スタミナワンタンメン: 穏やか旨味にピリ辛刺激!優しいマイルドな刺激がハマる山形酒田の王道スタミナ系ワンタン麺! : Wantan Men No Man Getsu

Wantan Men No Man Getsu

(ワンタンメンの満月)
Budget:
Fixed holidays
Thursday
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3.5

JPY 1,000~JPY 1,999per head
  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
2024/03Visitation18th

3.5

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
JPY 1,000~JPY 1,999per head

スタミナワンタンメン: 穏やか旨味にピリ辛刺激!優しいマイルドな刺激がハマる山形酒田の王道スタミナ系ワンタン麺!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/03/26/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/hhbz2ygdxxs

<2024.03> スタミナワンタンメン

 とっても優しいスタミナ系!三鷹でスタミナ系と言えば「スタ満」ってな感じなのですが、昼飯食えずの午後3時にやっと自由時間で放り出された私。通し営業の店を狙うしかございません。三鷹北口の味噌の店も思いついたのですが、疲れを癒すという思いつきでスタミナワンタンメンを狙って満月へとやってまいりました。仮にスタ満が営業しててそっちへ行ったら腹パンになり過ぎて、帰って仕事にならんかと。今の私には、このようなとっても優しいスタミナ系が似合うのです。

 そんな気分で三鷹駅南口をググッと南へ下がる。ちょこっと歩くがこんな場所、こんな時間帯でも客入り5割程度とはやるね!。分類としては山形酒田の拉麺なんだが、もうすっかり三鷹のラーメンと化してる感覚。


<全体> 今日は背脂入りの「こってり」!優しいピリ辛パンチがむしろほっこり!優しいスタミナ感!

 今回は煮玉子抜いて990円。千円以内に収めます。それでもスープ感が多くていい感じ。優しさ溢れる雰囲気がありありではないですか。相変わらず、ピリ辛の為少し辛味を示したものの、ベースはとっても優しい出汁感が溢れる麺顔です。

 見た目は味噌出汁にも感じるスープカラー。それほどほのぼの雰囲気で、表層を覆う辛味エキスが、かすかに艶やかにも感じます。そして表層には細かい背脂が浮く。微妙にそれらが順に溶けてオイリーにじわじわと変化してゆく様でしょうか。やっぱりスタミナ系と言えど穏やかな分類に感じます。


<出汁> 優しくザラつく胡麻の辣油感!刺激はとても柔らかいピリ辛加減!脂のコクで円やかな展開!

 画像では分かりにくういけど、ベースはとても軽やかな醤油清湯です。非常に細かいオレンジ色の粒子は、満月スタミナ独特の優しくザラつく胡麻系辣油。それが表層を薄っすらと覆っている状態でしょうか。その直下のあっさり醤油味の様相で、それをぐいとレンゲで掬って味わうと・・・優しく淡いピリ辛刺激が広がるようです。

 時々チゲっぽい味わいとも感じることもあるのですが、その日の体調にもよるのか毎回雰囲気が微妙に違うのが面白いところ。今回は白ごまを擂ったような香ばしさを併せ持つ辛味と感じます。そのコクの広がりが独特。豚鶏ニュアンスの方もじわんりと響き、やさしい動物エキス感が実に心を解す旨さでございます。


<麺> 多加水の明るさと腰つきの品やかさこの上なし!微細にボコつくマイクロ凹凸ストレート麺!

 ツルツルシコシコ・・・ツルシコ歯応えがたまりません!透明感ある多加水系で品やかさを強く感じる反面、微妙な引き締まりもあり。柔くて千切れそうにありながら、結構ねばります。非常に細かくボコボコとしている部分は、舌ざわりやスベリの抵抗感をやんわりと感じさせる。そして上品なのに少しばあり力強さも感じます。奥歯で一気にクチリと潰すときの、出汁感との一体化で旨し。

 出汁の吸いこみや持ち上げも優れており、ピリ辛味を奥歯潰したあとでとっても味わいに浸透!。またマイクロ凸凹フォルムゆえに具材をひっかけ、片っ端から合わせて食らいます。メンマ・チャーシュー・ワンタンの皮・それら複数など。あまさに遊んで食らうには最適でございます。


<チャーシュー> ソフティ―な歯応えとスポンジのようなジューシー感ピリ辛スープを吸い込む豚ロール肉スライス!

 定番のローススライス肉!柔らかい部分も多く、脂の差しが大きい部分で柔らかく割れるイメージ。その分スープを多く吸い込むイメージがあって、味わいとしてはグッド!。脂身は殆どないんだが、肉本来味が楽しめるタイプですが煮豚タイプでした。スープを吸い易く、その味わいを浸透させて食らうと旨し。

 更に出汁のピリ辛の味わいも滲みますから増してや旨い!。噛み締めて味わい出汁を滲ませる肉は、やっぱり旨い!


<薬味他> 優しいピリ辛感出汁に馴染む青菜とメンマ!安堵する箸休め的存在感とその旨さ!

 清涼感と言えば青菜が少しトッピングされてるだけでも嬉しい。そして青菜とくればメンマ。名脇役同士が仲良く丼の中で隣り合わせ。それぞれの味を箸休め的に楽しんだりします。またメンマも同様。何気ない存在感ですがないと寂しい。あると落ち着くバイプレーヤーでしょうか。今回も麺に絡めて食らい倒します。


<ワンタン> まるでセロハンのように透けて蕩ける薄皮ワンタン!羽衣のように尾ひれ大きくボリューミー!

 超薄で皮が超ビロビロでデカいタイプ。その薄さはまるでセロハンを連想させるような透けを感じさせます。そしてトロトロ尾ひれが実に好み!。ただ溶けあって塊にはならない。多少肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、それでも残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぎまくりますよ。

 その丼の中を泳ぐ姿はまるで羽衣のよう?。箸で摘まもうとして、いつもは上手くいかないんですが今回はつかめたよ。決して皮は溶けたりしないのでね・・・。

 また肉餡はシンブルな粗挽き豚肉。今回はワンタン皮に滲んだピリ辛味かと。しかも全体的にはボリューミーなワンタンなので、丼の中で最後まで寄り添ってくれて楽しませてくれます。


総じまして「穏やか旨味にピリ辛刺激!優しいマイルドな刺激がハマる山形酒田の王道スタミナ系ワンタン麺!」・・・と言う感動。スタミナと言っても優しい味わいなので気構え不要。ハードル高くないので、幅広い方々に楽しんでいただきたい一杯。優しいけどスタミナ感じる旨さと楽しさ!ご家族向きかと!週末の家族団欒ラーメンには激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   年度末  
    スタミナ切れる
     忙しさ

    優しく刺激
     スタミナ雲呑


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2023/11Visitation17th

3.5

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ワンタンメン 煮玉子入り:東京三鷹に山形酒田の味!素朴な優しさ広がる!醤油ブラウンに溶け出汁と雲呑の透明感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/11/27/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/_UliF6jGBHU

<2023.11> ワンタンメン 煮玉子入り こってり

<三鷹の地に根付いた山形酒田拉麺!>

 ランチタイムは混みます。そして通し営業。だから時間ずらせるタイミングに狙ってやってきました。開店当初は、山形酒田の名店がなんで東京進出にわざわざ「三鷹?」って思ったけど、今はいい感じで地元三鷹に定着感あるようです。やっぱりノスタルジックな拉麺気分な時は、ここもいいよね。割と落ち着いた年層の客が多めですが、ちょっとボリューミーな一杯なので、若い方もポツポツと来店という昼下がり。今回もゆったり気分で「山形酒田拉麺」をじっくりと堪能させていただきました。


<全体> 東京三鷹に山形酒田の味!素朴な優しさ広がる!醤油ブラウンに溶け出汁と雲呑の透明感!

 あゝやっぱこれですよ。決して最先端とか流行ではないんだけど、ほのぼのとした麺顔。ライトな醤油出汁に漂うようにある薄皮ワンタンが、まるで羽衣のようです。そして今回は「こってり」仕様にしたから背脂がポツポツと浮かび漂う・・・。さらに付け加えるなら、大ぶりな丼がワクワク感を高めます。

 具材配置も良いね。チャーシューや味玉の飾りつけには気配りが感じられるし、周囲で、肉・雲呑・味玉と意識的に区別した全体調和なイメージはある。ノスタルジックな美的配置かと。出汁に浸る雲呑の薄皮の表情が良いですな。元々薄皮なので茹で上がった様は透明感すら覚える表情。そこに醤油ブラウンが滲むから、薄いベージュ羽衣のように感じます。


<出汁> 淡い醤油感に豚エキスの!背脂溶けまったり!優しいコクで飲み干せる円やか!

 大体来る前から分かっている味なんだが、一口すすると、これこれこれ!と頭の中で連呼してしまいます。実に穏やか!引っかかりなど一切なく、あっさり醤油という味風景で、塩気は感じず穏やかな展開。かなりライトですが、薄いというイメージは皆無ですな。さらに動物感も優しく滲みます。今回は背脂で「こってり」オーダーしたせいか豚のエキスが伝わる感覚。ネギの味わいも感じ取れましょう。

 醤油系のカエシ感はかなり控えめで、むしろ出汁の甘さを下支えしてるってフィーリング?。遠くに・・・淡い酸味を感じさえる程度で、豚のエキスに完全に溶け込んで一体化したようです。中盤以降は、麺とワンタンの皮の風味が溶け出し、その風味や甘味としても滲む展開がナイス!。

 今回は特に「こってり」について言及すると、 軽く背脂が浮くだけでほんのりと色気が加わるような印象です。ベースのあっさり味にコクを少しばかりプラスしただけで、味わいを少し肉厚。そして味全体を変化させるものではない。だから安心して食えるこってり味変化です。


<麺> 出汁を吸い込むほどに甘味を増す旨さ!薄ら透明感あるボコつき細麺!雲呑皮を巻き込む滑り!

 出汁もいいがやワンタンとの相性がナイス!。感覚的には多加水で小麦粉らしい薄い褐色を感じますが全体的には透明感があります。そして麺線に陰影を感じさせない細かめな縮れが旨そう。超細かくボコボコしたフォルムで、全体的には素朴に映るが見ているうちに繊細にも感じます。

 また多加水らしい腰の品やかさ。そしてライトな滑り。すすりあげると、微妙なボコボコなフォルムがタッチする感覚が気持ち良いです。口元や舌触り・・・喉奥へと高速に駆け抜ける。また汁の浸透もよく軽いモチモチ感で汁と麺の甘味が一体化したうまさ。それが奥でクチクチクチっと潰した時に感じて納得です。まぁ時々ワンタンの皮を巻き込んだり、貼り付かせたりして、遊びながら食らい続けました。


<チャーシュー> 薄ら歯応え感じる豚モモ肉!淡白な肉滋味と染み込むスープの一体感!

 モモ肉とロース肉って勉強不足でよく混乱するがあってるか?。それはそれとして、全体的に赤身部分が多く感じられましたが、それが柔らかくて部分部分で割れるようでうまそう。そしてスープを多く吸い込みます。その味わいを浸透させて食らうと旨いのです。

 2枚あるうち、一枚は麺を巻き込みながら食らう。これもまたいいね。割と薄めなスライス肉だから、ワンタンの混じり合っても違和感なし。次回はチャーシュー増しもう良いかもしれません。


<ワンタン> ヌメるトロトロ感が最高!破れそうで破れない皮!出汁の溶けるように泳ぐ雲呑旨し!

 やっぱりこれが真打です。超薄で、皮が超ビロビロでデカいタイプ。溶けあって塊にはならず、ビローーーンと広がっては伸びます。一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないのもいいね。また多少の肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぐ。決して皮は出汁に溶けたりしないのも不思議なようで面白い。

 さて肉餡。素直な塩コショウの薄味粗挽き豚肉で、薄皮の少し破れた部分から出汁を吸い込み中々味わい深い。全体的にはボリューミーで、最後の食い終わりに近いところまで寄り添ってくれます。さすがはワンタンメン名物の店って感じです。


<味玉> 素朴で飾らない仕上がりに出汁が浸透!優しい濃密感!

 卵黄は全体的にネットリ。微妙にハードめなジュレ状態になっており、中は軽く蕩けています。まさに舌の上でネットリと絡む状態で、出汁の深い浸透により熟したような濃密な旨さが広がります。一方、白身はしっかりとした茹で上がり、さっぱり醤油出汁とも相性良し。

 味を深めようと出汁に沈めますと背脂も寄せてくる。諸共にまとめて口の中へ入れると、やっぱりちょっとコクが増すようなイメージもある様子です。旨味も足されたような雰囲気もあり旨し!。


<メンマ> 歯切れ良い繊維質!麺や雲呑に絡ませて食らうと楽しからず哉!

 一般的な短冊型でフニャコリっとした歯応え。出汁の浸透がしっかりしており、おつまみには最適かと思われます。素材と下味、そしえ出汁を吸い込んだ味わいです。淡い醤油感もあるようだが、素材感もなかなか。


総じまして「味の友好関係か?既に東京三鷹に根付く山形酒田の味わい!旨さ定番!」・・・と言う感動の嵐!。山形酒田本店にはない限定麺も定期的継続的に季節に合わせて提供と器用なお店。個人的には何と言っても通し営業がありがたい。忙しい時にこんなほっこり拉麺を気軽に食える幸せです。駅から少しは歩きますが、まぁ三鷹来たなら一度はおいで!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   小春日に
    薄手羽織って
     らーめん屋

    蓮華で揺れる
     羽衣雲呑


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2023/06Visitation16th

3.5

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
JPY 1,000~JPY 1,999per head

冷やしワンタンメン:満月名物冷やしワンタンメン!素朴さに冷涼なる落ち着きオーラ垂れ流し!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/06/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/zP5zHKXMads

<2023.06> 冷やしワンタンメン

 毎年食ってる夏の名物「冷やしワンタンメン」を今年も頂いて参りました。近年、5月のGWあたりからリリースされるのですが、この2年程は時間的余裕がなく、ようやく辿り着けました。とは言っても朝からぶっ通しで仕事してて、気がついたら午後2時を回ってた(汗)。そんな中で、平日でも通し営業してくれてるのはありがたい次第です。とは言えランチピークをずらせてよかったかも?。すっかり地元に根付いており、老若男女でいつも混み合います。今回はゆったりと過ごさせてもらいました・・・尻の重い客でごめんなさい。


<全体> 山形名物!満月名物冷やしワンタンメン!素朴さに冷涼なる落ち着きオーラ垂れ流し!

 三鷹で本番山形系譜の冷やしが楽しめるなんて何と言う役得でしょう。冷涼さの中にオーラすら覚えます!。麺顔全体が優しさで溢れていると感じさえる一方で、梅雨の晴れ間に猛暑を感じる中で、こんな冷え冷え氷のアピール感覚が嬉しいじゃないか。中心部の氷切ってない窪みにスープが入り込み、妙に綺麗な印象です。あとで写真だけ見てるレギュラーの温系と変わらずなのも興味深い?。そんな青菜と氷以外は、温麺とそう変わりがないようなイメージ。


<スープ> 鰹&昆布の和出汁感覚!氷の薄まり感じず一気にゴクゴク飲み干せる淡麗醤油系

 見るからに柔らかく澄んだスープ感。レギュラーの煮干し系の風合いが溶けてた温麺スタイルと非常によく似たております。しかし、レンゲですすり始めると、期待通りの優しく素朴な味わいと、ちょっと冷やし系によった和出汁ニュアンスへの傾向に、味の意識が集中してしまいます。

 確かに素朴な味わいで安心できる旨さ!。鶏ガラの旨味も感じられるが主役は魚介系の甘味かと!。魚介系乾物の旨味と醤油の風合いで実に円やかな味表現が秀逸!。温麺よりも和風と感じているかもしれません。そして温麺との面白い違いは、抑えた煮干感覚?いや・・・鰹出汁だな。乾物系として似た旨さなのですが、煮干しの甘さではなく、節系の旨味がしっかりと出ており、甘味をしっかり感じます。そして下支えするかのように昆布系の出汁感が強め。

 なのですごく和風な出汁感に傾斜した味わいと感じ、「和風のおつゆ」とすら感じます。氷が入ってていつまでも冷え冷えなのもいいね!暑い最中にごくごくと飲み干してしまいますが、全く抵抗感なく完飲む!。脂感全くないので、罪悪感なく楽しめました。


<麺> 澄んだストレート多加水細麺!冷気でキュッと引締まる歯応え!高速のツルツルスベリ感!汁の持上げもナイス!

