Restaurant name |
Menya dougembouzu
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Categories | Ramen、Tsukemen、Other |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6382-7622 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都中野区本町4-30-11 アーク新中野 1F |
Transportation |
東京メトロ・新中野駅 徒歩2分 184 meters from Shin Nakano. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
8 Seats ( カウンター席のみ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近所に有料駐車場あり。 |
Food |
Particular about vegetable |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome
いつでも対応 |
Dress code |
なし |
The opening day |
2014.11.1 |
東京メトロ丸ノ内線新中野駅より徒歩5分。
1番線ホームから新宿より改札を出て3番出口より地上へ。出口から青梅街道を右に進み、鍋屋横丁交差点を道なりに渡って右折。鍋屋横丁通りを道なりに200m程進んだ左側に店がある。
こちらは2014年開業のラーメン店。
元々は笹塚に店舗があり、2013年に「麺処おかげさま」というラーメン店のリニューアルという形で現在の店名でオープン。そして以前「町田汁場 しおらーめん進化」の2号店だった「醤油ラーメン 中野汁場 進化」があったこの場所へ移転して現在に至る。
店主の方の前職はミュージシャンで下関出身。店名の「どうげんぼうず」というのは下関の方言でクソガキという意味らしい。
店の壁には反レイシズムのコピーが書かれていたり、SNSで同業者の差別的な発言に意見して物議を醸したり。店主の方のリベラルな思想を前面に掲げている、飲食店としては珍しいタイプの店かもしれない。
こちらへお伺いしてみたいと思ったのは、以前SNSで見かけた辛そばが美味しそうだったから。辛いもの好きの麺好きとしては、是非とも試してみたい。
コロナ禍による緊急事態発令の影響でしばらく休業となっていたのだが、10月よりランチ営業を再開と聞きお伺いしてみることに。
11:50頃訪問。先客3名、後客8名。ランチタイム少し前に入ることができたのですんなり席に着くことができたが、その直後から混み始め、絶え間なく満席状態が続く程度の来客数。
まずは券売機でチケットを購入。
レギュラーメニューは辛そば、塩そば、辛つけ、塩つけの4種類。それぞれに味玉、ネギ、肉のバリエーションがある。それに加えて、鍋横まぜそば(テイクアウト限定?)、チャーハン、不定期限定の特製醤油そば。後は粉チーズ、パクチーといったトッピング系、ご飯もの、ドリンク類など。
鍋横まぜそばも気になるし、特製醤油そばというのも美味しそう。でもここは初志貫徹で味玉辛そばのチケットを購入。チケットを店主の方に渡すと辛さのレベルを訊かれる。普通、ちい辛、ぶち辛、シバキ(+100円)の4段階設定。無料でいちばん上のぶち辛でお願いする。
店内は若干古びたような感じはあるが、手入れの行き届いた清潔感がある。店内店外の装飾はハンドクラフトなのだろうか?店主の方の熱烈なカープ愛が感じられたり。
L字型カウンターに8席。厨房には店主の方と女性(奥様?)1名。調理はけっこう丁寧な感じに見える。
7分程で味玉辛そばが提供される。
真っ赤な辣油が浮いたスープに手揉みの縮れが入った中細平打ち麺。具は豚ばら肉のロールチャーシュー1枚、肉味噌、味玉、粗く刻まれたオクラ、海苔、白髪ねぎ、貝割れ。
まずはスープをひと口。ベースは鶏清湯かしら?若干節系のようなニュアンスも感じる。焦がしねぎのような黒い破片もちらほらと浮いていて、香味野菜由来と思われる甘さがそれなりに感じられる。プラス砂糖も入っている?
辣油の辛さは見た目程強くない。複数の唐辛子をブレンドして辛さに奥行きを持たせているので、刺激に飽きることはなかった。あと香ばしい海老の風味も感じられる。
このスープとても良い出来だと思う。もう少し甘さを控え目にしてくれると、私の好みにぴったりと填まる。
麺は加水率高めの麺を硬めに茹でたような食感。太さ厚さが不規則でピロピロっとした表面がスープとよく絡んでなかなか美味しい。
豚ばら肉のロールチャーシューは軽くバーナーで炙られているようだ。若干香ばしいところと蕩ける程煮込まれた柔らかいところが合わさって、良い味を出している。肉味噌はけっこう辛口。これをスープに解くと、先程のスープの辛さにコクを加えてくれて、更に美味しくなる。
そして、オクラ。メンマの代替のようなポジションなのだろうか?券売機のオプションにオクラと書いてあったのを見て訝しげに思ったのだが、これが何故か良く合う。ぬるっとした口当たりとシャクシャクした食感がとても良い感じ。
味玉は白身が半熟の状態の出来上がり。もう少ししっかり火が入っているほうが好みだったりする。味付けはとても良かった。
麺もスープも具もきれいに頂いてご馳走さま。
今回の辛そばは個人的な嗜好にぴったりとマッチ。とても美味しく頂けた。他のメニューも気になるので、何度か訪問してみたいと思った。特に塩そば。辛そばのベースの味だと思うのだが、辛さがなくなるとどういうニュアンスになるのか、とても気になる。
次回訪問の際には、塩そばをオクラトッピングで試してみたいと思う。