Restaurant name |
Daruma ya
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Categories | Cafeteria、Curry |
042-321-2455 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都国分寺市本町2-9-8 |
Transportation |
JR. 西武鉄道 国分寺駅北口から徒歩2分 166 meters from Kokubunji. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
32 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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だるまや【何十年前の学生からも愛され抜いている老舗定食屋、きっとこういう店こそが名店なんだよな】2023カレー270店322食目
2023.12.8、2017年以来カレー3752食
■カレーライス 700円
中央線の特快に乗っていて、三鷹で扉が閉まったのを目にして、ああ、僕は乗り過ごしてしまったのだなと理解したのでした。日頃ぼーっと生きているので、よく電車を乗り過ごしたり、反対方向の列車に乗ってしまったりもします。それで得られるハプニングが結構好きです。
そんなことで、この日は電車を国分寺で降りたのですが、乗り過ごしてそのまま折り返すのも勿体無いので、駅近くにカレーを食べられるところを探したら、あったんですよ。いい店が。
だるまやという古い定食屋さんです。大学通りという道でしたけど、この方角で大学といえば、東京経済大学ですね。あるいはすぐ先にある早稲田実業高校を指しているかもしれません。なんにせよ。昔から学生が集う地域でしょう。
夜7台という時間に来たら、客は大勢いてその客層も千差万別。20代と思しき女性もいましたけど、中心をなすのは30代〜70代男性。大人の男が中心というわけです。それも割と年がいっている。10年前の学生から50年前の学生までが、学生時分の味を楽しみにきているように見受けられます。
経営はおそらくファミリーでしょう。配膳する店員さんも看板娘というよりは無愛想なお兄さんお姉さんくらいがきっと客にも人気だと思います。実際そんな感じで、お客さんも労働に疲れた風情で、昔のプロレタリアート文学的雰囲気に浸るといいのかもしれません。
私は、店員さんが尋ねてくるなりカレーライスと答えました。きっと大盛りドカンでしょうが、今日ばかりはこの店に馴染むためにもライス少なめなんて言いません。ここでは、私も昔々のプロレタリアート文学学生の1人なのだと、国分寺という街もだるま屋という店も、そう演出しているのです。
出てきたカレーはやっぱりすごかったです。
何十年経っても街の大学生の胃袋は俺に任せろという店主の意気込みが伝わってくる一杯のカレーです。肉も玉ねぎもシーフードもわんさと入っていて、それらの旨みが融合して、元のカレールーが市販品であったとしても、それがなんであったか忘れるくらいに店の与えた味が勝っているのだと感じる美味しさです。そう、美味しさが溢れています。胃袋が小さくたって、全部食べたい美味しさなんです。
勢いよくがっついて食べました。これが今の世にあっても700円。
お向かいで食べる60代と見える男性の食べていたカツカレーはこれにトンカツが載るのですけど、とんかつも分厚くて大きいのにカツカレー850円なんですよ。
美味しくて、無言の優しさを感じ取れた大満足なのでした。
めでたしめでたし
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