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ラーメン:最近ハマった薄め柔らかめ!今回は少なめもやってみた!何とも脱力的な穏やかさに和む : Ra-Men Doukutsuya

Ra-Men Doukutsuya

(ラーメン 洞くつ家)
Budget:
Fixed holidays
Monday
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3.3

~¥999per head
  • Cuisine/Taste3.2
  • Service3.5
  • Atmosphere3.3
  • Cost performance3.0
  • Liquor/Drinks2.5

3.3

JPY 1,000~JPY 1,999per head
  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
2024/03Visitation13th

3.3

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ラーメン:最近ハマった薄め柔らかめ!今回は少なめもやってみた!何とも脱力的な穏やかさに和む

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/04/4/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/7Kyr6_CmRcM

<2024.03> ラーメン 細切りネギ

 今年の3月は例年になく疲れた・・・。なので休日ともなると全力で弾けたい気分でガッツリ系拉麺を食いたいと思う。されど身体がどうも優しいものを欲している様子。そんな身と心が離れ離れとなったワガママ気分なオレの拉麺活動はどうなるのか?。

 えい・・・なすがまま也と三鷹から中央線に乗って都内方向へ向かうが、たった一駅の吉祥寺に着いたところで、とっても面倒臭くなり途中下車。で、近場のここ「洞くつ家」へと逃げ込みました。ちょうど混み始める時間帯で、並んで待つのすら嫌気がさす気分でしたが、たまたま1席空いてたので滑り込むように座り込みます。


<全体> 最近ハマった薄め柔らかめ!今回は少なめもやってみた!何とも脱力的な穏やかさに和む

 食券渡す時に好みをコール。前回は薄め柔らかめで通してとても好印象。ならばその上を行けよということで、(鶏油)少なめも追加させてもらいます。滅多にない構成なのか、確認のため1度聞き返された:笑。少々お時間いただきますとの返答を快く受け入れた数分後、配膳されたのがこの麺顔です。

 おおお!期待通りの穏やかな表情!。ゆったりとクリーミーな出汁の表情と白濁した色合いがとても印象的。そしてそれだけでなく、何と表現して良いか・・・とても脱力的な落ち着きすら感じる雰囲気ではないか!。


<出汁> 野趣も塩気も穏やかさを超えた優しい味わい!味の引き算でもコラーゲン感覚豊か!コク深し!

 ここは家系の中でもマイルドなイメージ。そこに薄め少なめの引き算の構成。前回以上に飲みやすい。ゴクゴク飲み干せるのは言わずもがな、塩気や味わいが薄くても、コラーゲン感覚はしっかりと感じます。いやむしろダイレクトに感じるというか・・・痩せた感じがしない豚骨の野趣感覚も伝わるかと。

 むしろ豚エキスの煮出しの存在感はありつつもマイルドに磨きがかかった様にも思えます。淡い塩気で円やかにコントロールされ、豚鶏系の旨味を受け止めます。塩っぺーな感覚は微塵もなし。


<麺> クチクチと安易に小気味よく潰れる中太麺!出汁と絡みまくり吸い込む柔麺の展開!

 やはり柔わ麺と豚骨醤油は相性良い!。中太で緩い縮れと微妙な捩れが相変わらず家系気分を高めますが、しなやかな腰つきとその表情は、いつもとは違う出汁との一体感すら覚えます。

 密度感はやや低く加水はやや高め。そして淡く薄く黄色みがかった色合い!。見た目の通りクチクチとライトに歯切れ、奥歯で潰すと旨み溢れる展開。出汁と絡みまくるしじわじわとゆっくり吸い込む中太麺が、心地良しです。何と言っても奥歯で潰すと素地の甘味と出汁の旨みが混じって痛快旨し!。


<チャーシュー> 赤身ふわふわ!さした脂身ふるふる!柔らかくスープをゆっくり吸い込む豚肩ロース!

 薄め少なめ出汁ですが、それを吸いながら赤身の肉本来滋味が受け止めます。赤身はフカフカふわふわ!赤身本来の肉味も素直。そして脂身はふるふる柔らか!。しっかりと肉本来の味が感じ取れます。脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるのです。


<ほうれん草> 出汁が滲んだ一体感が素晴らしき!野菜の甘味をしっかり伝えるクタクタ茹で加減!

 豚骨醤油出汁が染みるようで旨し!。そして柔らかい麺、薄めで穏やかな出汁、そんな味風景には家系定番のクタり加減がナイスでございます。そして素材の甘味が濃ゆい。当然のように麺に絡んだりして楽しませてもらいました。旨し!。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに沈めて完璧に浸して食らうのが楽しみつくします。


<細切りネギ> 甘味と清涼感を伝える!全体に広がり歯応えも楽しい!

 生姜との相性がよくて今更ながらラッキー。淡い葱の甘味とフレッシュさが、生姜の清涼感とコラボします。調子に乗って、麺と葱に海苔を巻き付けて大胆に食らってみたが実に旨し!。


<味変> シンプルに生姜!若干の白すりごま!優しい豚骨醤油出汁とバランスよし!

 目の前になる薬味をできる限り入れないと気が済まない性格ですが、今回はあまりにも薄め&柔めの展開が新鮮だったので、そのバランスをあまり崩したくないと思ったので、生姜と白ごまのみ。うん!ジリジリとしつつも馴染みある生姜刺激がよく合うね。


総じまして「日々の疲れと憂鬱さを優しく包む優しい出汁感!薄め少なめ柔めの家系侮りがたしの旨さ哉!」・・・と言う感動の嵐!。家系ラーメンには重厚な味わいを求めてしまうものでしょうが、真逆な脱力系もまた捨てがたしの旨さでございます。改めて家系って奥深いなぁと感じ入る次第。疲れた時なんかいいんじゃないでしょうか?激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


 休日に
  優しい春の
   木漏れ日に

  優しい出汁の
   穏やか家系


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2024/01Visitation12th

3.3

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ラーメン:程よく野趣を保ちながら優しい塩気!落ち着いたコラーゲン感覚!あっさりなのにコク深い動物エキス!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/01/27/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/MToZiUBBljs

<2024.01> ラーメン + サッポロ黒ラベル生 + キャベチャー

 ガラスの様に壊れやすいハートですから、もう日曜日起きたら既に憂鬱です。昔っからそんな感じだったかもと思い返すと、よくこれまでやってきたなとも感じるかも。だったら自分にご褒美だと、都合良い言い訳して朝ラーのハントに出かけましょう。

 とは言え、とても冷たい雨がしとしとと降り頻るから、遠出はごめん被る。下北沢に面白い朝ラーの店ができたと知るが、もう面倒臭くなっていつもの「洞くつ家@吉祥寺」で朝の家系ラーメンを食してみました。朝から少しだったら飲めるしね、ここなら。


<サッポロ生黒ラベル> まさに旨さ爽快!軽やかな苦味にほんのりと旨味が残るあと口!

 来月上旬は飲みを少し控えねばならないので・・・今は飲むぜ!。缶でも直付けで飲まず、できる限りグラスかコップに注いで飲むのが私の流儀。いつもながら安定で丁寧な旨さです。軽やかな苦味が印象的ですが、後味に甘味が残る感覚で旨さを感じる次第。


<キャベチャー> 麦酒に合うナイスおつまみ!さっぱりタレに絡むキャベツと肉の甘味が全体にしみる!

 これがあると六角家系列って感じですね。気がついたらボタン押しとった。何せ100円だからリーズナブル。ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツが胡麻が効いた醤油ダレに絡んでる。なのでそのままでも十分美味しいので、ビールのおつまみとして立派に成立します。  また後半になって残りをラーメンの方に全投入!小さい器だから溢れそうになるところを、箸で押さえ込みながら汁に浸してゆきます。そして汁に浸して味変化させたり、麺に絡めて一緒に楽しんだりして味わい尽くす!。


<全体> 生まれて初めて家系で薄め柔らかめやってみた!何とも穏やかな表情に和む

 私は、カタ麺主義者。この言い方は大崎御大が使っていたのを気に入ってそれ以来そう自己主張しております。その大崎御大は、何かのレビューで家系は柔らかい麺の方が好きと語っていたのを思い出した。そういえばRDB人気レビュアーさぴお氏も柔らかめが好きとか読んだ記憶がある・・・・。ちょっと今回は真似してみました。朝だったし優しい感じのを食いたかったので、ついでに薄めコール。

 おおお!何とも計算以上に穏やかな表情ではないか!。クリーミーさがゆったりとしているような出汁の表情と白濁した色合いがとても印象的。


<出汁> 程よく野趣を保ちながら優しい塩気!落ち着いたコラーゲン感覚!あっさりなのにコク深い動物エキス!

 元々デフォでも飲みやすいほどにマイルドなイメージでしたが、薄めがこんなにしっくりと落ち着く感覚だったとは驚きです。うひゃー飲みやすいしマジでこれうまい!アリだな薄めって。

 特に豚骨の野趣感覚が微妙に抑え目なのがいい感じで、豚エキスの煮出しの存在感はありつつもマイルドに磨きがかかった様にも思えます。塩気もマイルドで尖らずコントロールされ、豚鶏系の旨味を受け止めます。塩っぺーな感覚は微塵もなし。朝に限らず薄めコールはおすすめかもしれません。


<麺> 出汁と絡みまくり吸い込む柔麺の展開!クチクチと安易に小気味よく潰れる中太麺!

 マジかーーーー!柔らかい麺旨いやんけ!。これまでカタメに固執してました間、とてつもなく機会損失をしていたかもしれません。中太で緩い縮れと微妙な捩れが相変わらず家系気分を高めますが、しなやかな腰つきとその表情は、いつもとは違う出汁との一体感すら覚えます。

 淡く薄く黄色みがかった色合い!そして密度感はやや低く加水はやや高め。見た目の通りクチクチとライトに歯切れ、奥歯で潰すと旨み溢れる展開。出汁と絡みまくるしじわじわとゆっくり吸い込む中太麺が、心地良しです。何と言っても奥歯で潰すと素地の甘味と出汁の旨みが混じって痛快旨し!。


<チャーシュー> 柔らかくスープをゆっくり吸い込む豚肩ロース!赤身ふわふわ!さした脂身ふるふる!

 今回は薄めの出汁ですが、それに濡れながらも赤身の肉本来滋味が受け止めて旨しです!。赤身はフカフカふわふわ!そして脂身はふるふる柔らか!。スモーキーさは感じないが、しっかりと肉本来の味が感じ取れます。脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるのです。へへへ・・・また性懲りも無く、麺を巻き込んだりしても味わい尽くしましたわ。


<ほうれん草> 野菜の甘味をしっかり伝えるクタクタ茹で加減!出汁が滲んだ一体感が素晴らしき!

 柔らかい麺、薄めで穏やかな出汁、そんな味風景には家系定番のクタり加減がナイスでございます。そして素材の甘味が濃ゆい。また豚骨醤油出汁が染みるようで旨し!。これもまた当然のように麺に絡んだりして楽しませてもらいました。旨し!。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに沈めて完璧に浸して食らうのが楽しみ極まる!。


<味変> 今回はシンプルに生姜!若干の白すりごま!優しい豚骨醤油出汁とバランスよし!

