おかやんからとしやんへ : Toshiyan

中野からブリックとおかやんが閉店してしまったということが中野飲み界隈の2020年の最大の事件であったということは、誰にとっても疑いがない出来事であったけれど、そのおかやんの跡地に新しくできる店にも注目の目が集まっていたと思う。

新しくカウンターが作られ、その名もとしやん。おかやんの関係筋かリスペクト店か、、、、、飲んでみてわかったのだが十七番地系列でした、、、、、。これにはがっかり。別に十七番地に恨みがあるわけじゃないのだが、中野には何店舗もあるわけだしあえてそこに作らなくても、という。としやんは社長の名前らしい。

ま、それはともかく日本酒をいただき、お通しの煮物。普通に美味しく。日本酒は値段が安くみえるのだけど、量が少ないので一合換算ではけっこう高め。少量でいろんなお酒を飲みたい人には、逆にそれがちょうどいいのかも。

カウンター内ですき身してたマグロの中落ちをいただく。カウンター内、ワンオペながらも接客はいい感じ。ちょいぶっきらぼうに感じる（忙しくて愛想をまく暇がない）おかやんの接客も懐かしいなあと思いつつ。

としやんはカウンターに据え付けられた鉄板で調理するものがメインみたいで、牡蠣バターみたいなのを注文。普通に美味しかった。悪くない。悪くないけど、おかやんのない中野かあとしんみりした。でも新しく中野に来た人にはとしやんという名前がまた新たに刻まれていくのだろうなあ。それも歴史か。