Restaurant name |
Oonuki
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Categories | Izakaya (Tavern)、Kamameshi (Clay pot rice) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3998-8880 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都練馬区富士見台2-18-20 |
Transportation |
西武池袋線富士見台駅より徒歩9分程度。 495 meters from Fujimidai. |
Opening hours | |
Budget |
¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥8,000~¥9,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
18 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 完全禁煙になっています。 |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
こんばんは、皆さま。先日、こちらのお店でお酒を頂いてきたので、その時のことを簡単に書き残しておきたいと思います。
富士見台駅。実は西武池袋線にはほとんど乗ったことが無く、電車に乗るのにも少し戸惑った。
今日は酒のお誘いを受けたので、仕事に即座に蹴りをつけ、足取り軽くお店へと向かったのである。
外見からして渋い。店の前でご一緒する方にお会いできたので、共に入店……しようとしたのだが、戸が開かない。店主さんに開けていただきました。
皆さんと挨拶を交わし、予定より時間が少し早いが生ビールを頼んで始めることに。
乾杯!
お通しはすでに準備してあった。
○雲丹ソーメン
海ぶどうを添えてある。
よく雲丹を絡めて、一口。うまっ。濃く、まろやかな雲丹の味わいの中に、海ぶどうの塩気と食感が楽しい。そして、なんとトマトを隠し味に使ってるそうな。
正直に言うとトマトの味わいを感じることが出来なかったが、考えてみると雲丹を食べたにしては後口がまとまってるような気がした。考えられてる料理だなぁ。
談笑しながらビールもそこそこに、次のお酒にしようかな……と考えていたところ、メンバーのお一人がお茶ハイを!というオーダーをした。
その時の店主さんの返答を、私は多分ずっと忘れられないだろう。「立てますので、時間がかかりますがいいですか?」
ん?立てる?お茶ハイで?
なんと、宇治の抹茶を店主さんが茶筅で立てたものを割りものにするんだそうな。そんなの飲みたいに決まってる。
皆さんの好奇心が爆発し、8人分ものオーダーを入れてしまいました。天主さん、本当に申し訳ない。そして、無茶なオーダーを聞いてくださってありがとうございました。
お時間がかかるので、先にお刺身を出しちゃいますね。
と、大きなお皿でドン!と提供してくださった。
うひゃー!絶景かな。
○根室の雲丹、肝付のカワハギ、ヒラマサ、青森県沖の本鮪のカマトロ、蒸しタコ。
雲丹は先ほどとは違ってコクが強かったような。
カワハギは肝付を醤油で。あー、美味いや。やっぱり上等なキモと一緒に食べるカワハギが一番良い。
ヒラマサは口にした瞬間、ビクッと驚いてしまった。脂のノリ方がとんでもない!今までに経験したことないくらい。それでありながらしっかりとした弾力もキープ。美味しかった……。
カマトロ、これもずば抜けて美味い。口の中でじんわりとろけていく……。
この醤油も何か仕掛けをしてあったはずなんだが、酒が入るとどうにも覚えきれないですね。
ここで合わせるお酒は各右衛門の特別純米。
口当たりはすこし滑らかで、品のある旨味が心地よい。
○自家栽培のキュウリと水茄子のお漬物。
口直しに、と。
パキリといい音が鳴るキュウリ、じんわりと噛み締める水茄子、どちらも欠かせない。
そんなところに出てくるは、パン?
「カレーパンです」
なんと。幹事さんのリクエストらしい。
○カレーパン
一口齧ると、うおすごい美味い。表面はザックリとした生地感だけど、内側はふっくらとした生地。深みとコクがあるカレーに、とろりとした煮卵。食べ応え抜群で美味。
これに日本酒を合わせるのもオツなもの。
はふ、と満足のため息をついたあたりで釜飯が来る。
○北茨城の松茸を使った釜飯
いい香りだ。上品で、豊かな味わい。それに、いい塩梅のお焦げ。
○うなたまの釜飯
こちらは、うなぎがびっくりするほどふっくら。国産ウナギのうまさに陶然。
どっちの釜飯ももう一杯食べたくなるものだった。
次のお酒は花菱。埼玉県加須市の酒造のお酒なんだそうな。
こっちは複雑な旨味が前面に出てくるタイプ。口の中でゆっくり転がすと、ああ、幸せだ。
そして次はA5の松坂牛!無塩バターやきざみわさびなどを添えてもらったが、私は何もつけずに。んー、美味い。言葉にならない。
さて、デザートに抹茶のアイス、抹茶の寒天。そして、あんこを。
静かに口の中でたゆたう茶の香りに、もうそろ料理も終わりか……と名残惜しくなりながら。
「私からの心付けです」
まさかのアンコール。手作りアップルパイ。本当に店主さん、どれだけ豊富な品書きなんですか。
ゴロゴロと大きなりんごがたっぷりと入っている。じゃくっ!と気持ちいい甘酸っぱさ。耳の部分が大きいのも嬉しいね。パイの耳が本当に好きだから。
少しずつ、帰りが近い人が欠けていき、最後は店主さん交えて色々な話をして、気づいたら深夜12時前!
遅くまで本当にありがとうございました。
ごちそうさまでした。
自分が作ったもので喜んでもらえるのが何よりも好きだという、素敵な店主さん。仕込みも、作るときも、全力で丁寧に。店主さん一人で。
本当に楽しませていただきました。
また絶対、お邪魔させていただきます。
次は、長く引き継がれてきたタレを使った焼き鳥を食べてみたいな。
それでは皆様、良い食楽を!