 温この麺の引き締まりが痛快!ワンタンのシルキーな状態と実にコントラストを構成するタッチ感で、この点で全体的にメリハリがしっかりして大成功です。もともと多加水なフィーリングで明るいモチモチさと柔らかい千切れが印象的な麺。それが、冷たいスープに合わせる前に、しっかりと流水で解熱処理を徹底したようでググッと引き締まってます。冷たいスープに合わされることでよりキュキュッと歯応えに締まりを感じます。

 ふふふ・・・見るからにいつもよりは透明感をます見栄え。これによりツルツルさが更に磨きをかけられ、スベリが最高!すすり上げるととってもライトで超高速にズボッと捲し立てるように食えます。また麺と麺が、寄り添いやすく、スープの持ち上げもさすが!。さらにサラサラしたスープ感なので、尚更に毛細管現象を起こすような妄想を呼び起こします。麺のしなやかさや、寄り添いやすさで遊ぼう!ワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮・・・それを麺と絡ませながら食いましょう。


<チャーシュー> 2種豚肉!淡白なモモ肉とコクを感じる肩ロース!冷えた和出汁を吸い込み清涼でとジューシー!

 まずはモモ肉。淡白な肉味だから和出汁に傾斜したスープ感に合うのか?。まさにスポンジ感があって柔らかめなのがお気に入りです。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。肉の冷製って肩ロースがメインと思っていたが、モモも柔らかい出汁に浸ると高級な旨さにも感じます。

 そして2枚あるうちの1枚が肩ロース!。こちらも柔らかい仕上がりで、曲げると割れ目がバクリとあちこちで割れ、隙間から出汁を吸い込みまくり。冷たい脂でも下味の旨味が深いのか、とても味わい深いのでありました!。2種展開なら肉増しは十分にありだね!


<ワンタン> 羽衣のようにしなやかに伸びる皮!シルクを引きずるようなフォルムと滑らかな喉越し!

 おいおいおいおい・・・冷えたらワンタンもその表情が変わるのか!?。とにかく、箸で持ち上げようとすると伸びるのだ、すごく伸びるのだ!。ビロロロ〜〜〜ン!シルクを引きずるようなフォルム!。いつもの温麺なら途中で千切れるのでレンゲに持ち変えるところだが、箸だけでも切れ難く破れ難く。

 そんな感じで冷えてワンタンの皮も少し引き締まりを持ったのかもしれません。啜って食らいましたが、一旦木綿にも似た全体像で、口の中から喉奥・・・そして落ち入るまでそのシルエット感が大きくて滑らかでした。ほんとにシルクを引きずって行ったかの如し。


<他具材> 小松菜の酸味がアクセント!冷えた中でメンマの円やかな味わい!

 頭の中は、和出汁感・引き締まった麺・のびのびシルキーワンタン・・・でいっぱい。ところがちょっと味のアクセントを効かせる部分があるとしたら、青菜とメンマ。青菜はこの中で唯一主張する味わいと、ベクトルの違う味わい。青菜らしい苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出し、素朴で和やかな全体味わいの中に、微かな緊張感を与えてくれます。そこを払拭して、気持ちよく麺・汁・ワンタンへと気分転換させてくれるのは・・・・メンマ。とっても馴染んだ味わいなんだが、円やかな旨味とクニャっとした歯応えで、気分はリフレッシュ。


<味玉> 薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!

 ハーフでもデフォで味玉サービスは納得させてくれます。とっても馴染みやすい、ティピカルなマイルド煮玉子。ややネットリさが強めな卵黄、プリンとしたややハードな白身が薄い褐色に染まって実に旨そう。しっかり下味が浸透してるので、とっても濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がりです。

 これを少し和を感じる出汁にも浸したりして・・・ちょっぴり味変化させて食らうもいいね。次回はこれも追加して豪勢な冷やしとして食らおうかしらん!嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。


 総じまして「東北夏涼味!東京三鷹で楽しめる山形名物冷し系!素朴で優雅な冷やしワンタンメン!」・・・と言う感動の嵐!。今やすっかりこの土地に溶け込んで三鷹の定番という感もありましょうが、山形の本格的味わいが気軽に近くで楽しめて嬉しいです。また今回も一気に食い切ってしまいました!。これから益々人気メニュー。暑い盛りに食うともっと旨さが身に沁みるはず。通し営業なのも使い勝手よく、麦酒も冷酒も楽しめます!今年の夏も激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   澄んだ空
    梅雨の合間の
     真夏日に

    澄んだお出汁に
     冷たい雲呑


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2023/02Visitation15th

3.5

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
JPY 1,000~JPY 1,999per head

スタミナワンタンメン:食欲掻き立てる胡麻辣油!優しい刺激案感!ピリ辛加減が抵抗感なく実に絶妙!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/03/09/000000
とまそんのYou Tube: https://youtu.be/lJDvDOML-8o

<2023.02> スタミナワンタンメン + 皿ワンタン + キリン一番搾り生ジョッキ + 純米本辛口 初孫 魔斬

 令和も5年目を数えようとしているのに、天皇誕生日を失念しておりました。祝おう!休める!と言うより、業務が挽回できると言う感覚で過ごしてしまう・・・。マジで締め切りに追われてたもんですから、とても助かりました。そんな感じで代休感覚で、翌日半日休暇をボス様から承認いただき、遅い昼飯としてやってきたのが「ワンタンメンの満月 三鷹店」さんでございます。うへへ、また今回も酒気分で過ごさせていただきやしたー。


<キリン一番搾り> 国民的ブランド麦酒の中でも華やかさは一番!プレミアムクラスに引けを取らない力強い風雅!

 ここんところ、ずーっと瓶ビールばかりだったせいか、妙にジョッキ生がうまく感じます。ひとりビアホール気分で堪能気分!。精製技術が進んだ現代、生ビールだと樽も瓶も缶も実は中身が一緒だってことはよく聞く話。ところが「注ぎ方」「泡立ち」「グラス」だけは違いが生まれ味わいも違ってくるから生ビールってホント不思議。特に注ぎ方だけで味が変わるから、店で生ビールを飲む意味はここにあります。特にジョッキがキンキンに冷えてると興奮するよね?。冷たさの中に国民的ブランド麦酒の中でも華やかさを感じる!そしてプレミアムクラスに引けを取らない力強い風雅がナイス!。


<酒> 酒王 初孫:辛口系純米酒・・・純米のズシリ感にもキレを感じさせる酒!

 へへへ・・・こちらの訪問理由として、初孫があると知ったのも大きな理由です。「初孫」は「酒王」と名乗っていいらしく、純米酒の中でもこの辛口系統の味わいが好きです。小さいボトルでなく、枡に入るグラスに注いでくれます。なので他で飲むより少しお安い価格設定なのがいいね。

 嗚呼、やっぱり期待通りのおおらかで、力のある風合いが好きです。辛口に似たフィーリングには澄み切った感覚もあって、後味がとても心地よい旨さ。これは料理を映させるってやつでしょう。そんな流れで、つまみを頂く・・・。


<皿ワンタン> セロハンを思わせる極薄透明感の皮!冷製仕立てで腰のある皮!特製醤油を絡めて堪能し尽くす!

 初見では分からないが、実は冷たい仕立てのワンタンです。薄皮が透明度を増し、それはまるでセロハンのよう・・・。そして腰つきや伸びやかさが生まれます。挽肉の餡は薄味なので、特製醤油を垂らして味わいます。

 いつもは拉麺の中にあって、啜ってちゅるっと滑る中に、熱々ヒーヒーと感じて味わうところを、今回はじっくりと堪能!。思ってた以上に、ワンタン自体は薄味で皮も肉餡も素材感ある味わいでした。そこを醤油を垂らすと日本人には嬉しくもわかりやすい旨さになりますね。醤油には濃ゆい出汁が溶けているので味わいあるカエシがいい感じで、薄味滑らかワンタンにフィットします。


<全体> 配膳の瞬間に湯気に漂う擂り胡麻に近い香ばしさ!そして辛味!優しい麺顔にピリ辛パンチをプラス!

 スタミナと言ったとしても、やっぱり満月!優しさ溢れる雰囲気がありありでございます!。とてもほのぼのとした雰囲気が立ちこめ、ピリ辛の為少し辛味を示していますが、ベースがとっても優しいから遠目には味噌汁にも感じてしまうほど。その辛味エキスが表層を覆っているため汁に浸った具材が埋もれて見えるのも味噌汁チックですな。味玉で中華そば感覚を保ってるみたいです。


<スープ> むしろ食欲掻き立てる胡麻辣油!優しい刺激案感!ピリ辛加減が抵抗感なく実に絶妙!

 非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っているのが分かります。その下はあっさり醤油味の様相。それをぐいとレンゲで掬って味わうと、仄かに淡いピリ辛刺激が優しく舌の上で広がります。うまし!見た目はもっとパンチもあるかと思いきや、これが嬉しい肩透かしというか、とっても優しい刺激感。これがハマる!

 そして辣油のインパクトがナイス。淡い辛味噌かと思いきや、だったら表層だけに浮かび漂うことはない。いろいろ考えながら味わったところ、白い摺り胡麻を思い出してなんとなくピリ辛イメージに結びつけました。実はこの一杯、これまでに幾度もカップ麺化もされており人気メニュー。元味らしい魚介感がマスキングされるなど、好みが割れそうな気がしますが、ベースを知った上での変化球を楽しむといった感じで楽しんでいただければと!。


<麺> この上なしのツルツルシコシコつるしこ細麺!品やかさ最高!具材を想うがままに絡めて食らう!

 柔くて千切れそうにありながそうでもない。透明感ある多加水系で品やかさを強く感じる反面、微妙な引き締まりもあって、微妙にボコボコとしている部分がとても心地よいです。舌ざわりやスベリの抵抗感をやんわりと感じさせ、上品なのに少しばあり力強さも感じもあり、その一方でプツプツと前歯で千切れ、奥歯では一気にクチリと潰れます。

 また汁の吸いこみよりも持ち上げがナイス。その持ち上げでピリ辛味が、奥歯で潰したあとでとっても味わいに浸透します。さらに具材をひっかけてくるから、片っ端から合わせて食い尽くして堪能しまくりです。


<チャーシュー> ピリ辛味を吸い込み妙にビールを欲する旨さ!脂感非常に少ない豚ロール肉スライス!

 昔ながらの豚ロース肉系チャーシューって感覚?。その脂身は殆どなく、肉本来味が楽しめるタイプですが煮豚タイプ。この為、エキス感がやや抜け出ているところを、スープの味わいを浸透させて食らうと、ちょっと懐かしさも感じる感じの旨さです。特にこのスタミナ系のピリ辛の味わいも滲みますから特にいい感じ!。今回も性懲りも無く、麺に巻きつけ遊びながら食らいます。


<ワンタン> 皮が超トロトロで長引く尾ひれ!肉餡のシンプルな旨さにもピリ辛出汁も染み入る旨さ!

 ふふふ・・・このトロトロ尾ひれが実にええやん!。超ビロビロでデカいんです。だから一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えない。なので多少肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、それでも残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぎまくります。箸で摘まもうとしてもトロトロでつかめないんだが、決して溶けたりしないのもいいね。そして肉餡はシンブルな粗挽き豚肉。今回はワンタン皮に滲んだピリ辛味で、すこしばかり複雑な旨さに昇華です。


<味玉> ピリ辛に濡れて尚甘味もイキイキ!甘味と塩気のバランスとれたネットリ卵黄旨し!

 白身は少し締まったようで、中の卵黄はネットリ感覚。スープに沈めても流れ出して溶けることはない仕上がりです。見栄えより出汁が浸透してる感覚で、白身にも味が滲み、卵黄は少しマチュアな甘みを含みます。また塩気のバランスもよくて、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシストする。甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなる!。嗚呼、味玉ってどんなシーンでもハズレなし!


 総じまして「実は看板メニュー!優しい味わいの中にピリ辛の遊び心!妙にハマるノスタルジックスタミナワンタン麺!」と言う感動の嵐!。やさしい辛さなので春先の冷たさには程よい一杯かと!。また日本酒が楽しめるのも嬉しいところで、皿ワンタンの他に餃子などあり軽い晩酌も可能!。昭和生まれのオヤジには激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   仕事終え
   麦酒冷酒に
   酔いまわり


   気分ゆらゆら
   雲呑ふわふわ


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2022/12Visitation14th

3.5

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
JPY 1,000~JPY 1,999per head

旨辛味噌ワンタンメン:辛さ選択3段階中2!ピリ辛加減がちょっぴりリッチ!味噌コクで一層食欲昇華!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/12/17/100000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/8c_miiMbvUQ

<2022.12> 旨辛味噌ワンタンメン
 
 券売機の前に立つと「旨辛味噌ワメ」と言う限定メニューボタンがあるではないか。「ワメ?」・・・スペースの都合上、ワンタンメンを略したよう?・・・・・ってなことを頭で感じてると、身体が勝手に、気が付いたらそのボタンを押してましたわ。こんな「限定!と言うことで気が付いたら券売機のボタン押してたって経験」ってありませんかね?


<全体> 人気「スタミナワンタンメン」を少し味噌でハードにしたような感覚!雲呑も蕩ける様子

 一見、山形酒田ラーメンには全く見えないのですが、スタミナワンタンメンの延長線上で捉えてみると、何となく分かる気がするかも。「スタミナワンタンメン」を少し味噌でハードにしたような感覚!そこにいつもの薄皮雲呑も蕩ける様子でございます。

 肉系は、いつもの薄切りロース以外に、賽の目切りカットの肉とひき肉の盛り付け。穴あきレンゲが用意されてますから、味噌出汁に絡むのが存分に楽しめそうです。酒のつまみにもなりそう。


<出汁> 辛さ選択3段階中2!ピリ辛加減がちょっぴりリッチ!味噌コクで一層食欲昇華!

 辛さの調整が解けている?非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っているのが見えます。その下はあっさり味噌出汁感覚で、それをぐいとレンゲで掬って味わうと・・・淡いピリ辛刺激が広がる。

 うう・・・舐めてたらしっかりと旨味としての辛味が伝わります。ベースは割とあっさりタイプの味噌出汁ですが、程よく塩気で風味が伝わる感覚。そのコクの広がりが独特。そしてとっても優しい刺激感として包み込みます。ベースは豚鶏。やさしい動物エキス感が実に心を解す旨さ。


<麺> 太麺変更!グラマスでボコつく多加水細麺!艶やかな表情!引き締まる歯応えが味噌出汁を受け止める!
 
いつもの細麺と太麺で選べるとのことです。へへへ・・・せっかくの限定なので、そりゃ滅多に味わえぬ太麺をチョイスです。見た目の通り多加水麺ですが、凹付きが見て取れます。噛み締めると多加水らしい明るい弾力を発しますが、引き締まりを強く感じるので、プツプツプッツンと強い噛み応えを感じさせます。表面がつるつるしているので、啜りやすく汁のハズレも少ないイメージ。旨辛味噌がが濃ゆいので、素地の味わいと相まって丁度いい塩梅となって旨しです。旨辛&香ばしさに麺の旨味甘味が絡むといった具合真冬時期の限定となってますので、お早めに。


<チャーシュー> 淡白な肉滋味に染み込む辛味噌旨味!出汁と一体感肉本来の味わい楽しむロース肉!

 赤身が柔らかく、そしてスープを多く吸い込む。脂身は殆どないんだが、肉本来味が楽しめるタイプです。スープを吸い易く味わいを浸透させるのが得意そう。本来ならこの肉でビールを欲するってな感じですな。噛み締めて味わい出汁を滲ませる肉は、やっぱり旨い!。デフォでも結構な枚数入ってた記憶で、個人的には特製気分で食えました。


<ワンタン> 辛味噌吸って滑るトロトロ感覚!破れそうで破れない皮!出汁で優雅に泳ぐ雲呑旨し!

 超薄皮!そしてデカい。溶けあって塊にはなら図、ひとつづつ広がっては伸びたりします。そして超熱々。一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないのも、また楽しいのです。肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように器の中を漂う。

 肉餡は大きめです。シンブルな塩コショウの薄味粗挽き豚肉。薄皮の少し破れた部分から出汁を吸い込み中々味わい深いです。そして辛味噌が染みると肉味が更に深くなります。全体的にはボリューミーで、最後の食い終わりに近いところまで残り寄り添います。


<メンマ> 麺や雲呑に絡ませて食らうと楽しからず哉!下味の深い浸透と歯切れ良い繊維質!

 しっかりとした具材感あり。タイプ的には一般的な短冊型でフニャコリっとした歯応え。出汁の浸透がしっかりしており、おつまみには最適かと思われます。素材と下味、そしえ出汁を吸い込んだ味わいが、妙に今回はそそるね。醤油感もあるんだけど、素材感もある。


<味玉> ホットな味わいの中にマチュアな甘味が嬉しい!旨辛の中でもほんのり甘味感じるネットリ卵黄!

