美味さが溢れ出る牡蠣フライと間違いのないお刺身
こちらは三ノ輪橋にある、季節海鮮料理&とんかつのお店、大八さん。入り口の屋号表示にでっかくとんかつと書いてあるので、普通にとんかつ屋さんと誤解されがちだが、このお店は海鮮を中心とした季節料理屋さんで、とんかつなどの揚げ物も美味いというお店である。
価格はとてもリーズナブルでありながら、何を注文してもハイクオリティで美味い。素材が良質な上に、調理にもとても気を配っているのがよくわかる、逸品と言えるものが出てくる。
この日の注文は、
ハイボール(お通しは菜の花の辛子和え)
刺身三点盛り
牡蠣フライ定食
まず、ハイボールからして一般の居酒屋などとは違い、ウイスキーの味がしっかりとあるまともなハイボール。
お通しの菜の花は、見た目が綺麗なだけでなく、菜の花の苦味と辛子の適度なバランスで、おかわりしたくなる美味さ。出来合いをポンと出しただけではない。
刺身三点盛りは、口に入れた瞬間の生臭さが皆無で、魚の自然な旨味と甘味が噛み締めるほどに溢れてくる。
牡蠣フライの美味さがまたすごい。ミルキーで旨味たっぷりの肉汁が口の中で溢れ、牡蠣を食べる幸せが全開だ。衣のパン粉は最小限で、牡蠣の美味さを殺さないのもいい。無駄に衣が厚くないのが何よりである。
都電に乗る機会には、絶対に行くべきお店の第一位である。
ちなみに、他の方のレビューで接客に問題があって残念だったようだが、通常そのようなことはなく、ごく普通の個人商店レベルなので安心していいと思う。
都電三ノ輪橋停留所前にある、海鮮料理、季節料理のお店である。
刺身は鮮度はもちろん、旨味、歯応えともとても上質で、3点盛り1000円、1点盛り600円、盛り合わせ2000円で食べられる。下手な寿司屋よりよほど上質な刺身がリーズナブルに食べられる。
他にも煮物、揚げ物他、海鮮もの全般、質の良い食材でセンスのいい味付けの海鮮料理が堪能できる。お通しひとつとっても価値のある品が出てくる。
この日食べたアジフライはホクホクの身とサクサクの揚げ物加減で素晴らしく美味かった。小骨やゼイゴ、尻尾が丁寧に取り除かれ、不快な口当たりに残念な思いを一切しなくて良いところも素晴らしい。
ロースカツの脂身の甘さと芳醇さ、赤身の美味さも特筆できる。近年食べたロースカツの中でもベストと言える美味さである。
このお店は、リーズナブルな値段で素晴らしく美味い海鮮料理ととんかつが食べられると言う、あまりないタイプのお店。この地域で何十年と続く素晴らしいお店である。
刺身の美味い海鮮系料理屋さん
こちらのお店は都電荒川線終点、三ノ輪橋停留所前にある料理屋さん。
とんかつも美味いのだが、このお店の本筋は魚介類の料理の数々。
刺身盛り合わせは1000円で3種乗ってくるのだが、どれを食べても魚の旨味が噛むほどに染み渡り、鮮度感と熟成感どちらも堪能できる逸品。そもそも出てきた時点で絶対美味いだろうことがわかる質の高い刺身だ。今回は中とろ、真鯛、かんぱち。これと他の品を合わせて定食にして食事をすることが多い。
冬はミルキーなカキフライ、他の季節はロースカツなど、美味い揚げ物と刺身の組み合わせで妥協感のない定食が組める。二人以上なら、いろいろな海鮮ものを注文して日本酒を飲むのがこのお店の最もいい利用の仕方であろう。
ご飯、揚げ物〜刺身まで食材の旨さを安く堪能させてくれるお店
以前2回とも揚げ物を食べたので、今回は「天然ブリとマグロなかおち定食」860円税込を注文。
ブリは背の部分と腹の部分がそれぞれ3切れずつ(写真では何故か腹の部分が1切れに見えるが実際は3切れ)。厚みがあり大振りな切り身でボリューム感あり。いい感じの歯ごたえと丁度良い脂の乗り具合で、全く臭みのない新鮮なぶりである。お頭が2つ、まな板のところに置いてあったので、丸ごとのブリを仕入れて、お店で切り分けたのだろう。この店なら煮魚なども期待できると思う。
マグロ中落ちは赤身のねっとりした感じがよく出ていてこちらもいいマグロを食べてるなと思える美味しいものであった。
例によってご飯はめちゃめちゃ美味しく今回も大満足のランチになった。これで860円とは安すぎる。このお店はトンカツ屋とか定食とかそういった枠に収まらない本当に安くてうまい和食を食べさせてくれるお店である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前回の「神レベルご飯」の旨さ&リーズナブルで質の高い定食に感銘し、再訪問。
店頭の手書きメニューを見ながら、種類豊富な定食や単品にしばし悩み、今の時期の王道である、
「牡蠣フライ定食」900円(税込)に決定。
程なくしてあのご飯が到着。まずは御新香(たくあんとキャベツの一夜漬け)と味噌汁でご飯をいただく。「旨い〜!!」ご飯がめちゃめちゃ旨いというのは何にも代えがたく幸せである。
