Restaurant name |
Irodori Gohan
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Categories | Bento (Lunch box)、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3489-1730 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都狛江市東和泉1-30-13 |
Transportation |
狛江駅徒歩1分 123 meters from Komae. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
( テイクアウトのみ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Food |
Particular about fish |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out,Delivery |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
Remarks |
ランチタイムのみ一部地域配達可、配達地域はHPで要確認 |
【Feb, 2017 】
嗚呼、同じ店。
店番のおにいさんが変わりましたが味は変わらない。670〜720円程度で焼き魚、煮魚の弁当が喰える。飯も玄米があるしね。勿論豚の生姜焼き、とりの焼いたのとかの肉もある。
サゴチの柚庵焼き、ほっけの柚庵焼き、鰈の煮たの。何でもうまい。副菜がこれまた美味い。優しいのだな。焼き魚はある程度仕事をして置いてあるんだけど、注文入ると炭火で焼いてくれるの。速攻で帰ればまだ熱い焼き魚が喰えますよ。
近所のオリジンも悪かねぇが、たまにはこちらもどうぞ。あたしは事あるごとにここですわ。
Aug, 2013
さて、土曜日です。それに世田谷の花火大会なので、主要道路が交通規制されるので出かけたら最後、大変なので、早めに今夜の酒の肴を仕込もうっと。
近所の畑を一通り回ったけど、今日は枝豆の収穫はなかったようです。いつもは畑の無人売店やお百姓さんから直接枝豆を買うのですがね、今日は無しかぁ。
仕方ないので、狛江方面にチャリでダッシュです。おベント買って手抜きかな、あはは。
早速今日のベンチリストを見てスタメンの検討に入ります。まずはシャケの唐揚香味ソースかけと豚の角煮を打順1、2に据えましょう。これで、初回から塁に出てノーアウト一二塁は確保です。
あれ?奥の室内練習場をみると、アタシの好きなほっけの昆布醤油漬けがいるじゃあないですか。これこれ、酒の肴にバッチシです。
早速打順変更です。角煮を移し、ほっけを2番に投入。これならシャケが塁に出た後、ほっけでツーラン確実です。え?そんなに打つなら3、4番にするべきだろうって?そういう細かいとこを突っ込む人はあっち行っててください、あはは。
さて、ラナイ(あ、ただのベランダね)に酒と弁当のお数を盛りつけたのを用意しましてっと。付け合わせの大根のそぼろ煮や鶏団子と小松菜なんかをつまみながら一杯やって花火を待ちましょうか。おお、相変わらず素晴らしい味付け。大根に出汁が染みてるなあ。小松菜は胡麻油の香りが大変いい。
さてと、ほっけの出番ですよ。ほろりと崩れる身を取りまして、初球から攻めていきますよ。
ヒューン、ドッカ〜ン!
おっと、花火があがったぁ〜!予想通り、ホームランだ。
'13, may
今日の賄いは彩りご飯のお弁当です。日替りの中からほっけの昆布醤油漬けと鰈の煮付けにしましょう。
以前この昆布醤油漬けを喰って大変美味かったんでね。焼き物なんですが、下地の昆布醤油が効いてて、大変しっとりとしてる。下地がしっかり染み込んでんでしょうねぇ。
鰈の煮付けもほっくりと柔らかく甘さも程々ですが、意外としっかりした味付け、本来ご飯のお数ですが酒の肴にもってこいだね。
