Restaurant name |
Ginchou
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
076-482-5033 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
富山県富山市総曲輪3-2-6 池田ビル 1F |
Transportation |
115 meters from Grand Plaza Mae. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
18 Seats ( カウンター席6席、テーブル席12席) |
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Private dining rooms |
OK For 8 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2022.2.10 |
富山編の第2弾はこのお寿司屋さん。
富山と言うとこの時期(4月下旬)白えび、ノドクロ、バイ貝だろうか。
折角だから食べまくろうと3泊4日で、寿司屋さんは4軒。街としてお寿司を推している様で、初日は事前予約、後は行き当たりばったりと思ったのが大きな間違い。一応行く前に電話すると、予約で満席と数軒で断られたので、注意が必要。
この夜は、一応事前に予約を入れて行った店が、席が空かず、急遽探して電話確認して入った店。
結論から述べると、銀兆 富山湾鮨 ¥3,300(税込)は大当たり。
寿司は魚が新鮮だから美味しいと言うものでは無い事が、かくも明確になるとは思わなかった。大体、ホテルでも和食のコースで寿司が出たので、3日間で5回寿司を食べると言う、生まれて初めての出来事。
普段は回転寿司でも美味しく頂く、お寿司屋さんも左程こだわらない方なのだが、集中的に食べると、言い方は悪いが「問題点」の様なものが明確に見えてくるのだ。
そんなに難しいことを言っているのでは無く、寿司として美味しければそれで良いのだが、新鮮さを売り物にしている回転寿司。2日前に寿司割烹で食べて不思議なのだが「普通に美味しい」、前日のホテルの夕食は他の料理は美味しいのに握りは論外、魚の新鮮さを売りにしている回転寿司は全てタブレットでの注文方式でノドクロなどを軽く食べただけで2000円で何故か「微妙」、最終日の寿司屋さんも「普通」。何が違うのかと言うと、シャリと握り方が根本的に違う。ノドクロに限って説明すると身質迄言及するのは難しいが口に入れて味わい、胃袋に収める過程の感動が全く異なるのだ。
私はこの店でノドクロの握りはとても美味しいと思った。私と、いつも一人前で十分と言っている連れも「ノドクロ」を追加(660円)で注文してしまった。
ついでに「ばい貝肝煮」も追加(660円)。
ノドクロは皮を炙ってある。このサッと炙って脂分の香ばしさで本来の美味しさを引き立ててくれると言う事だが、香ばしさが微かに口に残りながら、上品な身質の味、そして舌に感じる脂感のバランスが素晴らしい。味わいとして残るサッパリ感が「上品な味」の決め手と感じる。
「富山湾寿司」と謳う他のラインアップはメジマグロ、あじ、黒鯛、ひらめ、白そい、美しい緑色の卵付きの海老(名前を失念)等々。
黒鯛はもっとコリコリした身質をイメージしたが熟成の関係か旨味が染み出す感覚。
それぞれどの様な味か説明するのは難しいが、白そいはサッパリだけでは無いサッパリ。
海老は甘エビより牡丹エビに近いしっかりした身質で素晴らしい甘味。
「ばい貝肝煮」はどんなものかと言う好奇心で注文したが思いの外味が濃く、イメージとしてサザエの肝の煮物。ビールのツマミに良さそう。
繰り返して述べるが、「新鮮な魚が美味しい」のでは無く、「寿司」が美味しいのだ。
今回のレベルの寿司が、市内の飲食店がビッシリと並ぶエリアの一画の高級寿司店と言うイメージの店で、夜3,000円と言う信じられない価格。
インフォーメーションで貰った市内の寿司店特集の冊子を頼りに、直感とたまたま直前にも関わらず電話予約が取れた店での大当たり。
ネットと当該の冊子で出向いた店と全く次元の異なる水準。
この店の様な大当たりに出会う事も旅の醍醐味と言える。