 目の前になる薬味をできる限り入れないと気が済まない性格ですが、今回はあまりにも薄め&柔めの展開が新鮮だったので、そのバランスをあまり崩したくないと思ったので、生姜と白ごまのみ。うん!ジリジリとしつつも馴染みある生姜刺激がよく合うね。


総じまして「冷たい雨の朝に覆う憂鬱さを優しく打ち消す穏やか家系!薄め柔めの穏やかな味わいがナイス!是非是非いかが?」・・・と言う感動の嵐!。朝から家系ラーメンなんて重いでしょと思われるかもですが、薄め柔めならさらりと食えるどころかしっとりと落ち着く!朝でなくとも激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


 休日に
  冷たい雨の
   降りしきる

  憂鬱さ解く
   円やか家系


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2023/12Visitation11th

3.3

  • Cuisine/Taste3.2
  • Service3.5
  • Atmosphere3.3
  • Cost performance3.0
  • Liquor/Drinks2.5
~JPY 999per head

チャーシューメン: がっつりチャーシューと男々しく重なる肉厚海苔!乳白濃厚マイルド豚骨醤油の出汁感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/12/24/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/Bx12z2wixl8

<2023.12> 中盛チャーシューメン + キャベチャー + サッポロ黒生缶

 みなさん、年末公私共にご多忙と思われます。私は、好きな拉麺食って乗り切ろうと言う感じです(年中ですが)。本当に最近気温がぐっと下がり、クリスマスイルミネーションなんかが華やぐと、たとえ忙しくてもワクワクするもんですねー。そんな感じで朝から夜までロクなもの食えなかった腹いせに、宵の口の吉祥寺へとやってまいりました。

 こうなったら気分弾けてやろう!と思ってホープ軒や、最近新しくできた豚山も考えたんですが、最近なんとなく足が遠のいてる「洞くつ家」さんへの訪問です。やっぱり家系ってワクワクするもんだから。


<サッポロ黒生> ちょっと味わう本格生!苦味と爽快感のバランスよい国民的ビール!

 とは言え食う前に飲む!まずは缶ビール!。銘柄はサッポロ黒生!。個人的には苦味と爽快感のバランスがよく、他のキリン・アサヒよりちょっぴり上品さを感じてる私です。バランス良いと感じているので、比較的料理と合うと勝手に思い込んで・・・何十年も飲み続けております。赤星にはない、ちょいとライトに飲める味わいも素敵。ちょっとキャベチャーを摘みながら、あとは一気に飲み干してしまう旨さ。飲み過ぎて腹パンにならない350mlと言うのが丁度いいね。


<キャベチャー> やっぱり系譜を感じる六角家名物のサイドメニュー!単品で酒のつまみにもなる旨さ!

 六角家系といえばこれでしょ。キャベツとチャーシューを和えた「キャベチャー」でございます。キャベツには軽くごま油っぽいタレが絡んでおり、単なる茹で野菜とは違う旨味が溢れておりまして、ここにチャーシューの解しやヘタが絡むと、確実なる旨さ!。


<全体> がっつりチャーシューと男々しく重なる肉厚海苔!乳白濃厚マイルド豚骨醤油の出汁感!

 ただでさえカロリー高い家系ラーメンですが、やっぱり肉増しをやめられません(汗)。好きなポイントは、ワイルドなんだけど食べやすそうなマイルド感覚があるところ。特に、洞くつ家さんは、出汁が乳白っぽいのが印象的で、デフォルトの出汁がとても馴染むようです。

 そこに凛々しく聳え立つ海苔と、大胆に横たわる焼豚の迫力!ってのが最高に思えるのです。勿論クタるほうれん草も家系アイデンテティを示すのが痛快。旨さへのアダプタビリティを発揮して、食らうと鶏油や豚骨煮出汁の揺めきによって旨さが実に変幻自在!


<出汁> 程よい豚骨煮出と濃厚感!鶏エキスのコク深さ!濃醇マイルド!そのままゴクゴク飲み味わう出汁感覚!

 見た目が少しホワイティーに見え、それなりにオイリーな出汁感でしょうか。個人的には快楽的に飲み干せる濃厚豚骨醤油と思ってます。例えば、豚骨の野趣感覚が比較的抑え目なのがナイスでして、クセがないけど煮出しのエキス感はありありです。動物感はやっぱり芳醇で、個人的には鶏油とは別の鶏エキスの貢献を感じる。そして、その一方で塩気もコントロールされており、動物系の旨味とそれを受け止める塩気のバランスがナイス!。


<麺> 出汁に濡れてじわじわ吸い込む!密度感低めでスパスパ千切れる中太麺!具材全てを絡めまくって食らう快感!

 王道の酒井製麺!説明不要!言わずもがな中太でとても緩い縮れと微妙な捩れがナイス!。これぞ家系と感じさせます。

 淡く薄く黄色みがかった色合い!そして密度感はやや低いのがいい感じ。更に加水はやや高めで、見栄えよりはスパスパとライトに歯切れるのがナイスです。今回も、カタ麺主義者な私は「カタメ」とコールしますが、出汁と絡んでじわじわとゆっくり吸い込む中太麺に、風味にも近い甘味あり。あゝ・・噛み締めると、甘味と出汁の塩気が混じって旨し!。


<チャーシュー> 出汁にゆったりと浮かび程よく塩気が滲む豚肩ロース!赤身と脂身諸共噛み締めて旨し!

 いつもより心なしか割とサイズと厚さが揃った肉座布団状態?。例によって片っ端から食らいつきますが、嗚呼・・・濃ゆい出汁が少し染みてどれも旨し!。いつもは赤身はフカフカふわふわと感じるような記憶ですが、今回はややハードさがある感じ。むしろそれが肉食ってる感覚があるというか、肉を噛み締める喜び感が高まるようです。

 一方で脂身はふるふる柔らかい。スモーキーさはやっぱり低めだが、実にしっかりと肉味がが感じ取れてナイスバランス。脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるような感覚。やっぱり肉増し感覚は楽しいですね。


<ほうれん草> 素材と出汁の一体感が素晴らしき旨さ!クタりつつも野菜の甘味を伝える茹で加減!

 実は腎結石の経験者だから、本当は避けるべき食材なんだが・・・・・やっぱりほうれん草は侮れない。家系定番のクタり気味なほうれん草ですが、そのクタった状態が素材の甘味が濃ゆく、そこに豚骨醤油出汁が染みるよう旨しです。当然、麺に絡んだりしても旨い。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに浸し、麺に絡めながら存分に楽しみ尽くしました。


<味変化> 生姜大量投入!豆板醤!仕上げに擂り下ろしニンニク!とどめに白胡麻擦って盛り上がる!

 我流だと味変化は「生姜メイン」「ニンニクはアシスト」「仕上げに豆板醤」という順位。生姜をかなり多めに投入するのが、最近の私の流儀でして、これにより生姜のジリジリとした刺激が豚骨煮出しの野趣感を落ち着けます。特にニンニクの刺激は攻撃の分厚さが欠けるので、そこで豆板醤を機能させます。そして一通り味変化を楽しんだ後は、白胡麻を後追いで擦りかける。その出汁を白飯にかけると旨いんだが・・・流石に食い過ぎ注意なので自重です。


総じまして「自分にご褒美な晩飯に本格的家系焼豚麺!1日の〆に魂落ち着く一杯!」・・・と言う感動の嵐!。夜に家系ラーメンなんて太るでしょ思われるかもですがやめられません。しかもここは意外とさらりと食えるから誘惑的。さらに調整次第でがっつり食えるし、実によくできた家系です。さすが六角家系ダテでなしです!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   年の瀬に
    夜の帷が
     降りる頃

    多忙乗切る
     褒美の拉麺


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2023/01Visitation10th

3.3

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

チャーシューメン:具材迫力を収める濃厚豚骨醤油の出汁!凛々しく聳える海苔とがっつりチャーシュー!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/02/06/120000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/9NUPUI4EDwM

<2023.01> チャーシューメン + キャベチャー + サッポロ黒ラベル生缶

 もう少し武蔵家へも足を運んでも良さそうなのだが、どうもこちらの方が営業時間の都合上、利用してしまう。それだけでなく、好きな家系だとも言えましょう。仕事が少し早く片付いたので、遅い昼飯ではありますが、サクッと訪問してみましたー。これ食って家に帰って爆睡するつもり。そしてまた、やることやらねばってな感じだね・・・・開放のひととき。


<キャベチャー> タレはさっぱりめキャベツと肉の旨味が染みる!軽く胡麻油の香りと味わい!

 ランチタイムサービスで無料!そりゃスルーできませんぜ!。ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツ!。そこに胡麻が効いた醤油ダレに絡んでるのがナイス。だからそのままでも十分美味しい。


<全体> 具材迫力を収める濃厚豚骨醤油の出汁!凛々しく聳える海苔とがっつりチャーシュー!

 おおお!凛々しく聳え立つ海苔と、大胆に横たわる焼豚の迫力!クタっとしたほうれん草が多めで嬉しい限り!。へへへ・・・いつもながらスープが円やかで穏やかに乳化しているのがナイスですな!。ヘタレな私は、少しだけ暴力的に中盛にしたものの、気分弾けて大盛もいけそうな気がしてきました。


<スープ> 塩気の中にコク深い鶏油!程よく野趣を抑える豚骨煮出し!思わずゴクゴク飲み干す!

 いつもだったら飲みやすいほどにマイルド!と叫びたいところだが、気のせいかデフォのコールだが味が少し濃いめ。いや塩気が立つイメージで、これはこれで良いのだが若干コール内容とはズレた感想です。ま、それでも旨いのだわ。相変わらず、豚骨の野趣感覚が微妙に抑え目なのがいい感じ。クセがないが豚エキスの煮出しの存在感はあり!。マイルドとも思える動物感は、やはり芳醇で鶏油とは別のエキスが貢献しておりますよ。


<麺> 酒井製麺!出汁をゆったり吸い込むカタメの展開!スパスパと小気味よく歯切れる中太麺!

 嗚呼、中太で緩い縮れと微妙な捩れが、家系気分を高めます。淡く薄く黄色みがかった色合い!そして密度感はやや低い。更に加水はやや高めで、見栄えよりはスパスパとライトに歯切れるのが良いぞ。カタ麺主義者な私なので、出汁と絡んでじわじわとゆっくり吸い込む中太麺が、心地良しです。何と言っても奥歯で潰すと甘味と出汁の塩気が混じって痛快旨し!。


<チャーシュー> 赤身ふわふわ!さした脂身ふるふる!柔らかくスープをゆっくり吸い込む豚肩ロース!

 重厚な出汁に浮かぶ肉絨毯。濃ゆい出汁が少し染みて、赤身の肉本来滋味が受け止めて旨しです!。あゝ・・・赤身はフカフカふわふわ!そして脂身はふるふる柔らか!。心もち少しばかりスモーキーさはやっぱり低めですが、それでもしっかりと肉全体の味が感じ取れます。脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるのです。また性懲りも無く、麺を巻き込んだりしても味わい尽くしました。


<ほうれん草> 出汁が滲んだ一体感が素晴らしき!野菜の甘味をしっかり伝えるクタクタ茹で加減!

 家系定番のクタり加減がナイス。そして素材の甘味が濃ゆい。また豚骨醤油出汁が染みるようで旨し!。これもまた当然のように麺に絡んだりして楽しませてもらいました。旨し!。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに沈めて完璧に浸して食らうのが楽しみ極まる!。


<味変> トリプル厚化粧でガッツリ攻めて旨さ痛快!生姜メインで生唐辛子&にんにく!

 家系ファンなら、厚化粧と批判や揶揄を受けるかもですが・・・、ニンニクだけだとパンチが効きすぎるところを、時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わるのです。やはりトリプル薬味厚化粧は、激しくオススメ!。


 総じまして「吉祥寺の定番!図太さと優しさ織りなす六角家系列本格派!家系旨し!」と言う感動の嵐!。とにかく使い勝手良し!駅から近いし早朝から通し営業!中央線利用者なら利用しない手はないかと。常連には女性ファンも多いようですしとても入りやすい。激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   空腹と
   疲れ重なる
   昼下がり


   家系食らい
   生延びる也


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2022/07Visitation9th

3.3

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ラーメン:程よい豚骨パンチの迫力!ほうれん草と山くらげでちょいとヘルシー?海苔のデフォルト迫力がナイス!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/09/07/060000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/9cAJKrpNiWM

<2022.07> ラーメン + 山くらげ + キャベチャー + サッポロ生ビール黒ラベル缶

※7月実食!今頃レビューアップでほんまスンマソン!