飯は玄米と白米を選べますからひとつずつにしました。それと弁当箱良く見てください。左上のお数、片方は南瓜の煮付けですが、もう片方はトマトソースのスパゲッティです。
どうです、この気の使い様。二つ買ったらお数が違うようにしてくれんですよ。流石、ここの主人は素晴らしい。
さて、今日はまだ出汁巻き玉子も売ってますからもらって行きましょう。さあ、どうですかこの見た目。蒲鉾の様なまあるい形と表面に簀の目がうっすら浮き出てる美しい佇まい。
前にも書きましたが、箸を入れるとふっくら柔らかで出汁が滲み出て来るんですよ。味はご想像通り、上品な出汁の味と香り、そしてほんの微かな甘みが玉子の味を引き立ててますねぇ。
これで、お弁当は650円、玉子焼きは350円、締めて1650円、贅沢な食卓になります、あはは。
'13, Apr,
中々珍しい弁当屋がある。
まず、ほか弁屋すら珍しいこの地域で、個人店だ。それも駅前も駅前、更に一軒家。もっというと中古の店舗や住宅を改装したのではない。完全に弁当屋をやる為だけに2階建てを新築した。住居兼用でも無い。一階が店舗で、二階が仕込み場、事務所(休憩所)らしいというかなり思い切った事をやっている。
そこで、30代とおぼしき優男が一人で弁当屋を始めた。つい最近までアルバイトも誰も使わずたった一人で。
そう、今まで書いていなかったのは中々行けなかったから。何故なら一人で仕込み、調理をやってるからだろうか営業時間が短く、ランチタイムと夜のディナータイムだけ営業という、定食屋の様な設定だから。
しばらく前、夜の営業中に間に合った。店主はコチラの顔を見るなり
「すいません、今日玉子売り切れちゃったんです」
私はここで玉子焼きしか買わない事が多いので、「玉子焼きの人」というジャンル分けをされているらしい。
ココの玉子焼き350円は素晴らしい。固さ、歯応えってなに?っていう程軟らかく、ふっくら。箸を入れただけで、出汁がしみ出して来る。ほんのり微かに甘く、殆どが出汁と玉子から来る柔らかい味。東京の弁当屋にはほぼ無い、京をはじめとする上方のやり方。
そう、ココの料理は全てにそのやり方が踏襲されている。
暫く振りに土曜の午後遅く行ってみた。
すいません、銀ガレイ柚庵焼、弁当でください。
「あ〜、すいません、今日は玄米ご飯終っちゃったんですがいいですか?」
ええ、勿論、白米で結構ですよ
そう、ココは飯が選べる。そして私はいつも玄米を選ぶ。もしかしてそれも覚えてるのか?そんなはずは無いだろう、だって玉子焼きの人だから。
主人はその場で仕事を始めた。予め火入れしてある魚を炭の熾った焼き台へ載せ、最後の焼きを入れるのだ。その間に予め副菜が盛られた弁当箱へ熱々の飯を詰める。
数分待ち、焼き上がったばかりの銀ガレイが詰められて渡される。
注文の度にコレだけの仕事をする弁当屋なんか滅多に無い。というか私はお目にかかった事が無い。急いで帰宅し早々に喰う事にしよう。
銀ガレイの切り身が二切れ。それに例の玉子焼き。右下に青菜と茸類を炊いたもの。左上は凍み豆腐、大根、人参を炊いたものと一見南瓜サラダに見えるもの。
炊かれた野菜類は例外なく出汁が効いており、コレも大変上品な上方の味付け。凍み豆腐からはなんとも言えない汁が迸る。秀逸なのは南瓜。サラダではなかった。どちらかというと南瓜を炊いて潰したもの。だが、どこかに洋風な味と香りがする。その洋風の正体は分からない。サラダでない証拠に飯のお数になった。
肝心の魚は焼き加減が素晴らしい。鰈独特のほろほろ、しっとりとした食感がちゃんと活きている。そして焼き魚なのに、煮魚とまがうばかりの柔らかさ。
柚庵地もしっかりしているが、コレもまた決して濃すぎない。私は飯のお数というより酒の肴にしたい。
事実、鰈と副菜で酒を呑み、飯は最後に家にあった別の飯の友で頂いた。
メニューにある通りお数だけも買えるが、その場合副菜は付いてこないので弁当で買った方がいいと思う。
これだけのものが弁当にして650円で手に入る事を喜ぶしか無い。魚によっては500円というのもあるのが驚きだ。それも全て日替り。
最後に一言、肉の弁当もちゃんと品揃えされているが、この店の矜持は焼いたり煮たりした魚にある。
私はそちらを薦める。