そして牡蠣フライ。5個乗ってきた。見た目は小ぶりで少し痩せた感じがするので心配だったが、食べてみたらとんでもなく旨い牡蠣だった!タルタルソースなんていう小洒落たものはないので、レモン汁のみで食べてみる。丸く膨らんだ側から食べると超ジューシーな海のミルクがジュワー!。牡蠣自体のほなかな塩気で他に何か付ける必要はなかった。そしてここが重要なのだが、その先のヒラヒラして貝柱がついたところ、ここが超濃厚な牡蠣の旨味が凝縮されていて、貝のエキス満喫!っていう感じなのだ。一粒の牡蠣の中で、部位ごとの旨味の違いを明確に感じられる牡蠣フライは少ない。生で食べられる味の濃い牡蠣をフライにしましたという感じだ。
これで税込900円。安いとしか言いようがない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらは都電荒川線、三ノ輪橋(終点)近くの何十年と続く「和食屋さん」。とんかつ屋とくくってしまうにはあまりにもバリエーションの多い料理が特徴だからである。夜は居酒屋的な使い方をされているようだ。その昔、向かい側にあった同経営の中華屋さんでバイトしていたこともあったが、客として訪問したことはなかったので今回初訪問。
平日昼だったが満席。かろうじてカウンター1席空いていて滑り込む。初訪問なのでのれんに書いてある「とんかつ」を食べるつもりで入店。
「ロースカツ定食」900円を注文。
まずはとんかつだが、昔ながらの脂身3割くらいのロース。甘みのある脂身と、柔らかくキメの細かい赤身部分。サクサクに揚がった中程度の厚みの衣。ロースカツの王道でありいい意味でとてもオーソドックなとんかつである。キャベツは手切りと思われる適度な太さと甘みを伴ったもので水切りもよく、美味いキャベツだ。
味噌汁は煮干し出汁(違ったらすみません)と思われる、ちょっと濃いめのだしで、しっかりと存在意味のあるものだ。そしていよいよご飯だが、まず出てきた瞬間にそのツヤと粒立ち、絶対美味いに違いないと思って食べてみると、その想像を超えて、神レベルに美味い。まさかここでこんな美味いご飯が食べられるとは思わなかった。和幸やとんQのご飯がとても美味いのは何度も書いているがそれをはるかに超えて美味いご飯がこんなところにあったとは驚きである。このご飯と味噌汁だけに1000円使って食べに来てもいいくらいである。残念ながら、「ご飯味噌汁キャベツお代り自由」って制度はないようだが、料金増しでお代りまたは大盛り必須である。
他に焼き魚や煮魚、その他多数の1000円未満の定食があるので、今後も楽しみなお店である。
Restaurant name |
Dai hachi
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine、Cafeteria、Izakaya (Tavern) |
03-3891-5088 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都荒川区南千住1-15-13 |
Transportation |
都電荒川線:三ノ輪橋駅(終点)より徒歩1分 45 meters from Minowabashi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
---|---|
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
---|---|
Food |
Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
こちらは今更言うまでもなく素晴らしく料理がうまい海鮮居酒屋さん大八。
この季節はなんといっても牡蠣フライ。この店の牡蠣フライは貝の味が濃厚で甘みがあり、牡蠣フライとはこんなにおいしいものか!と再認識させてくれる素晴らしい牡蠣フライである。お店によっては形を揃えるために2つを交互に重ねて1個としているが、こちらのお店は大粒の牡蠣を普通に一個を一個として揚げている。ここがとても重要。2個を逆さに重ねて形を均一に揚げてしまうとひだひだの部分と丸い部分との味が一緒になってしまって単一な味になってしまうからである。素直に一個そのままで揚げれば、ひだひだ部分の甘さ食感と丸い部分の美味さがそれぞれはっきりと分かれて味わうことができ、牡蠣の醍醐味が2度味わえるからだ。水戸のオイスターバーやとんQの牡蠣フライも美味いが、その数倍美味い牡蠣フライである。
刺身の美味さはいつも通り素晴らしく、今回初めて注文したはまぐりの酒蒸し、800円でたっぷりと入っておりやはりこちらも海のうまさ爆発である。れんげしっかりと付いており、貝の美味さのしみ出した煮汁を全て堪能できる。これはぜひ注文すべき逸品である。
そして今回の締めは稲庭うどん。このお店には常時稲庭うどんが置いてあり、前々から気にはなっていたのだがついつい定食を食べてしまっていたので今まで注文した事はなかった。茹で加減も素晴らしく、うまい稲庭うどんがたっぷりと堪能できる。やはりこのお店は何を注文しても外すことがなく素晴らしく楽しましてくれるお店である。こうした個人商店が長く続いて欲しいなと思う。