Restaurant name |
Umi sachi(Umi sachi)
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
04992-2-2942 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都大島町元町4-10-3 |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
17 Seats ( 店主一人で営業している日は13席) |
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Private dining rooms |
not allowed 現在、座敷はCLOSEしています |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 屋外に喫煙スペースあり |
Parking lot |
OK 向かいの駐車場の「魚味幸」と書かれたところ |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Remarks |
■混雑時は2時間制 |
[東京都大島町]
2023/4/1(土)
伊豆大島、元町にある居酒屋「うみさち」。
場所は… 元町港から正面、土産店2軒の間を通って町の中へ入る。
道なりに進むと信号があるので、ラーメン屋のある小道へ進むと、左手に見つかる。
元町港から徒歩6分、岡田港から車で12分(7km)。日曜・第4月曜定休。
伊豆大島の特徴ある料理を堪能しようと思い、事前予約した上で訪問。
紫色のあやしいライトに照らされた、熱帯魚の水槽に出迎えられる。
客席は L字カウンター7席程度、4~6人掛けテーブル×6卓程度。
全席禁煙。BGM代わりにTVが流れる。
店内はほぼ満員の客入り。カウンターの席間はちょっと狭め。
地元民に愛される居酒屋だが、もちろん観光客の姿も多い。
伊豆大島はサイクリング好きの方が多く訪れるようで、
あちこちから自転車の話が聞こえてくる。
お品書きの一部を紹介すると…
〔一品〕あしたぼお浸し、あしたぼはんば炒、塩辛、とこぶし煮付、このわた
〔刺身〕さびせごし、めじな、あじたたき、しめ鯖、まぐろ、かつを、するめいか
〔焼物〕くさや、さび塩焼、ぶだい干物、アスパラいかバター、かきバター、豆腐ステーキ
〔揚物〕鰯生姜揚げ、なす揚げ出し、山芋磯辺揚げ、揚げ出し豆腐、じゃがフライ
〔野菜〕山芋磯辺焼、アスパラいかバター、ゆり根ホイル焼
〔肉系〕和牛のたたき風、地鶏塩焼き
〔食事〕お茶漬け、茶そば
この日はちゃんとバイトさんがいたが、店主ワンオペの場合は、
お酒などのドリンクは、基本的にセルフサービスとなる。
冷蔵ケースから自分で取り出し、店主に一声かけるシステムのようだ。
生ビールは店主が注ぐけれど、忙しいときは対応不可のため、
その場合は、瓶ビールを飲むのが掟らしい。
いかにも島の居酒屋さんらしい感じである(^o^)
満席とあって、料理の提供にはやや時間が掛かった。
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■島焼酎「御神火」※税込10%
伊豆大島で造られる、島焼酎としては代表的な銘柄。。
御神火(ごじんか)とは、神の炎とみなされた活火山、三原山のこと。
麦と芋があるので、両方試してみた。
◎「御神火」麦(¥500)
第一印象は、まろやか! キツさは全く感じられない、やさしい焼酎。
旨いね~
◎「御神火」芋(¥550)
こちらも同じく、まろやかな印象。ほんのり苦味のようなものがあるかな?
島の芋焼酎というと、良い意味でにおいの強いものを想像するが、
万人向けの、現代的な造りといって良いだろう。
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■お通し(¥150)
大根とイカの煮物。
生姜風味で、イカの旨味がたっぷりと染み込み、もっと食べたくなる味。
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■塩辛(¥400)
これは美味しい! 新鮮なイカのサクサク感が際立ち、甘みの具合も絶妙。
柚子の皮も香り、非常に完成度の高い塩辛だ。
塩辛すぎないから、酒がなくても単品で楽しめる。
ぜひとも頼むべき一品。
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■あしたぼ お浸し(¥400)
伊豆大島を代表する味、明日葉のお浸し。
一般にアシタバと呼ばれるが、島言葉では「アシタボ」の方が近いようだ。
口に入れると、爽やかな青い香りが広がる。
島の厳しい環境で、次から次へ生えてくる生命力が
その香りからも伝わってくる。
クセはないので、いくらでも食べられそう。
たっぷり食べて、明日の大島観光も全力でいきましょう!
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■あしたぼ はんば炒(¥600)
"はんば" とは、大島で採集される島海苔のこと。
これを明日葉と一緒に、塩味で炒めた一品。
炒め物にしては、あっさりとした印象。身体にも良さそう。
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■さびせごし(¥700)
島でサビと呼ばれる "クロシビカマス" を骨ごと叩き切った、
ワイルドなお刺身。
叩き切ってあるとはいえ、ちょっと骨が気になる部分はあるので
注意して味わいたい。
食材の限られる島での生活、これでカルシウムを摂取していたのかな?
もう一つ特徴的なのは、島で採れた青唐辛子を、ワサビの代わりに使うこと。
思った以上に辛いので、最初は少しずつ試すことを勧めたい。
ピリピリとした刺激が、淡泊な白身魚を彩る。
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■ぶだい西京焼き(¥700)
沖縄では、イラブチャーと呼ばれる魚。
身の柔らかい魚かなと想像したが、意外にもしっかりと繊維質を感じさせ、
その中まで、しっかりと西京味噌の旨味が染み込んでいる。
文句なしに酒を誘う味付けで、これまた頼むべき逸品。
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伊豆諸島なので「くさや」を食べてみたかったが、
左右をお客さんに挟まれた中で、くさやを頼む勇気は
ちょっと出なかった(笑)
お会計は¥4000ちょうど。支払は現金のみ。
店を出たあとは元町港まで、ふらふらと夜のお散歩。
伊豆大島ならではの美味を堪能でき、満足のいく夜となった。