 中の卵黄はネットリ感覚。スープに沈めても流れ出して溶けることはない仕上がりです。見栄えより出汁が浸透してる感覚もいいね。白身にも味が滲み、卵黄は少しマチュアな甘みを含むようです。更に塩気のバランスもよく、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシスト!実に、甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなりまする!。


総じまして「食って身体温まる!冬を楽しくさせる素朴な旨辛!酒田ラーメン風味噌麺!」・・・と言う感動の嵐!。テーブル席もあり家族客も多く利用しすっかり地元で根付いてますね。常連も多そう。馴染みの味わいもいいけど、ちょっと寒い時は温まる限定味噌麺はいかがでしょう?。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   冬晴れの
   寒さが緩む
   飯どきに


   こころが緩む
   旨辛味噌麺


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2022/05Visitation13th

3.5

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks3.2
JPY 1,000~JPY 1,999per head

冷やしワンタンメン:冷涼なる落ち着き!素朴なオーラを垂れ流す山形名物冷しラーメン!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/05/27/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/noCYl40xKcE

<2022.05> 冷やしワンタンメン + 日本酒 つや姫 + キリン一番搾り生ジョッキ

 冷やし好きな私、中央線エリアメインの私、としては毎年絶対に欠かせないのがこちらの「冷やしワンタンメン」でございます。特に最近、仕事と色々なことと被って多忙だから辛い毎日には、実にありがたい一杯!。小雨降ろうとも気分は真夏のピーカン気分で突撃!


<酒1> キリン一番搾り!これ飲むタイミングはいつも堤真一気分になってしまうのよねぇ〜

 すっかりこの数年「サッポロ赤星」に執着してますが、そのせいで最近ずーっと瓶ビールばかり。そのだったせいか、妙に生ビールがうまく感じますぜ。「注ぎ方」「泡立ち」が素敵です。またオフィシャルに印字されたジョッキが気分を高めます。生ビールってホント不思議。特に注ぎ方だけで味が変わるから、店で生ビールを飲む意味はそこにあるかも!


<酒2> 純米吟醸 Faucon つや姫!なんじゃこの旨さ!マジでライスワインってな飲み口最高!

 とうとう日本酒・冷酒もラインナップしたのね。へへへ・・・毎回これ頼みそう。数量限定とあるとなんだか焦りますな。日本酒というよりワインの様なボトルとそのラベルが印象的。ラベルには58とデザイン印字されてまして、これって多分研ぎ度合いなのでしょうね。大吟醸とまで行かないところがナイスで、ふっくらとした純米のボディーを感じつつ、華やかな余韻を感じさせます。生貯蔵酒らしいフレッシュな感覚もしっかりあって、クセになりそうな旨さ。今度これ通販で買ってみようと考えてます。


<全体> 冷涼なる落ち着き!素朴なオーラを垂れ流す山形名物冷しラーメン!

 ううっ!やっぱりこれが本番山形系譜の冷やしラーメンのオーラだよね!麺顔全体が素朴って言うか、優しさで溢れていると感じさせます。その一方で、冷え冷え氷のアピール。前も言ったがホシザキ製氷機の氷って感じで、中心部に空洞ある氷です。その窪みにスープが入り込み、それはそれでいい感じ。また青菜と氷以外は、温麺とそう変わりがないようで、非常に好奇心がそそられます!。


<スープ> 和出汁と鶏醤油のせめぎあい!冷涼感染みてゴクゴク飲み干させる淡麗醤油!

 透明感あるスープ!。鶏ガラ感に煮干し系の風合いが溶けてた風貌なのだが、冷やし系によった和出汁ニュアンスへの傾向に、味の意識が集中してしまいます。確かに素朴な味わいで安心できる旨さ!。とても上品でスッキリした鶏ガラの出汁がベースとなっており、表立って主張せず。それよりは魚介系乾物の旨味と醤油の風合いで実に円やかな味表現が秀逸!。

 確かに魚介系?乾物系として似た旨さなのですが、煮干しの甘さではなく、節系の旨味?昆布系の出汁感が強めと感じますが、駄舌ゆえにようわからん。和出汁でいう「おつゆ」な域までには行き着かず、中華の部分は堅持した味わいと思います。氷が入ってていつまでも冷え冷えなのもいいアイデアだし、それなのに氷が溶けて薄まりを感じもしない。とても不思議なスープ!。


<麺> 冷気にキュキュッと引き締まる歯応え!半透明な質感のストレート多加水細麺!滑り最高に高速!汁持上げハンパなし!

 多加水なフィーリングで明るいモチモチさと柔らかい千切れが印象的な麺。見るからにいつもよりは透明感をます見栄え。これによりツルツルさが更に磨きをかけられ、スベリが最高!また麺と麺が寄り添いやすく、スープの持ち上げもナイス!。サラサラしたスープ感なので、出汁の持ち上げはグッドです。

 麺のしなやかさや、寄り添いやすさが良いので、ワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮・・・それを麺と絡ませながら食います。お互いの滑りの良さがコラボしあうようで、これも不思議な滑らかさ!。大盛したくなるほど好きかも!。


<チャーシュー> 2種部位!淡白なモモ肉!コク深い肩ロース!冷えた和出汁染み入り旨し!

 モモ肉(だと思ったがロース?)は、少しだけスポンジ感があって柔らか。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。柔らかい出汁に浸ると高級な旨さにも感じます。

 次に肩ロース。これは、曲げると割れ目がバクリとあちこちで割れ、隙間から出汁を吸い込みまくり。冷たい脂でも下味の旨味が深いのか、とても味わい深いのでありました!。2種展開なら肉増しは十分にありだね!。


<ワンタン> まるでセロハンの如し!冷たく蕩ける不思議な旨さ!滑らかな喉越し!シルクを引きずる様な滑り!

 その透明感たるやまるでセロハン。半透明どころではありません。ほぼ透明なる薄皮状態です。箸で持ち上げようとすると伸びるが、まるでシルクを引きずるようなフィーリング!。いつもなら途中で千切れそうでレンゲに持ち変えるところを、箸で対応するが切れ難く破れ難し。

 いつもの通り、口の中から喉奥に落ち入るまでそのシルエット感が実に淑やかで上品。肉餡があっさりした塩胡椒系なのもいいね。肉味と出汁の旨さがバランスし両方の旨さが深い味わいです。


<他具材> 小松菜の酸味がアクセント! 冷えた中でメンマの円やかな味わい!

 青菜はこの中で唯一主張する味わい。苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出します。その素朴で和やかな全体味わいの中に、微かな緊張感を与える様子。そしてメンマは、とっても馴染んだ味わいで、円やかな旨味とクニャっとした歯応えで楽しませてくれます。


<味玉にハズレなし!> マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!

 デフォでハーフでも味玉あると嬉しいね。典型的なマイルド煮玉子。ネットリさが強めな卵黄、プルン!としたややハードな白身が薄い褐色に染まって実に旨そうです。しっかり下味が浸透してるので、とっても濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がり!。


 総じまして「山形名物が最早三鷹名物か!素朴でこの上なく質実なる冷やしワンタンメン!」という感動の嵐!。毎年食っても実に落ち着きのある旨さ!きっと三鷹でこの夏の一番の冷やし系人気メニューとなりましょう!。今年の夏はお世話になりそう・・・これからの季節に激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   多忙さと
   ストレス溜まり
   火照る身に


   涼味と和み
   落着く一杯


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2022/03Visitation12th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ワンタンメン:素朴な癒しが広がる麺顔!醤油ブラウンの出汁に透き通る雲呑!和むぅ〜!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/03/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/WZmF7eh0uiM

<2022.03> ワンタンメン 煮玉子入り こってり

 これだけは紙とか押印とか提出とか・・・拭えぬ仕事があって密を避けつつ早朝に出勤。そしたら急にZoom会議に招待されて、いきなり仕事モード。さっさと用事だけ済ませて退社するつもりがその後も色々あって・・・結局、朝飯抜き、昼はドトールのジャーマンドッグのみ。腹ペコと疲れが一気に押し寄せつつ、夕方に戻ってきたのが三鷹駅でございます。

 とほほ・・・フツーなら「中華そば みたか」へ突撃なのですが、まだ自宅で仕事せなあかんので、酒は飲めない。だったらこの時間なら「すず鬼」も考えたがガッツリ食い過ぎると仕事にならん。そこで閃いたのがこちら「満月」さんです。ちょうどその時の気分的にも合ってた様子ですしー。


<全体> 素朴な癒しが広がる麺顔!醤油ブラウンの出汁に透き通る雲呑!和むぅ〜!

 あゝ来て良かったぁ〜これですよこれ!疲れたやさぐれオヤジを優しく癒しつつ、しっかりと食わせる程よいボリューム感覚。素朴そのものな雲呑麺イメージが何故だか見入っているうちに美しくすら感じます。肉・雲呑・味玉と計算された配置もいいね。

 雲呑の薄皮が茹で上がった様は透明感すら覚える表情。醤油ブラウンが滲むから、まるで薄いベージュの羽衣のようです。更に今回「こってり」仕様なので、背脂の浮きが渦を巻いたり散らばったりして実に旨そう!。


<スープ> 背脂溶けてまったり!優しいエッジの醤油感!そして豚エキスの優しいコク!まさに飲み干す円やか旨さ!

 あゝ穏やか!引っかかりなどなく、これぞあっさり醤油!。実に軽やかです。魚介ライトに甘味が広がると言った感覚もあり、また動物感も優しく滲みます。背脂コッテリにしたせいか、鶏豚ミックスと言うより、豚のエキスが伝わる感覚。豚も柔らかと言った印象です。軽く背脂が浮くだけでほんのりと色気が加わる!微かな肉厚さが上品!

 醤油の輪郭が柔らかで、あまり塩気を感じず、出汁の甘さを下支えしてます。そして、個人的には淡い酸味を感じますが、あまりに繊細なので人によりけりかも。醤油そば!と言ういうような主張なくそのライトさが好きなのです。やがて麺とワンタンの皮の風味が溶け出し、炭水化物の風味や甘味としても滲むのもナイス。全体的にマイルドとなり、仄かに霞がかります。


<麺> 出汁を吸い込み甘味増す!ボコつく細麺!啜ると品やかなタッチ感!肉や雲呑を絡めて味わい尽くす!

 多加水で小麦粉らしい薄い褐色。全体的には透明感があります。麺線に陰影を感じさせない細かめな縮れが旨そう。細かくボコボコしたフォルムで、全体的には素朴にで繊細にも感じます。180gと割と多めなのもナイスで、多そうに見えて苦もなく、スルスルと一気に食えてしまいます。

 多加水系のしなやかな腰つきとライトな滑りはいつもの通り?。すすりあげると、マイクロボコボコ縮れが気持ちよく、口元や舌触り・・・喉奥へと高速に駆け抜けます。実は少し麺が変わったのかとも感じているのだが、詳細は不明(きっと思い込みか妄想:汗)。妙に甘みを感じました(疲れていたからか?)。汁の浸透もよくて熱ダレもせず、軽いモチモチ感で汁と麺の甘味を感じます。スパスパと小気味よく千切れ、奥歯でクチクチ潰れてゆくのがナイス。当然のようにワンタンの皮を巻き込んだり、貼り付かせたりしたところも楽しませてくれます。


<チャーシュー> 肉本来の味わい楽しむロース肉!淡白な滋味と染み込むスープ旨味一体感!

 赤身部分が柔らかくて部分部分で割れるイメージ。そしてスープを多く吸い込む。脂身は殆どないんだが、肉本来味が楽しめるタイプです。スープを吸い易く味わいを浸透させるのが得意そう。本来ならこの肉でビールを欲するってな感じですな。噛み締めて味わい出汁を滲ませる肉は、やっぱり旨い!。デフォでも結構な枚数入ってた記憶で、個人的には特製気分で食えました。


<ワンタン> 滑るトロトロ感覚!破れそうで破れない皮!出汁で優雅に泳ぐ雲呑旨し!

 超薄で、皮が超ビロビロでデカいタイプ。溶けあって塊にはなら図、ひとつづつ広がっては伸びたりします。そして超熱々。一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないのも、また楽しいのです。肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように器の中を漂う。

 そんな薄皮タイプの割には大き目な肉餡です。シンブルな塩コショウの薄味粗挽き豚肉。薄皮の少し破れた部分から出汁を吸い込み中々味わい深いです。全体的にはボリューミーで、最後の食い終わりに近いところまで残り寄り添います。きっと麺とワンタンだけでも、かなり空きっ腹を満たしてくれることでしょう!。やはりここは名物ワンタンメンの店!。ワンタン絶品!


<味玉> 背脂の絡ませてコクアップ!優しい濃密感!素朴で飾らぬ仕上がりに出汁が滲む!

 卵黄は全体的にネットリで微妙にハードめなジュレ状態です。舌の上でネットリと絡む状態で、出汁の熟したような濃密な旨さが舌全体に絡みます。さっぱり醤油出汁とも調和し卵黄本来の味もより出すようです。出汁に沈めますと背脂も寄せて貼り付きます。諸共にまとめて口の中へ入れると、やっぱりちょっとコクが増すようなイメージもあり!。旨味も足されて旨しです。


<メンマ> 素材の旨さに仄かで淡い酸味忍ばせる下味!歯切れ良い繊維質!

 タイプ的には一般的な短冊型でフニャコリっとした歯応え。出汁の浸透がしっかりしており、おつまみには最適かと思われます。素材と下味、そしえ出汁を吸い込んだ味わいが、妙に今回はそそるね。醤油感もあるんだけど、素材感もあるというか・・・噛み締めると仄かな酸味もあるようで、なかなか好き。酒のつまみに最適そうです。


 総じまして「疲れも癒すか身も心も蕩ける旨さ!山形酒田名品が三鷹で食えるこの幸せ!」と言う感動の嵐!。いやぁ〜もう何度か食ってる一杯だけど、疲れた時とかほっこりしたい時に食らうと最高に格別ですな!。特にオヤジ世代には心に響く味わいかと!。まだまだコロナ禍でもやもやした気分ですが、こんな時期こそ心にフィットする旨さかと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   やさぐれた
   疲れも癒す
   うまさ哉


   蕩ける気分
   蕩ける雲呑


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/10Visitation11th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

スタミナワンタンメン[太麺] 煮玉子入り:マイルドな刺激案感!ピリ辛加減がいい塩梅!食欲掻き立てる淡い胡麻唐辛子感覚!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/11/05/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/W3sXax0SAbQ

<2021.10> スタミナワンタンメン[太麺] 煮玉子入り

憂さ晴らしができるか微妙なタイミングで、やるべき事が夜にシフトって何よ(号泣)。もうこうなったら・・・心を救ってもらおうと素朴な一杯を!そして多忙を乗り切るスタミナなる一杯を!と言う流れで、 やてきたのが、満月@三鷹さんです。あらら、知らぬ間に・・・こちら、日本酒をサイドメニューに出すようになったのね。激しく心を揺さぶられますが、誓って今回は、飲んでおりません(笑)。
 
 

<全体> スッキリ麺顔にほんのりピリ辛パンチ!まるで味噌汁のような染み入る穏やかさ?
 
 ふふふ・・・、やっぱりスタミナ系の割には、とっても素朴というか優しさ溢れる雰囲気やん!。見た目でピリ辛辛味を示していますが、透けて見えるベースストックがとっても優しそう。何となく遠目には味噌汁にも感じるではないか。そして、紛れもまくほのぼのとした雰囲気がナイス!。辛味エキスが表層を覆って具材が埋もれて見えるのも、妙に味噌汁チックです。かろうじて味玉で中華そば感覚を保ってる様子がナイス。
 
 
  
<スープ> マイルドな刺激案感!ピリ辛加減がいい塩梅!食欲掻き立てる淡い胡麻唐辛子感覚!
 
 数あるスタミナ系の中でもライトで面白い存在感。非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っている。その下はあっさり醤油系の出汁。ぐいっとレンゲで掬って味わうと・・・実に淡いピリ辛刺激。これが実に優しい旨さです!。実はもっともっとチゲっぽい雰囲気もあるかと思っていたものの、すごく優しい刺激感。
 
 
 最初は、辣油のインパクトばかりを感じていたが、その他が馴染みがありそうでなかなか思いつかない。淡い辛味噌かと思いきや・・・・実は生の唐辛子を使って、白胡麻のすり潰しでタレを構成しているのでは?と妄想がつきませぬ。出汁に漂う白い摺り胡麻を思うと、実にコクの展開に貢献しております。もちろん、ベースの豚煮出しのライトが秀逸。辛味を受け止めますね。
 
 
 
<麺> 太麺に変更!中細で手揉み風ボコつきの素朴感!透明感地肌とツルシコとした明るうい歯応え!出汁をゆっくり吸い込んで味わい深し!
 
 いつの間に「太麺」が!細麺と雲呑が絡むイメージが強かったのですが、ファンとしては、一度は食わねばなりませぬ。はじめは、過日、限定で出したつけ麺用を、汁系でリアレンジしたのかと思ってたんですが、全くもって別の麺。中細の多加水系もちもち手揉み麺風です。実に平べったい形状が、ランダムに乱れて潰れて、捩れボコボコにされた風合いが・・・まるで白河系ラーメンを彷彿とさせるほどです。これをズボボボボボボボボボーーーーーーっと啜ること快感恐るべし。汁ハネするが気持ち良い。表面のツルツルしたスベリと、一旦歯で受け止めた後のシコッ!っとした歯応えがナイス過ぎる!。


 またじわじわとゆっくり出汁を吸い込むタイプで、最後まで熱ダレせずにシコシコ歯応えをキープしております。なので、へへへ・・・今回は、ワンタンの皮には絡まり難いので、やっぱりチャーシュースライスを活用して丸め込んで食らう!。これも中々旨しです。
 
 
 
<チャーシュー> 脂感非常に少ない豚もも肉スライス?赤身の滋味にピリ辛味が浸透する旨さ!
 