 一時期、家系にハマって関東中の有名店を巡ったこともあったんですが・・・歳なのか、在宅勤務が長くて胃袋が衰えているのか・・・確かに回数減ってきた近年です。でもそんな中で妙に通う家系があって、それが「洞くつ家」。妙に合うのです。ま、吉祥寺だから自宅から通い易いと言うのもあるんだが、吉祥寺には他に有名店もあるわけで・・・何か私を惹きつける何かがあるようです。


<酒> サッポロ生ビール黒ラベル!バランスの良さを感じる本格生!苦味と爽快感のバランスよい国民的ブランド!

 実はこの日は休日で二杯目。当然ビールも二杯目です。ま、缶ビールだから気軽かな。銘柄はお馴染みサッポロ黒生!。バランス良い味わい。赤星とはまた違うライトに飲める味わいも素敵なのです。へへへ・・・いつものようにキャベチャーを摘みながら、あとは一気に飲み干してしまいましょう。今回も気持ちよくアイドリングさせてもらいました!。


<キャベチャー> さっぱりタレに絡まるキャベツの甘味!醤油の塩気に軽い胡麻油の香りと甘味!

 ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツ!。そこに胡麻が効いた醤油ダレに絡む。まず、ビールのアテに少しだけつまみ・・・そのままでも十分美味しい。少し残してラーメンにブチ込もうと考えていたはずが、気が付いたらビールで完食してしまいましたー。


<全体> 程よい豚骨パンチの迫力!ほうれん草と山くらげでちょいとヘルシー?海苔のデフォルト迫力がナイス!

 丼を受け取った瞬間から感じる重厚な動物エキス。香りには既に塩気を既に感じてしまいます。そんな野趣なオーラの割にはむしろヘルシーさも醸し出すような雰囲気。ほうれん草と山くらげの緑色もあいまって、初見が過ぎれば重さを感じない錯覚。初動の雰囲気はワイルドだけど結構ヘルシーなのかも知れません。


<スープ> 貼り付くようなコラーゲン感覚の豚骨煮出し!明るいコクは鶏油の色気!?塩気を保ちつつ今回は意外とライトな仕上がり!?

 家系は濃厚イメージ。スープを味わい始めると、やっぱり豚骨エキスの猛襲と忍び寄る塩気の感覚がいいね。パンチ力を感じます。これぞワイルド!というディープインパクトですが、野趣臭さはほとんど感じず。それなりに動物エキスが高いのでコラーゲン感覚もあるんだが、私の体調が良かったためか?意外とライトな雰囲気も今回だけは感じて、実にいい塩梅ではないか。口の周りに貼り付くペトペトとした感覚に鶏エキスも感じるようで、食べ応えはある!。

 今回はカエシに醤油感が程よいのでしょうね。なので豚エキスと塩の結びつきがシンプルで分かりやすいかと・・・。なのでとても食べやすいワイルド感。しかし甘えたところもない濃厚なる潔さがいいね!。


<麺> 酒井製麺!クッシリ感じつつプリッと感じる歯切れが快感!濃ゆいエキスと猛烈トッピングにも負けない食感がいいね!

 いつもの通り、カタメ コール。密度感はそれほど感じていないんだが、微妙に外カタ感覚が残る中太麺ってな仕上がり。それが濃厚なスープにはまたマッチ!。濃厚スープは浸透せずとも濡れるだけで十分で、その麺の滑りが合わさり、実にツルツルと啜れて心地よい。一口めを噛みちぎる瞬間で、麺の風味と汁の塩気もマッチ!。旨味が弾けるようです。

 なんだか食ってるうちに興奮してきたので、ワシワシと口の中へと運び入れ無心に食らい続けてしまいます。クッシリ感じつつプリッと感じる歯切れが快感!濃ゆいエキスと猛烈トッピングにも負けない食感が良いね!この日二杯目だったから自重したが、やっぱりせめて中盛にしておけば良かった・・・。


<海苔&ほうれん草> 家系とくれば王道の肉厚大判高品質な板海苔!そして優しさ溢れるクタったほうれん草!

 家系の海苔はやはりデカいから好き。肉厚ぶり!大判ぶり!これらには脱帽の質感の高さです。3枚乗ってるだけも海苔特製かと思えるほど。そしてボリューミーです。海苔が立派すぎて、海苔一枚だけでも立派な一品と感じてしまうほどです。いつもに倣って麺を巻き付けて食らうのが楽しすぎるし旨すぎる!。

 そしてほうれん草。このクタっとしたほうれん草も家系代名詞の一部。こよなく嬉しい箸休めと捉えております。塩気の効いたスープをうまく中和してくれる役割。どうせならこれも増ししておけば良かった。


<山くらげ> フニャフニャしつつバッキバキな痛快歯応え!麺と絡んで面白い食感!

 きっと何かの茎なんだろうとは前から思ってたけど、まさかレタスの仲間だとは知らなんだ。レビューするのにちょこっとググったらそうだと分かった:汗。まぁ乾燥させたのを戻したような食感は想像通りだが、フレッシュさもあって面白く感じさせます。

 その食感たるや、フニャフニャしつつバッキバキな痛快歯応え!麺と絡んで面白い食感!。バキバキさの歯応えが、顎を伝って骨伝導で鼓膜に響くような感覚で楽しさたまらん!。家系の豚骨醤油出汁にも相性いいのもナイス!。酒にもきっと合うね。


<チャーシュー> 豚骨エキスに塗れながらもモチっと感じる歯応えと肉味!意外と優しい旨さ!

 海苔とネギの下敷きになって、ちょっとマイナーな扱いを受けておりますが、あっさりタイプの肩ローススライスで、これも好印象です。印象としては、薄味であっさり。そして歯応えがモチモチとしており、スープを吸い込ませると弾力と味わいが増します。なので途中からスープに敢えて沈めてしまってから後で食いましたが・・・チャーシューメンもありだ!と思える旨さ。ちょっと次回以降は増しも考えたいアイテムです。


<味変> トリプル薬味で厚化粧!ガッツリ攻めて実に痛快!ニンニク・生唐辛子・生姜!

 薬味の厚化粧こそ美しき旨さ!おろしニンニク!生唐辛子!そして生姜!。今回は少しニンニクを忖度したので、そのニンニクがかえって呆気ない展開かも?。でも少しでも溶かすとちょっぴりキレが生まれます。そして時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わる!。味のトリプル薬味攻撃!味変厚化粧激しくオススメ!。


 総じまして「ガッツリと豚エキスに塗れたいならココ!ブレない正統派系譜のワイルド家系!激しくオススメ!」と言う感動の嵐!。早朝から夜遅くまでの通し営業が嬉しすぎます。ミニラーメンという設定もありで、近隣で飲んだ〆としても利用価値あり!。早くコロナが収まって気軽に飲み会で弾けたいところですが、その際には是非!。今回は遅いおやつとして頂きましたが、そんな利用も激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

   
   蒸し暑く
   日頃ストレス
   へばる身に


   スタミナ補給
   ガッツリ家系


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2022/03Visitation8th

3.3

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

中盛ラーメン:野趣抑えめの豚骨煮出しとコク深い鶏エキス!塩気はまさにいい塩梅!濃厚なれどゴクゴク飲み干す!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/04/01/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/DeuN7F5ndPU

<2022.03> 中盛ラーメン + 細切りネギ + 味付玉子 + キャベチャー + サッポロ生黒ラベル

<また来てしまった家系・・・ここばかり:汗>

 (レビューの順番は前後しますが)仕事から解放されると急に家系食いたい!と衝動が駆け抜け・・・たまには違う店に行こうかと思うのだけど、近場にお気に入りがあるからまた来てしまいました。今回も家系といえばここ「洞くつ家@吉祥寺」に飛び込んでしまいました。チャーシューメンにすると全く同じパターンなので、今回はフツーにラーメン(中盛)にしてみましたが、やっぱり酒とキャベチャーも外せないので追加してみましたわ!。


<酒> サッポロ生黒ラベル!軽やかな苦味にほんのりと旨味が残るあと口!まさに旨さ爽快!

 へへへ・・・まだ明るいうちのビールは身体に染み入るようです。サッポロ黒ラベル。長いことお世話になってるブランド。個人的には、一番飽きず大量に飲めるのがこいつ。軽やかな苦味が印象的ですが、後味に甘味が残る感覚で旨さを感じます。バランス良いと感じているので、比較的料理と合うと勝手に思い込んで・・・何十年も飲み続けておりますかな。キャベチャーを摘みながらだと、あとは一気に飲み干してしまう。そして飲み過ぎて腹パンにならない350mlと言うのが丁度いいね。


<キャベチャー> 軽く胡麻油の香りと味わい!タレはさっぱりめキャベツと肉の旨味が染みる!

 六角家系列なら、「キャベチャー」も押さえたい!。スややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツ!。そこに胡麻が効いた醤油ダレに絡んでるのが堪らん!。ビールのアテに少しだけつまみながら・・・と言う味わいもありだね。だからそのままでも十分美味しい。後半にラーメン具材としてぶち込むのも手なんですが、今回は酒の友としてじっくり楽しませていただきました。肉だけじゃなく、野菜もガッツリ食えるので、なんとなく、ヘルシーさで罪悪感も薄らんでゆくような?。


<全体> 凛々しく聳える海苔!青々しいほうれん草のしっとり感!具材迫力を収める濃厚豚骨醤油の出汁!

 おおお!確かに中盛でワイルドなんだが、食べやすそうな感覚。凛々しく聳え立つ海苔と、明るく緑で目に飛び込む青菜がうまそう!クタっとした感じで甘味ありそうで嬉しいね!。また一方で、スープが円やかで穏やかに乳化しているのがナイス!。


<スープ> 野趣抑えめの豚骨煮出しとコク深い鶏エキス!塩気はまさにいい塩梅!濃厚なれどゴクゴク飲み干す!

 妙に飲みやすい!まず豚骨の野趣感覚が比較的抑え目なのが印象的。クセがない印象だけど煮出しのエキス感はありあり。こう書くと頼りなさそうと思うこと勿れ。動物感はやっぱり芳醇で、個人的には鶏油とは別の鶏エキスの貢献を感じるのだった・・・。また塩気も実にコントロールされており、しっかりと動物系の旨味を受け止める塩気ながらも、塩っぺーと言うニュアンスは微塵もありません。塩気は全て旨味と同化している様子。嗚呼、まさにいい塩梅とはこのこと也!。


<麺> 酒井製麺!クッシリ感じつつプリッと感じる歯切れが快感!濃ゆいエキスと猛烈トッピングにも負けない食感がいいね!

 今回もいつもの通り、カタメ コール。密度感はそれほど感じていないんだが、微妙に外カタ感覚が残る中太麺ってな仕上がり。それが濃厚なスープにはまたマッチしております。濃厚スープは浸透せずとも濡れるだけで十分。その麺の滑りに合わさり、ツルツルと啜って最初の一口を噛みちぎる瞬間で、麺の風味と汁の塩気のマッチする旨味が弾けるようです。ワシワシと口の中へと運び入れ、クッシリ感じつつプリッと感じる歯切れが快感!濃ゆいエキスと猛烈トッピングにも負けない食感がいいのです。旨いねぇ〜・・・大盛でもいけてたかも。


<チャーシュー> 豚骨エキスに塗れながらもモチっと感じる歯応えと肉味!優しい旨さ!

