Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
丁寧な接客とラム肉をかみしめる昼食
城端線の油田駅と砺波駅のほぼ中間に位置するタベタリーテさんを見つけたのは妻でした。場所は国道156号線の砺波市役所前から城端線に向けて入って、線路をまたいですぐ。
線路沿いに立つお店の前の駐車場はいっぱいでしたから、席があるか心配でしたが、店内は空いている。どうやら団体さんは奥の予約のスペースに入っておられるようです。
窓際の席を確保し、メニューに目を通します。やはり私は羊のラムステーキ(1900円)。妻はワンプレートランチB(1200円)にして、デザートなどは後で注文することにしました。
ドリンクは、セルフで各自2杯まで取りに行けますから、私はまず自家製水出しアイスコーヒーにします。妻は、ハーブティーにしてきました。
すぐにサラダが運ばれてきます。なんと好い色味のサラダでしょう。ドレッシングも醤油ではない塩味が効いていていい味です。サラダを食べているうちに私のラムステーキについてくるかぼちゃスープも出てきました。
メインのお皿はまず妻のワンプレートから出てきます。お皿にはスズキのオーブン焼きとイベリコ豚のステーキ、そして付け合わせの野菜や食べることができる花がカラフルに盛り付けられています。お店のあちこちに山村シェフが書かれた油彩画が飾られていますが、とても絵心があるプレートになっています。そしてスズキのオーブン焼きに添えられたタラコとエビのソースも濃い目の丁度よい味でスズキの淡白な白身の味を引き立てており、タラコなどはこのままご飯に振りかけても食べられそうです。真空調理のイベリコ豚は、ナイフを入れた途端ほろほろと崩れるかのように切れていく。もちろん口の中に入れるとほどける様に喉の奥に流れ込んでいきます。
さて、ラムステーキがやって来ました。オーブンで一緒に加熱されショボショボになったローズマリーを乗せ、バルサミコとマスタードのソースをまとわせた骨付きラムが2本ものっています。肉と骨間にナイフを入れ切り分けると真っ赤な断面が目に飛び込んできました。付け合わせのとグリーンリーフやカレー味のフジッリ(ねじねじマカロニ)、皿の周囲に青や紫、黄色の野菜や花による食べられる飾りを散らしてありました。そこに、このラム肉の赤が入ってくる。これはすごい。
さあ、肉をかみしめましょう。味のほとんどが脂を食べている牛や豚とは違って、赤身の肉だけをじっくり噛みしめられるのがラム肉を注文した醍醐味です。しかもそれも2本もある。
肉で口の中いっぱいにしてもぐもぐやって、ソースや付け合わせと合わせてまたもぐもぐやって、さらに骨にしゃぶりついて最後まで肉をこそげ落として食べつくす。更に、皿の上に残ったソースもパンを使って掻き取って全部食べてしまいました。
妻もソースを全部キレイに食べており、お皿を下げに来られたマダムに「シェフが1番喜ぶ食べ方をしていただいて」と喜ばれてしまいました。
さすがにこれだけでは、少し量が足りなそうなので、改めてデザートを注文。デザート2種とアイス1種を選べるデザートミックス(600円)をそれぞれ頼むことにしました。で、私は、ガトーショコラとプリン、クルミのアイス。妻はティラミスとマロンのタルト、バニラアイスにします。
この時も、迷う妻に「次回またお越しになられる機会があるのでしたら、今の時期限定のマロンのタルトがよろしいかと思います。チーズケーキは定番メニューでしていつでもございますから、次の機会に召し上がって頂けると思いますから。」という丁寧なマダムのアドバイス。こういう接客は嬉しいですね。
プリンは自家製らしくとても濃厚。同じく自家製のガトーショコラは、小ぶりですがチョコレートの固まりが口の中でトロッと解ける。ティラミスもオリジナルのレシピらしく、こんもりと雪山が盛り上がったようで、チーズが香ばしいです。マロンのタルトの方はタルト生地がサクサク。クルミのアイスですが必要以上にクルミが主張しない食べやすいものでした。
女性客がほぼ95%ですが、団体さんは厨房を挟んだ奥の棟におられるらしく、あまり騒がしくもなく居心地のよい空間を作り出しておられます。デザートをたべ、お腹の方も丁度よいくらいに膨れてきました。
お会計時に、シェフの絵について聞いてみると、マダムがにこやかに「まだまだ増えますから、また見に来て下さい」とおっしゃる。ぜひまた来て、今度はパスタで腹いっぱい食べたいと思います。
Restaurant name |
Gurume Dokoro Tabetari-Te
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Categories | French、Italian、Western Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5869-7967 |
Reservation Availability |
Reservations available
全てのコースで、生魚や海老,カニ,カキ、肉など食べれない方は予約時にお話し下さい別のメニューにをお出しできます。ビーガンコースもお作りします(要予約) |
Address |
富山県砺波市中村146-1 |
Transportation |
5 minutes walk from JR Yuta Station 3 minutes walk from Bus Shiyakusho-mae 935 meters from Aburaden. |
Opening hours |