 ロースとモモがごっちゃになる。脂身は殆どなく、肉本来味が楽しめるタイプの煮豚タイプ。この為、エキス感がやや抜け出ているところを、スープの味わいを浸透させて食らうと旨いのだが、脂感覚の少なさに、ロースと思ってた肉が、モモに感じる。さらにピリ辛の出汁感も滲みますから、更にナイス!。まさにビールを欲するってな感じでが、白飯にも合いそうです。やっぱり、噛み締めて味わう肉は、懐かしさもあって味わい深いですわな!。
 
 
 
<ワンタン> 名物!尾ひれ大きく超トロトロ感覚の雲呑!控えめサイズの肉餡の旨さにピリ辛が沁みる!
 
 トロトロ尾ひれ!超ビロビロデカデカ!。一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないが、肉餡を中心に噛みちぎってしまおう。残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぐし、トロトロ感覚が素晴らしい。そして、決して溶けたりしない。また肉餡はシンブルな粗挽き豚肉がナイス。ワンタン皮に滲んだピリ辛味で、すこしばかり複雑な旨さに昇華ですかな。
 
 
 
<味玉にハズレなし!> ピリ辛の中でもほんのり甘味感じるネットリ卵黄!ホットな味わいの中にマチュアな甘味が嬉しい!
 
 中の卵黄はネットリ感覚。スープに沈めても流れ出して溶けることはない仕上がりです。見栄えより出汁が浸透してる感覚もいいね。白身にも味が滲み、卵黄は少しマチュアな甘みを含むようです。更に塩気のバランスもよく、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシスト!実に、甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなりまする!。
 
 
 
 総じまして「素朴で風雅なスタミナ系!優しい味の中にピリ辛妙技が染み入るレトロ刺激雲呑麺!」と言う感動の嵐。太麺なら少しこってりと背脂増しにも合いそうな気がします。決して重くはない出汁感なので、女性にも食していただきたいかと!。スタミナ&ピリ辛は、パンチだけが表現力ではないと感じた一杯かもしれません。夏なら冷やし!冬ならスタミナ!激しくおススメ!。旨し!。そんなひとりご陽気気分で・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   
   秋晴れに
   仕事多忙で
   家ごもり
 
 
   気分を晴らす
   ピリ辛雲呑
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/06Visitation10th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

冷やしワンタンメン:冷涼さに溶けこむ和風の落着き!山形名物冷しが東京三鷹で食えるこの幸せ!この夏一回食うべし!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/06/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/ly4eK22-omE

<2021.06> 冷やしワンタンメン + メンマ

 5月末あたりからリリースされるのは知ってましたが、どうせならもっと蒸し暑くなってから食らおう!とこのタイミングで訪問!。近年、私にとって毎年食うべしローテーション化している冷やし麺です。ご存知山形酒田の名物「冷やしワンタンメン」。すっかり三鷹でも定着化しており、ランチタイムでは満席&行列必至。ちょっと時間をずらして何とか滑り込んで、私が座ると満席でした。
 
 へへへ・・・案の定、冷やしが大人気ですね。厨房も忙しく、暖かいのと冷たいのが同時進行で進んでいる様子。着々と配膳が進みますが、店内はご年配も多くゆったりとした雰囲気も和んでいい感じです。
 
 
 
 
<全体> 冷涼さに溶けこむ和風の落着き!山形名物冷しが東京三鷹で食えるこの幸せ!この夏一回食うべし!
 
 お土産の中華そばも人気な感じ!。お隣の年配客さんが、食べ終わってから口頭で追加のご注文。そのお土産が届くまで、その視線を直に感じながら・・・私の実食が進むことになります。そんな一杯はこんな感じ!。
 
 おおお!もはや山形系譜の冷やしと言うより三鷹の名物冷やしってな安心感すら覚えます。写真では、冷たさが伝わりにくいのは、ほぼデフォルトのワンタンメンと風貌が近いから?。でも冷やしワンタンメンの涼やかなオーラは相変わらず。氷が浮かぶだけでも相当涼やかですね。そして麺顔全体が優しく落ち着いている感覚もあります。個人的には気軽に三鷹で食えることに感謝ですな。
 
 
 
 
<スープ> 氷が浮かぶ涼やかさ!薄まらず一気に飲み干したくなる旨味の深い淡麗醤油!
 
 柔らかく琥珀に澄んだスープ感。温麺とよく似た風貌で見てて安心です!。期待通りの優しく素朴な味わいと、やや和出汁が強めの傾向?。そして素朴なフィーリングもあります。スッキリした鶏ガラ?豚??の出汁がベースで分かりやすい旨さ。その一方で魚介系乾物の旨味と醤油の風合いが円やかです。温麺よりは煮干感が抑え目なのも印象的で、個人的には煮干しの甘さではなく、節系の旨味?昆布系の出汁感が強めとか感じてしまいそう。
 
 以前にも感じたが、和出汁でいう「おつゆ」な感覚と「中華出汁」合間と言うイメージ。また氷が入ってていつまでも冷え冷えなのもいいが、氷が溶けて薄まりを感じないところが秀逸!。最後の一滴を飲み干すまで小さい氷が浮かんでましたが、しっかり旨味を冷たく味わえました!。
 
 
 
 
<麺> 透き通るような美しい乳白色!冷水で気持ちよく引き締まる歯応え!細く品やかで強い腰つき!つるつる滑り啜る快感!
 
 ワンタンとは対照的な質感!構成的にメリハリが効いてていいね。多加水ストレート細麺。明るくモチモチとした弾力と、柔らかい歯切れが印象的。冷たいスープに合わせる前に、しっかりと冷水で締められてググッとした感触を与えます。そして見るからに透明感をます見栄え。透明感ある乳白色とでも言いましょうか。
 
 実にツルツルさが磨かれスベリが最高です。!また麺と麺がかなり寄り添いやすく、スープの持ち上げが素晴らしい!。サラサラしたスープ感とマッチして滑らかさが快感を誘います。麺のしなやかさにワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮が絡む。似たようで微妙な違いがある滑りを楽しむのも一興です。 
 
 
 
<チャーシュー> 何気に2種部位!淡白なモモ肉とコクを感じる肩ロース!冷えた和出汁を吸い込み清涼でとジューシー!
 
 まずはモモ肉。淡白な肉味だから和出汁に傾斜したスープ感に合うのか?。まさにスポンジ感があって柔らかめなのがお気に入りです。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。肉の冷製って肩ロースがメインと思っていたが、モモも柔らかい出汁に浸ると高級な旨さにも感じます。
 
 そして2枚あるうちの1枚が肩ロースであったのだった!。この店はモモしか出さないと思っていたから:汗。こちらも柔らかい仕上がりで、曲げると割れ目がバクリとあちこちで割れ、隙間から出汁を吸い込みまくり。冷たい脂でも下味の旨味が深いのか、とても味わい深いのでありました!。2種展開なら肉増しは十分にありだね!。この夏もう一回来ようかと考えてますがその時トライしてみようかと!。
 
 
 
<ワンタン> 冷たく蕩ける不思議な旨さ!滑らかな喉越し!まさしくシルクを引きずるような滑り!
 
 冷たいワンタンも旨いね!そして相変わらず、箸で持ち上げようとすると伸びるが、まるでシルクを引きずるようなフィーリング!。いつもなら途中で千切れそうでレンゲに持ち変えるところを、箸で対応するが切れ難く破れ難く。そんな感じで冷えてワンタンの皮も少し引き締まった感じです。
 
 いつものように啜って食らうが、やっぱり一旦木綿にも似た全体像。口の中から喉奥に落ち入るまでそのシルエット感が実に嫋(たお)やか!。また肉餡があっさりした塩胡椒系なのもいいね。肉味と出汁の旨さがバランスし両方の旨さが深い味わいです。嗚呼、マジでワンタン増しって対応を検討して頂きたい!。
 
 
 
 
<他具材> 冷えた中で小松菜の酸味がアクセント!
 
 青菜はこの中で唯一主張する味わい!?。野菜らしい苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出!。素朴で和やかな全体味わいに微かな緊張感を覚えます。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!
 
 ハーフでもあると嬉しい。とっても馴染みやすく典型的なマイルド煮玉子。微妙にネットリしたジュレ感の卵黄!ぷるんっとハードで薄い褐色に染まっ白身!実に旨そう。じんわりと下味が浸透してるので濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がりです。これをやっぱり少し和を感じる出汁にも浸したりして味変化させて食らう。やっぱりホール1玉で食いたくなる衝動!嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
<メンマ> 下味の円やか旨味と淡い酸味!冷や出汁に浸し旨し!辣油を垂らしツマミ風に旨し!
 
 実はJAF会員証を見せると特典があるというので提示したところ、トッピングを追加出来るとのこと。味玉ハーフ乗るのを知ってたので、考えた挙句のメンマ増し。つまりサービスです。多少多めに載せられるのかと思いきや、別皿追加でやってきたから嬉しい!しかも多め。遠慮なくドバッと丼に移動させます。短冊状のフニャコリッとしたメンマで、薄出汁が深く浸透。あっさりした味わいに、さっぱりした冷たい出汁が良く合います。微妙に素材感に酸味が滲むところもいい感じ!
  
 一部、辣油をかけておつまみ的に味わいました。これよく自宅でやるパターンでして、ビールに合うんですよね!。他に自宅では胡瓜の千切りと和えたりなんかして楽しみます。ちょっとオススメアレンジかも。
 
 
 
 
 総じまして「まさに優しい清涼感!三鷹の夏の新名物!この夏食うべし激しくオススメ冷やし麺!」と言う感動の嵐!。冷やし中華に止まらず、今や東京では冷やしラーメンはすっかり定着化しましたが、やっぱりその先駆けというか伝統を感じる一杯は素晴らしき哉。気軽に三鷹で食える喜びも噛み締めている次第です。これは広くウケる夏の涼味!もう一度アピール!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   麺と具が
   つるつる滑る
   楽しさ哉
 
 
 
   初夏に染入る
   冷やし雲呑
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/04Visitation9th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ワンタンメン 煮玉子入:破れそうで破れない皮!ヌメるトロトロ感が最高!出汁の溶けるように泳ぐ雲呑旨し!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/04/30/100000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/l7PK1VHqJes

<2021.04> ワンタンメン 煮玉子入 こってり

 GW入る前の昼飯。こんなコロナ時勢を受けて、少々長めな休みとなるGWとなる反面、休み前の多忙が続きます。時間ないけど、いい拉麺食ってモチベーションを保ちたいと・・・今回は「満月@三鷹」へとやって参りました。多忙な時ほど、いい加減な昼飯にはしたくないものでね!。ちょうど、素朴なれど質感高いワンタンメンが欲しいと思った次第。
 
 それにしても、未だに思うが・・・山形酒田からの初東京進出で、場所を三鷹に選んだものだよ。個人的には神の啓示があったのかと思うほどの出会いで、ずっと行きたいと思ってた多くの店が、いきなり近場に支店を出したのだから興奮しきり。本当はもっと訪問回が増えててもいいのだが、結構ランチタイムだと客が店前で並ぶイメージがあったもので、億劫になってしまいました。あしからず・・・。
 
 
 
 
<全体> 醤油ブラウンに溶ける出汁と雲呑の透明感!素朴な優しさが広がる感覚!まさに逸品たる存在感!
 
 おおお!配膳の瞬間は、素朴そのものな雲呑麺イメージなのだが・・・見入っていくうちに妙に共感すると言うか、美しさすら思えてくるのはなぜ?。確かに、チャーシューや味玉の飾りつけには気配りが感じられるし、周囲で、肉・雲呑・味玉と意識的に区別した全体調和なイメージはある。計算された美的配置ではあるが、その中でも雲呑だけが予測不能な表情です。
 
 雲呑の薄皮が実に表情が多彩。元々薄皮なので茹で上がった様は透明感すら覚える表情。そこに醤油ブラウンが滲むから、まるで薄いベージュの羽衣のようにも感じます。それがスープが揺れる度に変化するので、出汁の中でオーロラのように神秘的にうごめくじゃないか。更にそれに同調するように、背脂の浮きが渦を巻いたり散らばったりして・・・食らうだけでなく、見ただけでも楽しめる一杯のようです。
 
 
 
 
<スープ> 豚エキスの優しいコク!寄り添う淡い醤油感!されど背脂溶けてまったり!ゴクゴク飲み干す円やか旨さ!
 
 嗚呼、今回は妙に旨いぜ!。実に穏やか!引っかかりなど一切なく、あっさり醤油という味風景です。醤油はとても低めで、塩気は完全にバックアップ状態で表に出てこない。個人的には煮干系の乾物の旨味がすーっと広がるイメージ。実に軽やかです。苦味と言うよりライトに甘味が広がると言ったイメージ。動物感も優しく滲みますが、背脂コッテリにしたせいか、鶏豚ミックスと言うより、豚のエキスが伝わる感覚。豚も柔らかと言った印象です。全体的にさっぱりしているため、ネギの味わいも感じ取れるのもナイス。
 
 醤油の輪郭も柔らか。色合いよりは塩気を感じず、出汁の甘さを下支えしてるって感覚でしょうか?。仄かに・・・遠くに・・・淡い酸味を感じさえる程度かな。出汁のエキスに完全に溶け込んで一体化しており、醤油そば!と言う主張はないようです。そのライトさがいいね。また、ゆっくりと中盤以降は、麺とワンタンの皮の風味が溶け出すか・・・。炭水化物の風味や甘味としても滲むのも旨い。全体的には一層とマイルドとなり、ほのかに霞がかるのが濃ゆくなるのが実にいい感じ。当然飲み干しますよねぇー。
 
 
 
 
<スープ②> 軽く背脂が浮くだけでほんのりと色気が加わる!微かな肉厚さが上品!
 
 ここはこってりはオススメかも。三割以上のお客は、問われなくてもこってりの注文のようで、それ知ってるということは常連と言うことですかな。また、あっさり好きの常連もおられるから、かなりリピート率が高いと言えましょう(私もそれだが)。こってりの絶対値としてはかなり低めで、あっさり味にコクを少しばかりプラス?味わいを少し肉厚に?したような味の広がりです。決して味風景を完全に変化させるものではないので、安心して食えるこってり味変化。こちらもオススメです。
 
 
 
 
<麺> 大成食品!薄ら透明感あるボコつき細麺!出汁を吸い込むほどに甘味を増す旨さ!雲呑皮を巻き込む滑り!
 
 前にも述べましたが、酒田の本店では自家製麺。手配の都合から酒田からの配送は断念。価格維持しながら、大成食品さんが、スペックを受け継ぎ製造と言うことらしいです。そっくり味を再現と言うから、すごい執念ですな。その麺が今回も旨かった!スープやワンタンとの相性がいいね。総合的にマッチしている!。感覚的には多加水で小麦粉らしい薄い褐色を感じますが全体的には透明感があります。そして麺線に陰影を感じさせない細かめな縮れが旨そう。超細かくボコボコしたフォルムで、全体的には素朴に映るが見ているうちに繊細にも感じますね。デフォルトで180gと割と多めな麺玉が何の苦もなく、スルスルと一気に食えてしまいます。
 
 多加水ならではの品やかな腰つきと、ライトな滑り。すすりあげると、マイクロボコボコ縮れが気持ちよく、口元や舌触り・・・喉奥へと高速に駆け抜けます。汁の浸透もよくて熱ダレもせず、軽いモチモチ感で汁と麺の甘味を感じさせます。実にスパスパと小気味よく千切れて、奥歯ではクチクチクチっと細かく順列で潰れてゆくのが楽しい感覚!。時々ワンタンの皮を巻き込んだり、貼り付かせたりしたところも楽しませてくれます。
 
 
 
 
<チャーシュー> 淡白な肉滋味と染み込むスープの一体感!薄ら歯応え感じるスポンジ感覚旨し!
 
  時々ロース肉!ってイメージで引き締まりを感じることもあるだが・・・今回は妙にいつもより旨く感じましたぜ。全体的に赤身部分が多く感じられましたが、それが柔らかくて部分部分で割れるイメージ。肩に近い部位だったのかは不明。スープを多く吸い込む。脂身は殆どないんだが、肉本来味が楽しめるタイプですが煮豚タイプでした。スープを吸い易く、その味わいを浸透させて食らうと旨し。嗚呼・・・これが平日でなかったり、緊急事態宣言での酒類規制がなかったら、是非とも、この肉でビールを欲するってな感じですな。残念無念。噛み締めて味わい出汁を滲ませる肉は、やっぱり旨い!。次回は久しぶりにワンタンメンにしようかしら!。
 
 
 
 
<ワンタン> 破れそうで破れない皮!ヌメるトロトロ感が最高!出汁の溶けるように泳ぐ雲呑旨し!
 
