中華料理屋界の宇野ヘディング事件 : Daichin Hanten

昨夜のこと。 中華料理屋界の宇野ヘディング事件と言われて久しい、八王子市の名店 大珍飯店に行って参りました。 なぜこの八王子市の名店 大珍飯店が中華料理屋界の宇野ヘディング事件と言われて久しいか、それは・・・宇野ヘディング事件とは、1981年8月26日に後楽園球場で行われた金満球団読売巨人軍対中日ドラゴンズ19回戦における、中日ドラゴンズの宇野勝選手のエラーであり、国民的TV番組、プロ野球珍プレー好プレーでは、毎回のように放映され、「珍プレー」として定着し、宇野勝7自身が「珍プレーの元祖」として君臨しており、大珍飯店の大珍とは大 珍プレーが由来しているであろうことが起因しているからに他なりません！
さて、宇野ヘディング事件ですが、前述のように1981年8月26日に後楽園球場で行われた金満球団読売巨人軍対中日ドラゴンズで起こった、日本プロ野球界で起きた、後世にも語り継がれる珍プレーに他なりません。この日まで、金満球団読売巨人軍は前シーズンの1980年8月4日から連続試合得点記録が158試合続いており、この日は159試合目でした。中日ドラゴンズの先発、男 星野仙一20はこの記録を「オレが止める!」と並々ならぬ気迫で試合に臨んでいました。星野仙一20は金満球団読売巨人軍に対し、6回終了時点まで2安打無失点に抑えており、2点の中日ドラゴンズリードで迎えた7回裏 二死二塁のシーンで宇野ヘディング事件が起こりました。 金満球団読売巨人軍 藤田元司監督は松本匡史2の代打に山本功児44を送ります。山本功児44は宇野勝7が守るショート後方にポップフライを放ちます。その瞬間 事件は起こります。

捕球体勢に入っていた宇野勝7が捕球に失敗し、打球はサッカーのヘディングのように宇野勝7の頭部を直撃し、そのまま大きく放物線を描いて跳ね返ってから左翼フェンス際へ転々と転がり、宇野勝7は頭を押さえて蹲り、カバーに入っていた大島康徳5は慌てて大きく後逸した打球を追ってフェンス際へ走り、二塁手 正岡真二6も急いで中継プレーの態勢に入ります。三塁側ベンチへ戻りかけていた星野仙一20は思いがけない出来事に三塁と本塁間で呆然とした後に、慌ててバックアップのために本塁後方へ走り、捕手 中尾孝義9は二塁走者 柳田真宏32が一気に本塁へ生還するのを、青い顔をしたまま見つめるだけでした。ようやく大島康徳5が打球を処理し、正岡真二6から中尾孝義9への懸命の中継プレーによって山本功児44は本塁でアウトとなったが、二死のために柳田真宏32は山本功児44が打った瞬間にスタートを切っており、巨人は159試合連続得点記録となりました。金満球団読売巨人軍の連続試合得点記録 159試合目を止めることができなかった星野仙一20は、バックネット付近でグラブを地面に叩きつけ、怒りを露わにするも、試合はそのまま中日ドラゴンズが2-1で勝利し、星野仙一20は9回1失点(自責点0)で完投勝利を達成しました。

星野仙一20はグラブを叩きつけたことに対して、取材陣に対し「同点になったらヘディングどころか自殺点だ。怒ったのは宇野に対してじゃない。完封が無くなったのが悔しかったから」と大人の対応を見せていましたが、怒ったもう一つの理由として小松辰雄34と「どちらが先に巨人を完封するか」で10万円の賭けをしており、星野仙一20は結果的に宇野勝7のエラーで完封を逃した。「あとでカラダ空けとけ!」と怒り狂う星野仙一20に対し、宇野勝7は「空いてません!」と必死に逃げたが、後年になって宇野勝7はインタビューにて、宇野勝7を気遣った星野仙一20から「メシでも食いに行くか」と声をかけられたが、ちょうど田舎から兄が来ており、断ったとのエピソードが語られています。金満球団読売巨人軍はその後、同年9月21日の対中日ドラゴンズ22回戦で完封負けを喫し、連続試合得点記録が174試合で止まります。完封勝利を挙げたのは、奇しくも先述の賭博の相手である小松辰雄34でした。。

さて、中華料理屋界の宇野ヘディング事件こと八王子の名店 大珍飯店ですが、小生は初対戦の先発ラインナップに、味噌ラーメンの名を連ねます。この大珍飯店の味噌ラーメンこそ、宇野ヘディング事件同様、後世に語り継がれる逸品と言っていいでしょうか。 なんと、具がラーメンのほかに、もやし・ネギ・ひき肉しかないんです。。。小生はラーメンと言えば味噌ラーメン。 小生が経験してきた味噌ラーメンは、野菜が豊富に盛られており、中には、ラーメンにたどり着く前に、具の野菜だけで結構腹いっぱいになるものもありましたが、もやし・ネギ・ひき肉のトリプルスリーのみとは・・・ また試合開始当初(食べ始め) には、ラーメンが入ってるのか？？とも疑念を覚える程でした・・・ グラブを叩きつける程ではありませんでしたが、ビックビビンバでした。。

再戦はなしですな。。

味噌ラーメンの味噌も、ピリ辛です。 まぁ、中国の味噌ラーメンはそういった感じなのでしょうか。 味噌ラーメンの味噌がピリ辛なのは仕方ありませんが、1981年8月26日に後楽園球場で起こった宇野ヘディング事件同様、後味の悪さが残る一戦となりました。
しかし、もやしは食感もよく、シャキシャキとして立派でした！まさに宇野ヘディング事件で金満球団読売巨人軍の記録阻止は果たせなかったものの、宇野ヘディング事件以降も自身を立て直し、見事に自責点0で完投勝利を果たした星野仙一20のようです！ しかし、ひき肉は少量感が否めませんね。。宇野勝のパフォーマンス同様、物足りなさを感じますね。

併せて、スタジアム内(店内)は喫煙可です・・・ 今の時世でなかなか珍しいですね。小生のような嫌煙家や家族連れには厳しい戦いを余儀なくされますね。