 割と単体ではあっさりタイプの肩ローススライスで、これも好印象。薄味であっさり。そして歯応えがモチモチとしており、スープを吸い込ませると弾力と味わいが増します。なので途中からスープに敢えて沈めてしまってから後で食いましたが・・・やっぱりチャーシューメンもありだよねぇ・・・。缶ビール追加して合わせて味わってもナイスかと!。


<ほうれん草> やはりこれだよ!家系とくればクタる青菜の甘味が嬉しい!立派なアイテム!

 このクタっとしたほうれん草も家系代名詞の一部。こよなく嬉しい箸休めと捉えております。塩気の効いたスープをうまく中和してくれる役割。本当は追加したいところですが・・・腎結石が出やすい体質なので、多く採れないのが悔しい限りです。


<細切りネギ> 麺や具材にしっかりと紛れ込み・・・スープの重さを和らげるような旨さの演出!

 白ネギの細かい斜め切りっぽいカットスタイル。断面が大きいためにネギの汁が出やすく、質も良いことから歯応えと甘味が十二分に楽しめます。特に、麺やキャベツ・・・海苔などに入りつき混じるように絡んでくるので、いろんなシーンで味わいが楽しめる演出感覚。特にネギと絡んだ時の味のハーモニーは格別!。これによりスープの重さもかなり軽減してくれるので、ガッツリ食う機会には細切りネギも激しくオススメです。


<味変> ニンニク・生唐辛子・しょうがのトリプル厚化粧でガッツリ攻めて旨さ痛快!

 おろしニンニクと生唐辛子を溶かすと、ちょっぴりラーメンショップの雰囲気も頭によぎるが、今回は家系のもう一つの重要アイテム「生姜」を溶かします。家系ファンなら、厚化粧と批判や揶揄を受けるかもですが・・・、ニンニクだけだとパンチが効きすぎるところを、時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わるのです。トリプル薬味厚化粧は、激しくオススメする次第!。


<味玉> 割って楽しい卵黄の粘り感!ねっとりと濃厚コクが楽しめるマチュアな味わい!

 昼間だとサービス!。独特な味玉の提供スタイル。タコ糸か包丁で半分にカット入れたものの・・・完全に割らずに提供。割れ目に箸を入れて割ってみてください。ねっとりと卵黄が粘り分断されるのが見れて・・・この卵黄の表情が実に旨そう!そして濃密濃厚!。

 しっかりと出汁が浸透したタイプで、出汁の塩気で白身も旨い。卵黄もマチュアな濃密コクを発しており甘味すら覚えます。濃厚スープを合わせるように一旦沈めてみますが、甘みと塩気が混じってさらに美味しく感じる! 実にしっかりと出汁が浸透したタイプで、出汁の塩気で白身も旨い。卵黄もマチュアな濃密コクに甘味すら感じます。サービスなので特に甘く感じたのかも?。


 総じまして「ブレない正統派系譜のワイルド家系!ガッツリと豚エキスに塗れたいならココ!激しくオススメ!」と言う感動。食いたい時の家系とあって実に染み渡る旨さ!。朝だとミニラーメンという嬉しい設定もあり!蔓防明けて近隣で飲んだ〆としても利用価値あり!。駅近で何と6:00am〜23:00pm と言う嬉しい通し営業!利用価値絶大!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   めし時に
   心は晴れて
   花曇り


   軽快気分
   重厚豚骨


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2022/02Visitation7th

3.3

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

中盛チャーシューメン:豚骨の野趣を抑えポタポタ濃厚感!塩気に鶏油の深いコク!マイルドな重厚感は飲み干したくなるエキス感覚!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/02/20/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/dl6m81MEWiY

<2022.02> 中盛チャーシューメン + キャベチャー + 味玉 + サッポロ生ビール黒ラベル缶

 今回は予定通りの平日午後休暇!。理由は「IT環境の整備」。在宅勤務中でも、シンクライアント端末の機種入れ替えや、バーチャルPCのアプリ総入れ替えを行う期限が迫っている上に、会社支給のスマホも機種交換のタイミングが重なり・・・これらの作業を一気にするには、はっきり言って仕事にならんからですわ。ま、これらも正規な業務なので、わざわざ休暇にする必要もないのですが、仕事が割り込んでくるのを避けるため、休暇扱いとした次第。数年前なら、ITに詳しい同僚とか、サポートセンターに押しかけて助けてもらってたんだが・・・・、やっぱり在宅勤務・テレワークではこういう場面では辛いんだよねぇ〜。

 そんな作業に入る前に、しっかりと昼飯ラーメンを敢行することといたしませう!。今回は、何となく家系気分だったから、近場でお気に入りなこちら「洞くつ家」さんへ突撃です。


<酒> サッポロ生黒ラベル!まさに定番!旨さ爽快!軽やかな苦味にほんのりと旨味が残るあと口!

 実は飲む気はなかったのだが、へへへ・・・ここはサッポロ黒ラベルのショート缶があるのだった。てっきりこのコロナ禍の蔓延防止ご時世だから、酒提供かと思いきや、提供時間短縮ルールを守っての対応です。ま、ショート缶ならベロ酔いする私ではないのだ!。ここは遠慮なく飲ませていただくね。

 あゝ、明るいうちのビールがダイレクトに身体に染み。そんなサッポロ黒ラベル。先日のブログと同じようなコメントで恐縮ですが、学生時代から長いことお世話になってるブランドですから、味わうと思い出が込み上げる味わいなんですよ。楽しく思い出すと甘味を感じ、そういえば失恋もしたかと思い出すと苦味を感じる。バイト先でこればかり浴びるように飲み干しておった毎日は、今振り返ると切ないです。昔の仲間を思い出しながら、軽やかな苦味と後味に甘味が残る感覚を楽しむ・・・。


<全体> 濃厚マイルドな豚骨醤油の出汁感!がっつりチャーシューと男々しく重なる肉厚海苔!

 すみません、またまた同じメニューを食らっております。「海苔増し・ほうれん草増し」の方が家系らしいのでしょうが、私はやっぱり今回も肉増し!結局チャーシューメンでございます。しかも昼飯ガッツリ気分だから中盛り。

 好きなポイントは、ワイルドなんだけど食べやすそうなマイルド感覚があるところ。そして凛々しく聳え立つ海苔と、大胆に横たわる焼豚の迫力!ってのが個人的に画になるって思ってるだけです。もちろん、クタるほうれん草も家系アイデンテティを示すのが痛快。旨さへのアダプタビリティを発揮して、食らうと鶏油や豚骨煮出汁の揺めきによって旨さが実に変幻自在!・・・まさに旨さがプロティアンな感覚です。


<スープ> 豚骨の野趣を抑えポタポタ濃厚感!塩気に鶏油の深いコク!マイルドな重厚感は飲み干したくなるエキス感覚!

 私は関西生まれなので、家系には本当に疎かった(今でも)です。だって、上京してから再び転勤で関西に戻った頃(15年前以上)は、大阪平野に家系は3軒しかなかったのです。当時、ラーメンデータベースは本当に活用しました。徐々に家系に慣れ親しんだ思い出。なのでやっぱり野趣で濃厚なパンチを効かせたよりは、ほどほどマイルドな落ち着きをもつ豚骨醤油の方が、私は惹かれます。

 へへへ・・・今回も飲みやすいほどにマイルドで旨いわ!。豚骨の野趣感覚が確かに伝わるが、まるで心配りかのように微妙に抑え目なのか?。偶然そうなのかは不明ですが、クセがないが豚エキスの煮出しの存在感がナイスです!。そのマイルドな動物感は、多少の鶏油の貢献もありましょう。しかし、塩気もマイルドで尖らずコントロールされた豚鶏感覚の旨味が素晴らしい!。塩っぺーなどとは皆無な塩気で、全てをコントロールした旨味と化してます。


<麺> ご存知!酒井製麺!密度感低めでスパスパと千切れる中太麺!出汁に濡れてじわじわと吸い込む味風景!毎度具材全てを絡めまくって食らう展開!

 王道の酒井製麺!やっぱりブランド力というか、洗脳というか・・・それだけで安心感があるのです。大昔なら「ミーハー」な気分。森高千里のフォロワーな私です(ココ、どれだけ通じるのか?)。説明不要!言わずもがな中太で緩い縮れと微妙な捩れがナイス!。これぞ家系と感じさせます。

 淡く薄く黄色みがかった色合い!そして密度感はやや低いのがいい感じ。更に加水はやや高めで、見栄えよりはスパスパとライトに歯切れるのがナイスです。今回も、カタ麺主義者な私は「カタメ」とコールしますが、出汁と絡んでじわじわとゆっくり吸い込む中太麺に、風味にも近い甘味あり。あゝ・・噛み締めると、甘味と出汁の塩気が混じって旨し!。


<チャーシュー> 赤身フカフカ!脂身プルプル!蕩ける柔らかさに豚骨出汁が染み入る重厚な旨さ!

 最初出会った頃は「肉!」って感覚があったんですが、何となく落ち着いた感じです。大中サイズで肉々しく、サイズと厚さが揃った様子できっちりと肉絨毯感覚をん出。想像通りに、濃ゆい出汁が少し染みて、赤身の肉本来滋味が受け止めてます。書道からして旨し!。

 赤身はフカフカふわふわ!そして脂身はふるふる柔らか!。スモーキーさは流石に低めだが、肉全体の味が感じ取れて、脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みる。もしここに白飯があったなら、いくらでも食えるぞ!。とは言え・・・毎回毎回毎回毎回・・・・やっぱり性懲りも無く、私は麺を巻き込んだりしても味わい尽くします。


<ほうれん草> クタクタ茹で加減!野菜の甘味をしっかり伝えるフレッシュ感覚!

 侮れないのがほうれん草で、実はこれをマシマシにしたいのが、実は私、腎臓結石の傾向あるので、控えざるを得ません。この辺りの葛藤は・・・オフ会など機会があれば共有したいです。結構、毎日ラーメン食ってても気遣うところが多いのよ・・・・(笑)。

 まさに家系定番のクタり気味が、ナイスなのです。そのクタった状態が素材の甘味が濃ゆい。そして、豚骨醤油出汁が染みるようで旨し!。ふふふ・・・当然、麺に絡んだりしても旨い。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに沈めて完璧に浸し、またまた性懲りも無く、麺に絡めながら存分に楽しみ尽すのだった。


<味変> トリプル薬味で厚化粧!ガッツリ攻めて実に痛快!ニンニク・生唐辛子・生姜!

 薬味の厚化粧こそ美しき旨さ!おろしニンニク!生唐辛子!そして生姜!。1stガンダム世代ならジェットストリームアタックと伝えれば、迫力の規模が観念的に伝わりましょうか?。今回は少しニンニクを忖度したので、そのニンニクがかえって「マシューがやられた!」って方向で、あっけない結末を迎えます(絶対に伝わらん)。溶かすとちょっぴりラーメンショップの雰囲気も頭によぎるのだが、時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わる!。味のトリプル薬味攻撃!ジェットストリーム厚化粧が激しくオススメ!。


<キャベチャー> 醤油の塩気に軽い胡麻油の香りと甘味!さっぱりタレに絡まるキャベツの甘味!

