アジャンタのカレー健在なり,黒崎屋にて
富山大学五福キャンパス前で格安なのになかなかおいしいカレー屋だったアジャンタですが,だいぶ前に姿を消して,その後アピアで時々営業しているという話を聞いていたものの,あまり情報がありませんでした.
先日黒崎屋さんに行くとなつかしのアジャンタのカレーが.しかもあいかわらずやっぱり安い.
アジャンタ流タンドリーチキン(甘口)というのを一つ買って帰りました.タンドールで焼きました,という本格感はないもののスパイスが程よく効いていてビールのつまみにちょうど良い感じ.
それとエビとふきとゼンマイの煮物を買いました.
ここのお惣菜は少し甘めの味付けですが,これはまあちょうどよい感じです.ブラックタイガーの品質は相変わらず良い.
ミカン畑を小学校の通学路にしていた自分にとっては,ここのミカンはちょっとイマイチだったかな.
エビカツがうまかった
鮮魚・刺身パックだけではなく,練り物やエビフライなどの品質と高CPさはすでに述べたとおりであるが,先日はエビカツがあったので買ってみた.二つで380円の閉店間際100円引き.
エビフライで使われるものと同じと思われる,ある程度のサイズのブラックタイガーがみっちり詰まっている.もちろん保水剤浸漬していないか最低限の,味が濃くブリっとしたしっかりした食感のエビである.自分がこれまで食べたエビカツの中で最上のものであると断言できる.もはや,パンに挟むのがもったいないレベルである.
最近のお気に入りは練り物とエビフライ
鮮魚や刺身パックの良さはもう説明するまでもない.先日は,大物の鱧が開いて売っていたので,とうとう購入以来飾ってあっただけの堺伝統工芸士作の鱧切りが活躍する場を得た.そういう出会いの場でもある.
時々理解を超えたものも売っている.モズクみたいな木の枝みたいなものが2-3本ひょろりと入っていて3500円くらいする謎の高級海藻が売っていて,さすがに買えなかったが,吉田戦車著『ぷりぷり県』の「暗黒星人」を思い出した.あの海藻はなんであんなに高かったのか,知ってる人がいたら誰か教えてください.
鰻のかば焼きもうまくて安い.おO阪屋やアノレビスより確実に安くてうまい.
最近のお気に入りで頻繁に買っているのが,練り物とエビフライ.
練り物は一パック400円くらいで,どっかり量があり,いろいろな種類がある.焼いてもよしおでんにも良しの魚のうまみを練り上げた逸品である.
エビフライは,揚げてあるのと揚げる前のものを売っている.揚げてあるのは4本480円で,閉店際に380円になるが,やはりうまいのは揚げる前のものを家で揚げてタルタルソースも作って食べるやつである.生エビフライは5本で680円くらい.揚げてないからといって安いわけではない.最近の軟弱でチョーまずい保水剤浸漬エビと違って,身が充実してうまみの濃いブラックタイガーである.揚げすぎると固くなるので,揚げ時の見極めは大事である.
黒崎屋がすごいところは良くて安い,というところだ.
Restaurant name |
Kurosakiya
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Categories | Other |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
富山県富山市寺島1456-1 |
Transportation |
2,447 meters from Jogawara. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店舗周辺に複数台、台数不明 |
Occasion |
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Website | |
The opening day |
2019.2.1 |
今冬からラインアップに加わった「まかない丼」680円がおすすめできる.
鮮度の高い透明感のある白身を中心に,黒崎屋の高品質な6種以上の刺身が酢飯の上に敷き詰められていて,色々食べたい向きには好適である.
その鮮度を示す例がある.お昼前に家人に買ってきてもらっていたまかない丼を,夜9時過ぎてから食べていた時だ.水だこの刺身にしょうゆをかけた瞬間身が踊り出した.これにはさすがにびっくりさせられた.刺身の鮮度はほかのものもかくのごときである.
そして当然のように,酢飯もうまい.富山米の実力を知るときである.
富山のコメと魚,この最強のタッグをわずか680円で堪能できる素晴らしいメニューが黒崎屋の「まかない丼」といえるだろう.