Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kichijouji Tanakatei(Kichijouji Tanakatei)
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Categories | Cafe、Traditional Café、Cake |
0422-22-2989 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-4 井野ビル1 F |
Transportation |
8 minutes walk from Kichijoji Station 354 meters from Kichijoji. |
Opening hours |
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Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted |
Table money/charge |
チャージ料なし |
Number of seats |
30 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK There is a paid parking lot nearby |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome
Possible (strollers also allowed) |
Website | |
Remarks |
We also accept delivery of some Western-style Western confectionery to other regions through Yahoo Shopping, Rakuten, and Amazon. If you are interested, please access each shop site from the homepage URL. |
PR for restaurants |
A long-established, popular tea and Western confectionery shop (also offers coffee) founded in 1977. Online orders are also accepted.
▼We also accept local delivery of some Western Western confectionery via online shopping. If you are interested, please click on the homepage URL in restaurant information. ▼ The shop offers approxima |
「ほさか」を出たのはまだ18時前。
いつもの癖でどこかで甘いものでも、と言う気持ちが頭をもたげる。
吉祥寺には数多のケーキショップや甘味の店が点在しているが、喫茶もできて落ち着ける店として上がって来たのがこちら。
場所は東急の裏の方なので、駅前からは少しある。
活気が蘇ってきた商店街を、通勤客や買い物客をかき分けるように向かう。
こちらは1977年創業の老舗とのこと。
有名店ながら表には目立つ装飾などは無く、タイル張りの落ち着いたビルの1階に入っている。
こちらも混んでいるかなと思ったが、表の商品が並ぶショップも奥の喫茶室も案外空いていた。
ケーキとお茶にするつもりでショーケースを眺めると、すでに品数は残り少なく人気店であることが分る。
その中から「レモンパイ」を指定してから奥に向かう。
喫茶室は落ち着いた大人の雰囲気で、テーブルとカウンター合わせて30席ほどがゆったりと配されている。
所々にアールデコ風の陶器やランプなどが置かれて、格調の高さが感じられる。
私はカウンター端の席に案内された。
正面の棚には茶器のコレクションやコーヒー豆のボトルが、びっしりと納められている。
お茶はこちらオリジナルの「多奈加亭ブレンドティー」を、ストレートで注文。
先に出されたケーキはジノリの皿で登場。
周囲のセロハンをフォークを使ってクルクルと剥がしてから、端っこから食べ進める。
しっかり目に焼かれたパイ生地の上にレモンカードが流し込まれ、その上の層はカスタードのムース、上面を覆うのは普通はメレンゲであるが、こちらはクレームシャンティなのが嬉しい。
酸味と甘みのバランスが良く、上に散らされたアーモンドスライスの食感も良い。
紅茶はポットでサービスされ、添えられた砂時計の砂が下に落ちてから、おもむろにストレーナーを通してカップに注ぐ。
茶葉は数種類がブレンドされているとのこと。
ちなみにカップはウエッジウッド。
まずは明るい色合いと香りを愛で、続いて一口含むとふくよかな味わいが拡がる。
たっぷり2杯分くらいは有り、当然2煎目は色は濃くなるが渋みや苦みは無く、より深い芳醇さが楽しめる。
ゆったりとした心持ちで、優雅な時間を堪能。
昼はランチなども出しておりティータイムもかなり混むようだが、夜は意外に閑散としてゆっくり出来た。
整然と並べられて焼菓子なども実に美味しそうで、クリスマスに向けて落ち着きの中にも華やいだ空気感も好印象。
良い店を覚えた。