 「キャベチャー」も押さえたい!。今回は酒もあるのだからスルーできるかよ。第一部として「酒のおつまみ」。そして第二部は「拉麺トッピング」として活躍します。ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツ!。そこに胡麻が効いた醤油ダレに絡む。まず、ビールのアテに少しだけつまみ・・・そのままでも十分美味しい。

 そして茹でキャベツとはまた違った感覚で、一気に後半になってラーメンの方にぶち込むのです。溢れそうになるところを、箸で押さえ込みながら汁に浸してゆく。更に、麺に絡めて一緒に楽しんだりして味わい尽くすのが最高です。これは肉だけじゃなく、野菜もガッツリ食えるので、ヘルシーに罪悪感も薄らんでゆく!


<味玉> ねっとりと濃厚コクが楽しめるマチュアな味わい!割って楽しい卵黄の粘り感!

 知らなんだ・・・・昼間だとサービスです。しかも、ライス・味玉・キャベチャーの中から選べます。平日だけなのか???。すでにキャベチャー食券買ってしまったし、ライス追加は腹パンすぎて無理そうだし・・・流れから「味玉」をチョイスしました。

 思い出したよ!独特な味玉の提供スタイル。タコ糸か包丁で半分にカット入れたものの・・・完全に割らずに提供。割れ目に箸を入れて割ってみてください。ねっとりと卵黄が粘り分断されるのが見れて・・・この卵黄の表情が実に旨そう!そして濃密濃厚!。

 あゝしっかりと出汁が浸透したタイプで、出汁の塩気で白身も旨い。卵黄もマチュアな濃密コクを発しており甘味すら覚えますぞ。濃厚スープを合わせるように一旦沈めてみますが、甘みと塩気が混じってさらに美味しく感じる!。


 総じまして「濃厚!そしてマイルド!六角家系譜の図太さ感じる本格派!オススメ家系!」と言う感動の嵐!。コロナ禍になって早朝から通し営業となり、すごく使い勝手が良く、中央線利用者なら感謝が絶えないお店!。さらにしっかりと女性ラーメンファンも増えつつあるかと。時間問わず吉祥寺のショッピングついでガッツリと食おうぜ!激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   冬晴れに
   気分解きほぐ
   黒ラベル


   気分高まる
   重厚家系


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/12Visitation6th

3.2

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

中盛チャーシューメン:エキス濃厚迫力の中に穏やかさ映す出汁感!明るい色合いにパンチを感じる質感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/12/20/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/CU9C73UTjD0

<2021.12> 中盛チャーシューメン+細切りネギ

 吉祥寺で家系と言えば、もう一軒有名どころがあるんで、そっちにも顔出したいろころなんですが、やっぱり「洞くつ家」に足が向いてしまうのです。本当に最近ここばっかだよな・・・まさにマイ定番家系。それだけでなく、毎回同じの食ってるやん。それだけ好きなのです。今回は、少し趣向を変えて、ニンニク、キャベチャーなどを抑えて、「生姜・細切りネギ」で雰囲気を変えてみましたー。


<全体> エキス濃厚迫力の中に穏やかさ映す出汁感!明るい色合いにパンチを感じる質感!

 お?通って同じの食ってると、少しばかりの変化を見つけるのが、また楽しからず哉。特に肉です。時々「ザ・チャーシューメン!」ってなゴツく感じることもありますが、今回は少しおとなしめ?。スープに沈んでいるだけで、肉インパクトは少ないように思えますが、今回は肉部位が全体的に・・・ホグホグと柔らかそうです。それがまた食べやすそうな雰囲気。海苔の迫力はありありで、ほうれん草も多めなのが嬉しい一方で、いつもながら穏やかにスープが乳化しているのが堪らんね!。


<スープ> 豚骨煮出しが程よい濃厚感!鶏エキスのコク深さ!塩気はいい塩梅なのでそのままゴクゴク飲み干す出汁感覚!

 ここは「ギリ快楽的に飲み干せる濃厚豚骨醤油!」と思える。だから旨いと感じる?。個人的には、豚骨の野趣感覚が比較的抑え目なのがナイスでして、クセがないけど煮出しのエキス感はありありです。動物感はやっぱり芳醇で、個人的には鶏油とは別の鶏エキスの貢献を感じる。そして、その一方で塩気もコントロールされており、動物系の旨味とそれを受け止める塩気のバランスがナイス!。その塩気は全て旨味と同化している様子で・・・これぞ「ええ塩梅やで!」と感じさせる!。


<麺>  ヌッチリスパスパと素地を感じながら歯切る弾力!じわじわ出汁を吸い込む後に広がる甘味!具材絡め尽くしてとことん堪能!

 はい、家系と言えば酒井製麺。やっぱり中太で緩い縮れと微妙な捩れが実に印象的です。ほんのりと薄く黄色みがかった地肌が家系イメージを高めます。そしてその麺の密度感はやや低めで加水はやや高め。今回も性懲りも無くカタメとしましたが、出汁と絡みやすくじわじわとゆっくり吸い込むのがいい感じです。中太麺なれどスパスパと歯切れて実に快感!。奥歯で潰すと甘味と出汁の塩気が混じるのが旨い!。


<チャーシュー> 赤身フカフカ!脂身トロトロ!濃厚出汁にゆったりと浮んで塩気を呼び込む豚肩ロース!家系焼豚の醍醐味!

 例によって片っ端から食らいつきますが、あゝ濃ゆい出汁が染みてどれも旨いね!。赤身はフカフカ!そして脂身はトロトロ!。こちらはスモーキーさはやっぱり低めだけど、しっかりと肉味がが感じ取れて旨いのです。差した脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食える。性懲りも無く、麺に強引に巻き付けながら、大きく口を開けて食らいつくつのが快感です。


<ほうれん草> 野菜の甘味をしっかり伝える茹で加減!出汁と絡んでちょっとした箸休め!

 ここのほうれん草が好き。家系定番のクタった感覚なのですが、素材の甘味が十分にしっかりしており味わえるのです。そこに濃ゆい豚骨醤油出汁が染みるのが堪らん!旨し!。これも麺に絡んだりして遊び食らいます。その柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに浸し、麺に絡めながら存分に楽しみ尽くすのも快感名のした。


<味変化> 動物系の濃厚感を支えつながら清涼感を醸し出す!そんな生姜が素晴らしき!

 やっぱ王道はニンニクなのですが、今回は生姜。豚骨の分厚さと共鳴しながら、ジリジリ軽やかな刺激を溶かすのが、不思議な旨さ。重めの出汁が簡単にグビグビ飲み干せさせるのです。動物系の濃厚感を支えつながら清涼感を醸し出す!そんな生姜が素晴らしき!。白飯にそのまま出汁をかけても旨そう!。


<細切りネギ> 濃厚な味わいの中に甘味と清涼感を伝える!全体に広がり歯応えも楽しい!

 定番の「キャベチャー」をあえて抑えてこの薬味にふりかえですが、生姜との相性がよくて今更ながらラッキー。淡い葱の甘味とフレッシュさが、生姜の清涼感とコラボします。調子に乗って、麺と葱に海苔を巻き付けて大胆に食らってみたが実に旨し!。次回は海苔も増して見ようかしらん!。


 総じまして「マイ定番家系!ワイルド感に安寧の優しさが染みるマイ定番家系!これからも食い続けるぜ!」と言う感動の嵐!。まさに飽きのこない家系と申せましょう。次回は酒が飲めるタイミングで来たいと思います。やはり六角家系譜ダテでなし!洒落乙な吉祥寺でランチするならここも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   年末の
   多忙合間に
   チャーシュー麺


   豚骨エキス
   エナジー充填


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/10Visitation5th

3.2

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

チャーシューメン:凛々しく聳える海苔とがっつりチャーシュー!具材迫力を収める濃厚豚骨醤油の出汁!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/11/04/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/YZZSgJvgFh0

<2021.10> 中盛チャーシューメン + キャベチャー + サッポロ生黒ラベル350ml缶

しっかり食いたい気分でしたので、近場の吉祥寺で家系突撃という流れで、洞くつ家さんへ訪問。ちょうど取材が入ってたご様子で店の片隅で撮影してましたが、意に介せず。


<酒> サッポロ生黒ラベル!軽やかな苦味にほんのりと旨味が残るあと口!まさに旨さ爽快!

 へへへ・・・熟睡したあとなので、体調万全!。明るいうちのビールがダイレクトに身体に染み入るようです。サッポロ黒ラベル。最近、赤星ばかり飲んでますが、実は長いことお世話になってるブランド。学生時代のバイト先のお偉いさんが好きで、それに影響されて若い頃は、こればかり浴びるように飲み干しておりました。個人的には、一番飽きず大量に飲めるのがこいつ。軽やかな苦味が印象的ですが、後味に甘味が残る感覚で旨さを感じる次第。サッポロを就活で受けたけど、落ちた思い出だけが、苦く感じられますな・・・。


<全体> 凛々しく聳える海苔とがっつりチャーシュー!具材迫力を収める濃厚豚骨醤油の出汁!

 おおお!最近家系だと、こればっかり食ってる感覚ですが、確かにワイルドなんだけが、食べやすそうな感覚。凛々しく聳え立つ海苔と、大胆に横たわる焼豚の迫力!クタっとしたほうれん草が多めで嬉しいね!。そしてスープが円やかで穏やかに乳化しているのがナイス!。ヘタレな私は、少しだけ暴力的に中盛にしたものの・・・大盛だってイケそうな気分です。


<スープ> 程よく野趣を抑える豚骨煮出し!塩気の中にコク深い鶏エキス!思わずゴクゴク飲み干したくなるエキス感覚!

 やっぱり今回も飲みやすいほどにマイルドで旨いのだわ。相変わらず、豚骨の野趣感覚が微妙に抑え目なのがいい感じ。クセがないが豚エキスの煮出しの存在感はあり!。マイルドとも思える動物感は、やはり芳醇で鶏油とは別のエキスが貢献しております。塩気もマイルドで尖らずコントロールされ、豚鶏系の旨味を受け止めます。塩っぺーなどと言った感覚はまるでない。塩気は全て旨味と一体化してます。実にいい塩梅ではないか!。


<麺>  家系と言えばご存知!酒井製麺!スパスパと小気味よく歯切れる中太麺!出汁をゆったり吸い込むカタメの展開!性懲りもなく具材全てを絡めまくる展開!

 家系王道の酒井製麺!説明不要!言わずもがな、中太で緩い縮れと微妙な捩れが、あゝ・・・家系と感じさせます。淡く薄く黄色みがかった色合い!そして密度感はやや低い。更に加水はやや高めで、見栄えよりはスパスパとライトに歯切れるのがいいんだよね。基本的にカタ麺主義者な私ですが、出汁と絡んでじわじわとゆっくり吸い込む中太麺が、実に馴染むのです。そして、何と言っても奥歯で潰すと甘味と出汁の塩気が混じって旨し!。


<チャーシュー> 柔らかくスープをゆっくり吸い込む豚肩ロース!赤身ふわふわ!さした脂身ふるふる蕩ける!

 何となく、大中サイズの肉々しい感覚で、割とサイズと厚さが揃った肉絨毯感覚。片っ端から食らいつきますが、やっぱり濃ゆい出汁が少し染みて、赤身の肉本来滋味が受け止めて旨し!。赤身はフカフカふわふわ!そして脂身はふるふる柔らか!。ちょっとスモーキーさはやっぱり低めで、しっかりと肉全体の味が感じ取れてナイス!。更に、脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるのです。へへへ・・・毎回毎回、性懲りも無く、麺を巻き込んだりしても味わい尽くしますぞ。


<ほうれん草> 野菜の甘味をしっかり伝えるクタクタ茹で加減!出汁が滲んだ一体感が素晴らしき哉!

