Restaurant name |
Tachinomi Sutando Sanraku(Tachinomi Sutando Sanraku)
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Categories | Stand Bar |
03-3893-5361 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都北区東田端1-12-23 |
Transportation |
JR京浜東北線・山手線「田端」駅 北口から右へ。徒歩約3分程度。 198 meters from Tabata. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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今日はウキウキ田端飲み。そんでもってのパート2
同地区屈指のレトロスポット「喜多屋酒店」さんで軽く角打った一行が次に向かったのは…向かうなんて程のこともなく、すぐ真隣の「立飲スタンド三楽」さん。
当店と喜多屋酒店が隣り合った様は、大変に素晴らしいナイスビューでして、それこそこの情景を眺めてあるだけでお酒が何杯も飲めてしまうアレなんだな。
勿論三楽さんの内観自体も筆舌に尽くしがたい程のナイスビュー。日に焼けて全てが茶色く染まった壁面及びお品書きに、使い古され過ぎてもはやもやがかかっているかのような黒板。
それでいてしっかりと磨き込まれてツヤのあるコの字カウンター(正確に言うとコの片方が少し短くなっているため、変則型のコの字にカテゴライズ)との対比がなんとも素晴らしく。カウンター内でキビキビと立ち回るマダムとムッシューの所作の隅々にも円熟味が滲み出ています。
極め付けは今日日小中学校にも完備されているであろうエアコンすら未設置な件。コロナ対策云々以前に常時開け放たれた木戸に、フル稼働する上空の扇風機。真面目にこの空間には、およそ令和の時代を感じて取れる一切の事柄が存在しないのです。
とはいえこのもはや半屋外レベルの空間で立ち飲むお酒の美味しさといったらもう、プライスレス以外の何物でもございません。
ちなみにお支払は安定のキャッシュオンデリバリー。にもかかわらず、扇風機の風で卓上のお札が飛ばされかねないわけで。そういう時には備え付けの調味料各種の小瓶を支えに使用するのが通。
果たしてこれが正しい使用方法なのかは疑問符ではありますが、少なくともご常連方は皆さん一様に同じ行動を取られていらっしゃいます。うん、郷に入りては郷に従えってね。
ドリンクメニューはいたってシンプルかつストイックかつロープライス。当方が頂戴したキリンラガーの大瓶480円には、キャベツの千切りの残骸であろうお土産が引っ付いていました。こういう些細なサプライズ?におもしろみを覚えるのが飲兵衛なる生き物でして。
お料理についても概して激安を実現。最高級のお品でも250円って一体どんな価格崩壊でしょうか。
字がかすんで見えづら過ぎる黒板をやっとの思いで解読して発注したのは、
ハンペンバター 170円
とり唐揚 200円
にら玉子とじ 230円
唐揚げには少量ながらレタスオンマヨが添えられていますし、ハンペンもビッグサイズがドーンと一枚。いずれもお値段から考えれば充分過ぎるクオリティです。
甘辛半熟に仕上げられたにら玉子とじも、ニラ玉マニアの心を満たすには申し分ありません。
この日は三名で訪店しましたので、各々一品一杯(しかも当方は大瓶)の計算で一人当たりの支払い500円強という衝撃。
しかも上述のように、ナイスビューなる最良のアテがあるのですから、満足感もさらに上昇。周辺にお住まいの方がつくづく羨ましく感じられる名店であります。
さて、そしたらぼちぼち河岸を変えましょう。またもやら同通りの「恋湊」さんへ。うん、田端はしご酒を開始してからトータルでもまだ20mぐらいしか移動していない気がするぞ。