せっかちは損だが抜け道もある
当店をお訪ねしたのは11月もまだ一週過ぎた辺りだったけど、このショッピングモールの地下にある駅直結の通路にはすでにクリスマスイルミネーションがなされてた。なんちゅう気の早い…。
この日はあのルバーブのロールケーキはなかったけど、画像の三点を購入。
栗とショコラのロールケーキ:ロールケーキ生地のわずかなもっちり加減がなんとも絶妙。コンビニで売ってるもっちりナントカはイヤなんだけど、これくらいだと高級な感じさえする。チョコレートも明瞭、栗とはそんなに合うというわけてはないが、秋らしいアイテム。
ヴェルージュ:ヴェルデとルージュって事ネ。緑はピスタチオ、ルージュはフランボワーズ。赤い層は少ないか、味のバランスからはこれでイイ訳ですね。酸味に消されず、かなりピスタチオ風味がします。
フォレノワールショコラ:グリオットの入ったチョコレートケーキ。定番のコンビですね。かなりしっとりしたケーキに穏やかなグリオット。伝統を基礎に、今できる様々なアイデアを。
お会計はクレジットカードが使えるようになってました。これもオリンピック効果かな?相変わらず本店の混雑は凄いが当店は空いてる。本店のあれを見て敬遠しているような短気、もといせっかちな人に是非このレビューが届きますように。
人気のわけがよくわかる
大泉撮影所近くのあの超人気店が落合南長崎駅のアイテラスに出店!わが家からは直線距離では大泉の方が近い筈だがなかなかそのためにとはいかない。その点、こちらなら仕事で都営線まるごときっぷ(一日券)を使う日には電車代タダで来られる!それに、車もってない人には当店の方がアクセスが極楽。駅からも直結、雨が降ってても濡れずに来れる。槍が降ってもとかいうが、たとえホントに降っててもケガすることなく来れるって程。
完熟いちごと有機ルバーブのロールケーキ:ルバーブの文字に惹かれて買ってみた。ルバーブというのはけっこう強烈な酸味を持つので、甘く煮付けたりしてバランスさせるのだけれど、クリームにルバーブを仕込むとは上手いことを考えたな〜と思う。実際とても美味しい!そしてそして、これが¥500とはねえ。なりは小さいが、そのぶん一人でも食べきれるし。これは本当に絶妙なアイテム。
マンダリンショコラ:本店ブログの画像のものとはカタチが違うけど構成要素は一緒かな?チョコレートのムースとオレンジのジュレ。黄金の組み合わせ。調和は軽く、上品だ。
大泉クリーム:こういうシンプルなアイテムは、ラーメンで言うところの麺が重要かスープが重要か、という論議になりがちだが、何であれ調和良ければそれがその店の味と思って食べるのが良い。このシュークリームはたまごの印象を強く感じる。
京都和栗のモンブラン:この中に大粒な栗が入ってます。従前よりモンブランとはあまり好みでないアイテムだったけど、それは古くからある栗ペーストの重さ故だった。その点和栗はきれいな味がして食べやすい。今はもうどっちでも慣れてますけど。
あれだけ激混んでる本店を思うと拍子抜けするぐらいたやすく買えて、穴場感が半端なく味わえました。しかもこの値段でこの味、特大のアタリアイテムにも当たったし、今日はイイ日だ!
Restaurant name |
Seiyougashi Odafuji
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Categories | Cake、Sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5906-5291 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都豊島区 長崎4-5-20 アイテラス落合南長崎 1F |
Transportation |
93 meters from Ochiai Minami Nagasaki. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Service |
Take-out |
Website | |
The opening day |
2019.2.27 |
当施設内の藍屋で会食があり、せっかくここまで来たのに当店をスルーいうのもどうかしていると思い立ち寄った。
おちゃこ:珍しいほうじ茶フレーバーのケーキ!おもてのパリパリチョコと中野ムースがほうじ茶かな?それに、画像では見えないがトップや中に仕込まれるパンプルムースとの対比の美!これは見事です。(フランス菓子の)伝統的な店の構成によく見られそうな味わい。
ニーナ:popのバタークリームの7文字を見て即決。冷たく滑らかな層がス〜っと溶けゆく時に、紅茶の風味がはっきり乗って、エモいわれぬ味わい!系統としては伝統菓子のミゼラブルに属する構成かなあと。
大泉クリーム:以前のレポートではたまご風味に言及しているけど、今回はよりバランスした味わい。とがってない代わりに口中に広がる甘い香りとまったりしたコクとがより良く楽しめる。もしレシピの変更があったなら、それが目的だろう。
キッシュロレーヌ:タルトはそうガチッと固くないがカチッと香ばしく、アパレイユはみっちりたまご感。こういうのなら、一食に一個なんていうダイエットもできる気がする!
クロワッサン:わずかに粘りある生地のクロワッサン、サクッと軽いというよりは、少々噛みしめるテクスチャー。バター風味も適度に味わえる!
※当店は駐車券の精算対象外なのでご注意!やっぱ今日来て良かったよ(駐車券は他店持ちw)
大泉学園の本店は東映撮影所の施設内に移転してなお大人気。やはりこうしてあのメチャクチャ凄い混雑に巻かれずに、あの人気店のケーキが味わえるのだから、実にありがたい。そして、属性としては街のパティスリーだが洗練されていて、味を見ればあの行列の意味がわかるというか。そして今もなお安いと思う。実に実に素晴らしい!