オリジナルこしあん蜜の幸せ、柔らか寒天の迫力とその儚きこと : Chimoto Souhonten

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4.0

JPY 1,000~JPY 1,999per head
  • Cuisine/Taste4.1
  • Service3.6
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.7
  • Liquor/Drinks-
2024/01Visitation1th

4.0

  • Cuisine/Taste4.1
  • Service3.6
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.7
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

オリジナルこしあん蜜の幸せ、柔らか寒天の迫力とその儚きこと

すずらん通りで松山あげのいなり寿司を購入した後、更に北に向かうと、西から北へと曲がって延びる阿佐ヶ谷パールセンターという商店街に合流する。そしてその商店街を少し進んだところに本日最後のお店として選んだ “ちもと総本店(※) 阿佐ヶ谷店” さんがある。
こちらの本店は旧軽井沢通りの最奥部にあり、約1年前の軽井沢小旅行の際、“ちもと餅”と“蕎麦団子”をテイクアウトして帰りの新幹線で頂いたところとても美味しかったので、今回その唯一の直営店である阿佐ヶ谷店さんに行ってみようということになったものだ。

甘味処はなぜか必ずと言って良いほど麺類を置いている。恐らく連れのだれかが甘味では満足出来ない場合に利用出来ないからだろう。ちもと総本店さんでも蕎麦やうどんがメニューに並ぶ。ランチ時間に訪れた以上、そういう腹にたまるものを頼むのが普通かもしれないが、自分は量よりもその店でしか食べられないものや店が強力に推す一品に惹かれてしまう。先日門前仲町の甘味処で店推しのあんみつに会い、御前汁粉を急遽あんみつに変更したこともあり、今日こそは御前汁粉にするか、それともあんみつを続けて食べ比べをするかなどと思考を巡らしながら店内に入る。

ところがメニューを開いた瞬間、またしてもこれしかないだろうという一品が目が入り、御前汁粉でもあんみつでも、ましてや麺類でもない以下を注文した。
□たまゆら こしあん (850円)
□抹茶と和菓子 [蕎麦団子] (780円) [同行者]
(和菓子はちもと餅と蕎麦団子から選択)

■たまゆら こしあん
初めて聞く名前だ。たまゆらの構成が写真と解説付きでメニューに載っており、店内の壁にも大きく貼り出されている。「当店オリジナルメニュー/自家製こしあん蜜と柔らか寒天がとろけるあんこ好きにはたまらない一品」、これは間違いなく店推しである。
“たまゆら” を調べると「勾玉(まがたま)同士が触れ合って微かに音を立てること、転じてその状態がほんの短い時間であること、儚いこと、一瞬」という意味だがこれだけでは分からない。まずは食べてみよう。
“たまゆら こしあん” が背の高い逆三角錐状のグラスに盛り付けられて運ばれて来た。見たこともない大きさの寒天がごろごろと入っている。あんみつに入っているような寒天と比べると、一辺がおよそ2倍ほど、体積にすれば8倍ほどもある。これは見た目が強烈だ。見方を変えればところてんと同じくらいの量なので驚くことではないのかもしれないが、大きなブロック状なのでとにかく迫力が凄い。説明書きによれば、柔らかな寒天の上に栗の甘露煮と白玉が乗せられ、こしあん蜜がグラス全体を満たしている。柄の長いスプーンが添えられており、和風パフェのような外観である。
まずはこしあん蜜を味わってみる。何という美味しさだろうか。これは完全にこし餡のスープだ。白蜜を使ってこし餡を伸ばし液状にしたものか。そうだ、これは冷やし汁粉の寒天バージョンに違いない。とにかくいつまででも啜っていたい、スプーンが止まらない美味しさだ。^⁠_⁠^
次に寒天を1個食べる。大きいと言っても弾力や崩れ易さはそれ程違わないらしく、プリッとした歯応えの直後、あっという間に解れていき、さっきまでの迫力が嘘のように元の形は微塵も無い。なんと儚きことか。解れた隙間にはこしあん蜜がすぐさま入り込み、寒天全体がこし餡味で満たされる。この一連の変化は感動的でさえある。そして寒天が解れていく儚さこそがたまゆらと名付けた理由ではないかと思い至る。(⁠^⁠^⁠)
途中栗の甘露煮で一拍置く。栗の甘露煮が箸休め的な位置付けとは贅沢なり。
白玉はつるんと滑らかで、柔らかな弾力が嬉しい。餅粉とこし餡は何時でも何処でも最高の相性、こしあん蜜もまた然りである。
具材を食べ尽くすと、底に残るものはこしあん蜜。他の構成要素と混じり合っていないので、元の状態を維持している。よって最後に残ったこしあん蜜は元の美味さそのままだ。柄の長いスプーンを最後のひと掬いまで有効に使い完食した。正に幸せの一言に尽きる。(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡

お会計とともに予定していた以下の商品を購入し、店を出る。
□ちもと餅(※2) (250円) ✕2個
□蕎麦団子 (230円) ✕2個

昨日は門前仲町の甘味処であんみつの美味しさを認識した。そして今日はここちもと総本店さんでたまゆらというこしあん蜜を使った極上の一品を味わった。何れもこし餡の新たな美味しさとの出会い、この上なく充実した二日間だった。
そしてその最後をたまゆらで締められたのはとても後味が良い。後になって振り返れば儚い記憶になってしまうかもしれないが… 。(⁠˘⁠⌣⁠˘⁠ ⁠)


※1 ちもと総本店
以前東京にあった “ちもと本店” からの暖簾分けで軽井沢と箱根、都立大学に3つの店舗が構えられた。何れも本店で修行をした職人さんが開業したもので、店舗名はそれぞれ “ちもと総本店”、“ちもと”、“御菓子所 ちもと”。現在これらの店舗は全く別の店として運営されているが、店のマークや幾つかの商品は酷似している。

※2 ちもと餅
ちもと総本店の “ちもと餅” と 御菓子処 ちもとの “八雲もち” は類似性のある商品。何れも求肥と黒糖を使ったマシュマロのように柔らかい和菓子で、竹の皮に包まれている。ちもと餅は信州産の胡桃を、八雲もちはカシューナッツを使用しているところが明確な相違点。

  • Chimoto Souhonten - たまゆら こしあん (850円)

    たまゆら こしあん (850円)

  • Chimoto Souhonten - たまゆら こしあん。大迫力の寒天がごろごろと入っている。奥に栗の甘露煮、白玉。こしあん蜜がグラス全体を満たしている。

    たまゆら こしあん。大迫力の寒天がごろごろと入っている。奥に栗の甘露煮、白玉。こしあん蜜がグラス全体を満たしている。

  • Chimoto Souhonten - 和菓子セット [蕎麦団子] (780円)

    和菓子セット [蕎麦団子] (780円)

  • Chimoto Souhonten - 店舗外観。阿佐ヶ谷パールセンターという商店街にある。すずらん通りが合流する位置から50mくらい。

    店舗外観。阿佐ヶ谷パールセンターという商店街にある。すずらん通りが合流する位置から50mくらい。

  • Chimoto Souhonten - ちもと餅 (250円)。1個ずつ竹の皮に包まれている。

    ちもと餅 (250円)。1個ずつ竹の皮に包まれている。

  • Chimoto Souhonten - ちもと餅。沖縄産黒糖を使用した求肥に、信州産くるみを練り込んだ看板商品。マシュマロのような柔らかさ、黒糖の優しい甘み、胡桃のアクセントが癖になる一品。

    ちもと餅。沖縄産黒糖を使用した求肥に、信州産くるみを練り込んだ看板商品。マシュマロのような柔らかさ、黒糖の優しい甘み、胡桃のアクセントが癖になる一品。

  • Chimoto Souhonten - 蕎麦団子 (230円)。信州産そば粉を使用した団子をこし餡で包んだ商品。蕎麦の風味が立つ長野の郷土色が強い一品。

    蕎麦団子 (230円)。信州産そば粉を使用した団子をこし餡で包んだ商品。蕎麦の風味が立つ長野の郷土色が強い一品。

  • Chimoto Souhonten - 各種甘味、たまゆら3種、軽井沢の天然氷を使ったかき氷各種など、魅力的なメニューが並ぶ。

    各種甘味、たまゆら3種、軽井沢の天然氷を使ったかき氷各種など、魅力的なメニューが並ぶ。

  • Chimoto Souhonten - 昔の軽井沢通りのマップだろう。

    昔の軽井沢通りのマップだろう。

Restaurant information

Details

Restaurant name
Chimoto Souhonten
Categories Sweets、Shaved ice (snow cone)、Japanese sweets
Phone number (for reservation and inquiry)

03-6454-6042

Reservation Availability

Reservations available

Address

東京都杉並区阿佐谷南1-14-13 T.コンフォート 1F

Transportation

東京メトロ丸ノ内線【南阿佐ケ谷駅】徒歩3分
JR中央線【阿佐ケ谷駅】徒歩8分

170 meters from Minami Asagaya.

Opening hours
  • Mon

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • Tue

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • Wed

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • Thu

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • Fri

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • Sat

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • Sun

    • 11:00 - 19:00

      (L.O. 18:30)

  • ■ 定休日
    不定休

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget(Aggregate of reviews)
¥1,000~¥1,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

Electronic money Accepted

Seats/facilities

Number of seats

30 Seats

Private dining rooms

not allowed

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

Space/facilities

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