが、私のように酒をあまり嗜まない者は、ちょうどいい味なのではないか、、

こちらの店は季節毎に伺っているので、次回は5月の終わりくらいか、、、。帰りは必ず店主がお見送り、、
帰りも気持ちよく帰路につける、いい店である。

 

  • Nanakusa - 店内

    店内

  • Nanakusa - 店内

    店内

  • Nanakusa - 摺流し

    摺流し

  • Nanakusa - 百合根饅頭

    百合根饅頭

  • Nanakusa -
  • Nanakusa - 揚げ物

    揚げ物

  • Nanakusa - 野菜のパフェ

    野菜のパフェ

  • Nanakusa - 野菜のパフェ

    野菜のパフェ

  • Nanakusa - 豚バラの味噌だき

    豚バラの味噌だき

  • Nanakusa - おかゆ

    おかゆ

  • Nanakusa - つばきもち

    つばきもち

2019/10Visitation3th

4.0

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

秋の趣

秋もいよいよ深まり、こちらもメニューは秋になっている。
いつも5時30分の予約のため、座る席も同じである。たぶん、一番落ち着くところであるが、、、

秋の味わいになるコースは

・バターナッツかぼちゃのすりながし
・八寸のかわりで、イチジクの白あえ、卵焼き、ほうれん草と小松菜の和え物、きぬかつぎ、生落花生、かき(ボイル)、なすの煮浸し
・焼き胡麻豆腐のあんかけ
・揚げ物 金時豆のかき揚げ、稲穂の素揚げ、あけびの   天ぷら
・かぶのムースにホタテとホタテの出汁のジュレ、生ハムとマッシュルームのパフェ
・定番の豚バラの味噌だきはレンズ豆、春菊、柿、ざくろを添えて
・食事 ムカゴと銀杏のおかゆ
・甘味 柚子もち

すりながしはバターナッツの甘みがしっかりしている。粒胡椒のピリッとした味がアクセントでいい。
私はここの卵焼きが自分の好みの味である。出汁は控えめで卵の甘さがしっかりとあって、やっぱり好きな味わい。胡麻豆腐は焼くとごまの香ばしい香りが引き立つ。あんも味が控えめで、胡麻豆腐の味わいがしっかりと出ている。
あけびの天ぷらには胡桃味噌をつけて食べる。懐かしい味わい。金時豆を揚げ物で食べたのは初めてだか、豆の味がよくわかる。塩で食べると豆の甘さが出る。稲穂の素揚げは煎餅のようで美味しい。
野菜のパフェは、かぶのムースが主役だが、ムースがかぶの風味がしっかり出て、甘みもある。ホタテの風味と、生ハムの塩味がアクセント。混ぜて食べるとまた違った風味が、、、。
豚バラの味噌だきは私の好物である。柿やざくろの果物が意外にあう。レンズ豆は柔らかく仕上がって、豚バラと一緒に食べるのがいい。
おかゆは、米の歯応えを残すくらいの炊き方である。ムカゴとはしりの銀杏の風味は秋を感じる。アクセントに松の実が入っている。
最後の甘味、柚子もちは食べる前から柚子の香りがふわっとする。中はこしあんで、もちに柚子が練りこんでいるが、柚子の香りは食事の最後に爽やかな余韻であり、お茶も美味しく頂けた。

野菜の味を活かした優しい味わいは、いつ食べても飽きない。しかし、料理はよく考えられており、季節感もしっかりと出している。
季節ごとにお伺いしたいお店である。次はふきのとうが出る頃の再訪か、、、

  • Nanakusa - すりながし

    すりながし

  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
  • Nanakusa - 焼き胡麻豆腐

    焼き胡麻豆腐

  • Nanakusa - 揚げ物

    揚げ物

  • Nanakusa - 野菜のパフェ

    野菜のパフェ

  • Nanakusa - 豚バラの味噌だき

    豚バラの味噌だき

  • Nanakusa - ムカゴと銀杏のおかゆ

    ムカゴと銀杏のおかゆ

  • Nanakusa - 甘味

    甘味

2019/07Visitation2th

4.0

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

裏通りの住宅街に光る一軒家

GW以来二度目の訪問となった。夏野菜の時期となりメニューも変わった頃である。

電車だとかなり不便な場所だが、バスだと停留所から近い。

どうやら予約で満席らしい。まあ、こんな所にミシュランの星付きの和食屋さんがあるのだから、、、

母と二人ゆえ、ノンアルコール。

さあ、今宵の献立は、、、
先付 キュウリとメロンの緑和え
キュウリのみぞれの合わせ酢と和えたもの。キュウリの清涼感、メロンのさっぱりした甘さ、合わせ酢の酸味が食欲をます。上に乗っているピンク色の花は穂紫蘇の花。爽やかな香り。とてもむし暑い日だったので、いいスタート。

お凌ぎ かますごはん、卵焼き、葉唐辛子の佃煮、鴨ロース、ナスの揚げ浸し、利久ふ、レンコンの酢漬け
かますごはんは笹に包んである。どれも、薄味に仕上げている。卵焼きだけは甘さをしっかりしている。私の好みの味。かますごはんと葉唐辛子の佃煮と一緒に食べるのがいい。