 決して侮れないのがほうれん草。まさに家系定番のクタり気味が、ナイスなのです。そのクタった状態が素材の甘味が濃ゆい。そして、豚骨醤油出汁が染みるようで旨し!。ふふふ・・・当然、麺に絡んだりしても旨い。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに沈めて完璧に浸し、またまた性懲りも無く、麺に絡めながら存分に楽しみ尽すのだった。


<味変> ニンニク・生唐辛子・しょうがのトリプル厚化粧でガッツリ攻めて旨さ痛快!

 おろしニンニクと生唐辛子を溶かすと、ちょっぴりラーメンショップの雰囲気も頭によぎるが、今回は家系のもう一つの重要アイテム「生姜」を溶かします。家系ファンなら、厚化粧と批判や揶揄を受けるかもですが・・・、ニンニクだけだとパンチが効きすぎるところを、時には金属的とも思える生姜のじんわり感が溶けると、相乗効果でキレと刺激が加わるのです。トリプル薬味厚化粧は、激しくオススメする次第!。


<キャベチャー> 軽く胡麻油の香りと味わい!タレはさっぱりめキャベツと肉の旨味が染みる!
 
 やっぱり六角家系列なら、「キャベチャー」も押さえたい!。スルーできません。ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツ!。そこに胡麻が効いた醤油ダレに絡んでるのがナイス。ビールのアテに少しだけつまみながら・・・と言う味わいもありだね。だからそのままでも十分美味しい。
 
 茹でキャベツとはまた違った感覚で、一気に後半になってラーメンの方にぶち込む!溢れそうになるところを、箸で押さえ込みながら汁に浸してゆきのです。更に、汁に浸して味変化させたり、麺に絡めて一緒に楽しんだりして味わい尽くすのが一番!。肉だけじゃなく、野菜もガッツリ食えるので、なんとなく、ヘルシーさで罪悪感も薄らんでゆくような?。それは甘い考えか?。


 総じまして「ハード&マイルド!図太さと優しさ織りなす六角家系列本格家系!吉祥寺の定番!」と言う感動の嵐!。早朝から通し営業で、中央線利用者なら使い勝手が抜群でございます。しかも、コク深い割には馴染みやすいので、女性ラーメンファンにも違和感ないかと。吉祥寺のショッピングついでにサクッと食らうのもいい感じ。激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


 秋晴れに
 気分爽快
 生ビール


 旨さ痛快
 がっつり家系


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/09Visitation4th

3.2

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

チャーシューメン:ガッツリと家系イメージの海苔とチャーシュー!迫力の中に穏やかさ表す出汁!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/10/10/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/iTNFSH_OA-4

 休日もやることあるのに朝寝坊。確かに多忙で疲れているんだけど、どちらかと言えば体力の衰えを感じるこの頃です。とは言えまさに秋晴れ!妻からのお言いつけを実行に移す前に、少し遅いが朝飯!朝ラーメンへとくり出しましょう!。今回は時間がないので近場の吉祥寺へ。すっかり朝ラーで困らなくなったエリアとなりましたが、駅からほど近いこちら「洞くつ家」さんへGO!。ブランチ気分でガッツリとチャーシュー麺とさせていただこう!。


<ノンアル> アサヒドライゼロ!慣れてくればビールに錯覚!スーパードライ譲りの辛口と苦味のフィーリング!

 こちらは券売機でなく口頭現金精算のスタイル。まだ大っぴらに飲めないタイミングでしたので、アサヒドライゼロでございます。ま、飲めても朝から飲むと言うのも気がしけるし、ちょうど良いか。平日自宅に居る時は、最近では昼間でも抵抗感がなくなりつつあるのはいかがなものか。だってヤク安で買えばジュースより安いし・・・。そんな感じで、すでに慣れてしまった感覚。もはやフツーに気分だけビールとして楽しめてます。何度何度もこの板で語ってますが、お手本はスーパードライ。スーパードライに近い味だからこそ、フツーにビール飲んでるような錯覚を呼び起こすね。!前向きに飲む気にさせる感覚。キレある苦味。飲み口は軽いが刺激。


<全体> ガッツリと家系イメージの海苔とチャーシュー!迫力の中に穏やかさ表す出汁!

 朝の家系風景は、若い方やガテン系のお兄さん等のイメージですが、さすが吉祥寺・・・カップルもおられます。いい時代だよなぁ〜・・・なんて感じてたら配膳完了!それがこの麺顔です。おおお!確かにワイルドなんだけど、食べやすそうな雰囲気。確かに海苔と焼豚の迫力はありありで、ほうれん草も多めなのが嬉しい一方で、スープが穏やかに乳化しているのが、心に響きます。何となく、愛しさと切なさと心強さを感じる麺顔ですな!。


<スープ> 野趣抑えめの豚骨煮出しとコク深い鶏エキス!塩気はまさにいい塩梅!濃厚なれどゴクゴク飲み干す!

 別に朝仕様じゃないが、妙に飲みやすいほどに旨いのだった。まず豚骨の野趣感覚が比較的抑え目なのが印象的。クセがない印象だけど煮出しのエキス感はありあり。こう書くと頼りなさそうと思うこと勿れ。動物感はやっぱり芳醇で、個人的には鶏油とは別の鶏エキスの貢献を感じるのだった・・・。また塩気も実にコントロールされており、しっかりと動物系の旨味を受け止める塩気ながらも、塩っぺーと言うニュアンスは微塵もありません。塩気は全て旨味と同化している様子。嗚呼、まさにいい塩梅とはこのこと也!。


<麺>  中太なれどスパスパと歯切れて快感!ゆっくり出汁を吸い込む後半の甘味!具材全てを絡めまくって旨味三昧!

 ご存知!家系と言えば酒井製麺。説明不要かもだが、やっぱり中太で緩い縮れと微妙な捩れが実に印象的。ほんのりと薄く黄色みがかった地肌に、密度感はやや低め、そして加水はやや高め。カタ麺主義者ですので、カタメとしましたが出汁と絡みやすくじわじわとゆっくり吸い込むので、中太麺なれどスパスパと歯切れて実に快感!。奥歯で潰すと甘味と出汁の塩気が混じって旨しです。

 へへへ・・・今回も味変化。定番のおろしニンニクと生唐辛子を少し投入!。これでかなり味わいが引き締まり、一気に男性的な味わいへとシフトするのも楽しい!。やりすぎるとバランス崩れるので、慎重に少しづつ溶かして味わい堪能いたしました。


<チャーシュー> スープにゆったりと浮かび程よく塩気が滲む豚肩ロース!赤身ふわふわ!脂身ふるふる!朝から興奮の肉肉三昧!

 ミニサイズの時は、大中小サイズ様々のの肉肉感覚でしたが、レギュラーの場合は、割とサイズと厚さが揃った肉座布団状態でした。例によって片っ端から食らいつきますが、嗚呼・・・濃ゆい出汁が少し染みてどれも旨し!。赤身はフカフカふわふわと、そして脂身はふるふる柔らかい。スモーキーさはやっぱり低めだが、実にしっかりと肉味がが感じ取れてナイスバランス。特に、脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるような感覚です。


<ほうれん草> クタりつつも野菜の甘味を伝える茹で加減!素材と出汁の一体感がが素晴らしき旨さ!

 ほうれん草が侮れない。家系定番のクタり気味なほうれん草ですが、そのクタった状態が素材の甘味が濃ゆく、そこに豚骨醤油出汁が染みるよう旨しです。当然、麺に絡んだりしても旨い。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに浸し、麺に絡めながら存分に楽しみ尽くしました。


 総じまして「朝から優越!本格的家系焼豚麺!1日の始まりに是非是非いかが?」と言う感動の嵐!。朝から家系ラーメンなんて重いでしょと思われるかもですが、これが意外とさらりと食える。調整次第でがっつり食えるし、実によくできた家系です。さすが六角家系ダテでなし!朝でなくとも激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


 休日の
 朝に気合の
 チャーシュー麺


 気分しゃっきり
 焼豚がっつり


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/07Visitation3th

3.2

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ミニチャーシューメン:朝にピッタリ侮れないミニサイズ!まさに肉詰め!スモールサイズのビックインパクト!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/07/18/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/YUlfhvUZpsY

<2021.07> ミニチャーシューメン + キャベチャー

 吉祥寺で朝ラーというと「一蘭」が思いつきますが、昨年から「青葉」がスタート。そして家系の「洞くつ家」は朝6時から営業開始の通し営業です。このコロナ禍の逆境で頑張ってるって感じ。朝からラーメンだけでなくそんな逞しさも摂取です。それにしても、さすが吉祥寺?。早朝から座席が半分程度埋まってます。苦肉の策と思ってた朝営業ですが、結構ニーズがあるんだと改めて納得。
 
 
 
 
<全体> 朝にピッタリ侮れないミニサイズ!まさに肉詰め!スモールサイズのビックインパクト!
 
 正直、朝から家系って重いかなと思って味薄めで行こうかと思ってたんだが、「ミニ」サイズのラーメンもあるじゃないか。そして惹きつけられたのが「ミニチャーシューメン」。ガッツリ食ういたい人向けなのか?小食気味な人向けなのか?。ものは試しと興味本位に従ってみた結果・・・配膳されたのはこんな麺顔!。
 
 おおお!確かにミニだぁ〜。写真では縮尺が分かりにくいが、つけ麺で言うとつけダレ用の小ぶりな器に入れられた感覚です。ところが、そこにレギュラーサイズの厚海苔3枚がしっかり投入!そしてチャーシューが所狭しどころかギュウギュウ詰めに押し込んだような風貌。スープは肉の隙間から滲み出たような感覚でちょとオモロイじゃないか。サイドメニューの小皿に盛られたキャベチャーと並べてみると、いかにも小さい器に詰め込まれたかが伺えるはず。麺は少なめだから、糖質制限ローカボ対応のチャーシューメンとも言えるだろうか?。
 
 
 
 
<チャーシュー> スープ吸込み程よい塩気が滲むフカフカ豚肩ロース!食っても食っても肉肉肉!朝から興奮!
 
 もう途中で数えるのやめました。食っても食っても大中小サイズの肉肉肉って感覚で、肉座布団を片っ端から食らいつきますが、どれも旨いんだよなこれが!。フカフカで柔らかいし、豚骨醤油スープが程よく滲んだ味わいと、スモーキーさは低めだがしっかりと味付けされた肉味がナイスバランス。ほぼ豚肩ロースが主体と思われますが、脂身がしっかり目に差した肉が脂の甘味も染み入るようです。
 
 あまりにも肉を持て余し気味だったので、ちょっと遊んで海苔で肉を巻いて食ったり、またまた性懲りもなく肉で麺を巻き込んで食ったりと遊んでみましたー。早朝から肉三昧でテンションが上がってきたぞ!。午後の会議までこのまま乗り切れるか!
 
 
 
 
<スープ> 豚骨の旨味濃厚なれど重くない旨さ!程よい鶏油の溶け具合でコク深く滑らか!塩気もマイルド!
 
 今回は濃さも鶏油も変更なくデフォルトでいただくが、やっぱりバランスがいいね。豚骨のパンチがマイルドに効いているって感覚で、重くないけどさっぱりとも言い切れず、程よいコクの厚さと感じます。朝だから余計にそう思うのか・・・塩気が柔らかいのが心地よく感じます。それに伴いカエシや鶏油もそれほどインパクトある感じでなく、それぞれの味わいを輪郭としてしっかり伝えるものの、さらりとした印象すらあるかと。なのでゴクゴクと飲み干せるスープと仕上がっております。
 
 へへへ・・・今回は出社用のカバン持参だから、当然クロレッツとブレスケア・ストロングの準備万全。当然、家系なんだから入れますよニンニクを!。結構薬味がしっかりと備わっており充実。生姜もあったんだがニンニクパンチで決めてみました。やはり入れるとガラッと印象が変わりますね。塩気が生き返るようにビビッと感じますし、また独特のニンニク風味がチリチリと全体に響き渡るのが痛快!。ミニサイズだから余計に全体に行き渡るじゃないか!。
 
 
 
 
<麺> 家系王道の酒井製麺!ボコつきと加水やや高めで出汁を吸いがち!スパスパと千切れる小気味よい食感!
 