 嗚呼、やっぱりこのトロトロ尾ひれが実に好みですよ!。永福町大勝軒系を少し彷彿とさせるところもありましょか?。超薄で、皮が超ビロビロでデカいタイプ。溶けあって塊にはなら図、ひとつづつビローーーン!と広がっては伸びたりします。熱々なのもいいね。一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないのも、また楽しからず哉。多少の肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぐね。決して皮は出汁に溶けたりしないのも不思議なようで面白い。
  
 薄皮タイプの割には大き目な肉餡です。シンブルな塩コショウの薄味粗挽き豚肉。薄皮の少し破れた部分から出汁を吸い込み中々味わい深いです。これも益々ビールを欲するが、白飯にも合いそうなオールマイティーぶり。しかも、全体的にはボリューミーで、最後の食い終わりに近いところまで寄り添ってくれます。麺とワンタンだけでも、かなり空きっ腹を満たしてくれることでしょう!。さすがはワンタンメンがメインの店って感じですね。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 素朴で飾らない仕上がりに出汁が浸透!背脂の絡ませてコクアップ!優しい濃密感!
 
 白身はしっかりとした茹で上がり、一方で卵黄は全体的にネットリ。微妙にハードめなジュレ状態になっており、中は軽く蕩けています。まさに舌の上でネットリと絡む状態で、出汁の深い浸透により熟したような濃密な旨さが広がります。さっぱり醤油出汁ともリンクして卵黄本来の味もより出てくるような感覚。
 
 ここで更に味を深めようと出汁に沈めますと背脂も寄せてくる。諸共にまとめて口の中へ入れると、やっぱりちょっとコクが増すようなイメージもありなむかと。旨味も足されたような雰囲気もあり旨し!。嗚呼、やっぱり味玉っていつ食っても旨いよね!。
 
 
 
 
<メンマ> 下味の深い浸透と歯切れ良い繊維質!麺や雲呑に絡ませて食らうと楽しからず哉!
 
 意外とこれまでのレビューで触れて来なかったのですが、今回はしっかりとした具材感あり。タイプ的には一般的な短冊型でフニャコリっとした歯応え。出汁の浸透がしっかりしており、おつまみには最適かと思われます。素材と下味、そしえ出汁を吸い込んだ味わいが、妙に今回はそそるね。醤油感もあるんだけど、素材感もあるというか・・・。これなら緊急事態宣言明けで、ビールと合わせてゆっくりと味わって対峙したいかと!。
 
 
 
 
 総じまして「身も心も蕩ける旨さの山形酒田名物!東京三鷹で気軽に食えるこの奇跡!未だなら勿体無い・・・一回食っとけ!」と言う感動の嵐!。一番メインなメニューでこれまで何回も食ってきた中で、今回は特に旨かった!。何となくブラッシュアップが更に進んだようなイメージもあるので、近くに寄れば一回食っておくことをおススメ!。いや既に実食済な方にも再認識してほしいような感覚で激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   多忙でも
   逸品食らう
   有り難さ
 
 
   心蕩ける
   満月雲呑
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2021/01Visitation8th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

[限定]旨辛つけめん:スタミナワンタンメンを胡麻を利かせてよりHOTに!?辛さと香ばしさの奥に旨味あり!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/01/22/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/wXPoSlgaY3U

<2021.01> [限定]旨辛つけめん 大盛

 一応、メニューは、こってり対応も含めて全部制覇したつもりでいたんだが、予想外に限定麺を出しているので驚き!。それが「旨辛つけめん」。制覇欲がまた刺激されたんで、早速それをチョイスです。いろいろチューニングが自在。①麺の熱・冷、②並盛(250g)・大盛(300g)・③辛さ(0倍・1倍・2倍)。「0(ゼロ)」をかけると「0(ゼロ)」になってしまうんだが・・・などと穿ったことは考えないようにいたしましょう。今回は、「①冷やもり、②大盛、③1倍」とさせてもらいます!。
 
 
 
 
<全体> 普通っぽいようでユニーク!「担々つけ麺」のようで「ざる中華」のような不思議なつけ麺!?
 
 こちら接客も気持ちいいねー。券売機に立てば常に寄り添う。食券を両手で受けとり、ありがとうございますと丁寧。写真メモを撮っても、ありがとうございますと丁寧。だから思わず応援と宣伝をしたくなる!。そんな感じで丁寧に配膳された一杯はこんな感じです。
 
 
 おおお!期待通りの落ち着き感!素朴さも滲む旨辛つけ麺という印象!ただ見慣れたと言う感覚は、徐々に面白いという感覚に変化。胡麻感が強いため、担々つけ麺のような感じもするし、またざる中華のような素朴さにも通じるところもあるような・・・実はかなりユニークな一杯かと思い直します。満月のシンボル「ワンタン」がつけダレに沈んでいるので、一見はらしくないと感じるのですが、レンゲでかき回すとワンタンが浮かぶ。それで少しまた安堵を覚えるといった流れです。
 
 
 
 
<つけダレ> スタミナワンタンメンを胡麻を利かせてよりHOTに!?辛さと香ばしさの奥に旨味あり!
 
 辛さは1倍にしたので、一口すすると旨味を十分に感じ取れるレベルで、決して辛さがマスキングしているという味風景ではありません。確かに旨辛と言う表現がぴったり。そして食してゆくと、胡麻感がしっかり全体に響いているのがわかります。白ごまの香ばしさも立つし、その独特の甘さはつけダレのベースの豚由来の甘味にも通じるという印象。
 
 
 嗚呼、やっぱり「満月」の味だ・・・そう感じるのは、どこかしら「スタミナワンタンメン」の余韻に通じると感じたからでしょうか。人気のスタミナ系を、よりホットにアクセルし、胡麻感覚を一気に溶かし込んだような味風景かと。なので独創性豊かなれど、とっても安定安堵を感じさせる旨さとなっております。
 
 
 
 
<麺> ひと回りグラマスな多加水細麺!微細に凹付くフォルムで艶やかな表情!引き締まる歯応えに瑞々しく風味が広がる!
 
 つけ麺なので、いつもの麺より明らかにグラマス。ほぼストレートな多加水麺ですが、微妙な凹付き?マイクロ凹付きが見て取れます。2本ほど手繰ってそのまま味わいますと、実に瑞々しい風合いで麺の素地を香らせる。噛み締めると多加水らしい明るい弾力を発しますが、引き締まりを強く感じるので、プツプツプッツンと強い噛み応えを感じさせます。
 
 
 表面がつるつるしているので、啜りやすいが汁ハズレもあるイメージ。ところが旨辛つけダレが濃ゆいし、微細なボコツキでできたスキマに胡麻を引っかけてきます。なので丁度いい塩梅となって、旨辛&香ばしさに麺の旨味甘味が絡むといった具合。これは楽しい!。真冬時期の限定となってますが、フツーに春夏でも通用する旨さですな。
 
 
 
 
<ワンタン> 御馴染みの薄くちゅるちゅる滑る大判の皮!旨辛味と胡麻をたっぷり貼り付ける楽しい食感!
 
 満月のシンボリックなワンタンはそのままの存在感。大判の薄皮がじっとりと旨辛ダレを吸い込んで微妙に茶褐色に染まります。そしてここでも胡麻が貼り付くので、いつもと少し違った味わい。スタミナワンタンよりホットで香ばしさが高い味風景と感じます。ただ2個だけだったのが少し寂しかったかも・・・。せっかく満月に来たのだから、薄皮ワンタンにもっと埋もれて見たい気がしました。
 
 
 
 
<チャーシュー> サッパリ系の豚ロース肉!淡泊な肉の滋味に旨辛胡麻味が絡む旨さ!酒が欲しくなる!?
 
 見本写真はばら肉のようでしたが、赤身主体でサッパリしているからロース肉かという感じ。煮豚っていうイメージで、いい感じで脂が抜けたような仕上がりです。これはそのまま食らうより、つけダレに浸して食らう方が旨いに決まってる。
 
 
 2~3回、全体をつけダレに沈め泳がせ、タレを十分に絡めてみました。嗚呼・・・淡泊な肉の滋味に旨辛胡麻味が絡む旨さ!酒が欲しくなる!?。胡麻が多く貼り付くと特に旨いね!。旨辛味自体もさっぱり肉には相性が良さそうだし、ナイスコンビネーションと言えましょう!。 
 
 
 
 
<メンマ> 淡く甘味を感じる柔らかメンマ!マイルドな味わいに刺激がプラスの旨さ!
 
 メンマは少し油分と甘味を感じる味付けで、柔らかくもサクサクと小気味よく歯切れるタイプ。そのままでもご飯と一緒に食えそうなナイスな味わい。敢えて甘辛つけダレに浸すと、仄かな甘みと辛旨味が入り混じり、複雑な旨さで楽しめます。うう・・、つけダレに絡めた味わいだと、今度は酒の方が合うかもしれませんな。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> マチュアな甘みに旨辛味が絡む!刺激を包み込む濃密な卵黄旨し!
 
 これも定番な味玉で、出汁がしっかり浸透し卵黄が甘く熟したような濃密旨さです。これをいつもとは違う旨辛味に浸すと・・・味が一体化すると言うより、卵黄の甘味を強く感じるようになると言うか、これまた不思議な旨さ。このまま白飯に乗せて、潰してぐちゃぐちゃにして飯と食らうとさぞかし旨かろうかと!。並盛にしてライス追加という手もあるね!。
 
 
 
 
<スープ割り> 超薄味魚介出汁!温もりと刺激が復活するホッコリした旨さ!
 
 ぽっとを運んでくれます。すごくさっぱり系薄味の魚介スープ。出汁だけで味付けは一切していない感じ。それがまた溶かすと旨い!。濃ゆい旨辛が、割スープを入れると因数分解でも起こすような分かりやすい旨さに変化!。まさにほっこりとさせる味わいに変貌です。嗚呼・・・いい塩梅とはこのこと!。
 
 
 
 
 総じまして「定番に飽き足らない旨さ!HOTな刺激に素朴な優しさ滲むユニークつけ麺!」と言う感動!。定番のワンタンメン系を一式食べ尽くしたところでしたので、つけ麺系など出ないかなと思ったところにジャストな一杯!満月で満悦といったところ。ひやあつ・辛さ・麺量など選べますのでお好み次第!ちょっと気分を変えたいなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   冬空に
   寒さと辛さ
   感じつつ
 
 
 
   食らう幸せ
   旨さと辛さ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2020/12Visitation7th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

塩ワンタンメン:穏やかな豚清湯に緩やかな塩気!背脂の揺らめきに蕩ける甘味!ほっこり気分の出汁!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/12/15/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/0cezCsjdcW0

<2020.12> 塩ワンタンメン 煮玉子入 こってり

 飛びっきり旨くて崇高すら覚えるラーメンなら並んででも食いたい!。一方で、何となく好きとか馴染み深いとか、とにかくホッコリするような優しいラーメンも、猛烈に食いたくなって並んでしまうこともある。今回はそんな気分。寒暖の差が激しくなったなと思っていたら、もう昼間陽が射しても寒さ感じるこのごろ。小春日和のような陽射しの中にホッコリしたところで、満月のワンタンメンを求めてしまいました。
 
 
 
 
<全体> 山形酒田名物!素朴な表情に背脂こってり!なかなか絵になる旨さの迫力!
 
 おおお!素朴なあっさり系のラーメンに背脂こってりって、実はミスマッチかなと思っていたんですがそんなことはない!。塩清湯に浮かぶ背脂が空に浮かぶ鰯雲のように漂っており、とても絵になるじゃありませんか!。それがあちこちに貼りつき、肉や麺、そしてワンタンの皮にすら密着する部分もあり、素朴なれど旨さの迫力を感じさせますやん!。ケンちゃんラーメン然り、山形系には背脂が良く似合うということか。そして何気に薬味が凛々しくていい。醤油には刻み葱、スタミナには青菜。そして塩には水菜がトッピングされ、何気に薬味の見栄えも計算してるのが三鷹の満月なのね。
 
 
 
 
<スープ> 穏やかな豚清湯に緩やかな塩気!背脂の揺らめきに蕩ける甘味!ほっこり気分の出汁!
 
 さてスープ。酒田出身でもなく関西オリジンな私ですが、妙に懐かしさを覚える味わいです。素朴という点にシンプルに共感しているのかもしれませんが、生まれの京都にも清湯に背脂が軽く散らばるタイプもあり、そんなのもあって違和感なく懐かしさを感じるのかも?。
 
 
 豚の出汁・・・やさしい動物感で、こてこてしてないところがナイスです。やさしい味わいには野菜のエキスも溶けていると思うし、はんなりと魚介も滲んでいるのかと。また塩気は感じさせるが強くない。旨味と区別できない柔らか塩気というのもあるのですが、割と塩出汁と言うアピールもあるかと感じます。
 
 
 そして何といっても後半になればなるほど、炭水化物の溶け込みも感じるようで、一層円やかに味わえます。細麺から滲み出るのもありましょうが、トロトロのワンタンの皮・・・それがスープの一部とすら覚える部分もあり、個人的にもホッコリとする柔らかい味わいに感じられます。
 
 
 
 
<麺> 色白でミクロにボコつく多加水系細麺!ワンタン皮と背脂貼り付けながら滑り良し!完全に汁を吸いきって一体化する旨さ!
 
 汁を吸いまくりです。よってすごく腰つきが品やか。色白でミクロにボコ着く多加水系細麺。なので麺が寄り添うものの、スープを持ち上げているという感覚より、吸い込む方がイメージが強いようです。ズボボボボーーーっと本当はライトに啜り食えるのですが、ワンタンが貼りついてそれを許さない。それでもワンタンの皮を引きちぎるように強く啜ると、プツプツと淡泊に千切れる楽しさがあります。
 
 
 奥歯へ運んでクチリと潰すのがとてもリズミカルで軽快。一気に汁の旨味と麺の甘味の一体感が楽しめます。その隙間に背脂なんかも引き連れてきたり、またワンタン皮の欠片も引っかかってきますから、結構カオスな舌触りと味わいが楽しめるようです。デフォルトでも結構麺量は多いほうですが、これだけライトな麺だと胃もたれなく一気に食いきれますね。次回は大盛でいかせてもらいましょう!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 素朴な煮豚タイプのロース肉スライス!赤身の肉旨味と吸い込んだ出汁の旨さを噛み締めて知る!
 
 これはロースですかね。脂身がスライスされてトロトロになっており、これも背脂とは違った甘さと旨さです。赤身の部分は肉本来の味が分かりやすく、そこに塩出汁がしっかりと浸透しているので、まさに塩豚感覚で実に軽快な旨さ!。これも麺と同様に汁を吸わせてなんぼ!ってな感覚。汁に沈めて放置したあとでじっくりと味わうのがベターかと思われます。以前はチャーシューメンをトライしたのですが、その時の印象より今回のは柔らかさもあって旨し!。もう一回チャーシューメンを!背脂入れてこってりで楽しむつもりです。
 
 
 
 
<ワンタン> 塩胡椒のシンプル肉餡に蕩けまくりで溶けそうな皮の絡み合い!ワンタンが飲み物の如くスベリ落ちる!
 
「ワンタンは飲み物です」と言い切ってしまえそう?(笑)。ここまでトロトロなら楽しさMAX!。肉餡はシンプルな塩コショウ系。塩スープだと余計に直球的な旨さの伝わり方です。そして極薄の大判の皮で包まれている。皮と皮が絡み合って一体化?。一個づつ食らうのにも少々苦労してしまうので、2つほどならまとめて食らう私です。
 
 
 肉餡が薄皮破れて外れそうになるが、なかなかそうならないのもいいですね。レンゲで掬ってチュルンと頂きますが、抵抗感が非常に低いので一気に喉奥へと落ち込むこともあり・・・旨さを楽しむ前に飲み込んでしまうアクシデント!。チェッ・・・ずるいワンタンめ。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 玉子にシンプルな塩出汁が良く似合う!背脂と出汁を絡ませても旨し!
 
