Restaurant name |
Kaoru ya
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Categories | Soba、Japanese Cuisine、Tempura |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5373-5188 |
Reservation Availability | |
Address |
東京都杉並区阿佐谷北3-37-13 |
Transportation |
JR中央線【阿佐ケ谷駅】徒歩11分 808 meters from Asagaya. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
20 Seats ( テーブル15席 カウンター5席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近くのコインパーキング:阿佐谷北3-43-6に5台収容、ほか |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
この日は、いつも美味しい蕎麦屋をご案内いただく蕎麦の達人のマイフォロワーさんと蕎麦屋酒。
今回は阿佐ヶ谷です。
JR阿佐ヶ谷駅の北。
昔はバスが通ったという、旧中杉通りの商店街を北上。
10分ほど歩いたところにこの蕎麦屋さんがありました。
指定の時間に伺うと、すでにマイフォロワーさんがお待ちかね。
お久しぶりのごあいさつの後、暖簾をくぐりました。
店内にはカウンター席とテーブル席がありますが、カウンター席はほぼ使われていない様子。
栽培して育ったら天ぷらにするという、ホップの鉢植えがカウンター席には置かれていました。
我々も奥のテーブル席に着席。
早速ビールで乾杯と相成りました。
この店のビールはヱビスの生だけです。
お通しはうど味噌。
うどの歯ごたえを感じられる一品。
黒板に様々な山菜の天ぷらメニューが並んでいるので、酒の肴は山菜の天ぷらにすることで一致。
山菜はいろいろなところから取り寄せているのだそうで、レアなものもあるそうです。
盛り合わせもあったのですが、今回選んだのは単品で、天然たらの芽(1,100円)、こしあぶら(980円)、ふきのとう(880円)の3種。
こしあぶらはサクサクとした歯応えで、ほんのりとした苦味。
ふきのとうは独特の風味がありますが、苦みは僅か。
たらの芽は歯はサクッと、茎はザクっとした歯ごたえ。
春の芽吹きですねえ。
この山菜は、切子のキレイなグラスに注がれた黒松白扇あらばしり純米しぼりたて生(1,600円)で流します。
フルーティで深みとゆる~い酸味の酒。
続いてやってきた肴は、新玉葱と蒸し鶏のマリネ(1,280円)。
しっとりとした鶏むね肉の上にセロリが散らされていました。
甘みさえ感じる新玉ねぎのせいか、さっぱりとした爽やかな味の一品。
合わせた酒は春鶯囀純米酒(1,280円)。
春の鶯のさえずりという名前の通り華やかで爽やかな飲み口。
それでいて旨味はきちんとある酒です。
玉子焼き(850円)もやってきました。
そばつゆを入れて焼かれた玉子焼きは、甘み控えめながらコクがしっかりある味。
さらにあん肝揚げ出し(1,580円)が登場。
北海道産の生あん肝を使った揚げ出し。
臭みなど一切なく、トロリととろけていきます。
いかと長葱の辛子酢味噌和え(700円)も同時にやってきました。
辛味のある酢味噌で和えたイカと茹でた長葱は、ただちに酒を欲します。
これを黒松白扇純米(1,280円)で流し込みました。
火入れしないので穏やかな味。
旨味があり酸味が立ちます。
この酒を追加して、手作り豆腐胡桃あんかけ(580円)もいただきます。
丸いココットに入った自家製豆腐に胡桃の入った餡を乗せたもの。
餡の甘味と豆腐の甘味の2つの違った甘味がミックスされた、ほんわか気分になれる小品。
これを追加した黒松白扇で流したらいよいよ〆の蕎麦。
800円のせいろに250円足すと生粉打ちの十割そばになるので、マイフォロワーさん共々十割そばを注文。
やってきた蕎麦は、細打ちで凛とした姿、歯応え・喉越し・風味とも申し分なしの一品。
かえしと出汁の効いたすっきりしたつゆが、そばの甘味を引き立ててくれました。
蕎麦湯はもちろん自然体。
すっきり伸びて後味良く〆ることができました。
マイフォロワーさんとの会話も相変わらず楽しかったのですが、この店は女将さんのテンポのいいトークがさらにその楽しさを盛り上げてくれます。
食材の説明からホップ栽培の話やご主人との馴れ初めまで、自然に明るく話していただけたのもこの店の味。
気の置けないこういう店は、格好の蕎麦屋酒の場です。
ご紹介いただいたマイフォロワーさんには改めてお礼を申し上げます。