 まぁ、家系食べ慣れている人なら説明不要ですが、王道の酒井製麺です。中太で弱い縮れと捩れが印象的で、やや薄く全体が黄色みがかったような風合い。麺の密度感もやや低めで加水はやや高めか?。カタメとしましたが、出汁と絡みやすく吸い込み易いので、食感としては前歯ではスパスパ!奥歯ではクチクチとキレつツブレが心地よいです。今回はミニだから、感覚としては100g程度がみたないかかな?。今回は朝ラーですが、これは飲んだ後の〆には好都合な麺量ですな。
 
 
 
 
<ほうれん草> クタり過ぎない柔らかい茹で加減!素材甘味とスープのマッチングがナイス!
 
 これも家系好きならお分かりの通り、クタり気味なほうれん草。そのクタった状態が一番豚骨醤油出汁が染みるようで、麺に絡んだりしても旨い感覚です。とは言え時々トロトロ寸前までクタるのも見かけるがそれはまた興醒め。こちらは、クタり過ぎない柔らかい茹で加減!素材甘味とスープのマッチングがナイスですので安心です!。
 
 
 
 
<キャベチャー> 酒があればそのままでもナイスおつまみ!さっぱりタレに絡むキャベツと肉の甘味が全体にしみる!
 
 知る人ぞ知る六角家系列。ならば「キャベチャー」も押さえておきたいメニューです。朝ラーとは言えスルーできませんでした。ややフレーク状態になったチャーシューに、ザクザクとしたキャベツが胡麻が効いた醤油ダレに絡んでる。なのでそのままでも十分美味しいので、フツーのタイミングでビールが傍にあったならおつまみとして成立します。
 
 私は茹でキャベツ気分で、一気に後半になってからラーメンの方に全投入!小さい器だから溢れそうになるところを、箸で押さえ込みながら汁に浸してゆきます。そして汁に浸して味変化させたり、麺に絡めて一緒に楽しんだりして味わい尽くす!。朝から肉だけじゃなく、野菜もガッツリ食えるので、なんとなく罪悪感も薄らんでゆくような、そうでないような・・・。
 
 
 
 
 総じまして「スモールサイズでビックインパクト!朝から優越!さらっとガッツリ!家系朝ラー!」と言う感動の嵐!。家系は早朝からやってるところも多いけど、駅ターミナルからこんなに近くて、ミニサイズ対応もあるところが勝手がいいじゃないか!。サクッと朝ラーにも使えるし、また通し営業なので外出忙しい仕事人にも超便利!。激しくオススメ!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   悩ましく
   切羽詰まった
   多忙でも
 
 
 
   エナジー補給
   しっかり朝ラー
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!

2020/05Visitation2th

3.2

  • Cuisine/Taste3.3
  • Service3.2
  • Atmosphere3.2
  • Cost performance3.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ラーメン:貼り付くようなコラーゲン感覚の豚骨煮出し!明るいコクは鶏油の色気!?

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/05/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/lh3GZSyYdIs

<2020.05> ラーメン(カタメ)+ 細切りネギ + キャベチャー + サッポロ黒生 350ml缶

 先日、大山家@武蔵境へ行ってきたばかりですが、妙に家系ラーメンに食指を刺激されまして・・・翌日早速、洞くつ家@吉祥寺にやってまいりました。何てったってこちら「六角家姉妹店」と言う金看板がありますからねぇ〜。六角家やその系譜を受け継ぐ店は、都内でもあちこちにあり。また同じ吉祥寺でも武蔵家もその影響下にあると言われており、珍しくもないんですが、地元活動エリアの吉祥寺に「姉妹店」を掲げる店があるのは嬉しいかぎりです。
 
 
 
 
<酒> サッポロ生ビール黒ラベル:ちょっと味わう本格生!苦味と爽快感のバランスよい国民的ビール!
 
 とは言え食う前に飲む!まずは缶ビール!。銘柄はサッポロ黒生!。個人的には苦味と爽快感のバランスがよく、他のキリン・アサヒよりちょっぴり上品さを感じてる私です。バランス良いと感じているので、比較的料理と合うと勝手に思い込んで・・・何十年も飲み続けております。赤星にはない、ちょいとライトに飲める味わいも素敵。ちょっとキャベチャーを摘みながら、あとは一気に飲み干してしまう旨さ。飲み過ぎて腹パンにならない350mlと言うのが丁度いいね。気持ちよくアイドリングさせてもらいました!。
 
 
 
 
<全体> 豚骨パンチを漂わせながら・・・ネギとキャベツでちょっぴりヘルシー!海苔のデフォルト迫力がいいね!
 
 おおお!丼を受け取った瞬間から感じる動物エキスの重いオーラ!香りに塩気を既に感じてます。それとは裏腹に細切りネギと海苔がフレッシュに蓋をしてくれており、感じるオーラの割にはむしろヘルシーさも醸し出すような雰囲気。サイドのキャベツの緑色もあいまって・・・重さを感じない錯覚に陥ります。オーラはワイルド!見かけはヘルシー・・・面白い展開!。
 
 
 
 
<スープ> 貼り付くようなコラーゲン感覚の豚骨煮出し!明るいコクは鶏油の色気!?塩気もズッシリした醤油感覚とのバランスがさすが!
 
 今回はデフォルトにしましたが、それでも濃厚です。トッピングを少し端に避けてスープを味わい始めると、やっぱり豚骨エキスの猛襲と忍び寄る塩気の渦・・・って感覚。これぞワイルド!というディープインパクトですが、野趣臭さはほとんど感じず。実によく出来てる濃厚豚骨です。動物エキスが高いので、コラーゲン感覚もありなむかと。口の周りに貼り付くペトペトとした感覚から、微妙に鶏も入ってるような気もしますかねー。
 
 
 そして結構、塩気もある。ここが吉村家系とは違う部分と、勝手に個人的に思うわけだが、カエシに醤油感が低いというか、ダイレクトな塩気にややイメージしてる。塩豚骨とは言わないが、豚エキスと塩の結びつきがシンプルで分かりやすいかと・・・。その分、正直言うと後から喉が渇きそうなんだが、缶ビールは既に飲み干しており、お冷やで調整です。
 
 
 総合的には、とても食べやすいワイルド感。しかし甘えたところもない濃厚なる潔さがいいね。そしてここからゆっくりと・・・トッピングのエキスが入り混じり、さらにワイルドさは食べやすくなって行くのだった・・・。
 
 
 
 
<麺> 酒井製麺:クッシリ感じつつプリッと感じる歯切れが快感!濃ゆいエキスと猛烈トッピングにも負けない食感がいいね!
 
 正統派家系を代表する・・・酒井製麺使用。これだけで、もう何も本質理解出来てなくとも、私なんかは有り難く感じてしまってます:汗。今回もいつもの通り、カタメ コール。密度感はそれほど感じていないんだが、微妙に外カタ感覚が残る中太麺ってな仕上がり。それが濃厚なスープにはまたマッチしております。濃厚スープは浸透せずとも濡れるだけで十分。その麺の滑りに合わさり、ツルツルと啜って最初の一口を噛みちぎる瞬間で、麺の風味と汁の塩気のマッチする旨味が弾けるようです。
 
 
 あまりズボボボボボボーーーーっと啜れるタイプじゃないね。やろうと思えば出来るが、音の大きさとハネの飛び散りが半端ないと思うので。だからワシワシと口の中へと運び入れ食うのがいいかも。そしてそこから・・・クッシリ感じつつプリッと感じる歯切れが快感!濃ゆいエキスと猛烈トッピングにも負けない食感がいいのです。旨いねぇ〜・・・こんなことなら大盛にしておけば良かったかと!。
 
 
 
 
<海苔&ほうれん草> やはりこれだよ!家系とくれば肉厚大判なる高品質!これだけで立派な一品なのだ!
 
 家系食って、いちいち海苔が大きいとチェックするのもいかがなものかとは思うが・・・洞くつ家の海苔はやはりデカいから好き。肉厚ぶり!大判ぶり!これらには脱帽の質感の高さです。3枚乗ってるだけも海苔特製かと思えるほど。因みに海苔増しなんか注文すると、麺顔のほとんどが海苔で隠れてしまいそうになる程ボリューミーです。海苔が立派すぎて、海苔一枚だけでも立派な一品と感じてしまうほどですよ。
 
 
 そしてほうれん草。このクタっとしたほうれん草も家系代名詞の一部。最初、関西人のオレはこういうのを理解し難い思いだったが、今ではこよなく嬉しい箸休めと捉えております。塩気の効いたスープをうまく中和してくれる役割。本当は追加したいところですが・・・腎結石が出やすい体質なので、多く採れないのが恨めしい限りです。
 
 
 
 
<チャーシュー> 豚骨エキスに塗れながらもモチっと感じる歯応えと肉味!意外と優しい旨さ!
 
 海苔とネギの下敷きになって、ちょっとマイナーな扱いを受けておりますが、あっさりタイプの肩ローススライスで、これも好印象です。印象としては、薄味であっさり。そして歯応えがモチモチとしており、スープを吸い込ませると弾力と味わいが増します。なので途中からスープに敢えて沈めてしまってから後で食いましたが・・・チャーシューメンもありだ!と思える旨さ。ちょっと次回以降は増しも考えたいアイテムです。
 
 
 
 
<細切りネギ> 麺や具材にしっかりと紛れ込み・・・スープの重さを和らげるような旨さの演出!
 
 なぜか根拠なく勝手に青葱と思い込んでましたが、白ネギの細かい斜め切りっぽいカットスタイル。断面が大きいためにネギの汁が出やすく、質も良いことから歯応えと甘味が十二分に楽しめます。
 
 
 特に、麺やキャベツ・・・海苔などに入りつき混じるように絡んでくるので、いろんなシーンで味わいが楽しめる演出感覚。特にネギと絡んだ時の味のハーモニーは格別!。これによりスープの重さもかなり軽減してくれるので、ガッツリ食う機会には細切りネギも激しくオススメです。
 
 
 
 
<キャベチャー> やっぱり系譜を感じる!六角家名物のサイドメニュー!単品で酒のつまみにもなる旨さ!
 
 六角家系といえば、サイドメニューはこれ!キャベツとチャーシューを和えた「キャベチャー」でございます。キャベツには軽くごま油っぽいタレが絡んでおり、単なる茹で野菜とは違う旨味が溢れておりまして、ここにチャーシューの解しやヘタが絡むと、確実なる旨さ!。これ単品でお酒のアテにもなりましょうし、ひょっとしたらライスの上に乗せても食えると思うほどの完成度です。注文率も高く、どうせ来たならこれ食って欲しい!。
 
 
 
 
<味変> やっぱりいつもの儀式!擦り下ろしニンニクを投入!濃厚豚骨だけに相性が抜群!
 
 いつもの儀式・・・ニンニク投入!。濃厚豚骨ならではの絶妙なる相性のよさ!。もともと塩気が強めなスープですが、これを入れることにより、塩気が程よくイキイキと感じられます。もしライスがそばにあったなら・・・豆板醤も溶かすところ。海苔をこれに浸してライスと食うのもテッパンですよね!。早く体重をベストに戻して、家系定番の食べ方してみたい!。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 割って楽しい卵黄の粘り感!ねっとりと濃厚コクが楽しめるマチュアな味わい!
 