 誠に王道の味玉です。白身はしっかりとした茹で上がり。卵黄は全体的にネットリとややハードめなジュレになっており、中心部は軽く蕩けています。一番舌の上でネットリと絡む状態。出汁の深い浸透によりマチュアで濃密な旨さを感じますが、塩味とリンクして卵黄本来の味も少し出てくるような感覚。
 
 
 ここで更に塩味を足そうと汁に沈めると、背脂も寄せてくるからそれもまとめて口の中へイン。大きく味が変化するわけじゃないけど、ちょっと別の旨味も足されたような錯覚もあり面白旨し!。嗚呼、やっぱり味玉っていつ食っても旨いよね!。
 
 
 
 
 総じまして「飲み物の如くスムース!和みで心まで蕩け尽くすトロトロワンタンメン!」と言う感動!。今回は「こってり」で楽しみましたが、一般的なこってりよりはライトな旨さ!塩味ともすごく相性もよく、しばらくここではこってり味変化で楽しませてもうらうつもりです。この上なしのトロトロさが楽しめるワンタンと背脂が絡むのもいい感じだしクセになりそう。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   小春日の
   心蕩ける
   温もりと
 
 
 
   舌に蕩ける
   満月ワンタン
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2020/09Visitation6th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

スタミナワンタンメン:今日は背脂入れて「こってり」に!ちょいとオイリーでピリ辛パンチがよりイキイキ!スタミナ感アップ!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/09/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/m9sg0W386LE

<2020.09> スタミナワンタンメン こってり + 煮玉子 + ネギ

 朝夕は多少過ごしやすいがまだ暑いね・・・。例年なら冷やし麺をまだ食らい続けている時節なんですが、今年はあまり気分が乗らない。ダラダラと在宅ワークの合間で近場でラーメン食らう日々でございます。そんな中、先日、東小金井・都立家政と「スタミナラーメン」を食らうことがあって、妙にそれにスイッチが入ってしまったかも。
 
 
 そんな勢いでラーメンデータベース・食べログでその関連を検索してみると、ざくざくと店情報が出てきますよ。そんな中で一番近いだろう店が、こちら「満月」さん。数か月前に食った記憶だが、今回は「こってり」仕様(背脂入り)で、改めて食おうということで、自宅からてくてく歩いて訪問です。いや~お彼岸が近づいていると言うのに、店と自宅を往復するだけで汗びっしょり。
 
 
 
 
<全体> 今日は背脂入れて「こってり」に!ちょいとオイリーでピリ辛パンチがよりイキイキ!スタミナ感アップ!
 
 おおお!先日のイメージでは優しさ溢れる雰囲気がありありだったが・・・今回は妙に勢いがあるような!。相変わらず、ピリ辛の為少し辛味を示したものの、ベースはとっても優しい出汁感。遠目には味噌汁にも感じてしまうほどほのぼの雰囲気がありなむ。しかし前回の写真メモと見比べると一目瞭然?。表層を覆う辛味エキスが、微妙に艶やかなのだ!少し柔らかく霞んだ味噌汁チックスープ感に細かい背脂が浮く程度かと想像してたですが、それが溶けて微妙にオイリーになったような麺顔。フツーに初見すれば、穏やか部類なんでしょうが、前回のあっさりスタイルを知っているだけに、絶妙なこってり変化が面白いじゃないか!。
 
 
 
 
<スープ> 優しい胡麻辣油刺激感!ピリ辛加減がちょっぴりリッチ!脂のコクで一層食欲掻き立てられる!
 
 濁ってるように見えて、実は清湯ベース。近寄って見ると、非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っているのが見えます。その下はあっさり醤油味の様相で、それをぐいとレンゲで掬って味わうと・・・淡いピリ辛刺激が広がる。うう・・・やっぱり優しい旨さじゃないか!。前回はチゲっぽい雰囲気とか感じたのですが、二回目は私も落ち着いております。それは胡麻辣油感覚。そうは言っても白ごまを擂ったような香ばしさと甘味を持ち合わせるタイプでして、そのコクの広がりが独特。そしてとっても優しい刺激感として包み込みます。ベースは豚鶏。豚ニュアンスの方が個人的には響くんですが、やさしい動物エキス感が実に心を解す旨さ。
 
 
 この辣油のインパクトは分かりやすいが、とてもサッパリした油感なのが秀逸。自宅では主に米油を使うので、似たような植物油だとは思ってたが・・・山形は紅花の産地。そう!紅花油を使ってるとのことだよ!。テレビCMなんかで以前た聞いたことないかな?サフラワーオイルって。どうもそれらしい。サフラワーオイルは抗酸化に優れているので美容に向いていると、健康番組で以前言ってたっけ。スタミナだけではなく、美容にもよいラーメンと言ってようかもしれません。
 
 
 それにしても良いぞ!こってりチューニング。たとえ美容効果を多少損なうにしても、脂を足しましょう。「こってりで!」と言えば冷やし以外は対応しれくれます。熱で完全に全体に溶けているとは言え、コクの広がりは確実なる食べ応えとして、理解できることでしょう。こってい有り・無し両方食べ比べてみるのも面白いかと。グループで訪問するなら、それぞれをシェアし合うってのも楽しいですね。
 
 
 
 
<麺> 微細にボコつくマイクロ凹凸ストレート麺!多加水の明るさと腰つきの品やかさこの上なし!ツルツルシコシコ・・・ツルシコ歯応え!具材ワンタンを絡める!
 
 酒田本店は自家製麺らしいが、それでは間に合わないので特注で製造してもらってるとか。本店は存じてませんが、食べたことある方の談はかなりの再現力らしいです。透明感ある多加水系で品やかさを強く感じる反面、微妙な引き締まりもあり。柔くて千切れそうにありながら、結構ねばります。非常に細かくボコボコとしている部分は、舌ざわりやスベリの抵抗感をやんわりと感じさせる。そして上品なのに少しばあり力強さも感じます。奥歯で一気にクチリと潰すときの、出汁感との一体化で旨し。
 
 
 もちろん、汁の吸いこみよりも持ち上げが優れております。出汁のピリ辛味が、奥歯で潰したあとでとっても味わいに浸透!その旨さがナイス!。また具材をひっかけてくるから、片っ端から合わせて食らいます。メンマ・チャーシュー・ワンタンの皮・それら複数など・・・遊んで食らうには最適ですね。そして今回は葱を追加しましたので、その食感と味わいも気分を高めてゆくようです。
  
 
 
 
<チャーシュー> ピリ辛スープを吸い込む豚ロール肉スライス!ソフティ―な歯応えとスポンジのようなジューシー感
 
 前回はいかにもロース肉!ってイメージで引き締まりがありましたが、今回は柔らかい部分も多く、差しが大きい部分で柔らかく割れるイメージ。肩に近い部位だったのかは不明。しかしその分、スープを多く吸い込むイメージがあって、味わいとしてはグッド!。脂身は殆どないんだが、肉本来味が楽しめるタイプですが煮豚タイプでした。スープを吸い易く、その味わいを浸透させて食らうと旨し。
 
 
 ましてはピリ辛の味わいも滲みますから特に旨い!。嗚呼・・・これが平日でなかったらビールを欲するってな感じですが残念。噛み締めて味わい出汁を滲ませる肉は、やっぱり旨い!酒にも合うが、白飯にも着実に合う旨さと言えましょう!。これなら・・・・次回は、スタミナチャーシューワンタンメン!にしようかしら!。
 
 
 
 
<薬味他> 優しいピリ辛感とちょっぴりオイリーなスープに馴染む山盛り葱!箸休め的に安堵する青菜とメンマ
 
 前回の実食から、少しでも変化をつけようと・・・「こってり」仕様のほかに「ネギ」を追加した次第。大盛という選択もあったんですが、こちらデフォルトでもそこそこ麺が多いので、避けてネギを優先。ま、ネギが増えたからどうこう・・・ってな感じなんですが、やはり薬味が多い方が楽しいに違いない!。元々、ネギの風味や甘味、そして独特な清涼感が好きなのですが、柔らかめな麺に非常によく絡みますし、その時の合わさる食感と麺との味の一体感は、増やすと密度感が高まってまた面白いので!。葱好きの本能を楽しませてくれました。
 
 
 清涼感と言えば青菜が少しトッピングされてるだけでも嬉しい。そして青菜とくればメンマ。名脇役同士が仲良く丼の中で隣り合わせ。それぞれの味を箸休め的に楽しんだり、また合わせて食感の違いで遊んだり。ネギだけでなく「青菜」を増すボタンも欲しいものですな・・・。
 
 
 
 
<ワンタン> 蕩けるようなトロトロ薄皮ワンタン!尾ひれ大きくボリューミー!肉餡のシンプルな旨さにもピリ辛感も沁みる!
 
 このトロトロ尾ひれが実に好み!。心なしか永福町大勝軒系のワンタンにも通じるところがあり、超薄で、皮が超ビロビロでデカいタイプ。ただ溶けあって塊にはならない。ひとつづつ、一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えないのでご注意を。多少肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、それでも残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぎまくりますよ。箸で摘まもうとして、いつもは上手くいかないんですが今回はつかめたよ。決して皮は溶けたりしないのでね・・・。
 
 
 また肉餡はシンブルな粗挽き豚肉。今回はワンタン皮に滲んだピリ辛味かも。これも益々ビールを欲する味わいで困ってしまう。全体的にはボリューミーなワンタンなので、丼の中で最後まで寄り添ってくれます。できることなら「わんたん皿」を所望。だってこれでじっくり1on1として対峙しながらビール飲みたいもの・・・。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> ピリ辛刺激に埋もれず濃密濃厚な味わい!甘味と塩気のバランスとれたネットリ卵黄旨し!甘味がイキイキ!
 
 定番的で隙の無い旨さ!白身は締まり中の卵黄はネットリとして濃密濃厚。またいつもの通り、スープに沈めても食らいますが、中身が流れ出して溶けることはない仕上がりです。出汁が浸透してる感覚で、白身にも味が滲み、卵黄はマチュアな甘み。
 
 
 また塩気のバランスもよくて、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシスト。嗚呼、甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなる!め。味玉ってどんなシーンでもハズレなし!
 
 
 
 
 総じまして「穏やか旨味にピリ辛刺激!脂と葱で味の遊び心満喫!妙にやみつきハマるよ・・・マイルド刺激ワンタン麺!」と言う感動。残暑の中でもちょっと厳しいタイミングで、正直言って冷やしにしとけば・・・と思ったものの、結果オーライ!。ちょっと今回でハマったかも。ラインナップの中では、スタミナ&こってりが私の中ではNo.1になってしまった気分です。スタミナと言ってもハードル高くないので、幅広い方々に楽しんでいただきたい次第。優しいけどスタミナ感じる旨さと楽しさ!ご家族向きかと!週末の家族団欒ラーメンには激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   虫の声   
   日毎に増える
   残暑哉
 
 
 
   ゆく夏惜しみ
   スタミナ拉麺
 
 
  
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

2020/05Visitation5th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

冷やしワンタンメン:山形酒田名物の冷やしのワンタンメン!祝三鷹デビュー!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/05/25/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/lIkTo5inYa8

<2020.05> 冷やしワンタンメン + 餃子 + キリン一番搾り生中ジョッキ

 いよいよ5月も最終週に突入・・・そろそろ宣言解除も秒読み段階。冷やし中華の立旗もほぼ見られない・・・と言った感じですかね。今回は何の気なしに理由なく、日曜日の昼飯に地元駅近の「ワンタンメンの満月」さんに訪問です。
 
 
 ところがだ!何か店先で水色の旗が風に揺れてる・・・よく見てみると「冷しワンタンメン」だってさ!何ぃ〜・・・提供開始だったらTwitterで呟いてくれてもいいのに!。これ解禁期待で頻繁にチェックしているオレ。まさか偶然に突然に食えるとは、頭の中だけで一人爆笑して喜んでしまいました。
 
 

 
<酒> キリン一番搾り:解禁とデビューを祝って一杯!飲む理由なんてどうだっていい(笑)
 
 まずはめでたい!だって山形名物冷やしワンタンメンの三鷹初デビューなんですぜ!これは飲んで祝うしかないでしょ・・・一人ぼっちで:汗。結局飲む理由なんてなんでもいいのさ。当初、冷やしがあるの知らなくても、餃子が旨そうだったから、それに合わせて飲むつもりだったし。
 
 
 ところで、最近ずーっと瓶ビールばかりだったせいか、妙に生ビールがうまく感じます。そう言えばビル屋上のビアホールなんて10年以上も行ってないが、ふとその旨さを彷彿させてました。精製技術が進んだ現代、生ビールだと樽も瓶も缶も実は中身が一緒だってことはよく聞く話。ところが「注ぎ方」「泡立ち」「グラス」だけは違いが生まれ味わいも違ってくるから生ビールってホント不思議。特に注ぎ方だけで味が変わるから、店で生ビールを飲む意味はここにあります。
 
 
 
 
<餃子> 冷たいビールのお供とくれば・・・熱々カリカリジューシーな焼き餃子!
 
 皮付きというより、表層の打ち粉が水蒸気で溢れて焦げ付いたという感じです。焼き上がり方はベスト。焼き目はカリカリに仕上がっており、多少の焦げは愛嬌で香ばしさを放つと言った感じ。ひっくり返すと蒸された状態でモチモチとした皮の感触がいいです。
 
 
 肉餡はシンプル。ニンニクとニラ結構抑えめで豚ミンチがシンプルに塩胡椒でじわじわ肉汁を放ちます。皮は標準的な肉厚タイプ。肉餡のエキスを幾分か吸い込んでおり、プチッと割っても溢れないでいい感じです。このサイズなら一口で食うのが流儀でしょう。ちなみに、タレは・・・酢>醤油>辣油(多め)、なのがマイベスト。ちょっと今回は手が滑って醤油に染まりすぎたが、酸っぱさで食いたい性格なんですー・・・。ジューシーな挽肉と香ばしい皮は、タレにつけたあと浸透しすぎないうちに口の中で処理して旨さを堪能させていただきました。
 
 
 
 
<全体> これぞ山形名物冷しラーメン!満月名物冷やしワンタンメン!冷涼なる落ち着きオーラ垂れ流し!
 
 ちょうどタイミングを見計らってくれたのかしら?。ビールと餃子で楽しんでるピークでワンタンメンが配膳されても、ちょっと興醒め?。だからあと客の方が先に配膳されたイメージだが、だったら粋な対応ですな。ゆっくりと餃子&ビール・・・通称ギョウビを楽しんだあと、暫し待てばちょうど配膳のタイミングと相成りました。それはこの麺顔!。
 
 
 おおお!これが本番山形系譜の冷やしラーメンのオーラ!冷やしワンタンメンのプレゼンスって感じですねぇ〜。麺顔全体が優しさで溢れていると感じさえる一方で、夏のフェーン現象を乗り切る知恵を感じさせる冷え冷え氷のアピール感覚。多分ホシザキ製氷機の氷!。中心部の氷切ってない窪みにスープが入り込み、妙に綺麗な印象です。それにしても、青菜と氷以外は、温麺とそう変わりがないようなイメージ。味わいは変わりがあるのかないのか・・・非常に好奇心がそそられる!。
 
 
 
 
<スープ> 和出汁と鶏醤油の中間・・・いや和出汁寄り?氷の薄まりも感じず一気にゴクゴク飲み干せる淡麗醤油系
 
 見るからに柔らかく澄んだスープ感です。スッキリした鶏ガラ感に煮干し系の風合いが溶けてた温麺スタイルと非常によく似た風貌なので、知ってるだけに安心感先行!。そして気持ちよくレンゲですすり始めると、期待通りの優しく素朴な味わいと、ちょっと冷やし系によった和出汁ニュアンスへの傾向に、味の意識が集中してしまいます。
 
 
 確かに素朴な味わいで安心できる旨さ!。とても上品でスッキリした鶏ガラの出汁がベースとなっており、表立って主張せず。それよりは魚介系乾物の旨味と醤油の風合いで実に円やかな味表現が秀逸!。温麺よりも和風と感じているかもしれません。そして温麺との面白い違いは、抑えた煮干感覚。確かに魚介系?乾物系として似た旨さなのですが、煮干しの甘さではなく、節系の旨味?昆布系の出汁感が強めと感じます。ひょっとしたら、煮干しは温度が低いと感じ難くなってるだけなのか?。
 
 
 そんな感じで、すごく和風な出汁感に傾斜した味わいと感じましたが、和出汁でいう「おつゆ」な域までには行き着かず、中華の部分は堅持した味わいと思います。氷が入ってていつまでも冷え冷えなのもいいアイデアだし、それなのに氷が溶けて薄まりを感じもしない。この点は不思議なスープです。
 
 
 
 
<めん> ちょい透明なストレート多加水細麺!冷気でキュキュッと引き締まる歯応えとツルツル高速スベリ感!汁の持ち上げハンパなし!
 
 温麺と同じ麺だと思いますが、実はこの麺の引き締まりが痛快!ワンタンのシルキーな状態と実にコントラストを構成するタッチ感で、この点で全体的にメリハリがしっかりして大成功です。もともと多加水なフィーリングで明るいモチモチさと柔らかい千切れが印象的な麺。それが、冷たいスープに合わせる前に、しっかりと流水で解熱処理を徹底したようでググッと引き締まってる。さらに冷たいスープに合わされることでよりキュキュッと歯応えに締まりを与えてるような妄想を呼び起こします。
 
 
 見るからにいつもよりは透明感をます見栄え。これによりツルツルさが更に磨きをかけられ、スベリが最高!すすり上げるととってもライトで超高速にズボボボボボボーーーーと捲し立てるように食えます。また麺と麺が、写真の映りよりはもっと寄り添いやすく、スープの持ち上げもさすが!。さらにサラサラしたスープ感なので、尚更に毛細管現象を起こすような妄想を呼び起こします。
 
 
 麺のしなやかさや、寄り添いやすさで遊ぼう!ワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮・・・それを麺と絡ませながら食いましょう。二面性ある滑りの良さがコラボしあうような・・・・これも妄想の話。いかんな・・・・休日だからビール飲みながらレビュー原稿まとめしてると、妄想ばかりが沸き起こってくる:汗。
 
 
 
 
<チャーシュー> 淡白なモモ肉の旨味と、冷えた和出汁にも似たスープがベストマッチ!冷たくジューシー!
 
