Restaurant name |
Kanzakeya(Kanzakeya)
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Categories | Izakaya (Tavern)、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
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Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都杉並区阿佐谷北2-3-3 |
Transportation |
JR中央線【阿佐ケ谷駅】北口 徒歩3分 161 meters from Asagaya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥4,000~¥4,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
お通し代¥600- |
Number of seats |
7 Seats ( カウンター5席(一人客優先)、テーブル2名掛×1卓) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 2019年から禁煙となりました |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,With power supply |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2005.12.17 |
Remarks |
コロナ期は、1組2名までの案内(3人連れ以上は利用不可) |
「燗酒屋」という店名のとおり、この店は日本酒、特に燗酒がものすごく美味しくいただける。
がしかし!
美味しいのは日本酒だけには留まらないのである。
チューハイもまた素晴らしく美味しいし、見た目もまた美しいのだ。
燗酒を真剣に温めてくれるところも、チューハイを手の甲でちょっと味見してから出してくれるところも、これはもう小料理屋というよりも、バーの所作そのものなのだ。
そうやって一所懸命に作ってくれた飲みものは美味しいに決まってる!
水曜日の今日は、仕事の帰りに「燗酒屋」にやって来た。
時差出勤で、早めに行って、早めに帰るようにしているので、「燗酒屋」に着いたのは午後4時半。
店はすでに開いていて、カウンターだけの店内には先客がひとり。
カウンターは1席飛ばしに使い、5席のみで営業中だ。
私もそのカウンターの1席に腰を下ろし、まずまっ先にチューハイを注文したのだった。
女将によると、昨日までは「かぼすサワー」(600円+税)を出していたそうなのだが、ご実家から柚子(ゆず)が送られてきたので、今日から「柚子サワー」(600円+税)を出し始めたとのこと。
今日もまた、ていねいに作り上げてくれた「柚子サワー」の香りが鮮烈なこと!
この店のチューハイには、キンミヤ焼酎が90ml入るのが標準。けっこうな濃さなのである。
ところが、その焼酎の濃さをまったく感じないんだなぁ!
ものすごく飲みやすくて、すいすいと喉に入ってくる。
そして柚子の香りが鼻腔いっぱいに広がるのである。
あぁ~っ、うまいっ!
追いかけるように出されるお通し(お勘定額からの逆算では570円+税)は「自家製切干大根煮」。
刺身のツマで使う大根の、皮の部分を乾かして作ったものなんだそうな。
『大根の皮もゴミにはしない』という、すっごくサステナブルな取組みだと思うし、なにしろ美味しい!
これはいいつまみですねぇ。
毎日の料理メニューは、壁の黒板に書き出されている。
女将の一所懸命さ、一品一品にきっちりと手間をかけるていねいさは、料理にももちろん、いかんなく発揮されているので、どれを選んでも間違いはない。
まず気になったのは、「活」と朱書きされた「ホッキ貝刺」(800円+税)。
横に「貝焼も出来〼(できます)」と注記されていたので、「焼き」のほうで注文した。
飲みものも燗酒に移行する。
今日は灘の「青松白鷹」(520円+税)と、山形の「鯉川(純米)」(580円+税)があるとのことで、まずは「青松白鷹」を熱燗でいただいた。
ホッキ貝も焼き上がってきた。
予想どおり、熱燗との相性は抜群ですねぇ。
続いては「鯉川(純米)」を、これまた熱燗でもらって、つまみには「鱈(タラ)などの南蛮漬」(380円+税)を注文した。
「『鱈など』っていうのはどういうこと?」
と女将に聞いてみると、お刺身で出そうとしていたものが残ると、こうして南蛮漬けなどにするんだそうな。
なので、何が入っているかは前日の刺身の残り具合で決まる、ってことですね。
これまたサステナブルな取組みだし、これまた美味しくて嬉しい。
ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,790円でした。
どうもごちそうさま。
(この記事は2020年12月の記録です。現在の営業時刻や営業内容は女将の公式ブログでご確認ください。)