お椀 とうもろこしと湯葉のひりょうず
ひりょうずは揚げたて。熱々のところを頂く。とうもろこしの甘さが光る。餡の味も薄味でだしの風味がしっかりとしている。

焼き枝豆
枝豆をサヤごと茹でたのではなく焼いて、塩をふったもの。焼いているため、豆に余計な水分が入らないため、豆の甘さや風味がストレートに味わえる、焼き立てなので、サヤから豆を出すのに熱いこと、、、

向付 人参とパプリカのムース、ホタテのジュレ、トマト
パフェのような提供である。ビストロ アムの野菜のパフェを思い出した。ホタテのジュレの中には貝柱がたっぷりと入っている。トマトの酸味から、ジュレの旨味、最後はムースの自然な甘さ、とても楽しめるパフェである。

炊き合わせ 豚バラと大豆の味噌だき、インゲンとキヌア

こちらのスペシャリテ。これが私は大好きである。味噌の微かな香りと風味、そして優しい甘さ。豚バラはトロトロに煮込んでいる。また、大豆がいい。豚バラと味噌ダレのうまさを吸って、また、柔らかくなっている。
付け合わせはインゲンとキヌアの和え物。味付けは薄いので、豚バラと一緒に食べるとまた、味の変化が楽しめる。

食事 ゴマだれうどん 赤ツルムラサキ、ネギ、冬瓜、キュウリ

細めの冷やしうどん。ゴマだれは、ゴマの風味がそれほど強くはない。薄味であるが、自家製のラー油を入れて食べると、風味が変わり、ピリッとした辛味もアクセントになる。薬味になる、赤ツルムラサキやネギ、キュウリ、細く切った冬瓜などと一緒に食べるとまた風味が変わり美味しい。

甘味 甘酒のブランマンジェ、白キクラゲ、桃
ブランマンジェは甘酒よりもミルクが強い。もう少し甘酒の香りがあった方がいい。白キクラゲの歯ごたえのアクセントがおもしろい。

季節の野菜をたっぷり使い、野菜料理をメインに置いているが、スペシャリテは肉料理と、なかなか趣きのあるお店。女性の店主の優しさが、そのまま料理に現れている。こういう優しい料理は、外食ではなかなかないので、貴重である。季節ごとに行きたい、そう思って次回は初秋にお伺いします、と最後に挨拶して、店を後にした。

  • Nanakusa - キュウリとメロンの緑和え

    キュウリとメロンの緑和え

  • Nanakusa - お凌ぎ

    お凌ぎ

  • Nanakusa - お凌ぎのかますごはん

    お凌ぎのかますごはん

  • Nanakusa - ひりょうず

    ひりょうず

  • Nanakusa - 焼き枝豆

    焼き枝豆

  • Nanakusa - 野菜のパフェ

    野菜のパフェ

  • Nanakusa - 野菜のパフェ

    野菜のパフェ

  • Nanakusa - 豚バラの味噌だき

    豚バラの味噌だき

  • Nanakusa - ゴマだれうどん

    ゴマだれうどん

  • Nanakusa - 甘酒のブランマンジェ

    甘酒のブランマンジェ

  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
2019/05Visitation1th

4.0

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 8,000~JPY 9,999per head

閑静な住宅街にひっそりと佇む古民家

渋谷から幡ヶ谷折り返し所行きのバスなら二ツ橋というバス停からすぐ、しかし、このバスは1時間に2本しかない。井の頭線なら駒場東大前から、東大のグラウンドを突っ切れば8分強、道路だと遠回りになるので15分は歩く。東大駒場キャンパスを通る道沿いにある。なお、看板などなく、気をつけて行かないと通り過ぎてしまう。となりにサードウェーブコーヒーのお店があるので、それを目標に行くのがベスト。
昔は下北沢の西口から5分ほど歩いた所にあった。共通しているのは古民家を改築してお店にしていること。
中は12席で、女性お二人で営んでいる。
実は、こちらのお店、ミシュラン一つ星をとっている。

お料理は、野菜のコース6000円のみである。肉料理が一皿出てくる。
母と二人で訪問したので、ソフトドリンクとしたが、季節限定の、いちごとバルサミコ酢のソーダ、ジンジャーと甘夏のソーダがおススメという事で頂いた。
ジンジャーと甘夏のソーダは、ジンジャーの香り、ピリッとした辛味、甘夏の甘酸っぱさがソーダとよく合う。甘夏の果肉も入っており、楽しい飲み物。
いちごとバルサミコ酢のソーダが秀逸。いちごの甘さ、酸味が濃厚で、微かにバルサミコ酢の香り、そして、風味がいい。これは美味しい。
献立は
・ホワイトアスパラと新玉ねぎ、里芋のすりながし(写真撮り忘れ)
ホワイトアスパラと新玉ねぎの甘さと里芋の少し、土の香りと旨味がいい。里芋がベースなので、ポタージュよりもねっとりとしている。野菜の旨味をしっかり活かしている。上に添えた、柚子の花の香り、少しほろ苦いところがいいアクセント。