 独特な味玉の提供スタイル。タコ糸か包丁で半分にカット入れたものの・・・割らずに提供。ホールで味わう楽しみも選べるのですが、割れ目に箸を入れて割ってみてください。ねっとりと卵黄が粘り分断されるのが見れて・・・この卵黄の表情が実に旨そう!そして濃密濃厚!。
 
 
 実にしっかりと出汁が浸透したタイプで、出汁の塩気で白身も旨い。卵黄もマチュアな濃密コクを発しており、甘味すら覚えます。
 
 
 その濃密なコクに、濃厚スープを合わせるように一旦沈めてみましょう。何度か浸していくと甘みと塩気が混じってさらに美味しく感じるポイントがありますので・・・。嗚呼、楽しみが尽きない。やっぱり味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「ブレない正統派系譜のワイルド家系!ガッツリと豚エキスに塗れたいならココ!激しくオススメ!」と言う感動。個人的には久しぶりの家系とあって実に心にも染み渡る旨さでした。ミニラーメンという設定もありで、近隣で飲んだ〆としても利用価値ありかと!。早くコロナが収まって気軽に飲み会で弾けたいところですが、その際には是非とも!。また本来営業は、11:00am〜2:30am の通し営業ですから、遅い飯やおやつとしても利用価値有りかと。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   コロナ禍に
   行楽日和
   恨めしく
 
 
 
   寂しさ埋める
   濃厚豚骨
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2011/12Visitation1th

3.0

  • Cuisine/Taste3.0
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.0
  • Liquor/Drinks-
~JPY 999per head

3.0

  • Cuisine/Taste3.0
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.0
  • Liquor/Drinks-
~JPY 999per head

吉祥寺で家系!とはこれまたナイスな場所を発見してしまいまして、気分的にはとても晴れ晴れ!

【体内豚骨センサが反応いたしました】

 師走最初の週末ということで、野暮用で吉祥寺に参りました。解放されたのは、微妙な時間帯午後3時でして、ラーメン店が中休みに入るか入らないかというタイミングです。場所から一番近いところ(知っている範囲)へダッシュしてかけつけてみたのは「ぶぶか」。しかし、この時間にどんだけ行列やねん・・・と凹みます(油そば食いたかったのにな・・・泣)。ほな、ホープ軒系のどっちか行ったろと踵を返します。するとこの瞬間に・・・・・「濃厚な豚骨臭」を初冬の風の中に微かに感じます!

 「どこや!この豚骨臭の元は!・・・体内の豚骨メーターの針が振り切っとるやんけ!」

 もうこの時点で、この源を確かめることに無我夢中でして、iPhoneアプリを手がかりにしらみつぶしに訪問したりましたがな!・・・てな具合に捜索開始したものの、ものの5分でその犯人を発見しました。それがここ「洞くつ家」さん。あ・・・・聞いた事あるわ。吉祥寺では珍しい家系やからとタウン誌かなにかで見たこともあるわ・・・・。へぇ〜、洞くつって感じがあまりしないね。てっきり地下階営業とか想像してたけど、家族連れもきとるやん。


【キャベツ+チャーシュー=キャベチャ? トッピングじゃないよね・・・】

 今回は「海苔増」と「キャベチャ」なる再度メニューも追加いたしました。「キャベチャ」は、文字通り、キャベツにチャーシューのほぐし身が和えられているものです。ちょっと塩辛くタレで味付けされてまして、配膳までの手持ちぶたさをこれを食って紛らわせます。白ご飯とも合いそうな強めの塩加減。ビールのお伴にもなりそうです。これ、ほんまはトッピングねたとちゃうやろか、少し心配ですが、単独で食ってまいましたわ!


【久しぶりのコールにちょっと興奮、濃いめ・ふつうで・固め!】

 さて全体的には比較的客入りが多めの8割り程度の埋まり具合。関東に居を構えてから初めての家系になるのかな・・・・このためかどうだか知りませんが、少し緊張してコールです。6〜8名分のロット単位の生産スタイルのようです。このため、麺を固めに注文している方から先に提供されるのですが、たまたまた、アタクシの注文分が、固めのグループの中では一番最後に提供されたため、ちょっとお湯の浸かり具合が長いのでは?と思うところが気にかかりまんがな・・・(あー、気が小っちぇ・・・)。実は、結構待ったな・・・10分程度かかって配膳されたのはこれです。

 「海苔だらけで・・・・わけが分かりません!」

 当たり前か・・・自業自得。9枚並んだ図は壮観ですね!てっきり別皿に持って来るのかと思ってましたが、家系の主張はこれですもんね!忘れてたわ・・・。慌てて海苔をひっぺ返してスープをすすりにレンゲを投入です。

 「むぅ〜・・・個人的にはカエシが効いた感じがしてよろしおまんな!」

 濃いめと注文して期待してすすってみたが、適度な塩味でして、あとから喉が渇くような塩っぱさ期待に少し肩すかしを覚えます。なるほどなと・・・・海苔をパクつき、水飲んで気持ちを改めていざ再食へと次は丼直つけでグビッとスープをいただくのです。すると印象がころっと変わるんです。

 「濃いめの仕事しとるがな!すんまへん、ご店主!まだ新参者なんで・・・」

 心で謝ります。さてこれは、大抵、レンゲで飲むより直つけで飲むほうが、吸引力と量に勝るため、味を濃く感じるものなのでしょうが、これは明らかに食べ手が勝手過ぎる!・・・・・よくよく考えて見ると・・・、

 「キャベチャのタレの方が味が濃いため、その余韻を引きずってただけやった!」

 ・・という訳やねきっと。あの濃厚な豚骨の匂いよりもさらっとした豚骨コクの印象。そして鶏油の量は今回は「普通」なれど、豚骨臭とチー油のコンビネーションによる旨味生成物は、また独特の食欲のそそり方をしてきます。今回の訪問が、昼の3時でなく夕方の5時程度であれば、ライスも合わせて絶対頂きたいところ。今回おやつで食っとるのにライス追加では、さすがに良心が咎めまして・・・。見た目は油が浮いて乳化が強く伺えますが、カエシ由来の塩味と足された調味料的な塩味がダブルで攻めて来て、グイグイ食わせるスープ!久しぶりに食った気分でこの日の天気にようにスカットしましたよ!

 ※味のグラデーション:豚骨固有の臭気旨味>醤油由来塩分>チー油のコク旨>調味料類の輪郭>海苔の風味他


【麺の不安がちょい的中? でも悪くないっす!】

 最初の店は麺はデフォで頼む方が、レビュアーとしてはフェアな態度かもしれませんね。ちょっと今後考えます。こちらは、テボでなく湯釜にロット分投入し、平ザルで個別に湯切りし提供するスタイル、よって、ロットの最初と最後では微妙にずれが生じるのか??? そんな差あってもわからんわ・・・と正直思っているのです。しかし、投入するロットが8つ程度やったっけ・・そのうち半分は固めで最後に当たったため、今回はほんの少しだけそんなことを考えたりします・・・。でも、もともと固ゆでも普通もあまりこだわり薄い方なので、普通に食って見ると「悪くない」と思いますよ!

 「つるつる感より、スパスパ感が気持ちええねん!」

 それが第一印象!前歯の入り方がスパスパスパーーーって千切れて行く感覚が気持ちええんです。全体的に色白で中太麺、ラーメンでいうと極太にあたる太さ。そして強い手もみ風なウネリと若干の捩れがあります。しかし、幅の乱れが少なく、ウネリが強いのに、メトロポリスの高速道路のような完璧な平行線を形成しているよう。そういった麺スタイルなので、食べ手がいちいちゴワゴワと感じたりしないと思います。

 「こんだけ太い麺だけに、芯がなくクッサリとした風合いがいいね!」

 表面のスベリは言わずもがな・・・ええです。するっとクチ奥に滑り込んでいきます。そして数回の奥歯での咀嚼を繰り返すのですが、通常「クチリ」「クチュリ」とかいう歯ごたえを期待するのですが、太麺だけに、潰し込みが強めでないために、少し野太い感じがして「クッサリ」とした印象と覚えています。

 また、柔な・・・ほうれん草と少しばかり絡んで、一緒に食するとまた面白い歯ごたえニュアンスを形成しますし、醍醐味である「海苔を巻いて一緒に食べる」という方法も面白いっす(大抵海苔はご飯に巻きたいけど・・・スープ浸した海苔をね)。今日も楽しませていただきました。

 ※麺の感覚:潰し込みが低めな中加水。前歯でスパスパ切り刻むビート!奥歯でクッサリとすり潰すステップが気持ち良くてナイス!
 ※麺の形状:手もみ風なウネリが印象的。しかし太さが非常に均一的で視覚がスッキリ。色白な風貌。


【海苔三昧!】

 海苔が特徴的な家系であえて海苔増!100円アップですが、恐らく3倍になると思われる価格設定!アタクシ的には納得です。家系で海苔が旨くないというのは致命的なので、そうそうがっかりすることはありませんが、海苔増がこんなことになるやなんて・・・・知りませんでした。今日程、海苔増を堪能した一日はありません。あと残された海苔があるとすれば・・・・馬鹿息子に会いに行くしかないですな(笑)。

 あえて突っ込むならチャーシューですかな。短くコメントすると「もう少し大きくしてよ」「もう少しカスカスの腕肉部分を期待してた」ということかな・・・。でも、文句いうほどではなく、柔らかく美味しくいただきましたので、誤解なきよう・・・。また、しなしなな・・・・ほうれん草。茹で過ぎと思われそうな歯ごたえがまたええのですが、いやいや・・・しっかりと、普通に旨かったんやけど今回・・・・。今度くる時は、「ほうれん草増し」かもしれんと、正直考えている自分がおります。

 ※具のおさらい:海苔(9枚)、チャーシュー、ほうれん草

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 総じまして、吉祥寺で家系!とはこれまたナイスな場所を発見してしまいまして、気分的にはとても晴れ晴れといたしております。それにしても、吉祥寺駅から半径300mは凄く面白いですなー。あとでラーメンマップで眺めていたら・・・・・これは飽きませんな・・・・。この中から、3つくらいは「オマエその店何回行ってんねん!」と突っ込まれるくらいな店を作れたらいいなと思っています。かつての大阪梅田の最強醤油らーめんの店のようにね・・・。という気持ちで小春日和の空を感じて、家路につきました。なので詠います!

 家路つく
 そんな気分で
 家系へ

 待つは家族か
 麺好きばかりか

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

Restaurant information

Details

Restaurant name
Ra-Men Doukutsuya
Categories Ramen

0422-46-9121

Reservation Availability

Cannot be reserved

Address

東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4

Transportation

JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」より徒歩2分ほど

135 meters from Kichijoji.

Opening hours
  • Mon

    • Closed
  • Tue

    • 06:00 - 23:00
  • Wed

    • 06:00 - 23:00
  • Thu

    • 06:00 - 23:00
  • Fri

    • 06:00 - 23:00
  • Sat

    • 06:00 - 23:00
  • Sun

    • 06:00 - 23:00
  • Public Holiday
    • 06:00 - 23:00
  • ■ 定休日
    月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget

~¥999

~¥999

Budget(Aggregate of reviews)
~¥999¥1,000~¥1,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Not Accepted

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

20 Seats

( カウンター16席、テーブル4席)

Private dining rooms

not allowed

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

Space/facilities

Counter

Feature - Related information

Occasion

With family/children |Alone |With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Service

Take-out

With children

Kids are welcome

The opening day

2003.1.14

Remarks

※テイクアウト:キャべチャー
近隣にコインパーキングあり
祭り時期は休業
カウンター奥では、softbank3G電波通じず