Restaurant name |
Oonami
|
---|---|
Categories | Bread |
03-3557-7428 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都練馬区桜台1-13-4 |
Transportation |
西武池袋線桜台駅より徒歩4分 159 meters from Sakuradai. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Number of seats |
( テイクアウトのみ) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近くにコインパーキング有り |
Space/facilities |
Comfortable space |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2008.4.26 |
Remarks |
テイクアウト販売のみ(イートインはありません) |
こちらは我が家のごく近所に在るベーカリーで、誕生してから10年以上経ている。
天然酵母を使ったパンを売り物にしており、その道の愛好家の皆さんには有名な店で、はるばる此処を目指して訪れる方も居るようだ。
開店当初に近所の知り合いから貰って食べたが、ピンと来るものが無かったのでずっとそのままになっていた。
私は最近は家に居ることが多いため食事は原則として一日2食で、夜は炭水化物の摂取はなるべく控えるようにしている。(その割にはスイーツのレビューも多いが)
また嗜好の順序も麺類>米>パンのため、おのずとパン系を口にする機会は減っている。
近所でもあり、一度購入してみようと思い立つ。
まず選んだのは「クロワッサン」「チーズプレッツェル」、それに野菜を使った数種類の中から「にんじんのパン」「なすのパン」の4種類。
しかしながら、この時の印象は決して良くなかった。
クロワッサンは一応それらしい形はしているが、一般的なバターと生地が層を成すサクッとした食感や心地よい香りは無く、焼き色も薄くベタっとした仕上がりで、酵母菌の匂いや酸味が残っていて明らかに焼きが足りない印象。
プレッツェルも表面のパリッとした感触は無く、モッタリとした歯触りは未完成品と思えるほど。
野菜のパンも工夫の痕跡は感じられるが、やや不自然な薄甘さと中途半端な食感は、あまり美味しくは感じなかった。
絶賛されている方が多いにもかかわらず美味しく感じなかったは、偶々出来が悪かったのか、それとも何時もこのスタイルなのか、早計に評価は下せないと判断。
レビューは再訪してからと、一週間くらい間を置いて別の3種を購入。
「レモンメロンパン」:表面のビスケット生地は薄目ながらレモンの風味が効いており、所々にピールも見えるが、パン自体はやはりふっくらと言うよりもちッとしており、レンジで多少温めてみたが密度が濃い印象。
「焼きカレーパン」:フィリングはキーマカレーを固くしたような感じで、辛さも塩気もしっかり。生地はこれが本来の味なのかもしれないが、結構甘さがあるのでカレーの味とは相容れないものを感じた。
「レーズンパン」(1/2カット):かなりの量のレーズンが巻き込まれており、この味の濃さと甘味・酸味によってパンの個性が薄れてかえって食べやすかった。
やはりこちらのパンは、私とは相性が悪いようだ。
これが天然酵母を使った本式の味なのだろうが、歯にまとわりつくような食感と独特の匂いは苦手。
後で調べてみたら、天然酵母を使ったパン造りには、初夏から梅雨時が最も難しい時期に当たるそうだ。
気候的に酵母菌が活性化し過ぎるため、今回の酸味や匂いが強く感じられたのはその影響とも考えられる。
こちらを絶賛されているレビュアーさんも多く、その道の方からすればこのスタイルも有りなのだと思う。
ご主人のこの手法に拘る姿勢は、大いに褒められるべきこと。
正直私の口には合わなかったが、偶々悪い時期に当たってしまったとも言えるので、☆の採点は控えさせて頂く。