 脂肪が少ない部位・・・モモ肉。何も脂身だけが旨味だけでなく、赤身からも美味しい出汁が取れる。赤身の味を個人的には肉本来の味ってこれまで表現してきたのが、間違っているのかは別にして、子供にでも親しみやすい優しい肉味というのは、ここで感じ取れるかと。
 
 
 おいおい・・・これ、温麺よりも肉が旨いぞ。和出汁に傾斜したスープ感にマッチするのか?。確かに淡白な肉味だから似合うのかもしれない。それだけでなく、たまたまなのか、スポンジ感が柔らかめで気に入った!。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。これはこの夏、何回か食らうつもりでいるので、肉増しにして、また旨さの本質を確かめたい所存です。
 
 
 
 
<ワンタン> 切れ難く破れ難く・・・伸びる伸びるビロロロ〜〜〜ン!シルクを引きずるようなフォルムと滑らかな喉越し!
 
 おいおいおいおい・・・冷えたらワンタンもその表情が変わるのか!?。とにかく、箸で持ち上げようとすると伸びるのだ、すごく伸びるのだ!。ビロロロ〜〜〜ン!シルクを引きずるようなフォルム!。いつもの温麺なら途中で千切れるのでレンゲに持ち変えるところだが、箸だけでも切れ難く破れ難く。
 
 
 そんな感じで冷えてワンタンの皮も少し引き締まりを持ったのかもしれません。啜って食らいましたが、一旦木綿にも似た全体像で、口の中から喉奥・・・そして落ち入るまでそのシルエット感が大きくて滑らかでした。ほんとにシルクを引きずって行ったかの如し。
 
 
 前から一度リクエストしたいと思ってたんだが、ワンタン増しってできるのかね。ワンタンだけ大盛ってなことなんだが。これを冷やしで出来たとしたら、実に本望!。
 
 
 
 
<他具材> 冷えた中でメンマの円やかな味わい、小松菜の酸味がアクセント!
 
 頭の中は、和出汁感・引き締まった麺・のびのびシルキーワンタン・・・でいっぱい。ところがちょっと味のアクセントを効かせる部分があるとしたら、青菜とメンマ。青菜はこの中で唯一主張する味わいと、ベクトルの違う味わい。青菜らしい苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出し、素朴で和やかな全体味わいの中に、微かな緊張感を与えてくれます。そこを払拭して、気持ちよく麺・汁・ワンタンへと気分転換させてくれるのは・・・・メンマ。とっても馴染んだ味わいなんだが、円やかな旨味とクニャっとした歯応えで、気分はリフレッシュ。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!
 
 950円の一杯。ハーフでもデフォで味玉サービスは納得させてくれます。とっても馴染みやすい、ティピカルなマイルド煮玉子。ややネットリさが強めな卵黄、プリンとしたややハードな白身が薄い褐色に染まって実に旨そう。しっかり下味が浸透してるので、とっても濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がりです。
 
 
 これを少し和を感じる出汁にも浸したりして・・・ちょっぴり味変化させて食らうもいいね。次回はこれも追加して豪勢な冷やしとして食らおうかしらん!嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「コロナ憂鬱を蹴散らす旨さ!山形名物が三鷹に見参!素朴で優雅な冷やしワンタンメン!」という感動。初体験というのもあったが、実に落ち着きのある旨さである一方、新鮮なイメージもあって一気に食い切ってしまいました!。おそらく間違いなく、この夏の一番人気メニュー。暑い盛りに食うともっと旨さが身に沁みるのかしら。ともあれ山形名物が三鷹に誕生して・・・新たな三鷹名物になることに期待です。コロナの余韻があろうとも・・・この夏激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   雨上がり
   夏雲浮かぶ
   コロナ禍も
 
 
 
   季節は巡る
   冷やしが旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

ー Visitation(2020/05 Update)4th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ワンタンメン(煮玉子入):山形酒田の王道ワンタンメン・・・もはや説明不要!素朴さの集まり!和みの極地!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/05/10/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/6TurnhTYElc

<2020.05> ワンタンメン(煮玉子入)+ 釜焼きチャーシュー + キリン一番搾り生中

 それにしてももうすっかり「三鷹市民の楽しみ」と化しているのは確か。開店直後から、続々と来店ですぐ満席です。アルコール消毒してから店内に案内、感覚を置いて座席誘導、風通し配慮など、もうすっかりどの店でも定着してしまった感じですね。うん、段々といい店の風格出し始めてますねぇー。
 
 
 
 
<酒> キリン一番搾り生:さすがに夏日にまで気温が上がると生ジョッキが旨めえ!
 
 今年の4月は妙に寒い日が多かったイメージですが、さすがに5月にもなると気温はぐんぐんと上昇!。夏日になると長袖では汗ばむか。こんな時は生ビールを胃袋に流し込むのがいいね!。期せずして、いつもの瓶ビール生活から生ジョッキに切り替えることができましたが、いやー・・・一番搾りのジョッキが今回妙に旨く感じたぜ!。まるでCMのように、味が変わった!?などと大袈裟な表情をしてしまいそう。
 
 
 
 
<おつまみ> 釜焼きチャーシュー:実に酒飲み泣かせの濃厚な燻し香ばしさ!程よい塩気と歯応え!
 
 見てよこの風貌!いかにも燻しの雰囲気をありありと残しており、赤身部分のしっとりさは無くなり多少乾いた風貌に変化。そして脂身部分は多少ねっとり度合いが上がったか・・・旨味の凝縮を全体で感じます。口に入れるとまさにそんな感動でした。
 
 
 口に入れた途端に・・・燻しの香りが鼻腔に広がり抜けてゆく!。肉は旨味の集まりで、凝縮されて塩気すら思うほど。これを玉ねぎと少し絡めて食ってさっぱりと頂くこともできます。この旨味の豊潤さなら、ウイスキーのストレートでも合うかもしれん・・・それほど厚みを感じる旨さなり!
 
 
 
 
<全体> 山形酒田の王道ワンタンメン・・・もはや説明不要!素朴さの集まり!和みの極地!
 
 おおお!何とも嫌味の欠片もない素朴感!あっさりの中には優しさが詰まっているようで、まさしくハートフル!透明感深いスープには煌めきが余計なのかと思えるほど、大人しく漂うエキス感!。そこに浮かび漂うように横たわるワンタンが何とも優雅!。唯一明るさと感じるのは味玉の卵黄部分だけですが、これも客観的に見れば穏やかなイエローぶりです。具材の下で見えないが、まだ素朴さ極まる細麺が隠されていると思えば・・・これは素朴さの集まり!和みの極地と言えましょう!。
 
 
 
 
<スープ> あっさり感と柔らかさ・・・実に嫌味のない軽やか煮干と乾物の溶け込み!下支えする動物感!
 
 日によって体調等の都合により味の感じ方が違うのでしょうが、今回は乾物系の溶け込みが非常に円やかで心にも沁みる旨さです。もちろん煮干しの軽やかさも感じ、その苦味排除でナチュラルな甘味の質感には旨さ脱帽!。ただそれだけじゃないよなって、日本人ならDNAに訴えかけるかのような滋味なる旨味が浸透してますー。微妙に椎茸だったり入ってたらメチャ嬉しいんだが・・・。
 
 
 それにしても、アニマルオフか?と思うほどスープの表層には脂のエキス感が漂いませんな。個人的には豚がら程度はさっぱりと入ってるのかと思うけど、豚ロース肉の煮出し汁くらいは感じます。しかしそれではさっぱり過ぎないか?。いえいえ、醤油の風合いも軽く浸透しており旨味十分。それに、麺やワンタンからもエキスが滲み出て甘味を感じ出します。淡白な味わいだからこそ、素材や具材から滲み出る下支えを感じると言ったところか・・・。
 
 
 
 
<麺> 大成食品:マイクロ縮れのボコボコフォルム!透明感ある多加水細麺が実に汁に馴染んで味わい深し!
 
 酒田の本店では自家製麺。これは大変大きな決断と思われますが、敢えて品質キープを考えて外注とのこと。ただし、本店スペックを指示してそっくり味を再現と言うから、ある意味執念をを感じますね。薀蓄書きからの情報ですが、さすがと感じます。
 
 
 麺が旨し!。きっとこのスープやワンタンとの相性等、総合的にマッチしていると思えます。多加水で小麦粉らしい薄い褐色を感じますが全体的には透明感すら覚える感じ。マイクロ縮れと言いましょうか、超細かくボコボコしたフォルムで、全体的には素朴なのですが見ようによっては繊細と映ります。
 
 
 すすりあげると、マイクロボコボコ縮れが気持ちよく、口元や舌触り・・・喉奥へと高速に刺激し抜けて行きます。汁の持ち上げもそこそこいいですが、汁の浸透もまたいい感じ。極細に近い麺ですが熱ダレもせず、フレッシュなモチモチ感で汁と麺の一体化した甘味を感じさせます。スパスパと小気味よく千切れて、奥歯ではクチクチクチっと細かく順列で潰れてゆくのが楽しい感覚!。デフォで180gと割と多めな麺玉が何の苦もなく、スルスルと一気に食えてしまいますよ!。
 
 
 
 
<ワンタン> 極薄!薄とろ!溶けるようで粘る!貼り付く!肉餡も飛び出る事なくさっぱり旨し!
 
 真打のワンタン!その皮・・・極薄!。極薄と言えばコンビニやドラッグストアを連想してしまうが(アホ!)、それとは真逆のように伸びて破れない。今回は特に肉餡が大胆に見える配置にあったが、持ち上げると破れそうなほどなれど、引き上げると粘るように伸びて持ち堪え、溶けることなく肉餡も飛び出る事なくさっぱり旨し!。
 
 
 この感覚が面白くて、もう必要以上に箸でリフトアップし、食らい続けました。また麺と絡めて食うと言うか、麺の滑りに貼り付くワンタン皮を、そのまま纏めて食らうのも楽しいかと。薬味ネギなんかも載せたり巻き込んだりして食らってもまた楽しからずや。
 
 
 
 
<チャーシュー> 素朴な豚ロースの煮豚スライス!具材の王者チャーシューは出しゃばらず淡白で旨し!
 
 
 脂の抜けを感じるロース肉。軽く胡椒をかけて食らうとまた旨かろうです。ただこのままスープに沈め込んで少し時間を待ち、吸い込ませた味で食らうのがいいですね。多少歯応えがあるところを奥歯で難なく噛み締めて、残った肉味とスープの旨さを咀嚼で味わうのが素朴な旨さでいい感じです。
 
 
 まさに、素朴な豚ロースの煮豚スライス!具材の王者チャーシューは出しゃばらず淡白で旨し!。大判で3枚も入っているので、チャーシューメンだとその倍以上・・・デフォで十分楽しめるボリューム感覚なのもいい。
 
 
 
 
<メンマ> しなりがちで柔らかめの薄味フレッシュ系メンマ!麺やワンタンに絡めて旨し!
 
 最近、どれも同じように見えるメンマが面白くてたまらない私です。これもよく馴染みのあるメンマスタイルで、薄味で割とフレッシュに感じるタイプ。繊維質がはっきりと見えるが、しなりもあって柔らかく、そして千切れやすい。メンマ単体では単調に思える味も、このトロトロワンタンや、ボコボコ素朴麺と一緒に味わうと、この馴染んだはずの歯応えが楽しくてならん!。メンマは絡めて食うべしかもですね。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!
 
 とても馴染み深く見える味玉です。卵黄はハードめなネットリ仕上げ。芋羊羹よりかなり緩い崩れ方。しかし甘味はそれと肩を並べる?と思えるほど深かった!。白身だけをかじって単体で食っても薄出汁がしっかり入った味わいで、はっきりした旨さ!。そして卵黄を味わうとこれがしっかりと深い甘味・・・実にマチュアな旨さと感じ入ります。切り口から醤油スープで濡れた味わいも、逆に甘味を引き立たせるような味風景・・・。ううう!見た目以上に旨く感じたが・・・・やっぱり今回も味玉にハズレなし!。旨し!。
 
 
 
 
 総じまして「山形酒田の王道も今や三鷹市民に根付く味わい!素朴さと和み深まる極上ワンタンメン!」と言う感動!。テーブル席もあって、お子様ラーメンは200円と言う良心設定あり。まさに家族で食べるラーメン・ワンタンメンと言うコンセプトが滲み出ており、三鷹でも人気定着は確実かと。帰りにお土産でテイクアウトしたけど、ワンタン入ってないからやっぱり家族で一度くらい食いに来たいな・・・。コロナよ早く立ち去れい!。そんなハートフルな旨さに包まれながら、感動を共有すべく、こちらも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   自粛でも
   舌で楽しむ
   旅気分
 
 
 
   三鷹で食す
   酒田のワンタン
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

ー Visitation(2020/04 Update)3th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
~JPY 999per head

スタミナワンタンメン:優しい刺激案感!ピリ辛加減が抵抗感なく・・・むしろ食欲掻き立てる胡麻辣油!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/04/15/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/0iEKTeINvtY

<2020.04> スタミナワンタンメン 煮玉子入

 このコロナ騒ぎで我が家の中で変わったこと。いろいろあるが、一番分かりやすいのが、在宅時間が多くなりタバコの本数とコーヒーの量が極端ふえたことかな。そして長期化するにあたり、少し体重が増えたかも。満員電車ってのは、結構カロリー使ってる運動なのだなと改めて感じました。さてさてこうしてはおられん。ちょっと運動不足解消で散歩&ライトなラーメン活動をしてみましょうか。今回も三鷹・武蔵野エリアの拉麺屋をうろうろ・・・。久しぶりに「わんたんめんの満月」へと伺ってみました。
 
 
 
 
<全体> 優しい麺顔にピリ辛パンチをプラス!何だか味噌汁のような穏やかさ??
 
 おおお!スタミナと言うわりにはやっぱり優しさ溢れる雰囲気がありあり!。ピリ辛の為少し辛味を示していますが、ベースがとっても優しいから遠目には味噌汁にも感じてしまうほど、ほのぼのとした雰囲気。また辛味エキスが表層を覆っているため汁に浸った具材が埋もれて見えるのも味噌汁チックですな。味玉で中華そば感覚を保ってるみたい・・・。
 
 
 
 
<スープ> 優しい刺激案感!ピリ辛加減が抵抗感なく・・・むしろ食欲掻き立てる胡麻辣油!
 
 近寄って見ると、非常に細かいオレンジ色の粒子が表層を薄っすらと覆っているのが分かります。その下はあっさり醤油味の様相。それをぐいとレンゲで掬って味わうと・・・おいおい!淡いピリ辛刺激が実に優しい旨さじゃないか!もっとチゲっぽい雰囲気もあるかと思いきや、とっても優しい刺激感。これがなかなかうまい!。ハマるひとはハマるんじゃないかな!。特に私よりも若いひとには、これをこってりアレンジすれば、非常にキャッチ―なコクと刺激となりましょう。
 
 
 辣油のインパクトなのは分かりやすい。ただその他が馴染みがありそうでなかなか思いつかない。淡い辛味噌かと思いきや、だったら表層だけに浮かび漂うことはない。いろいろ考えながら味わったところ、白い摺り胡麻を思い出してなんとなくピリ辛イメージに結びつけました。でもよく見ればメニュー紹介に小さく書いてあるじゃないか・・・凄い徒労感:汗。
 
 
 このピリ辛感覚は山形でも人気が高いらしく、これまでに幾度もカップ麺化もされているとのこと。後味が非常に次々とレンゲをそそる魔力感もある一方で・・・この汁ならビールのアテになる味わい!。多少妙な話だが・・・そこが具材に沁みると更にビールを欲してしまいそう。人によっては、元味らしい魚介感がマスキングされるなど、好みが割れそうな気がしますが、ベースを知った上での変化球を楽しむといった感じで楽しんでいただければと!。
 
 
 
 
<麺> 品やかさこの上なしのツルツルシコシコつるしこ細麺!具材を想うがままに絡めて食らう!
 
 透明感ある多加水系で品やかさを強く感じる反面、微妙な引き締まりもあって、柔くて千切れそうにありながらそうでもない。微妙にボコボコとしている部分は、舌ざわりやスベリの抵抗感をやんわりと感じさせ、上品なのに少しばあり力強さも感じております。プツプツと前歯で千切れ、奥歯では一気にクチリと潰れます。その時の出汁感との一体化が旨さのポイント。
 
 
 汁の吸いこみよりも持ち上げが優れているような印象。なのでピリ辛味が、奥歯で潰したあとでとっても味わいに浸透します。ここ旨さもナイス!。また具材をひっかけてくるから、片っ端から合わせて食いをしてやりました。メンマ・チャーシュー・ワンタンの皮・それら複数など・・・遊んで食らうには最適ですね。
 
 
 
 
<チャーシュー> 脂感非常に少ない豚ロール肉スライス!ピリ辛味を吸い込み妙にビールを欲する旨さ!
 
