市内観光の起点になる純喫茶店 : Junkissa Tsutaya

【2022/12/10】　　 純喫茶ツタヤ

　ホテルの朝食は予約しなかった。
そのホテルにもモーニングを頂く事が出来るカフェがあったが、富山の喫茶店・カフェを見て回るために朝食は外で頂く事にした。
と言うのも、事前にGoogle Mapで行ってみたい思っていたお店があったからだ。

　朝9時。
　チェックアウト後に徒歩で目指す喫茶店に向かう。
　大正12年（1923年）創業のコーヒー店が2017年に「純喫茶ツタヤ」に改名したという事で、歴史ある喫茶店だ。
場所は池田屋安兵衛商店やガラスの美術館と図書館がある富山市ガラス美術館の近く。桜橋通りと平和通りとの交差点の西町交差点の角っこにある。ガラスで囲まれ外から店内を見る事が出来る。外にはテラス席用の机と椅子が置かれていた。店内に入ると3席しかないカウンター席は老齢の常連客が座っていて、テーブル席に座る事になる。カウンター席に座ればお店の人に富山の様々な事を聞けるのにと残念に思う。店内には50年代の古い写真が何枚か額装され壁に飾られていて落ち着いた良い雰囲気だ。店内の色んな所にミニチュアの車が置かれていた。

　注文したのはモーニングセット（7:00～11:00）から、

　　　a)半トースト
　　　b)半トースト　特製オムレツ

　モーニングセットのメニューには他にフレンチトーストやホットサンド、クロックムッシュ、グラノーラなどがあり、いずれもツタヤブレンドが付いてくる。
コーヒーについてはストレートコーヒーもあり、ハンドドリップで淹れてくれるようだ。

　こんな所が実に良いです。まるで若い頃に通った京都の喫茶店の様で懐かしく思える。

　半トースト、特製オムレツとサラダがワンプレートに盛られ、大きなコーヒーカップにツタヤブレンドが淹れられて来た。
予想より遥かに綺麗に作られたオムレツ。トーストは表面に切り目が入れられバターが塗られていた。サラダはレタスに酸っぱいフレンチドレッシングが掛かり櫛切りのトマトが添えられていた。モーニングとして完璧です。

　交差点の角っこにあるカウンター席に座って一日外を通る富山市内軌道線を眺めている事が出来そうな、お気に入りになった純喫茶だ。

　今回はこの純喫茶を起点に富山の薬屋、飴屋、市立ガラス美術館・図書館、予約しているます寿し屋、昼食の寿司屋に行く予定にしている。