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Budget |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) Electronic money Accepted QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Table money/charge |
サービス料なし、チャージなし |
Number of seats |
80 Seats |
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Maximum party size | 80people(Seating)、120people(Standing) |
Private dining rooms |
OK For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、Over 30 people A new private room has been released.Private rooms are available for groups of 6 or more.We now have 3 rooms available for groups of 12, 24, etc.Please inquire. |
Private use |
OK For 20-50 people、Over 50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Smoking space available |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Sofa seats,Live music,Wheelchair access,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about wine,Particular about cocktails |
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Food |
Particular about vegetable,Healthy/beauty food menu,Vegetarian menu,English menu available |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome),Children menu available,Baby strollers accepted
Children's menu (reservation required) 1000 yen (1100 yen including tax) - 2000 yen (2200 yen including tax) |
Website | |
The opening day |
2007.11.5 |
Phone Number |
0763-23-6092 |
Remarks |
Seated parties are OK for 2 to 80 people. Standing parties are OK for up to 120 people. New private rooms have been introduced. Private rooms are available for 6 or more people. We have 3 rooms in total for 12 people, 24 people, etc. Please ask me |
日曜の昼に予約もしないでタベタリーテさんに行くのは勇気が要りました。駐車場の空きが無いのにびびりつつ入店すると、暫く待っただけで席に案内していただけるスマートな接客は流石です。
妻は本日のお薦めランチ(イベリコ豚のステーキランチ(1320円))を、私は、「メニューにはありませんが、今日は真鱈の白子のクリームパスタがあります」という説明に、真鱈の白子のパスタ(1650円)に即決。パスタの方にはプラス220円でセット(サラダ、パン、ドリンク2杯付き)にするのも忘れずに。
イベリコ豚は、「真空調理なので、切ると中の身は赤いですが火は通ってます」との丁寧な説明。うわ、ヴァキュームの技法使ってる!妻のだけど美味しい!脂身も香ばしく口の中の温度で脂が溶け出してきます。
私のパスタは、真鱈の白子がクリームと一体化して、いや、クリームを一段濃厚にして融合してる。臭みとか魚臭さは一切無し。ただただひたすら甘く濃厚でとろけてくれます。真鱈の白子、いいなあ。
もちろんデザートもチーズケーキと粒入りマロンジェラート(660円)の組み合わせで1皿いただく。クリーミーに柔らかく口の中で溶けるチーズケーキに感激し、ジェラートの中のツブツブの栗の食感に頷く私たち。
最後にマダムに、真鱈の感想を伝えると、「ありがとうございます。入手しやすいスケソウダラではなく真鱈にシェフがこだわって作りましたから。」と教えて下さった。やはり、あの超絶滑らか&クリーミーな白子はシェフのこだわりの賜だったのですね。
お会計時、「我々、実はパフェを食べに来たのですが、カフェタイムはまだ暫くお休みですか?」と質問。すると、マダムが意外な回答。「優秀な厨房スタッフがあと2名入ってくれたら再開できるのですが。」
なんと、パフェのクリーム、注文が入ってから立てるので、それにかかりっきりになってしまうのだそう。「あの滑らかなクリーム、私たちもまた食べたいんですけど」と残念そうなマダム。うわ、それを聞いたら、益々パフェを食べたくなった。絶対食べにまた来ます!