お団子屋さんといえば御赤飯
私は子供の頃からお赤飯が大好きである。今でこそスーパーのお惣菜コーナーやコンビニでいつでも買えるが、決して美味くはないのが残念なところ。
昭和時代に赤飯大好きな子供時代を過ごしたベルちゃんにとっての楽しみは、お祝いの時に家で炊くか、親が結婚式に出席してお土産に持って帰ってくるお赤飯にワクワクしたものであった。
そんな時代でもいつでもお赤飯が食べられるお店は存在した。街の「お団子やさん」である。そうしたお団子屋さんには必ずお赤飯が用意され、食堂が付帯しているお団子屋さんも多いので、お店でお赤飯やおいなりさんを食べるのが幼い私にとっての「お団子やさん」であった。
こちらのお店のお赤飯、250円でたっぷりとあり、当然コンピニなどのお赤飯とは比べ物にならないほど美味い。こうしたお赤飯が食べられるお団子やさんにはいつまでも生き残って欲しいものである。
素材の味を大事にする素朴な和菓子屋さん
マイレビさんの「さくら餅」レビューを見て、ああ、そんな季節なのかと思い、急にさくら餅が食べたくなってしまった。こちらは地下鉄日比谷線:三ノ輪駅より徒歩10分、商店街ジョイフル三ノ輪にある和菓子屋さん。私が小学生の時にはすでにあったので、ずいぶん長い間営業しているのだが、商品を購入したのは今回初めて。
さくら餅 110円
草だんご 90円
おいなりさん 70円
合計 270 円税込
さくら餅、この塩漬けの葉っぱと独自の食感の皮、甘さ控えめのこし餡、三味一体が素晴らしい。葉っぱを食べるか食べないかは人によって様々なようだが、このしょっぱい葉っぱを一緒に食べてこそのさくら物だと思うのだが。
草だんご、こちらも甘さ控えめのこし餡たっぷりに、ヨモギの香りだけでなく苦味や食感までわかる手作りの団子。今まで食べた草だんごの中ではもっともヨモギらしさが味わえる美味しいだんご。
おいなりさん、まずは出汁の香りと醤油の香りが鼻に届き、甘すぎないタレで煮込んだ油揚げがなんとも美味い。ご飯の炊き加減もやや固めでgood
コンビニで買うのとはまったく違う、素材を満喫できる手作りの和菓子。とてもホッとする味であった。
Restaurant name |
Tachibanaya
|
---|---|
Categories | Japanese sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3807-3098 |
Reservation Availability | |
Address |
東京都荒川区南千住1-22-9 |
Transportation |
都電荒川線:荒川一中前駅より徒歩3分 50 meters from Arakawa Itchumae. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
( 持ち帰り専門) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed 持ち帰り専門 |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
− 持ち帰り専門 |
Parking lot |
not allowed 無し |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|
平成生まれの世代の若者に、おにぎりといえば何を思い浮かべるかって聞くと「コンビニのツナマヨ」なんていう想像を絶する答えが返ってくる。私も買う事はあるのだが、家庭で作るおにぎりとは別ジャンルと捉えている。
やはり、おにぎりと言えば、梅干し、鮭、おかか、昆布、ネギ味噌、焼きたらこあたりが基本。
このお店は、おにぎりを注文するとその場で握ってくれる。しかも100円と言うびっくり価格である。今回は、鮭、たらこ、高菜を買ってみた。出来立てなので、表面の塩が、舌に絶妙にピリッとくる。米自体もうまい。まさに本物のおにぎりである。
かしわ餅、よもぎ餅も購入。変な添加物が入ってない分、自然な優しい味である。北海道産の小豆を使ってやはりこちらも本当にうまい和菓子。こういったものを食べてしまうと、コンビニで買う気がしなくなってしまう。