 これは古風な豚ロース肉。脂身は殆どなく、肉本来味が楽しめるタイプですが煮豚タイプ。この為、エキス感がやや抜け出ているところを、スープの味わいを浸透させて食らうと旨いですね。
 
 
 今回はピリ辛の味わいも滲みますから特にいい感じ!。これこそビールを欲するってな感じです。噛み締めて味わう肉は、やっぱり懐かしさもあって味わい深いものです。
 
 
 
 
<ワンタン> 超トロトロ尾ひれ大きく・・・肉餡のシンプルな旨さにもピリ辛が沁みるぜ!
 
 このトロトロ尾ひれが実にええっすな!。超ビロビロでデカいんです。だから一口では大きすぎる上に熱過ぎて食えない。なので多少肉餡を中心に噛みちぎってしまうが、それでも残ったワンタン尾ひれはフツーのワンタンのように丼を泳ぎまくります。箸で摘まもうとしてもトロトロでつかめないんだが、決して溶けたりしないのもいいね。
 
 
 また肉餡はシンブルな粗挽き豚肉。今回はワンタン皮に滲んだピリ辛味で、すこしばかり複雑な旨さに昇華です。これも益々ビールを欲する味わいで困ってしまう・・・。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 甘味と塩気のバランスとれたネットリ卵黄旨し!ピリ辛に濡れて尚甘味もイキイキ!
 
 白身は少し締まったようで、中の卵黄はネットリ感覚。スープに沈めても流れ出して溶けることはない仕上がりです。見栄えより出汁が浸透してる感覚で、白身にも味が滲み、卵黄は少しマチュアな甘みを含みます。また塩気のバランスもよくて、この部分にピリ辛のスープが絡んでアシストする。甘味と塩気のバランスが非常によくて楽しくなる!。嗚呼、味玉ってどんなシーンでもハズレなし!
 
 
 
 
 総じまして「優しい味わいの中にピリ辛の遊び心!妙にハマるよレトロな刺激ワンタン麺!」と言う感想。ちょっとばかり、他のメニューより依怙贔屓したいよな気分です。やさしい辛さだと言ったものの、陽気もいいためか食ってから少し額に汗が滲んで楽しい気分。食って幸せな間だけは、コロナの鬱陶しさも忘れます。皆さんも何か自分なりにいい気分転換を見つけて、コロナ長期戦を共に乗り切っていきましょう。無茶のない範囲で通える人には、今、激しくおススメ!。旨し!。そんなひとりご陽気気分で・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   
   テレワーク
   運動不足
   プチ散歩
 
 
 
   気分転換
   ピリ辛雲呑
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

ー Visitation(2020/03 Update)2th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
~JPY 999per head

チャーシュー塩ワンタンメン:あっさり感の中にコク深さ!リピート必須の魔力感!腹パン幸福ワンタンメン!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/03/10/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/HgmVioFG-zs

<2020.03> チャーシュー塩ワンタンメン

 今回は、まだ開店フィーバー冷めて落ち着いてきたかな?と鑑み・・・ワンタンメンの満月@三鷹へ。流石に店前には行列はないなと一安心です。ところが入店すると満席(汗)。逆に在宅ワークが進んで混むのか?。家族連れなども見受けられますが、落ち着いたご年配客もおられて、地元にすっかり溶け込んでいるようです。しっかし今回は腹が減った。ここはガッツリと食ってやる。スタミナワンタンメンという手もありますが、順番にせめて行きましょう。今回は、塩ワンタンメン。更にチャーシュー増したバージョンとさせてもらいましょう。背脂追加投入の「こってり」は次回にまわします。
 
 
 
 
<全体> 穏やかなトパーズ色に風に舞う・・・見事なる肉の扇風機!
 
 おおお!これはまた美しき肉座布団の並び方!バラ肉だったら喜多方風にも見えなくもないかな?。出汁は薄っすらな色合いで季節外れだが淡いトパーズ色にも見えなくもない。透き通ったというより霞がかった雰囲気だから、淡麗というより素朴感覚が高まるね。なのでローカルラーメンの雰囲気もちょいと感じさせて和ませます。おいおい、ワンタンはどこへ行ったのだと探すと、キレイに肉の直下に隠れていた。
 
 
 
 
<スープ> 鶏豚エキスは徹底されたあっさり感覚!仄かに香る魚介の風味!香味野菜の滋味も広がる!
 
 前回は醤油だったので塩にしたわけだが、想像通りのあっさり感の極致。ただ軽いだけでなくコク深い部分も納得感ありありだね。鶏ガラや豚肉などの煮出しがとても丁寧に感じます。なのであっさり系なのに妙に食べ応えあるスープと仕上がっているイメージ。また昆布の他に煮干しの甘味もやさしく浸透してますね。ニボ感は一切ないが、魚介の甘味もそこそこ立っています。これは塩ダレの方に溶けているかは不明だが、塩気と甘味のバランス感が心地よい!。
 
 
 また少雨よりも野菜系の香りも感じやすい?。例えば葱などのエキスも何となく後味に感じるようなんだがそれは錯覚かも?。また後味の断末に仄かな酸味もあるようだが、ひょっとして白醤油の余韻??。はたまた塩のミネラルか?これ全部妄想なのであしからず。
 
 
 
 
<麺> 大成食品:オリジナルを受け継ぐ多加水極細系!汁や具材との一体感を楽しむ
 
 店舗スペースと酒田との輸送を鑑みて自家製麺を諦め、同じスペックでの注文とか。寧ろ自家製麺よりも拘り感じるほどです。多加水でややボコつきが多いストレート麺。極細に近い感覚もあり、序盤からいきなりしなやかです。ヤワ麺好きにはたまらない仕上がり。これが汁を吸いまくるのに全然ダレず。微妙に膨らんでいるのか、口当たりは丸麺のように滑らかです。ズボボボとライトに啜り上げる感覚も気持ちよく、奥歯で潰すときのクチクチっとした瞬間には既に出汁と麺の旨味一体感は完成しております。
 
 
 これだけチャーシューやワンタンが多いのだから、絡めたりして工夫しながら食い進めます。特に印象的なのは。ワンタンの皮から麺にぺったりと絡みついてくるところ。これを同時に啜ると、ワンタンの啜り心地のままに麺が口の中に飛び込んでくるので、ちょっと面白い感覚で遊び食いです。
 
 
 
 
<チャーシュー> 脂肪分少な目の豚もも肉!ハードなスポンジ肉を噛み締めて食う喜び!
 
 ざっと数えたら8枚。それぞれがデカめで、スライス肉だけど噛み応え与える厚さになっとります。これは肉繊維質からみてもモモ肉!。脂身が殆どなく運動した肉質の締まりの良さを感じさせます。固いのではなく、噛み心地があると呼びたいタイプ。
 
 
 一応スポンジにように汁を吸いまくるのだが、ややハードな歯応えで肉の旨味を絞り出す感覚ですね。麺と一緒に食ったりもしましたが、これは肉単体で味わい、酒で胃袋へと流し込むのがよろしいかろうと・・・。勤務中であることが疎ましき。無理しなくても最後の一口は肉で〆ることができました。
 
 
 
 
<ワンタン> もう皮のトロトロ感が何とも言えぬ魅力!肉餡よりも主役感ありあり!
 
 実にシンプルな塩胡椒系の肉餡。いわずもがな薄皮雲呑系で尾ひれが長いタイプです。その尾ひれ同志が絡み合いまとまるから・・・数が分からん。
 
 
 一部肉餡がはみ出したのもあるが、このワンタン団子のような塊を一気に食らうのも、実に魅力的です。箸であるていど崩し剥がしながら丁寧に啜り食う・・・。ちゅるん!とした滑りがたまりませんな!。部分的に水菜やメンマの欠片と混じって食らうがそれもまた旨し!。
 
 
 
 
 
 
 総じまして「あっさり感の中にコク深さ!リピート必須の魔力感!腹パン幸福ワンタンメン!」と言う感想。塩のあっさりさもあるが、意外と味わいやコクがしっかりしてたのが今回訪問の収穫。次回あたりに少し背脂浮かせてこってり塩味にするのも楽しかろうとワクワクです。これはご年配の方なら絶対馴染むに違いない。これからも固定客を着実に増やしていってください。JR三鷹駅を通り過ぎるだけなら勿体ないよ!中央線利用者なら山形酒田名物ワンタンメン一回食っとけ!激しくおススメ!。そんな今後の応援も継続しつつ、とっとと最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います!。
 
 
 
   街角の
   人影寂し
   コロナ哉
 
 
 
   されど混みあう
   満月旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

ー Visitation(2020/02 Update)1th

3.4

  • Cuisine/Taste3.4
  • Service3.4
  • Atmosphere3.4
  • Cost performance3.4
  • Liquor/Drinks3.0
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ワンタンメン:初めて会うのにどこかとっても懐かしい〜!ハンドメイド感溢れる穏やさ!この上ないほっこりワンタンメン!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/02/08/144500
とまそんのYouTube: https://youtu.be/5R6KHwsqAV0

<2020.02> ワンタンメン+キリン一番搾り生ジョッキ中

 本当にどうしてしまった三鷹・武蔵野エリア。またラーメンで新店舗ですよ。とある飲み会で「大変ですよ!三鷹にあの満月がオープンしますから是非食ってみてください」と推されての訪問。いざ行ってみると、すげー人だかりでやんの(爆)。山形酒田の満月が東京進出とあって、こんなに三鷹はラーメン愛好家が多いのか??・・・実は開店記念とあってこの日一杯500円提供とのこと。混雑の一因であったと思われます。


 しかし満月のこの東京進出にテレビ取材までやって来てるよ。やれやれ・・・・と並びながら思っていたところで、直前に並んでいる方が有名ブロガーのイケ麺さんであることが発覚!。おお!これはと軽く挨拶させてもらい、今回は相席スタートなラーメン活動となりました。イケ麺さん、今回はいろいろと貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!。


<酒> キリン一番搾り生:ひとり勝手に乾杯(汗)・・・語り合いながら飲むと旨い!

 まぁいつものビールですが、こうやって同じ話題で話しながらのむとまた旨いのだった・・・。泡立ちだっていつもよりキラキラして見えるし、苦味だって甘くも感じる。いつも酒はアテをやりながらグビグビ飲み干すオレですが、お話をつまみに呑むのも美味しいものだと・・・今更ながら痛感です。出会いには生ビール!最高です。


<全体> 初めて会うのにどこかとっても懐かしい〜!ハンドメイド感溢れる穏やさ!この上ないほっこりワンタンメン!

 店内をチェックしてみると、「こってり」にも対応可能だとのこと。だったら二人でシェアしましょうとのことで、イケ麺さんが気を遣ってくれて「こってり」へと変更。またまたありがとうございます。まずは私の「あっさり」の方が運ばれて、それはこんな麺顔でした!


 おおお!何だか初めて会うのにすでに懐かしさを感じてる!透明感のある醤油ブラウンがまた穏やかに見えて、まさしく癒しの一杯と言うオーラがバリバリです。素朴さ・・・と言うか手作り感が満載で、人の温もりを感じるとはこのこと。噂の薄皮雲呑も結構入っており、デフォルトでも食べ応え満載って感じがまた泣けます。


 一方、交換した「こってり」はこんな感じ。背脂が足されたものですが、酒田と言えばケンちゃんラーメンに代表される通り背脂!。チャッチャ系よりもかなり上品な背脂投入で、気品を変えるほどでもなく、穏やかさを失っておりません。


<スープ①> 軽やか煮干の超あっさりスープがホゾに沁み入る優しい旨さ・・・

 まずはあっさり系から味見。おお・・・穏やかで引っかかりなど一切なく、これぞ王道のあっさり醤油という感覚です。薄口醤油のカエシはとても低めで、塩気は完全にバックアップの立ち位置。個人的には煮干系の乾物の旨味がすーっと広がるイメージで、苦味よりは甘味を引いたのがいい感じです。鶏ガラや豚ガラもベースには少しあるようです。鶏の明るさより、豚の柔らかさが印象的な動物感もあり。そしてあっさり系ならではで、ネギ薬味の味がしっかりと感じ取れるのも、ネギ好きとしては響きます。


 食い進めてゆくと、後半になって炭水化物系から滲み出る甘味も出てくる。今回はワンタンメンだからその部分もあってか、旨味が特に優しくなるね。ほのかに霞がかるのが濃ゆくなるのが実にいい感じ。当然飲み干しますよねぇー。


<スープ②> 軽く背脂が浮くだけでほんのりと色気が加わる!微かな肉厚さが上品!

 あっさり系が好きなんだと言う方にこそ、ここのこってりはオススメかも。こってりの絶対値としてはかなり低めで、あっさり味にコクを少しばかりプラス?味わいを少し肉厚に?したような味の広がりです。決して味風景を完全に変化させるものではないので、安心して食えるこってり味変化。こちらもオススメです。


<麺> 自家製麺:多加水でちょいと軽く捩れたストレート麺!汁との一体感を存分に楽しもう!

 いかにも昔ながらの麺という感じで、多加水系の細麺です。ストレートと言い切るには微妙な捩れとボコっとした部分もあって、捩れたストレート麺と呼ばせてもらいます。この微妙さが「素朴」「手作り感」をとても見た目でアピールしております。


 箸でリフトした初見で、これは滑りと口当たりが良いに決まってると感じます。もう人目を気にせず、ズボボボボーーーっと吸い込みまくり。スパスパととてもリズミカルに千切れるし、奥歯へ運んで力を入れなくてもクチリと潰れて汁と一体化。汁を吸い込みまくりですから、出汁の旨さと麺の甘味で馴染みある旨さへと昇華ですな。これ毎日でも食えそうな優しさと馴染み良さです。


 もう啜るのが楽しくてならない。途中からメンマを絡めたり、もっともっと滑らかにと、千切れたワンタンまで巻き込んで、一気に麺啜りを楽しみまくりました。大盛でも軽く食えた気分の良さです。


<ワンタン> まさに雲を呑むとはこのこと!極薄皮のチュルチュル滑りを存分に楽しむ!

 豚挽肉をシンプルに味付けした肉餡。それに極薄皮を纏わせております。永福町系大勝軒でもそうだが、いにもレトロ雲呑って感じで、一見トロトロドロドロで、すぐにでも破れそうな皮。レンゲを上手く使って啜り食う。そのレンゲからチュルンと口の中へ入るのが艶かしいほどに快感でございます。そして口の中でゆっくり楽しもうとすると、知らず知らずのうちに喉奥へと落ち込んで失せてしまうズルイ奴・・・それが雲呑。


 まさに雲を呑むような感覚はこれだね!古来中国の人のセンスとイマジネーション・・・そして智恵には脱帽。本当はいくつ雲呑が入ってるのかカウントしてたんだが、旨すぎて、面白すぎて、楽しくて、途中で放棄してしまいました。


<チャーシュー> 脂分が少なく赤身繊維の柔らかさを味わうタイプ!汁をバクバク吸い込んで旨し!

 いつもはトッピングの王者たるチャーシュー。今回は脇役のような存在で、目立たないけど、ナイスなバイプレーヤーでした。腿肉??とても脂が少ない部位で、赤身の肉繊維がフカフカ。その隙間に軽やかなスープが入り込んで、まるでスポンジのような柔らかさです。肉味というより、汁を吸い込んだ後の滋味がうまいという感覚。


 総じまして「素朴な旨さがむしろ痛快!軽やかさに癒しが深まるハンドメイド・ワンタンメン!」と言う感動。はっきり言って気に入りました。多少ゆっくりかもだが、塩味もスタミナ味も食ってみたいし、いろいろなトッピングも堪能し尽くしたいと思います。すでに夏場の冷やしワンタンメンの提供も明らかになってるのも見逃せないポイント。東京初進出の山形酒田ワンタンメン!是非とも根付いて欲しいと思います。今後も激しく応援!激しくオススメ!旨し!・・・なので、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   冬晴れの
   寒さも緩む
   休日に


   冷えた麦酒と
   極楽雲呑


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

Restaurant information

Details

Restaurant name
Wantan Men No Man Getsu
Categories Ramen、Tsukemen

0422-24-8557

Reservation Availability

Cannot be reserved

Address

東京都三鷹市下連雀4-16-15 東洋三鷹コーポ 104

Transportation

JR中央線・総武線 三鷹駅南口から徒歩10分

787 meters from Mitaka.

Opening hours
  • Mon

    • 11:30 - 19:30
  • Tue

    • 11:30 - 19:30
  • Wed

    • 11:30 - 19:30
  • Thu

    • Closed
  • Fri

    • 11:30 - 19:30
  • Sat

    • 11:30 - 19:30
  • Sun

    • 11:30 - 19:30

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget

~¥999

~¥999

Budget(Aggregate of reviews)
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Not Accepted

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

24 Seats

( カウンター8席、テーブル16席。)

Private dining rooms

not allowed

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

Space/facilities

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Occasion

With family/children |Alone

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Service

Take-out

With children

Kids are welcome

Website

http://www.sakata-mangetsu.com/index.html

The opening day

2020.2.8