・前菜の小箱
卵焼き、伽羅蕗の佃煮、湯葉の含め煮、空豆、笹で包んだえんどうごはんなど
どれも、優しい味である。特に卵焼きは私好みの味。出汁の風味が控えめで、卵の風味、甘さがしっかり出ている。あと、笹で包んだえんどうごはんは、笹の香りとえんどう豆の旨さが光る。

・焼きよもぎ豆腐
上に木の芽がのっており、香りがいい。よもぎ豆腐のよもぎの香りが凄い。餡は醤油ベースだが、味は控えめで、よもぎ豆腐に合う。豆腐は葛でまとめているが、食感がいい。

・タラの芽の天ぷら
とても大きなタラの芽。和紙に乗せて手で食べる。塩味のみだが、これだけ大きいと香りだけでなく、タラの芽の微かな苦味だけでなく、甘みもある。

・干しあんず、ほうれん草、生麩の白和え
干しあんずの甘さが少し強いか。生麩の食感がいい。食べ応えもある。あんずの香りと生麩の食感を楽しむ感じか。

・春野菜と山菜のうす炊き
うす炊きのとおり、出汁の味は控えめ。春キャベツ、ワラビ、わかめ、ひめたけ、ふき、うど。どれも香りや歯ごたえを味わうための味つけだろう。

・豚バラと大豆の味噌炊き
七草のスペシャリテだろう。この料理、フランス料理のカスレをアイデアにしたもの。少し甘い味つけだが、これが豚バラにも大豆にもぴったり合う味つけ。私好みの味である。アメーラトマトとあまおういちごが添えてあるが、これが意外といい箸休め。どちらも甘さと酸味、爽やかな香りで、この料理に合う。この料理はおかわりがほしいところ。

・食事 おかゆ
お茶の葉の素揚げ、グリーンアスパラ、うどか入っている。また、ごはんにあられがのっている。出汁で炊いたおかゆにお茶の葉の素揚げの渋み、香りがあう。アスパラとうどの歯ごたえ、あられの香ばしさとなかなか楽しいごはん。

・茶菓子 木の芽もち
柔らかいもちに木の芽がのっている。もちの中は甘さ控え目のつぶあんと木の芽。緑茶と一緒に頂いた。


野菜の旨味、香り、歯ごたえを前面に押し出すように味つけは最小限にしているのだろう。どれも優しい味わいで、身体にも優しい献立か。しかし、豚バラと大豆の味噌炊きはなかなかしっかりとした味つけなので、私などはお腹も満足できるコースだった。

駅からは不便な場所だが、渋谷からタクシーなら、乗り合いにすれば、実は交通費はそれほどかからない。ただし、この通り、タクシーがつかまりづらい。しかし、たまには身体に優しい、美味しい野菜料理に舌鼓をうつのもいいのでは。私はバスで一本なので、季節の変わり目に再訪したいところである。

最後に、母が店に忘れ物をした際、バス停近くまで、わざわざお持ちくださったことに大変感謝。

  • Nanakusa - 入口

    入口

  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
  • Nanakusa -
  • Nanakusa - ジンジャーと甘夏のソーダ

    ジンジャーと甘夏のソーダ

  • Nanakusa - いちごとバルサミコ酢のソーダ

    いちごとバルサミコ酢のソーダ

  • Nanakusa -
  • Nanakusa - えんどうごはん

    えんどうごはん

  • Nanakusa - 焼きよもぎ豆腐

    焼きよもぎ豆腐

  • Nanakusa - タラの芽の天ぷら

    タラの芽の天ぷら

  • Nanakusa - 白和え

    白和え

  • Nanakusa - 春野菜と山菜のうす炊き

    春野菜と山菜のうす炊き

  • Nanakusa - 豚バラと大豆の味噌炊き

    豚バラと大豆の味噌炊き

  • Nanakusa - おかゆ

    おかゆ

  • Nanakusa - 茶菓子

    茶菓子

Restaurant information

Details

Restaurant name
Nanakusa(Nanakusa)
Categories Japanese Cuisine、Vegetable dishes
Phone number (for reservation and inquiry)

03-3460-7793

Reservation Availability

Reservations Only

Address

東京都渋谷区富ヶ谷2-22-5

Transportation

0

467 meters from Komaba Todaimae.

Opening hours
  • ■ 営業時間
    こちらサイトは 七草のHPではございません。
    営業時間・予約方法、お食事の金額等の
    店舗詳細は、下記のHPよりご確認くださいませ。

    ■ 定休日
    0
Budget

~¥999

Budget(Aggregate of reviews)
¥8,000~¥9,999

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Method of payment

Credit Cards Accepted

(VISA、Master、AMEX)

Electronic money Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

1 Seats

Private dining rooms

not allowed

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

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Occasion

With friends/colleagues

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Website

http://www.nana-kusa.net